西暦2041年12月、日本。この国ではかつて大きな戦争があった。
それは今から100年も前のこと。それを知る者は、僅かしかいない。
あるところに空木翔琉(うつろぎ かける)という青年がいた。
彼は高校3年生にもなるというのに
、大学受験か就職かを悩んでいた。
毎日をぐうたらに過ごす日々。家でも学校でも、進学か就職かの選択を迫られる日々。
そんな折、授業で差し迫る太平洋戦争について作文を書くことになる。
幼なじみの九十九春子(つくも はるこ)と下校中に、ある事故に巻き込まれるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 22:00:00
24547文字
会話率:56%
「別れて欲しいの」
交際していた彼女に、「夢だったアイドルになる」こと、「これからは私のことが好きなファン全員の恋人になる」と告げられた空木常若は、彼女と別れた。
彼女と出会い交際するまでの日々を夢見た常若は、彼女のことが狂おしいほど
好きであると気づいてしまう。
そんな中、幼馴染の神奈川焔華が常若を好きだと告白する。
ある人物の逆恨みにより、常若との関係を週刊誌に暴露された虹花は謝罪会見を行う。「アイドルになる為に大好きな人とお別れした」「ファンのみんなが恋人」であると告げた虹花は、会見の直前「テレビに映る私は本当の私じゃないから泣かないで。アイドルを卒業するまで待っていてほしい」と告げ、常若はそれを了承する。
それから4年後。デビュー5周年の記念日に卒業公演を終えた虹花は、常若を呼び出す。
「常若くんを好きな気持ち以外、全部嘘なの」虹花は人に言えない秘密を嘘で塗り固め、虚像のアイドルとしてステージに立っていた。
「これからは嘘で塗装された虹色の薔薇としてではなく。常若くんの色に染まる白い薔薇として、ずっと一緒にいるから」虹花の嘘と本音を聞いた常若の返答はー-
☆
★特殊体質のダウナー系男子・素直になれないツンツン系幼馴染・嘘で塗り固められた国民的アイドルの三角関係
★ファンに大金貢がせておきながらファンにいい顔して彼ぴっぴとよろしくやってる国民的アイドルが熱愛報道をすっぱ抜かれて一度は熱愛を否定するが、アイドルを卒業後幸せになる話。
★ブラウザの検索機能を使って「*」を検索すると、長編小説のように読めます。何日かに分けて読みたい方は番号をメモすると栞代わりとしてお使いいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 17:41:09
67290文字
会話率:60%
この春から高校に通う空木陸(うつぎりく)は、進学を機に一人暮らしを始めることに。
口うるさい親から離れ自由を謳歌できると喜ぶ陸だったが、一人暮らしを認めるにあたって両親から一つ条件を出される。
曰く、自分の生活費は自分で稼ぐこと。
高校生の身で学業の傍ら家賃、光熱費などを払えるほどのバイト代を稼ぐなどかなりきついことだと理解してはいたが、意地や啖呵を切った手前もあり、陸は二つ返事でそれを了承する。
不動産屋に無理無茶難題を押し付け困難を極めたお部屋探しも何とか終え、いざ引っ越しを済ませたその日の夜、陸の部屋に突然の来訪者が現れる。
「初めまして空木さん。私は白坂綾乃(しらさかあやの)と申します。不束者ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします」
「は?」
自らをこのボロアパートの『特典』と称し、拒否しても何だかんだ世話を焼いてくる同級生との(ほぼ)同居生活。陸の高校生活はこれからどうなってしまうのか。
これは、そんなお話です。
===
※この作品は依然別名義で活動していた時に投稿していた作品です。
なので、多少改稿はしつつも、話の流れや大体の内容はそのままになっています。
『頑張って書いたのに消しとくのはもったいないな」と思ったので再掲させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 21:01:51
133624文字
会話率:43%
「君は大事なことを忘れてないかい?」
小さい頃、星花青寿はお面などで顔の見えない青年たちといつも一緒に遊んでいたが、ある日を境に青年たちに会うことはなくなった。
友達と神社で行われていたお祭りで遊んだ帰り、青寿は不思議な道を見つける。
「こ
っちへおいでよ」
狐のお面をつけた2人の子供に導かれるまま歩いていくとそこは妖の世界で...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:23:06
3920文字
会話率:36%
この世には名を忘れ、怪物となった哀しき生物が存在する。彼らの固有名詞を『ジェーン・ドゥ』
彼らは決まって真夜中に現れ、我を忘れて暴れ狂う。そんな哀しい彼らに名を与えることができるのは『名付け師』である姫浦空木という変わった青年だけ。
最終更新:2022-09-15 22:56:48
26480文字
会話率:58%
別に俺は見ているだけで満足なんだ。でも君がそう言うのなら──
好きな子をただ見ているだけの高校生活を送っている空木 博光(うつぎ ひろみつ)は気付いていることがある。
それは空木の想い人、御代田 明花(みよた めいか)が空木の友人、天谷
雅貴(あまや まさき)のことを好きだということ。
普通だったら、辛いとか羨ましいとか思うだろうが、叶うはずもないことを願っても仕方がないという精神から、恋をしている御代田も可愛いなと思いながらその姿を見ていた。
そんなある日、御代田が空木に聞いた思いもよらない一言から、空木の他利私欲の日々が始まる。
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16816700429536918320」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 21:34:02
3710文字
会話率:48%
転生者で元貴族の冒険者シュバルツは、ダークエルフのフレイアを相棒として様々な依頼をこなすうち、とある遺跡に隠された秘密を知る。
その謎を解き明かそうと仲間を集めて、難攻不落の遺跡に挑戦しながら相棒にからかわれ続ける。
最終更新:2022-02-27 17:48:48
4296文字
会話率:40%
長い戦乱を終えた国、王都と山や森に囲まれたある領地。
戦友や夫、身近な人たちを失いながらやっと訪れた平穏。
領地を守ってきたアルフレット家の子や孫、友の忘れ形見とのやり取りを穏やかに記す。
最終更新:2022-01-17 16:12:30
1044文字
会話率:57%
あてもなく、大学の夏休みを浪費する主人公だが、
ある日「助手募集中」とだけ書かれた求人掲載を目にして。。。
最終更新:2021-09-14 23:56:56
4813文字
会話率:43%
伝奇サークルに所属する主人公が語る、奇妙でパッとしない体験談。
最終更新:2021-09-13 05:23:14
3145文字
会話率:19%
糊空木に感じることは、たぶんどこかで自分に感じてくれていることだと思う。生きている以上は、無理な宇宙を前に進むことは避けられない。ああ、そのために人は、どこかロマンティックなのか。
最終更新:2021-07-10 07:42:48
534文字
会話率:0%
「この世界は五分前にできた。……なんて言っても信じてくれる?」
空木正人は道端で倒れていたところを過去や未来を覗く目を持つという夏目シキに助けられる。意識が戻った正人にシキは自分を五月いっぱいまで家に置いてほしいと告げる。正人からすると見
ず知らずの、それも未成年である彼女を家に置くことはできないと言う。結局、命の恩人であるシキを追い出すことができず、五月三十一日までの約一ケ月の間、共に暮らすこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 16:14:18
148325文字
会話率:59%
【小説家になれる】ファンタジーランキング1位の高木晴一は、【ベータポリス】ランキング1位の空木雨理に勝負を申し込んだ。
「今日の俺の新作読んだか!? ランキング1位だぞ!」
「それはよかったですね。私も1位でした」
互いに譲らない白熱と
したネット小説のバトル。
だけど、そんな二人でもなかなか文字に起こせない言葉があるようで……。
微妙にすれ違い、微妙に息のあった二人の恋愛物語が今、描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 15:01:52
6358文字
会話率:45%
彼女に尽くされたいか?
朝起こしてもらって、弁当を作ってもらえて、好きだと言ってくれる。
そんな彼女が欲しくはないか⁉
俺——空木遥《うつろぎはるか》はもちろん両手を挙げるYESだ。
たとえ、それが微々たるものであったとしてもちょっとくらい
は尽くしてもらいたい。
だけど、その願望は叶わない。
だって、俺の好きになってしまった人は、そう――一寸の望みも見えない、ダメダメな彼女なのだから。
――――――
カクヨム様でも連載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 14:19:47
6356文字
会話率:31%
非日常に憧れる少年が異世界を渡る非日常的日常を手に入れて失って大切にしまい込む超短編
最終更新:2020-11-30 20:00:00
3534文字
会話率:43%
彼女を元の世界に返す。
異世界転移に関わった全ての者を抹殺し、全ての文献を抹消する。
そして、自決する。
これによって「最後の異世界人」空木弥晴は完成する。
それが、この世界で生きてしまった僕の唯一の存在理由だ。
これは贖罪の物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 11:34:13
87035文字
会話率:21%
「収納魔法が荷物持ち魔法?そんな訳ないよ。ほら?」
無限収納魔法、と様々な魔法を駆使て混沌と化した世界で無双する。
“名空木 優”…と双子の姉妹、“七海奈 星と夜”。
「帰還の一族が通った道には何も残らない…これが記述通
りならワシらは
この戦いに勝っても負けても違う地獄を味合うだけ…ギネズの怒りが世界を散らす…」
この世界の果てに待っているのは何なのか…
ギネズとは何なのか、帰還の一族とは何なのか…
それを知るのはこの三人だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 03:36:25
36692文字
会話率:30%
霊能者である空木 荵(うつろぎ じん)が感じた違和感。そう彼はいつの間にか異世界に誘われていたのだった。
しかし異世界とは名ばかりの、現代を模倣したよく似た世界。しかし決定的な違いは、退魔師と亜人、それと化け物の存在だった。
魔法にさ
も似た技術で戦う"退魔師"にそれで祓われる怪物達。
そんな世界で、何も属さぬ異質な力を持つ"霊能者"という存在。
これはそんな世界で一日一日をしっかり生きていく者供のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 12:10:52
15244文字
会話率:56%
両親の遺した借金を返すため慎ましい生活を送っていた空木蓮夜。突然、女神様に呼ばれて危険人物指定されてしまう。どうやら神をも超える力を持っているそうで。
そんな彼が異世界に飛ばされ様々な思惑に踊らされながらも救いたいものを救うために最強を目指
す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 16:38:56
42473文字
会話率:58%
空木ましろはオタク趣味をひたすら隠して生きる、孤独なインドア女子高生だった。
友達が欲しいけど、友達の作り方が分からない。
スポーツ万能で頭が良くて、友達が多い……そんな憧れの美少女・梓川ほたか先輩のようになりたいけど、自分なんかにな
れるはずがない。
そんなましろは、ひょんなことから女子登山部を訪問することになるのだが、なんと登山部の部長は憧れのほたか先輩だった!
部員減少で消滅の危機に瀕しているため、ほたか先輩からは熱烈な歓迎を受ける。
それはもう過剰なまでに!
そして登山部は、なぜか美少女ぞろい!
スーパーアスリートで聖母のようにやさしいお姉さん・ほたか先輩。
恥ずかしがり屋の目隠しボクっ娘・千景さん。
そしてワイルドで怖いのに照れ屋な金髪少女・剱さんの甘々な色香に惑わされていく。
「私には百合の趣味はないはず! 落ち着けましろ!」
……そんな風に誘惑にあらがいつつも、特殊スキル『オタク絵師』によって少女たちを魅了し、持ち前の『観察眼』によって絆を深めていく。
少女たちは次々にましろを溺愛するようになり、ましろはいつの間にか百合ハーレムの姫になっていくのだった。
イチャイチャで甘々な百合ハーレムの真ん中で、ましろのゆる~い青春の物語が幕を開けるのですっ!
※「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:21:58
385357文字
会話率:36%
生まれ変わったら悪役令嬢でした。
悪役令嬢イーリス王女は、このまま行けば隣国の皇太子に婚約破棄され死亡、更に家族も殺され実家の王国は滅亡するという最悪のシナリオ。
自分は死んだとしても、せめて家族の命くらいは助けたい。
転生悪役王女イーリス
の奮闘が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 17:14:38
76944文字
会話率:39%
気がついたら私、悪役令嬢でした。
このままいけば、火炙りの刑という最悪コース。
しかも死んだ後に国には伝染病が流行るようです。
未来は変えられないかもしれない。
でも頑張れば、伝染病の蔓延だけは防げるかもしれない。
前世の記憶を頼りに、死ぬ
前に感染症対策をがんばりたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 11:06:37
163008文字
会話率:33%
私は36才子持ちのシングルマザー、ひょんなことから悪役令嬢として生まれ変わることになっちゃったけど、悪役令嬢じゃ稼げない。
お金のためには、冒険してでも稼がなきゃ!
5時にはお迎えで帰ります。
異世界と子供のお迎え行ったり来たりの子持ち悪
役令嬢物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 16:09:30
27576文字
会話率:47%
特定の事象が起こる未来を世界に誤認させてその事象を引き起こす異能━━確率収束と、パラレルワールドの発生を感知する力を持つ者、収束者(コンパージ)。
『起きうる現象を二択で考えた時、不幸な方の現象を引き寄せる』確率収束を持つ収束者の少年、空木
逐人は不幸な事故からパラレルワールドに飛ばされてしまう。
壮絶な戦いと、凄絶な喪失を経てパラレルワールドから生還を果たした逐人。
彼は一つの目標を胸に日常に戻ってきた。
その目標とは『塔野蕨と友人になること』。
しかし、そんな逐人の前に探偵を名乗る後輩少女━━『物語使い』天沼現子がやってくる。
一方で、逐人に視線を向ける危険な影も現れて……。
『空木逐人の失敗学』の”読者”が送る、これが牙を剥く"物語"!!
※この作品は同作者が小説家になろうに投稿した『空木逐人の失敗学』の続編です。
https://ncode.syosetu.com/n4131fw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 00:26:40
952文字
会話率:4%
高校生、空木逐人は一つの異能を持っていた。
それは『起きうる現象を二択で考えた時、不幸な方の現象を引き寄せる力』。
ふとした思考から不幸を呼び起こす能力(のろい)により人生の希望と活力を失った逐人は、あらゆることを諦観し、虚しくニヒルを気取
って生きることしかできなかった。
心を許せるたった一人の幼馴染、刃の意志を持つ少女、鉈橋直刃との下校中、逐人は工事現場の足場の落下事故に巻き込まれる。
すんでのところで足場を避けた逐人。
しかし次の瞬間、逐人の前には足場が激突して血まみれになった空木逐人──、もう一人の自分が倒れていた。
そこに現れた善良なるクラスメイトの少女、塔野蕨。
彼女は告げる。
ここにいる逐人は『空木逐人が事故に巻き込まれたパラレルワールド』に迷い込んだ『事故に巻き込まれなかった空木逐人』であると。
そして、彼女もまた逐人と同じ、特定の未来を確定する力を持つ異能者、収束者≪コンパージ≫であると。
失敗に確定する未来、そこから学ぶことがあるとしたら────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 10:51:33
215883文字
会話率:33%