深い霧の中、事故に遭った宮部郁が、江間、福地、佐野、菊田、寺下と共に辿り着いた先は、化け物のうろつく異界の森――祖父の故郷だった。
言葉も文明も環境も何もかもが異なるこの場所で、保護という名目のもと、彼ら‟稀人”の争奪戦を始める異世界人
を前に、どこで、誰と、どう生き延びる?
【ケース1:宮部の場合】
Q1.稀人だと――明かす? 隠す? どうやって?
A1.隠す。言葉が使えることを利用して、勘違いするよう仕向ける。
Q2.友達と協調――する? しない?
A2.人を化け物の生贄にして自分たちは逃げるという間柄を、そもそも友達と言わない。
Q3.向こうの知識を利用――する? しない?
A3.利用する。ただし、向こうの知識ではないと見せかける。
Q4.何になる――王様? 神様?
A4.一般人。王様も神様も面倒くさい。
Q5.こっちの‟幼馴染”を――頼る? 頼らない?
A5.頼らない。顔を見たらぶん殴るとわかっている権力者には近づかない。
Q6.向こうに――帰る? 帰らない? 誰と?
A6.帰る。どうしようもなく馬鹿なお人好しと、以前の稀人に育てられた子と。
――騙す相手は、自分を含めたすべて。
※舞台の性質上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物たち置かれた環境や関係性の表現のため、性描写があります。※「カクヨム」様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:04:30
469017文字
会話率:44%
――――コイツ等、全員嘘つき。
ホテル・マントゥールに宿泊している客の、男女五人。
俳優、女衒師、超人気アイドル、暴力団員、ホームレス。五人はこの日、それぞれが人生の分岐点を迎えていた。
俳優の矢野は、過去の未成年淫行疑惑と不倫が露見し
俳優生命の危機に、
女衒師の朱里は、客に仲介した女が粗相をしたせいで自分の身が危なくなり、
人気アイドルの高尾は、密かに交際している同性の恋人に別れ話を切り出され、
暴力団員の内田は、組が密売している違法薬物の取引が失敗して、
ホームレスの寺尾は死期が迫っているのを悟り、捨てた子供に連絡を取ろうとしていた。
それぞれの感情が揺れ動く一晩。不愛想な支配人、万江に語っていく本音。
チェックアウトの時間は十時。ホテルを出た後の、彼等の運命は如何に――――?
嘘つきは泥棒の始まり? 嘘も方便? あなたはどう思う。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:00:00
68119文字
会話率:55%
戦争の最中、母の故郷である閉鎖的で偏執的な郷土愛に満ちた漁村、アーベントに疎開したグレイソン=チャールズ・ボイル。病で亡くなったばかりの母と瓜二つの叔母と相容れない中、新たに出来た唯一の友人のダイアナ・クリフが意味深な言葉を残したまま失踪し
てしまう。惹かれつつあった彼女を捜すため、立ち入ることを禁じられていた森に足を踏み入れた彼は、そこで出会った少女に導かれるままに「真実」に触れて――小さな漁村で繰り返されてきた惨劇と呪いを、少年たちの手で終わらせる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:30:00
55744文字
会話率:36%
オブリビオンと言うヒーローに憧れを持った名前の「忘却」の恐ろしい能力をもった怪人。人に紛れた「嘘つき」と同級生の若いヒーローとの物語。
しかし、所詮は怪人である。
嘘つきは必ずバレてしまう。
最終更新:2024-03-29 12:47:58
72108文字
会話率:71%
パッケージの美女アナスタシアに釣られて買った恋愛シミュレーションゲーム【キュリオシティラブ】。しかし、その美女は性格最悪の、俗に言う悪役令嬢であったため、婚約破棄された後国外への追放を言い渡され、国外へ行く道中、事故で死亡してしまう運命にあ
った……。
アナスタシアの突然の死に涙する男子高校生は、美女アナスタシアの弟に転生してしまう。しかし、美女は男だった!
悪役令嬢♂の死の運命を回避し、嘘つきのヒロインと裏切り者の攻略対象に復讐する!
この作品はアルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:00:00
100764文字
会話率:46%
嘘つき、セクハラ発言、借金癖、ドタキャン、恋路の邪魔……数えきれない程の迷惑行為と、役立たずの魔法《幻影》しか使わないことで冒険者パーティーから追放され続けたシャルルルカ・シュガー。
彼は昔、魔王を討った大魔法使いだったという。
そんな彼の
もとに魔法学園の教師になって欲しい旨の手紙が届く。
落ちぶれた大魔法使いと落ちこぼれ生徒達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 06:00:00
118812文字
会話率:50%
都内で塾講師をしている23歳の翔《わたる》は、かつて一度だけ書籍化を経験した素人物書き。
優れた文才を持つ彼はもともとヒューマンドラマを書いていたが、ある出来事がきっかけでそれが書けなくなり、そしていまはなんの情熱もなくただ『よく読んで
もらえるから』という理由だけで『異世界もの』を書いていた。
読まれたいという願望、しかし安く消費されたくはないという虚栄心。
それを数々の『嘘』によって紛らわす彼。
そんな日々を送っていた翔は、ある日、愛加里《あかり》という小説家志望のふたつ年上の女性と出会う。
どうしても、とあるコンテストで賞をとらなければならないのだと胸の内を吐露する愛加里。
そしてひょんなことから彼女に「小説の書き方を教えて欲しい」と頼まれ、翔は彼女と交友を深めていくうちに、徐々に彼の『物書き』としての物語を再び動かし始める。
書籍にしていただいた『僕が恋した図書館の幽霊』に登場する『奏さん』が現在の姿で登場しています。
『光風の伝言』、『僕が恋した図書館の幽霊』に続く、『光風の伝言』シリーズの1作です。
かつて、エブリスタさん、カクヨムさんに掲載させてもらっていたものを再構成してお届けします。
どうぞ、よろしくお願いいたします(^^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:41:55
81066文字
会話率:31%
この世にたったひとりの不滅の魔女の生き残り、魔術師アレッタの弟子は、魔法で氷になった皇都でたったひとり生き残った子供。アレッタに拾われ、名前と心と思い出の全てを預け、魔女の涙を授かり弟子になった。
弟子はアレッタを慕い、憧れを抱いた。やがて
十七になると美しい魔術師になるため修行の旅に出る。
弟子が世に放たれた、運命の日だった。
旅の目的は、立派な魔術師になること。しかし彼は行く先々で魔女を書き残した書物に出会う。その書物が、知られざるアレッタの存在を弟子に教えた。
赤い魔術書、白銀の刺繍糸、氷のようなガラスペン、真っ黒こげのほうき、ルナシーのリング、愚か者の森、魔女の涙。これらを手に入れた弟子は一人前の魔術師になり、同時に不滅の魔女がアレッタだけを残し、滅んだ真相に辿り着く。
弟子が行くつく先にあるものは、真実と、究極の嘘。
誰ひとり幸せにはなれない、救われない弟子と、救われない魔術師アレッタの、不思議で可愛らしく、救いようのない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 19:06:18
7583文字
会話率:34%
恋がしたい
女子高に通うゆいは、漠然とそう考えていた。
授業でいつも会っているけど、別に親しくもない英語教師の加藤と学校とは全然違う場所で出くわすと、彼のペースに巻き込まれて、ついには婚約者だと家族に紹介されてしまう。
出会った場所は、
バスの中。
初めての恋が、こんな嘘つきな男でいいはずがない!
そう思っていたのに、彼のことを知るうちにいつの間にか、元に戻れなくなっていた。
さて、そんなふたりの恋はどうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:50:16
64418文字
会話率:40%
かつて魔王が五人の英雄に倒され、平和が戻った世界の辺境で冒険者を営む青年ウルド
ある日仕事を終えて町の人達と他愛のないやり取りを終えて帰宅すると・・・
なんと見知らぬ妹が出迎えて来た!?
しかもその妹は・・・
※嘘つき英雄と
嘘の妹のリメイク版です
元の小説は同じマイページに掲載していますが更新はしません
新たな『嘘嘘』を楽しんでいただければと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:04:57
297350文字
会話率:47%
かつて魔王が勇者に敗れ、平和が戻った世界の辺境でしがない冒険者を営む青年ウルド
ギルドからの依頼を終えて帰ると妹と名乗る謎の少女ルタが家に居座っていた
しかもルタは、ウルドが実は魔王を倒した英雄のアルトで、身分を偽っていたというとんでもない
秘密を知っていた。
どうやら彼女はウルドを魔王以上の驚異と見ての監視及び戦いによる傷心に対するカウンセリングの為に派遣された使いらしい
しかしその真相は・・・?
隠れ英雄のウルドと謎の偽妹ルタの偽物兄妹冒険ファンタジー
「世界を守る為にあなたをシスコンにします!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 00:55:40
638490文字
会話率:50%
俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生、高校入学してからどういう訳かすっげ~美少女五人に毎日追いかけられてる。
一人目は中学時代からの「親友」だから仕方ない、二人目は一緒に
暮らしてる「義妹もどき」だから仕方ない、三人目はたまたま席が近い「金髪碧眼ハーフ」だから仕方ない、四人目は「訳アリ」だから仕方ない、五人目は「話すのも怖い」から仕方ない。……ってあれ? もうこれ詰んでるやないか~い!
美少女達に追われるようになってから全男子生徒の「敵」と見なされ、男友達はふたりの変人を除き全ていなくなりました。女子からも「鬼畜」とか「女の敵」とか氷のように冷たい視線を向けられます。そんなワタクシではございますが、今のところ親に顔見せできないようなことはしておりません。
もしも願いが叶うなら放課後や休み時間に深夜アニメトークやソシャゲをする極々普通のインドア友達が欲しいです。そりゃ~周りにかわいい女の子がいるのは嬉しいですよ。でも下着の話とか女の子の秘密トークを聞くのは恥ずかしいので出来れば他でやってください。年頃なんで色々、色エロ想像しちゃいます。どうか良しなに~
天使のようにかわいい美少女達と風変わりな主人公の織り成す青春ハーレム系残念ミステリーラブコメ開幕! ムフフもちろんあります! ムフフっ!
※短編「優しいだけの嘘つき達は今日もラブコメを演じる」の連載版です。
6話目からは、毎週2度(月曜日、金曜日の午前7時)の更新予定です。
本作品はカクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:22:47
181791文字
会話率:38%
「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 12:24:48
330741文字
会話率:47%
今回もやって参りました〜。
秋本理子の『嘘つきは君達の話は聞いてない』。
今日はね、学生にも分かるように、社会人の雰囲気を話していくよ〜。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
嘘つ
きは君達の話は聞きてない。
という雑談配信を意識した、二人称小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 18:07:01
1079文字
会話率:0%
今回もやって参りました。
嘘つきは君たちの話は聞いてない。始まるよ〜。
今日はね、お祭りに対する大変だった事、愚痴の回を読んできます。
まぁね、そんな日もあります。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
炎上しそうな事を取り扱ってます。
何でも許せる方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 14:54:36
1161文字
会話率:0%
はい、今日も始まりました。『嘘つきは君らの話は聞いてない』。
本日はね〜、配信の前に注意事項? をお話していきます。
私との趣旨が違うと互い痛いからね。傷付くだけ。
じゃあ、始めるよ。
恋愛した事ないくせに、勝手な事言って。
恋人出来たら
報告するんですか? リスナー傷付くとか考えないんですか?
まぁ色々言いたいことはあるからね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
沢山の配信者の受け答えを見て考えたこと。
今だけは偶像です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 19:51:05
1577文字
会話率:10%
(前編※完結)一回目の転移で力を手に入れ、二回目の転移で新しい名前を貰った元人間の異世界転移物語。
凶暴な獣たちがはびこる最初の異世界では、獣と食うか食われるかの死闘の日々を繰り広げていた。そしてその地獄から救い出すように二回目の転移が訪れ
る。魔法や魔物が存在し、召喚士が精霊をパートナーとするファンタジーのような異世界。舞台は、少女が儀式によって主人公を召喚し、人型精霊だと勘違いしたことから動き出す。これは精霊が大好きな少女と嘘つき精霊となった主人公の物語。※外伝も投稿中。外伝の内容は主にヒロインたちとの交流、後編では語らない物語の補完。
(後編)『妖精使い』のレインは冒険者として日銭を稼ぐ毎日を送っていた。そんな彼女に舞い込んできたのは巷で話題の『黒騎士』と呼ばれる化物の王の情報。レインは『黒騎士』を追うために協力者を求め、ひょんなことから『シラクラ』という名の何でも屋の門を叩くことになる。それが黒装束を身に纏い仮面で顔を隠す男――グレイとの出会いだった。※不定期投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 12:00:00
703576文字
会話率:47%
悪徳貴族を成敗し、その富を飢えに苦しむ人々に分け与える義賊 ” ジャックドア ”
その立ち振る舞いは、ミステリアスでありながら、紳士的。
神出鬼没、正体不明の大悪党。
――という好きな子の趣味全開のキャラクターを演じることになった片思い中
の男の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 16:59:58
7910文字
会話率:44%
傲慢はどこからくるのか。
自分は相手に嫌われていない、だから自分は素晴らしい。
その自尊心は嘘で塗り固められ聳え立つ。
最終更新:2024-03-14 11:53:12
2366文字
会話率:0%
僕は嘘つきだ。虚栄心の生んだ嘘は今になって僕を苦しめる。ただ欲望のままに彼女を抱きたいと思っているのに、僕のついた嘘がそれを阻むように立ちはだかるんだ。それでも僕は、嘘じゃない真実と向き合いたい。
最終更新:2024-03-13 05:01:17
1735文字
会話率:0%
世界に絶望した少女がいました。
少女は生まれ持った混じった血により差別を受けていました。
少女は逞しくなかった。だが優しい少女は周りに気取られぬよう嘘を吐いた。
やがて誰もがその嘘に騙され、本当の少女を見逃してしまうようになった。
人知れず
少女は世界に絶望し、知り合いの神様に一つだけ願いました。
たった一人だけ私を理解してくれる人が欲しい。
神様は言いました。
あなたにはその資格がある。やがてその時は来る。なれば理解してくれる相手を見つけなさいと。
少女は応えた。
世界に絶望した少年がいました。
少年は子供心から完璧を目指しました。それを諭すものはいません。
やがて少年は完璧という名の嘘を吐き続け、完璧という真の名に自分から膝を折ることになった。
嘘を吐き続けたものを救えるものは誰もいない。
嘘つきな少年は一人の時零した。
高望みしすぎだけど……理解者が欲しい。俺の本当の声を知る誰かが。
それを見る一人の女性は彼こそがと理解した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 22:37:45
16920文字
会話率:43%
“お姫様”に憧れる魔女と飄々とした聖職者の話。お互いに相容れないはずの二人の行く先は。
“「……絵本もおとぎ話も好きなの。最後には幸せになれるから」
──幸せになれるのはお姫様ばかりだけど”。
“「魔女がお姫様になれなかった話なんて、
どこにもないよ」
──君を縛り付けてきた【魔女】という定義を、今度は僕がひっくり返そう”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 22:02:15
184470文字
会話率:42%
☆ファミル(眷属)とは、配下の者達の最上位呼称であった。
①スレイパー(奴隷)の娘マラディナは、過酷な日常から逃れる為に、突然現れた「次元の断層」に飛び込み、逃走しました。彼女は逃亡生活を送りましたが、或るとき肉食獣に襲われ、瀕死の重傷を
負いました。彼女を助けてくれたのは、低い前傾姿勢で戦いに挑み、カマキリのように武器を両手に携えた若者でした。彼は、戦いに長けた「戦闘魔人」でした。
しかし彼女は瀕死でした。彼女は最後の言葉を、若者に伝えました。彼は「承諾する」と、彼女の身体が発光しました。その光の中から、淫魔の最上位種と、言われる戦闘系サキュレスであった「ノルディス」が誕生しました。彼女は、奴隷魔人と呼ばれていた「ノルダー(北方魔人)」でした。
彼女は、彼との「主従契約が結ばれた。」ことにより、新たな上位魔人として、彼のファミルとして生きることになりました。彼の名前は「宇津木白郎(うづき・びゃくろう)」と言いました。彼は、紅姫(べにひめ)のファミルでした。
②紅姫達は、この「中央神の世界」に蔓延(はびこ)んで来た、新たなマングレイである「ネクソン」の討伐を実行していました。それは「不潔で嘘つきな、凶悪なゲノム(遺伝子)を持つ魔人」でした。彼らは、この地に住んでいた「善良な魔人類達」と入れ替わり「成り済まし」をしようと企んでいました。
紅姫達は「中央神アラル」から「ネクソンを見分ける眼」を与えられ、その怪物達の掃討作戦に参加していました。紅姫は、赤い体皮を持つ巨人族「タイタニオン」の娘でした。彼女は「先祖返り(トロス)」と言う固有スキルを持ち、それを使うと、この世界では「最強魔人」として、恐れられていた「ギガンデス」に変われました。
ギガンデスには、本来の強いファミル達が、従っていました。その1人は「早いカマキリ」の異名を持つ「アリティス族の勇者・宇津木白郎」でした。そしてダルタニアの最強魔獣であった「黄金魔獣エメリア」を筆頭とした「バフォメトンの3聖獣」も従えていました。紅姫の軍団は、本来の「破壊神部隊(デスタス)」の原型を、保っていました。(全30話)「第2章_神界のアンバランス解消編」の第3作品。
「第2章の5作品(06~10)」が、全て出来たので、ここで最終的な手直しをした「完全版」を、作ることにしました。今回は、それの第3弾です。・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 07:58:00
105667文字
会話率:2%
10歳で両親を亡くしたアメリアは王国一の健全な見世物小屋アンティークで踊り子として目標もなく毎日のんびり生きていた。
これ以上を知らずこれ以上を望まずに生きていく。そう思っていたのに。
初めてできた目標はこの国の秘匿の美貌、性格歪みすぎ
第三王子ノアをぶん殴ること‼︎
あの手この手で時にはヒロインという立場も忘れてノアに殴りかかろうとするアメリアだが、ノアは華麗に避けるだけでなくギラつく瞳で興味を示してきて⁈
「殴ってどうぞ?俺に噛みつかれてもいい覚悟があるならね?」
果たしてアメリアは目標を果たすことができるのか⁈
踊り子と王子の身分差殴りたい系ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 23:42:00
48289文字
会話率:34%