「オリヴィア・リアーテル侯爵令嬢! 我が愛しのエリーピアを影で虐めていたそうだな! 貴様のような性根の腐った女とは到底結婚などできない! よって貴様との婚約を破壊する!」
あらー……と、連れていかれるオリヴィアを見ながらマリアンジュは頰に手
を当て、隣にいた婚約者のティオの腕に擦り寄った。
その時はまさしく他人事であったその出来事が、よもや自分の約束された幸せな人生を破壊するなどと思いも寄らない。
無理やり婚約者と引き離され、側室にされたマリアンジュは挙句いわれなき罪で処刑される。
しかし気がつくと学生時代に逆行していた!
愛する人との幸せな人生を守るため、マリアンジュの静かな戦いが幕を開ける。
いつもの冒頭短編。続きはないよー。
アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも掲載すると思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 19:00:00
3636文字
会話率:35%
前世の記憶を取り戻した私は、その反動で魔力を暴走させてしまった。
それ以後、「魔力の暴走が危険だ」と地下牢に幽閉され、魔石に魔力を注ぎ続ける奴隷のような毎日。
けれどある日、ついに私の魔力は底を尽きてしまった。
無駄な食い扶持は不要だと川に
捨てられた私が辿り着いたのは——カワイイ柴犬……もとい犬神の治めるど田舎村!
もう搾取され続けるのはうんざり!
のんびり田舎村で生きていきます!
※なろう、アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:00:00
9807文字
会話率:34%
「聖女がこんなババアじゃ、国民からガッカリされるんだよ!」
「さっさとどっかに行っての野垂れ死ね! ババア!」
「あ、ああっ……」
城の兵士たちに蹴り飛ばされ、私は地面に倒れ込む。
八十歳になり、仕事のできなくなった私は“口減らし”として
魔物の闊歩する『狭間の森』に捨てられた。
生きながら魔物に食われるくらいなら、と自死を試みるも、翌朝目覚めたら若返って幼女になっていた!?
通りかかった行商人ルシアスと、白虎の半獣人タルトに拾われた私は村の『聖女』になっていく——!
の、冒頭。
いつもの冒頭短編。
続きはないよー。
※アルファポリスさんにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 18:00:00
6751文字
会話率:32%