「僕はもう君を愛していない」
婚約者から、冷たい言葉を投げ掛けられた公爵令嬢のビオラ。
しかも、彼は他国の王女と恋仲になっているらしく、婚約破棄まで求められた。
貴族令嬢として、これ以上悲惨なことはないだろう。
普通ならここで『貴方なん
て、こっちから願い下げよ』となるところだが、ビオラは違うようで?
「私は何があっても、貴方のことを手放さない。それだけは覚えておいて」
婚約破棄を完全に拒絶し、ビオラはいつものように微笑んだ。
この出来事をきっかけに────十数年、ビオラの中に閉じ込めてきた歪な愛が芽を出す。
こうなったら、もう誰にも止められない。後悔しても、遅い。
─────婚約者達はただ狩られるのを待つのみだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:34:28
55221文字
会話率:32%
6歳から筆頭聖女として働いてきたルシェルも今や16歳。このままいけば、大聖女様のあとを継ぐことになる。が、それだけは阻止したい。だって、自由にお菓子が食べられないから! ということで、筆頭聖女の役目と婚約者をまるっとお譲りいたします。6歳か
ら神殿で、世間から隔離され、大事に育てられたため、世間知らずで天然のヒロイン。ちなみに、聖女の力はバケモノ級。まわりの溺愛から逃れ、自由になれるのか…。
ゆるっとした設定のお話ですので、お気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。
※ アルファポリス様で先行して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:48:34
146215文字
会話率:26%
転生早々、好感度最底辺→待つのは死のみ!?
ある日、目を覚ませば「私」は乙女ゲームのヒロインに転生していた。
前世のことはあまり覚えていないけれど、ヒロインって言うくらいならば、幸せな生活が約束されたも同然な勝ち確じゃん。
しかし周囲から
の好感度は最底辺だった上、このまま突き進めば訪れるのは――死!? 一体どうしてこんなことに!?
転生早々死ぬなんて絶対に嫌。なんとしてでも、それだけは回避してみせるから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:41:20
37518文字
会話率:27%
ある日、自分が小説の中の悪役令嬢だと思い出す。メインヒーローの皇太子は鬼畜ヤンデレで手段を選ばない冷徹な性格。地方視察でヒロインと出会い恋に落ちるが、悪役令嬢の存在が邪魔になりあの手この手で陥れて孤島に幽閉する。
悪役令嬢も、ヒロインに嫉妬
してヒロインをいじめるのでそれも加わり庇うものが誰もいなくなりBADEND。というシナリオを回避するため婚約破棄を目指す。
そのためにまず、幼少の頃、公爵子息と三人で遊ぶ時にずっと正々堂々としない人は嫌いだとこれでもかと言い続け考え方を変える作戦を取った。が、それも虚しく人を破滅に陥れない迄も、結構な鬼畜皇子に。
そして幼い頃から口うるさく言っていた結果、嫌われてしまったようだ。このままでは幽閉エンドまっしぐら!それだけは避けたい!
ヒロインと出会う前に婚約破棄するべく、公爵子息に相談すると恋人のフリを提案された。
公爵子息と恋人のフリをした途端皇太子の態度が180度変わり、突然溺愛してき始めて!
しかも地方視察に行かないってどういう事ですか!?
突然変わった皇太子、絶対裏が有りそうで怖いんですけど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 23:23:51
39621文字
会話率:27%
社畜OLだった私が転生したのは、大好きだった異世界小説のラスボス悪役令嬢『雨夜の森の魔女』――弟を傀儡にして国を乗っ取る、最悪の終盤ボスでした。
このままじゃ主人公に討たれて死ぬ未来一直線!?
それだけは絶対にイヤなので、領地を薬草園に改
革して、社交界からも距離を置き、喪女ライフを満喫……していたはず、だったのに。
「だって、姉上がいったんですよ? 私が皇帝になったら、側で支えてくれるって」
「手に入らないのなら、俺は今一度剣を抜くのみ」
………え? 弟と婚約者様が、私を挟んで睨み合ってるってどういうこと!?
断罪回避のはずが、別ルートで破滅フラグ再浮上!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:54:34
9451文字
会話率:39%
【──その聖女は、大罪を犯した】
少女が目を醒ましたのは、氷帝と呼ばれている冷酷無慈悲な男・ヴィルジールが治める帝国だった。
全てを失った少女に、皇帝は問いかける。
「──お前が国を滅ぼした聖女か?」
帝国で保護された“難民”たちは、少女を
“聖女”と呼び、恨み、罵り、石を投げつけた。
(わたしはとても大切なものを、護れなかった。それだけは憶えているのです)
──果たして少女の正体は、大罪を犯した聖女なのか。
「──名を、くれてやる」
全てを失った少女 × 心を閉ざした皇帝の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:43:45
169421文字
会話率:40%
目覚めたとき、俺の記憶は消えていた。
自分の名前は「高木謙太郎」。それだけは、医者や周囲の人間から聞かされて理解していた。でも、それ以外の過去は何もわからない。俺は何をしていたのか、どこに住んでいたのか、誰を愛していたのか――すべてが霧の中
だった。
そんな俺の前に「まい」という女性が現れた。
彼女は俺の「恋人」だと言った。戸惑いながらも、彼女は俺を支え、笑顔を見せてくれる。記憶がない俺にとって、まいは唯一の拠り所だった。彼女といると、どこか懐かしく、温かい気持ちになる。俺は少しずつ、彼女の存在を受け入れていった。
しかし、俺は知らなかった。
彼女の言葉の裏に、たった一つの「嘘」が隠されていることを。
その嘘は、俺の失われた記憶と深く結びつき、決して明かしてはならない「真実」を覆い隠していた――。
この物語は、記憶をなくした男と、愛する人を失った女が織りなす、切なくも温かい愛の軌跡である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:31:32
650392文字
会話率:32%
四百有余年の時を経て転生した戦国の三英傑はただの高校生だった!?
ボクが家康、そしてこいつが秀吉の生まれ変わりだってことは、絶対にノブナガに知られるわけにはいかない。あの時みたいにマウント取られるのだけはごめんだから……まあ、幼馴染の腐れ縁
で今も振り回されてはいるけどさ。ところが、ノブナガの覚醒にはとんでもない秘密があったんだ。ボクらは普通の高校生として生きていきたいだけなのに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 23:00:00
116396文字
会話率:70%
婚約者が浮気した。
愛のない婚約だ。それ自体は別に良かった。問題はその婚約者が浮気をしながら、ルクレチアを散々馬鹿にしていたということである。
女には我慢ならないことがある。
それは尊厳を汚され、足蹴にされることである。
ルクレチアは他の
何を許せたとしても、それだけは許せなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 08:10:00
11886文字
会話率:37%
魔法がすべてを決める王国において、「魔力ゼロ」と判定された者たちは、
知らず知らずのうちに辺境へ追いやられる――。
南の果て、灰村(はいむら)。
そこは地図に名を持ちながらも、魔法を持たぬ者が静かに生きる場所。
王国から捨てられたわけでも
、守られたわけでもない。
ただ「見ないようにされている」村。
この村で育った少年、レオ・グレイもまた、魔力を持たぬ一人だった。
火と灰にまみれる日々。
だが、幼い頃に見た“逆流する火と舞い上がる灰”の記憶だけが、胸の奥でくすぶっていた。
それが魔法だったのか――
誰も信じず、父すら答えをくれなかった光景。
けれど、それだけは確かに、レオの身体が覚えていた。
ある日、父の遺した地図が導く先で、
レオは封じられた祠と、一冊の本に出会う。
その本には、灰にまつわる未知の術――
**“魔法ではない何か”**が眠っていた。
燃え尽きた世界の隅で、
灰の中から新たに立ち上がる“何か”が、今、動き出す。
これは、
才能を持たぬ少年が、
“英雄”へと至るまでの物語――
『灰より生まれしもの』、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 13:40:18
30091文字
会話率:16%
国に満ちた瘴気を浄化するため、聖女として異世界に召喚された少女、ミミ。
初めは驚き怯えていたけれど、今ではすっかり帰る気なんてなくなってしまった。何故なら、転移先の炎を操る騎士、グレンに一目惚れしてしまったから!
「あの、私、……ずっ
とグレンさんと、お話したいなって、思ってて……っ」
「……良かった。俺はどうも顔が怖いらしくてな、聖女様に嫌われていたらどうしようかと思っていたんだが……杞憂だったらしい。俺も、あんたと話がしたかった……ずっと」
自分は無欲だなんて思っていたのに、彼のことは欲しくて欲しくてたまらない。
元の世界に戻れなくたって構わない、ずっとグレンさんの傍にいたい! けれど……なんと次の満月の日、夜の鐘が鳴るまでに誰かに抱かれないと、元の世界に強制送還されてしまうと魔女から告げられて──!?
「お願い、です……一度だけで、いいから」
「……悪いが、それだけはできない」
勇気を出して願い出るも、すげなく断られてしまい泣き明かすミミ。……でも、他の人にお願いなんてしたくない! その果てに縋ったのは──
「! は、ッやめろミミ、何を……クソ、……ぁ、さわ、るな……ッ」
「……ごめんなさい」
恨まれても、嫌われていても、どうしてもグレンさんと同じ世界にいたい。けれど──忍耐強い彼の様子が、段々おかしくなって……?
「……なぁ、綺麗で無欲な聖女様。俺はきっと狂ってるんだろうな、あんたを一目見た時から、ずっと」
「滅茶苦茶にして、俺のことしか考えられなくしてやりたかった……ああ抵抗はするなよ、人としてまともな生活を送りたいだろ」
「逃すものか、絶対に──何をしてでも、俺に縛り付けてやる……ッ」
え、あれ? 私のこと、触れたくないくらい嫌いだったんじゃないんですか──!?
自分のことを無欲だと思っていた鈍感聖女と腹黒ヤンデレ騎士の、お互いの大きい矢印が拗れまくってすれ違う、媚薬を巡った恋の話!
※R-15は保険です
※アルファポリス様、カクヨム様でも投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 19:27:01
53125文字
会話率:33%
“白の師団”の候補生アルル。彼女は魔術師となるため、“白の師団”の総本部であるホワイトロックでサボりながらも、研鑽の日々を過ごしていた。
そんなある日、ホワイトロックに“黒の師団”の軍勢が攻め込んできた。アルルは候補生ながらも民間人の避難
誘導の為に戦場へと出る。そこでアルルはある快挙を成し遂げる。
しかし、“白の師団”の上層部はそのアルルの快挙を素直に喜びはしなかった。それには魔術師達の慣習が深く関係していた。
彼女は戦災孤児であり、魔術師としては家名もなく後ろ楯もない。故に彼女は上層部から差別的な扱いを受け、同時にある物を彼女から奪い取ろうとした。しかし、彼女にとってそれだけは譲れないものだった。
アルルは上層部の意見と対立し、なかば強制的に無理難題を押し付けられた。アルルはそれを大人しく受け入れ、その無理難題へと挑むことを選んだ。
この選択が、世界を左右する程の過酷な運命の始まりであることも知らずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:00:00
138521文字
会話率:26%
幼馴染である婚約者。
私は彼の言うことならば何でも従ってきた。
でも、それだけは。
ーーーーーーーーーーーー
三話構成です。戦争描写がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
最終更新:2025-04-15 14:00:00
4427文字
会話率:8%
俺はある日突然、ゲーム『ウィッチクラフト・アカデミア』の世界のモブに転生してしまった。
世界設定はまんま『WcA』なのだが、知っている名前が全然ないことから、俺は長年自分がモブだと思い込んでいた。
で、モブなりに楽しく異世界ライフを満喫して
いたんだ。
しかし、結婚し子供を産み、しばらく経った頃、自分の娘が破滅予定の悪役令嬢だったことに気が付いた。
このままだと彼女は婚約破棄されて処刑されてしまう。
それだけは絶対に駄目だ。
止めなければならない。
ということで、俺は自分の娘に、優しさと強さを教え込むことを決意する。
……って、あれ。
俺の娘、いつの間にか強くなりすぎてね?
そこまで強くするつもりはなかったんだけど……。
しかもパパっ子になりすぎて恋愛に興味失ってるし……。
*カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 09:36:53
115984文字
会話率:31%
わたくしは異世界から悪役令嬢に転生し、処刑という破滅のエンディングを回避するため、最大限の努力をしてまいりましたの。
ですがそれも虚しく、わたくしはとうとう、処刑されるイベントを迎えてしまったのですわ。
しかし、ここで急に記憶がよ
みがえってきましたの。このままだと、処刑される前にわたくしは民衆に生卵をぶつけられてしまいますわ。
それだけは御免と、わたくしはギリギリのところで生卵をかわしましたわ。
するとその後、思いもよらぬ展開に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 23:25:08
2380文字
会話率:43%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実
だった。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない。"と、そう心に決めて。
しかし、リリアが次に目を覚ますと、彼女の身体は幼少期の頃までに遡っていた。
※短編「今度は貴方を愛さない」の連載版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 23:37:41
54793文字
会話率:14%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実だ
った。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない"そう心に決めて。
彼女の思いに応えるように、次に目を覚ますと、彼女は幼少期まで戻っていた。
今ならまだやり直せる。そう思って行動に移そうとするも、皇太子の様子がおかしくて‥‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 23:31:43
37714文字
会話率:21%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリス・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
しかし次の日、皇太子カルロ
・イル・アスベルトが目を覚ますと、彼はリリスの身体に憑依していた。
真実を知ってしまった彼は‥‥‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 00:06:09
11083文字
会話率:15%
ベリルの師匠、ジークベルトは唯一の魔道錬金術師だ。常にどこかぽんこつな師匠が、とうとうやらかした。
「⋯⋯ジーク様、ですよね?」
「どうしよう⁉︎私のこの姿、人類の損失だ‼︎」
「大丈夫です。それだけは有り得ません」
どうしようもない罠で呪
いにかかってしまった師匠は、無事に元の姿に戻ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 13:16:07
1299523文字
会話率:49%
「くれぐれも、我が最愛の友『マユちゃん』のことをよろしく頼む。」
そう父、黒鉄から言われ、宏明が引き継いだ一軒家は広い庭があった。
庭といっても・・・芝生が生えているだけの「庭」というより場所を持て余した「土地」だ。
あるものといえば、黒
鉄が宏明の娘「麻由」の為に作ったと思しき木の小屋だけだった。
宏明は駐車場にしてしまいたかったが、それだけは許さないと遺言状に書いてあったためすぐには出来なかった。
そして・・・黒鉄が宏明と「麻由」に引き継いだ物の正体が明らかになる。それは「少し不思議」な・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:07:35
110774文字
会話率:44%
なろうラジオ大賞6 応募作品
風邪と言うものの存在を知らなそうな健康オタクな体育教師が体調不良をおこす。彼にとっては未曾有の事態。この事態を収拾しなければならないのだか、彼を苦しめる未だ卒業出来ないアレが彼を苦しめる。
最終更新:2024-12-04 16:27:16
1000文字
会話率:27%
しくじった。それだけははっきりとわかる。戦友の肩を借りてようやくたどり着いた洞窟の中で体を休め、ようやく出たのは推定10日経ってからだった。するとどうだろう、今まで大戦争で完全に耕されていた場所が小麦畑になっていた。これはどういうことか。負
傷していた体もすっかりと治り、AIであるサーピことサピエンティアとともに、俺は再び大空の下へと飛び出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
59258文字
会話率:41%