「だから、ごめんなさいね。私たちのために、地獄に落ちて」
魔装乙女。不老不死の研究のため、魔獣の核の移植により蘇生された、死にきれない死体たち。
魔獣たちを狩る謎の美少女として持て囃される裏で、彼女たちは主人のために人殺しをする。そう
して、彼女たちと同じ悲劇をひたすらに再生産する。
フィアは、そんな自分達のあり方に罪悪を覚えながらも。従うしかなかった、彼女には助けたい人がいたから。
「ちょっとちょっと! アハトのお姉様に気安く話しかけないでもらえます?」
「うわーん! ふぃあ〜! アハトがひどいんだー」
彼女は共に戦うアハトとノインに支えられながら、しかしそれでも、確実に歪みを重ねていく。正義の使者たる教会騎士、唯一彼女の望みを叶える知識を持った主人、フィアの罪の象徴たる魔装乙女。
やがてその心は打ち砕かれ、しかしその中から、フィアは自分を再発見する。たった一人の存在証明のために、この物語は紡がれる。彼女の魔術はたがために。
魔術バトルの醍醐味たる詠唱を、これでもかと詰め込んだ厨二系ダークファンタジー!
※第六回書き出し祭り参加作品
※作者はファンアートに飢えたメンヘラです。
※そのため、毎日18:00に投稿されます。
※二週間分のストック+完結済みのプロット折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 21:00:00
142662文字
会話率:43%
第八回書き出し祭りに投稿した『千坂はいなくなったので』が、どういう変遷を経てあぁなったのか、つらつらと書いていきます。えぇ、ただの自己満足ですとも。
最終更新:2020-01-12 00:00:00
23559文字
会話率:45%
世はまさに、ロリコン規制時代!
突然の政府の暴走。施行されるロリコン規制法。ついに法律は性癖を規制し、高校生に対する欲情はロリコンでないと定められた。間違えた。ロリコンは犯罪となった。
そんな現代日本に生きる男子高校生、桜庭《さくらば》
照喜《てるき》の元に、ある日一つの段ボールが届く。有限会社、光源氏から送られたその荷物が、彼をロリコンへと、つまりははちゃめちゃな戦いへと誘って行く。
刮目せよ。
脳みそなんて使うな。
ただ、ロリコンの心だけを持っていろ。
そんなローファンタジー的コメディ。
第四回書き出し祭り、プロアマ交えた120作品中5位。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 13:20:15
7485文字
会話率:49%
書き出し祭り参加作・没案の置き場所です。
最終更新:2021-09-13 15:03:59
32032文字
会話率:42%
魔法使いと共存する現代英国。
「――お前が魔法使いになったから、私は殺されたのだ」
“スリム・ウルフ”と呼ばれる魔法使いアーチボルト・ウルフは、自分を責め立てる父の声を聞きながら、魔法絡みの事件解決に奔走する日々を送っていた。
そんな
彼のもとに突然、
『三人の少年魔法使いの“師匠”になれ』
という依頼が舞い込む。
愉快な師弟生活のスタート、かと思いきや、少年たちはなぜか謎の組織に命を狙われていた。
せまりくる魔の手から、新米師匠は弟子たちを守りきれるのか?
そして、亡き父の影を振り払えるのか――?
【全40話】
※舞台は似非英国です。いろいろ大目に見てください。ハリ○タかよ!!というツッコミはすでに作者自身がしておりますのでどうかご容赦ください。
※第九回書き出し祭り参加作品、第二会場でした。
※アルファポリス様・カクヨム様にも同タイトルで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 19:00:00
173590文字
会話率:47%
もうすぐ始まる『第13回書き出し祭り』。
その前夜に、祭り初参戦の私・野菜ばたけは眠れない夜を過ごしそう……。
という訳で、書き出し祭りに対する私のこれまでの【経験】と【緊張】と【誰かに伝えたい『祭り』の良さ】を思いのままに綴りました。
●書き出し祭り参戦者・経験者の方
●「何そのお祭り初めて聞いた」という方
●「祭りの存在は知っているけど、どんな感じ?」と思っている方。
よろしければ、読んで共感したり、笑ったり、「こんな感じなのね」と納得したりしていってください。
※私が今回初参加する『第13回書き出し祭り』は2021年9月11日(土)18:00~2021年9月25日(土)18:00までの開催です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 23:14:19
1809文字
会話率:0%
黒真珠と呼ばれ深窓の令嬢と噂される北方辺境伯の娘は、実はとんでもないお転婆娘。今日も狩に森を走る。
ところが獲物を追いかけた挙句、仲の悪い隣国との国境を越えそうになってしまう。国境を越えれば即死罪。あわやというところで彼女を助けたのは隣国の
警備兵だった。
1人書き出し祭りです。いつか連載にするかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 09:52:16
5948文字
会話率:26%
俺、伍赤総花は幼なじみの一松 櫻とは小さいころから野山を駆けまわった仲。でも、武芸百家の一つ一松家を束ねる彼女と次に伍赤家を束ねる俺はいずれ離れなければならない。まだ、それには時間があるはずだった。
そんな中、高校に入学早々の俺らの目の
前に現れたのは武芸百家を束ねる皆藤家の面々。その中に一人、戦闘時とそうじゃないときの差が激しい巨乳のお姉ちゃんが迫ってきてるんですけどっ!?
※肥前文俊先生主催『第八回 書き出し祭り』参加作品「猫系オンナから離れるためのアン・ドゥ・トロワッ!!」から改題し、掲載しております。
※他サイトにも掲載
※別サイトで掲載していたものを改題、本筋をとどめないレベルに改稿したものです。
※第92部分は作者主催「ハロウィン2020」参加作品、全要素全力投入しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 19:07:12
258203文字
会話率:42%
バドス王国の侯爵令嬢アメリアは無実の罪で王太子との婚約破棄、そして国外追放された。
今ですか?
めちゃくちゃ充実してますけど、なにか?
※主催企画「殺し愛・共闘し愛企画」参加作品。
※第6回書き出し祭り参加作品「花陰に微笑む私」
を改題、大幅改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 20:20:00
16052文字
会話率:30%
私にはもう限界だった。
小さいときに見たバレリーナに憧れてバレエを習いはじめて、周りより先にコンクールと舞台でのデビューさせてもらったものの、次第に周りに抜かされていった。
とくに同い年で同じバレエ団の佐津早苗と夕空あずさにはいつも
コンクールで負ける。
そんな自分の能力の限界に気づいてても、もがき続けた私。でも、もう自分自身に負けたくない。だから最後くらいは――――
※第11回書き出し祭り「堕ちた妖精のトゥシューズ」の短編版となります。一応連載予定です(微ネタバレあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 19:00:00
2081文字
会話率:0%
夜中に山おくの、今は使つかわれていない、おんぼろホテルで、ねむっていたユウタはおばけたちに起こされました。
家に帰りたくないユウタは、おばけのバケバケと遊んで、友だちになります。
友だちになったバケバケに「もっと遊ぼう。ずっとここにいよう」
と言われるのですが……。
少しだけホラーもありますが、全体的にほのぼのです。
この作品は、小学四年生までの漢字を使用。
小学二年生以上の漢字にはルビをふっています。
第十二回 書き出し祭り参加作品。
旧題「おばけマンションへようこそ!」を大幅改稿、加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 16:06:55
4983文字
会話率:55%
婚約破棄からの奴隷落ち。公爵令嬢イザベラが破滅真っただ中のその時、目覚めてしまった前世の人格、麗子。
助けにきた護衛騎士のセスと逃げたものの、二人とも殺されてしまう。
絶望の中、またもや命を落とした麗子は誓う。
今度こそ、貴方を幸せにして
みせる、と。
※毎週、水曜日の更新です。
肥前文俊先生の『第七回書き出し祭り』に参加した作品です。連載するにあたり、タイトルを『ザマァされた悪役令嬢のリスタート』から『ザマァされた悪役令嬢の、Re:Re:リスタート』に変更。冒頭を加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 18:50:43
260835文字
会話率:35%
魔法や魔術を扱う血族の中で底辺だといわれる『アルジェント』の血統を持って産まれたディマは、魔術師協会の中でも不遇な扱いを受けていた。
魔法といえば炎や水、雷といった豪快で花形的な存在を思い浮かべるだろう。しかし、ディマはそれらの魔法も
使うことができるが、好んで使うことはない。
彼の魔法は異質だ。それはケイ素を含むものを生成し、その物質を変質させた武器で戦うという非常に地味なものであった。
ある日、魔術世界を牛耳る『A.a.(金の鷹)』メンバーの一人が不出来な娘アンヴィを生贄にし、禁術を成そうとしていた。そんな少女をディマは――
彼らのほのぼのした日常を描くファンタジー。あんなことやこんなことも人目に憚らず……?
しかし、死は常に隣り合わせだということをお忘れなく――
※この作品は、第四回書き出し祭りにて参加した作品を長編小説にしたものです
※一部非人道的かつグロテスクな描写があります
設定集作りました。下の方にリンク貼ってあります。
旧名:底辺と呼ばれた魔術師が、最強の美少女魔術師を育てることになりました。
ネット小説大賞1次突破しました! 皆様ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 01:09:50
96975文字
会話率:42%
タイトルと本文は一切関係ありません。書き出し祭りの感想&批評返し……そして、南郷兼史といういきなり現れた作者について書かれています。
ネタに走ったりしていますので、苦手な方はブラウザバックしてください。
最終更新:2018-11-17 21:47:36
5152文字
会話率:0%
ある日古之屋モトコの前に現れた堕天使<オネエ>は言った。
「アナタ、アタシのために彼氏作りなさい」と。
しかも、大事にしまっておいたゲームコラボデザインのニットワンピを着て。
(おまけによく似合うし太ももが眩しい)
一体どうしてこんなことに
なったのか。
モトコの運命を決めたのは、ごみ捨て場で出会った一冊の本だった。
これは彼氏いない歴=年齢のオタ女子と堕天使なオネエが織りなすコメディである。(ラブは?)
※堕天使が登場しますが神話などのものとは違うオリジナル解釈のものとなります。
※一部下ネタ注意(前書きにも入れます)
※アルファポリスで先行公開してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 12:00:00
43470文字
会話率:29%
きょうか―すいげつ【鏡花水月】
はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることの出来ないもののたとえ。
一年後に結婚の約束をしている婚約者・倫さんと同棲している美月。幸せな彼女の悩みは、不本意ながらも別れざるを得なかった元彼・咲良が時折
夢に出て来ることだった。
どうにか気持ちに折り合いをつけ、倫さんとの結婚に前向きになっていた矢先、咲良と再会してしまう。
『もう一度、俺を選んでよ。美月』
彼女は一体どちらを選ぶのか。
*倫さんと美月は同棲もしてるし、今後の展開の予防線ということでR-15タグつけさせて頂きました。
ご理解ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:27:29
16050文字
会話率:38%
高校の吹奏楽部でフルートを吹く、桐野桃矢。
彼は今度のコンクールで、ソロという大役を任された。曲は「オペラ『サロメ』七つのヴェールの踊り」。彼には女性的で妖艶な表現が要求されるが、狂女・サロメの心を理解することが出来ず、ソロはなかなか形を成
さない。その一方で、副部長として期待と重圧にも苦しんでいた。
コンクールまで迫る日数の中、彼が出した答えは?
「書き出し祭り」参加作品です。連載予定は未定です。とりあえず出来たところまで公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-15 23:22:44
6718文字
会話率:47%
三国時代の一角を担う劉備の腹心として、旗揚げ時から付き従っていたにもかかわらず、大きな活躍もあまりない地味な武将、簡雍(かんよう)。
主人公はある日、後漢末期の時代にその簡雍になっていた。
口八丁で地域の有力者に取り入り、戦力になりそうな若
者を集める詐欺師まがいのロクデナシ劉備と、萌え絵ばかり書いている気のいい肉屋の主人張飛、洛陽の役人を手にかけ逃亡中に顔と名前を変えて塩賊となった関羽。
三種の特殊な人脈を使い、動乱の時代を駆け抜ける三人の近くで、簡雍となった男は彼らの生き様を見守り続ける。
※第五回書き出し祭りに『俺の友達は未来の皇帝』というタイトルで出品しています。
※歴史改変はしないつもりですが、解釈が創作の域に達することは多々ありますのでご容赦を。
※アルファポリス、カクヨム、セルバンテスにて公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 09:54:37
84889文字
会話率:36%
第三回書き出し祭り1位獲得!
町の小さなピアノ工房に勤める調律師兼ピアノ修理職人の飛石蔵人(とびいし くろうど)は、ある日突然異世界に飛ばされてしまう。
何もかもが元の世界と異なる場所に、なぜか世界的に有名なピアノメーカー『ROADSTO
NE(ロードストーン)』社製のピアノを見つけた蔵人は、導かれるように演奏し、ズレた調律を合わせ、さらには修理を行なうことにした。
ロードストーンのピアノが法律によって厳重に管理される世界でそれを修理したことにより、蔵人の運命は大きな変化を迎えることになる。
遙か昔に異世界勇者からもたらされた12音階を基準とする音楽文化とロードストーン社製のピアノを始めとする楽器類、それを元に作られる異世界産のピアノやその他楽器、木工技術に優れたエルフ、冶金技術に優れたドワーフ、細工の得意なヴィロノーム、オリハルコンのピアノ線、ミスリルのチューニングピン、ドライアドの祝福を受けた木材、スライムを溶かした塗料、冒険者との素材取引、異世界素材を使ったピアノの修理、風と水の魔法で再現されるスプレーガン、オリジナルな状態を頑なに守ろうとするロードストーン工房との軋轢、ロードストーンがロードストーンであらねばならない理由等々……。
こんな感じのことをうまいこと絡めていこうかなと思っておりますので、よろしければご一読を!!
※なろう、カクヨム、アルファポリスにて公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 15:01:07
86527文字
会話率:41%
──はるか太古の昔から続いた聖魔戦争が終わりを告げてから、百年の時が流れた。
人間と魔物が共存する世界で未だ諍いを起こすのは、魔法を使う魔術師と、その魔術師を異端とする僧侶だけだった。
「ベール被りの魔女、あんたには聖魔戦争終結時の
災厄を引き起こしたとの疑いがかかっている」
険しい山の麓、古びた家に住む魔術師の少女は今日も涙を流す。
「──私はそんなこと、していません」
*
災厄を起こした人物だと噂される魔術師──通称、べール被りの魔女。
彼女の身を守るため警護することになった僧侶──ギルバート。
これは彼らと、そこに生きた人々の営みから織り成す日常の中で紡がれた物語であり、愛と未来を探す物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第11回書き出し祭り、会場順位4位総合順位17位を獲得した作品。祭り終了後、大幅に手直しを加えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 17:00:00
32691文字
会話率:46%
第11回書き出し祭り参加作品。連載予定無しのため、書き出し祭り掲載分+αと人物設定のみしかありません。
『これからよろしくね、俺の奥さん』
それが、夫となった人から掛けられた最初の言葉だった。因みに、僕は男である。もう一
度言おう。僕
は、お!と!こ!である。しかし科学技術の進歩により、染色体の関係で生ま
れる子供の性別が偏ったりはするが異性婚同性婚問わず子供は培養槽で育つ時代だ。結婚相
手が異性か同性かなんて些事である。
家長の言葉が何よりも重いこの国で、少々の手違いと緩い法律により僕は目の前の男の
『妻』になった。これは僕とアイツの夫夫(笑)生活の記録である。離婚が先か絆されるの
が先か。1年後の僕はどちらを選んでいるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 17:00:00
4893文字
会話率:27%
無題.txt
11月21日19時 通夜 会館
11月22日13時 葬儀 妙円さん
「俺」は、その日を境にスマートホンにメモを書き留めることにした。
東京で独り暮らしをする「俺」。
朝5時の電車で出勤し終電で帰宅する「俺」は
、仕事に忙殺される毎日を過ごしていた。
たまには顔を見せに帰ってこいという、お袋の電話もおざなりに返すセルフネグレクトの日々。
そんな中、お袋が突然死んだ。
一週間後、「俺」は不思議な体験をする。
通勤電車に、お袋によく似たおばあさんが乗っていたのだ。
「俺」は途中で電車を降りるが、その女性はそのまま車内に残っている。
彼女はどこへ行くのだろう。
一週間ごとに現れるその女性は、お袋の面影をそのままに姿を変えていく。
会社に向かうため降車する「俺」。
そして大切な会議の日。「俺」は電車を降りなかった。
女性の行く先を見届けるために。
2万字未満の短編の予定です。【第十一回 書き出し祭り参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 20:32:20
8274文字
会話率:9%
幼稚園の時にもらった色鉛筆がお気に入りのゆきちゃん。
ゆきちゃんはその色鉛筆で絵を描くことが大好きでした。
ただ、その色鉛筆の中で一本だけ使われていないものがありました。
役に立たない色鉛筆。それは白。
これは、ゆきちゃんと
彼女の色鉛筆たちのお話です。
約1万字程度で完結予定です。
小説を書く人、絵を描く人に届けばいいなと書きました。
【第八回書き出し祭り 参加作品 第一話は加筆修正】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 21:18:01
13923文字
会話率:29%
日本第2位の巨大都市、『大阪』。
人情的ロマンと現実的シビアさを天秤にかける街――らしい。
現代大阪に住む、社畜気味25歳の主人公の元に突然転がりこんできたのは、異世界から来た和装の姫様とお付きの女性。
電気や機械の代わりに、魔
法で発展した世界線の『オオサカ』から来た姫様とお付きの面々が、現代大阪にこっそり紛れ込んでいる異世界のゲスたちをバッタバッタ……ではなく、ドタバタと成敗する!
どこかで見たゲスどもを、どこかで見たリアルな大阪を駆け回って大暴れ。振り回される主人公。
そんな「逆・異世界転移コメディアクション」です。
【作者注】
なにも考えずにポンコツたちのドタバタを眺めてもらおう作品です。まったり4コマ漫画を眺める気分で、ぼーっと読んでいただきたいです。
■
大阪を知っている方は、「あー、あそこか~」と。知らない方は大阪観光(?)的に見ていただければ楽しいかもしれません。
■
WEBらしさを考えてみた実験作品です。活動報告を読まれるとより楽しいかもしれません。よろしければブクマなどいただき、スナック菓子的にふらっと覗きに来ていただければ嬉しいです。
■
この作品は、肥前文俊先生主催の「第七回書き出し祭り」に投稿した作品を加筆修正したものです。
■
野暮ではありますが念のためのご了承文を。
この作品はフィクションであり、実際の固有名詞、場所、会社、人名、事件などとは関係がありません。貶めるものではなく、臨場感と愛すべき大阪をニヤニヤと楽しんでいただきたいという思いです。そんな感じでよろしくお願いします。
■
作者は一応は大阪人ですが、中途半端に崩れた大阪弁を話します。
登場人物の大阪弁は頑張って書いていますが、もしも気になる所があれば申し訳ありません。
特に綾の言葉は大阪の雅言葉、「船場言葉」をエンタメ的にアレンジして書こうとしています。致命的な間違いがあればご指摘いただければ勉強させてもらいますのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 22:07:03
9397文字
会話率:48%
私は春野 優里(22歳)会社員をしている。私は今、遺品整理の為に1週間の休暇を取って、山の中の祖母の家に来ているのだけど、片付けていると物凄い地響きがした。驚いて庭に出ると、そこには……赤い鱗のドラゴンがいた。
ドラゴンの横に倒れてい
る人がいたので声を掛けると、空腹でほとんど話せずに気を失ってしまった。でも、気を失う前にドラゴンを食べるって言っていた。
えっ? ドラゴンを食べる? ……食べたい……というか料理したい!
料理をしたドラゴンを、倒れていたブラウンさんと一緒にお酒とお料理を楽しむ。沢山飲んで食べた後、突然ブラウンさんの身体が光り、光が消えるとブラウンさんもドラゴンも消えていた。
そして次の日も、またその次の日も……私がこの祖母の家にいる間、ブラウンさんが倒した魔物と一緒に転移してくる。そして倒した魔物を料理して美味しく食べると帰っていく日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:12:25
25311文字
会話率:58%
俺が彼女と出会ってから別れるまでの一週間を題材にした追想記──の書き出し。俺と彼女の青春はたった一週間だけど、四千文字では到底表しきれなかった。
けれど俺は忘れない。たとえそれを形に残せなかったとしても、俺は彼女を一生忘れない。この一週間
の青春を俺は絶対に一生忘れない。彼女は忘れろというかもしれないけど、忘れろと言われても忘れてやらない。
彼女を愛したこの日々を、俺はいつまでも愛し続ける。
第十一回書き出し祭り、第三会場に参加しました。
書き出しとはいったものの短編として投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 16:19:17
3001文字
会話率:17%
お金が好きすぎて借金を繰り返し、その挙句に首が回らなくなってしまった「僕」。
馴染みの借金取りが言うには、返す当ては三つ。
僕を振った彼女に指輪がわりに渡した十億円を取り返す。
健康はなまる満点の僕の臓器を売り飛ばす。
石油王になる。
期限
はたったの三日だけ。手元にあるのは三百二十円。こんなの、石油王になるしかないじゃないか。
※この作品は第11回書き出し祭り参加作品です。また、実在のいかなる人物、団体、組織とも関わりがありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 00:00:00
14323文字
会話率:43%
ずっと好きだった幼馴染に告白され、晴れて両思いになった俺。
しかし、翌日もう一人の幼馴染が俺たちを別れさせようと動き出した!?
これは初めての彼女と絶対別れたくない俺と、絶対に別れさせたい幼馴染の戦いの記録である——。
第10回書き出
し祭り用に書いたやつの供養。
いつもの冒頭短編なので続きはないよー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 19:00:00
3541文字
会話率:48%
毒親両親により固有スキル【汚れ落とし】をバカにされ奴隷にまで落とされ、捨てられてしまったわたし、アニー・コニリア。
不幸はそれでは終わらず、ドラゴンに襲われてしまう。
そこを助けてくれたリザルトさんとリヒトさんという二人の冒険者に、【汚れ落
とし】の新たな可能性を教わり……わたし、アニーは『移動清掃屋』として世界中を綺麗にしようと思います!
うん、だから……。
「そんなにかほごにしなくていいです!」
「えーでもー」
「心配だしねー」
きいいいっ! 早く大人になりたーい!
※第10回書き出し祭り提出作品。
※いつもの冒頭短編です。続きはないよー。
※アルファポリスにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
3382文字
会話率:45%
突如異世界に召喚され、捨てられた『俺』は地獄を見上げるようにして生き抜いた。
その結果、今度は召喚されてきた『勇者』をサポートする冒険者に選ばれる。
羨ましい事だ、俺とは違い、これから召喚される奴らは国から大切にされるらしい。
気に食わない
と思いつつ、逆に利用してやれば良いと参加を決めた俺の目の前で、しなびたおっさん勇者は無実の罪を押しつけられて捨てられそうになる。
それがあの日に重なった俺は——気づけばおっさんの世話役を買って出ていた。
ああ、忌々しい。
でも買って出たのは俺だからな、仕方ないから立派な勇者に鍛え直してやろうじゃないか!
これは俺がしなびたおっさん勇者を最高の勇者にして、世界を救うまでの物語。
の冒頭。
※第7回書き出し祭り提出作品です。
※いつもの冒頭短編。続きはないよー。
※アルファポリスにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 12:00:00
3523文字
会話率:36%
☆発売日☆令和2年 9月10日
✿KADOKAWAさま カドカワ朝読タイム✿
ベランダの秘密基地 ~しゃべる猫と、家族のカタチ~
書籍化する運びとなりました(´ΦωΦ)♡
どうぞ、よろしくお願いいたします!
高校1年のカケルの夏休み、
突然始まった《動物がしゃべる生活》
それは隕石が落ちたことから始まった現象だった───
しゃべる動物たちをめぐって、カケルのベランダが『秘密基地』へ。
さらに、動物を通して『自分の家族の形』がゆっくりと浮かび上がり……
飼い猫のハチコとモップ、そして、宇宙の使者カメさんと、菓子パンのおこぼれで仲良くなったカラスのカンタ、そんな彼らとおくる、青春ファンタジー!
クラスの可愛い女子代表・井上さんも急接近!(飼い犬のハチミツも)
カケルの走り出した青春は止まらない!?
大切な仲間と、信じられる人と、『今を楽しむ』カケルの姿、ぜひ、お楽しみください。
☆第四回書き出し祭り 第二会場 3位に入った作品の連載となります☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 23:53:05
160774文字
会話率:39%
西暦9413年、既にヒトの世は終わりを告げていた。
かつて栄華を極めた人類に代わって街を闊歩するのは、進んだ科学技術の残滓、アンドロイドや実験動物達。彼らは「妖怪」の名を借り、世界に新たな秩序を生み出していた。世界は新たな住人を迎え、回っ
ている。
かつて浜辺に打ち上げられていた人魚の死体を食べ、不老不死になった人間の少女マイカ。彼女は動乱を生き残り、自身が食べた人魚の幽霊と共に、スラム街と化したトーキョーの一角でよろず屋を営んでいた。
不死であるはずの彼女に死の予言が下る時、この終末の街に隠された謎が姿をあらわす。
微SF×妖怪。異色で奇妙なファンタジーの世界をお楽しみください。第五回書き出し祭り総合五位。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 01:44:55
65984文字
会話率:56%
作者が鍛錬などで書いた短編作品をところ構わず置いていく場所。
最終更新:2020-10-10 18:13:57
54308文字
会話率:34%
鉄鎚を駆使し、五人の仲間とともに直径一メートルの鋼球を敵と奪い合いながら攻め込み、その鋼球で敵陣に聳えたつフラッグを砕き折る。
試合時間は九十分。
何度相手の旗を砕くかで勝負が決まる。
それが、ギルドボール。
そんなギルドボー
ルの試合中に、マックスは相手ギルド〝キリング・ピエロ〟の選手に鋼球を当て、殺してしまう。
だがそれは、周到に準備された、事故だった。
殺人罪で収監されたマックスは、獄中で鍛錬を重ね、耐えた。
自らの疑いが晴れ、再びギルドボールの舞台へ復帰できることを信じて。
そんなマックスの元にフードをかぶり顔を見せない男が訪れる。
スカウトしに来たのだという。
訝しながらも応じなければ死刑になると聞かされ、マックスは馬車に揺られた。
その先で見た光景に、目を奪われる。
ミランダという謎の新興貴族に救われたマックスは、再び陽の光を浴びることとなる。
足りないメンバー。失われた古巣。裏で蠢く政治的力学。帝国内ではびこる差別。そしてミランダの真実。
マックスはミランダを守りつつ、どん底から、鉄鎚と共に突き進む。
第四回書き出し祭り参加作品。
本作品には筋肉描写が多発します。要らないといわれても多発します。
泥臭く熱い話なので、さっぱりすっきりではないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 23:06:08
20287文字
会話率:38%