モリアーティの悲惨な過去と失恋。そしてホームズへのこだわり。
二人は互いの人生を語り合う。
最終更新:2024-04-27 17:38:37
6091文字
会話率:40%
「ウズメ異伝」の続編です。
鈿女(うずめ)の巫子(みこ)、猿田彦の巫子、鬼討師(きとうし)と呼ばれる霊能力者が存在し、公に認められている世界。『葦原』と呼ばれ、そこに住まう人々は、視える、視えないに関わらず、妖(あやかし)や霊といった存在を
認識していた。
この物語は、鈿女(うずめ)の巫子(みこ)の一人、鈴原悠子を軸に繰り広げられる出会いと別れの物語。
巫子の宿命なのか、事件に巻き込まれ、また自ら首を突っ込むこともあったが、悠子はおおむね平和な時を過ごしていた。だが、芸術鑑賞会の会場で『鵺』という男と出会った時、クラスメイトで猿田彦の巫子である草壁達騎の悲惨な過去と、その憎しみを知る。
それ以来、なぜか親友やクラスメイトが事件に巻き込まれ、悠子自身も危険にさらされるようになった。
けれど、悠子や達騎、鬼討師である担任やクラスメイトのおかげで事なきを得る。
これで日常に戻るかと思いきや、ある日、捕えた『鵺』が脱獄したというニュースが入る。それから数日を挟んだある朝、達騎の記憶が皆の中から消えたことに悠子は気が付いた。
『鵺』に復讐を遂げるため、皆の記憶を消したのだと勘付いた悠子は、達騎を追いかける。
彼に『鵺』を殺させないため、人殺しにさせないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 20:24:35
1661929文字
会話率:40%
自由奔放で自分勝手な破戒の神官ユーリ・エルロンは、世界で稀有の黒髪・黒目を持って生まれてきた。
悲惨な過去を持つユーリだが、根底はあくまで自分本位。
そんなユーリが一人旅を続ける中で、砂漠大国ブレイズ王国から親書が届いた。
「三種の神
器が奪われた。取り返してクレメンス」
ふざけた脳筋国王マッシュに更なる恩を売る為、あまり気が乗らないユーリではあるが引き受けることを了承。一路、ブレイズ王国へと進路を変えた。
そこで出会う数多くの人々、様々な思惑が蠢く不穏な旅路。
やがてユーリ自身の出生の秘密、そして本当の自分を知る大きな旅へと発展してくことに……。
【注意事項】
・不定期更新です。
・完結後に読むことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 18:30:00
6454文字
会話率:27%
悲惨な過去を抱える主人公は、故に完全に心を閉ざし、いつしか無感情となり引きこもりとして中学校へ通っていなかった。そんな時、叔父の友人だという訪問者が現れ、幽玄高校――巷では恋愛専門学校と呼ばれる学校の理事長を務めていると聞く。学校には決して
行かないと決めていた主人公だが、叔父の友人によって説得され入学を決意。4月から高校へ入学することとなった。
そこから始まるのは、自分と他人の相性を心理学者やAIによって測定され、必ず相性良い他人を1人は同じ学年に配属するという、超高度な最先端技術を用いた相性全ての学校教育。
運動が得意な人とその運動が好きな人、音楽を聴くのが趣味の人とその音楽を聴くことが趣味の人。男女関係なく組まれる相性は、しかし生徒には通達されず生徒の行動次第で今後が左右されるシステム。
そんな中、誰もが気にするのが――男女間の相性。恋愛という思春期に於いて最も心を揺さぶる概念が、生徒たちの心を常に揺さぶる。
相性指令と呼ばれる軽い試験や、月一度のイベント事。それらによって触れ合わなければならない絶対の条件下、主人公は無感情を豊かにするため、今日も学校へ無で通うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 17:10:20
423217文字
会話率:59%
『楽園』に滅びの予兆が現れた。国中が『滅びの魔女』を血眼になって探し、苛烈な魔女狩りがおこなわれるなか、神官ヴィンセントが出会ったのは、彼を救う『魔女』、ノイン。
この世のあらゆる出来事を『記録』すると言い、国の滅亡を恐れない彼女に、ヴィ
ンセントは己にない自由さと、惨い過去さえ記録に残して未来を見る強さを感じ取る。
神官として、国が探す『魔女』を捕らえるのがヴィンセントの役目。そしてヴィンセントは、過去に起こったとある忌まわしい出来事から、ノインこそが『魔女』なのだと知っていた。
ノインにとっては、ヴィンセントは家族の仇だ。
けれど悲惨な過去を背負っても、『人を憎まない』と言い切るノインの姿勢は、ヴィンセントの罪を許し、救うかのようで、ヴィンセントは彼女へ縋りたい思いを抱いてしまう。
『滅びの魔女』がもたらすのは、果たして本当に滅亡なのか。
疑問に思い始めたヴィンセントは、やがてひとつの真相にたどり着く。
天が示した楽園の終焉。そこに隠されていたのは、運命ではない、人の手による災いだった。
終焉を告げられた国で、ノインとヴィンセント、ふたりがたどり着く未来とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 23:10:38
96423文字
会話率:43%
60代の王に、王妃もふたりの側室も20代という若さ。その若さにもかかわらず、三人の妃たちが深い悲しみを経験したことを感じ取った吟遊詩人が、歌の代価として、妃たちの身の上話を所望する。じつは後宮入り以前に深い関わりのあった妃たちの身の上話、悲
しみを抱えた女にばかり興味を抱く王の身の上話からなるオムニバスの短編。
自サークルのサイト「アザー・ワールドの別荘」(http://otherword22.g2.xrea.com/)にも掲載しています。コピー本にして、コミケでも頒布しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 10:37:07
10388文字
会話率:15%
生活環境が原因で、どのような縁談も断り続けて、恋愛などすることはないだろうと確信していたレイラ=ミリシャス。
そのことで考えごとをしていたレイラは突然事故に遭う。
レイラに怪我をさせてしまったガルアラム次期侯爵は、貴族界では名前も顔
も知らない者はいないくらいの国宝級のイケメン。
しかし、極度に責任感が強いため、レイラの怪我が完治するまで責任をもって看病をしようとしていた。
レイラは過去のトラウマから誰に対しても恋愛感情など持つはずがない。
ガルアラムもまた、縁談を全て断り続けるような人だから恋愛などあり得ないとレイラは確信していた。
だが、毎日の治療生活によって徐々に二人の感情にも変化がでて……。
同時にガルアラムの計らいで、レイラが事故に遭うまでがどのような生活だったのかを知っていくことになり……。
誰とも縁談や恋愛などする気もなかった二人が、恋に堕ちていくお話です。
※ざまぁ要素はありますが、物語の中盤から後半にかけてになります。前半は伏線のみです。
※タイトルの『醜捨』は辞書などには存在しない造語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:49:31
27071文字
会話率:48%
女狂いの父親から生まれたのが、俺で、ここは、俺の大好きな乙女ゲームの世界。
想い人を失った父親が作ってしまう、数々の弟たち。
カレらは、それぞれ悲惨な過去を受けて育つ。だから、纏めて俺は、可愛い弟たちを救いますっ!それが、命と引き換
えに、俺を産んでくれた実母の贖罪だから___。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 10:00:00
4882文字
会話率:27%
彼は最強だった。人々は彼を剣聖と呼び、彼もまたその名に相応しい強さを持っていた。
しかし、魔王軍との戦闘で命を落とした彼は、『地球』で生まれ変わることとなった。
――美少女として。
近い将来滅亡する地球で、闇深儚げクール系師匠になってく
れ(意訳)と言われた彼は、己のやり方で世界を救うと言うも、どうにも周囲から悲惨な過去があると勘違いされているようで……?
――交わるはずのない彼の世界と、地球。
しかし、前世の因縁は地球でも関わってくるようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 14:02:25
29510文字
会話率:31%
現代社会より少し前の時代に、町の片隅に居た古びた人形ミリア。瞳の美しい彼女にはいくつか秘密があった。その秘密を誰にも打ち明けることないまま、捨てられそうになったその時、隣人の気まぐれで世界を渡ったミリア。
彼女が次に目を開けた時、そこは
見知らぬ場所、一面の白銀の世界に一人立っていた。人間の姿になって。そんな彼女を見つけたのは、若い男と一匹の山犬だった。この男もまた悲惨な過去を持つ謎多き男だったが、いつしかミリアに心を寄せていくことになる。
隣人の気まぐれに翻弄されつつも、自分の居場所を見つけて少しずつ成長していくミリアと、それを傍で支えて守る男。彼女の隠された能力と、魔法が存在する世界は隣人と密接に絡み合い、大きな展開を迎えることになるのだが…。
◇--◇--◇--◇--◇--◇--◇--◇--◇--◇
この作品のプレ公開として、 https://ameblo.jp/riberomama/ に冒頭の何章かを掲載しておりますが、プレ公開時より内容に多少変更があります。こちらに投稿した内容が最新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 17:00:00
120057文字
会話率:53%
高校三年の春。無力な子供は大人への階段を上る為に通らないと行けない道がある。
高校三年生となった 富田 綾人は『進路希望調査書』を片手に登校していた。
綾人は未だに決められずにいたのだ。将来の自分を。
夢もなく、目標もなく。いつかの
自分がやってくれる。そう未来の自分に託し続けた結果、今の綾人は受験という壁の前で立ち止まっていた。
そんな中、一人の転校生がやってきた。――千早 夏海だ。
彼女は氷のように冷たい不思議で奇妙な淡々とした少女。
彼女は転校初日にある発言をした。
――ヒーローを目指しています。
衝撃の言葉であり、同時に止まっていた綾人の何かを動き出す瞬間でもあった。
ある日政府は世界の終わりが近いと国民に伝え、同時にヒーローの募集を始めた。もちろん国民の頭は『?』だったが、それ以降きちんとした説明がされる事はなかった。
政府が国民に放った言葉は至極真面目なモノだったかもしれない。けれど中学二年生が患ったような世界観に誰一人として耳を貸さず、政府が募集したヒーローという職業は笑いの種へとなっていた。
だからこそ衝撃だったのだ。
千早のヒーローに対する想い、綾人にはない夢に対する姿勢に次第に綾人は惹かれていき、興味本位で訊いてしまった千早の壮大かつ悲惨な過去が綾人の立場を変化させた。
千早と共に時間を過ごすが、それでも綾人の夢は見つからない。
そんなある日、綾人は目撃してしまう。政府が述べた世界の終わりが近い真実に。
謎の黒い物体が突如として綾人の前に現れ、綾人の大切な友人を襲う。
無力な綾人と、千早は目の前の深淵のような存在に膝をつきそうになってしまうが、そんな絶望的状況の中現れたのだ――ヒーローが。
ヒーローの登場によって綾人たちは助かり、そして綾人は決意する。
綾人はヒーローになる事を決意して、そして迎える受験。
綾人と千早は、将来の自分の為、受験の壁を乗り越えて、そしてその先で二人は手を取り合った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 23:45:12
123582文字
会話率:32%
気が強い王女「リム」は城を抜け出し危険な森へと足を踏み入れる。そこで世にも凶暴な化け物、XXと遭遇。リムは気を失い、目が覚めると別の人格になっていた。そして王女は地獄を見るのだった。
王女、リムの末路と周りの人々の悲惨な過去とは――
中学生
によるダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:47:52
2223文字
会話率:50%
「三十歳のこの夏、また私はつまらない日々を送り続けるのだろうか・・・」
彼が転生する生前、涙なしには語れない悲惨な過去。伝説が今始まる!
ー読んでくださった方々先着10名に熱海旅行が当たるかも!?-
最終更新:2021-07-30 02:17:13
15900文字
会話率:36%
その世界には悪魔がいた。
ある日、世界は突如として魔王サタン率いる悪魔に支配された。人々は絶望した。もう人の時代は終わったのだと。ーしかしその時、天から光が降り注ぎ、現れたのは天照大神を筆頭とした神々だった。
それからおよそ260年。代々、
四神の加護を継承する家系に生まれた少女・蒼桜鈴花は、今年で16歳になっていた。人を護るため悪魔を祓う、仲間と過ごす忙しなくとも幸せな日々。そんな鈴花には悲惨な過去がありーー。
過去と現在、悪魔と神、生と死が交差する、これはとある少女達が織り成す復讐譚。
ーー護るために、わたしはこの力を使う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 23:20:33
1190文字
会話率:9%
暗殺者の名家に生まれた涼介。
産まれたその瞬間から暗殺者になる未来を望まれた彼は幼い時からやり過ぎな程のあらゆる英才教育を施される。
持ち前の圧倒的センスも相まって彼は暗殺者として一流になるが、両親が何者かに報復され殺される。
その後普通
の親戚の家庭に引き取られた彼は、元々強要された暗殺者としてやっていく理由がないことに気づき、引退する。
その後彼は普通の人間の生活というものを知りたくなり、持ち前の能力を発揮しながら過去をひた隠しにし、高校生として生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 03:44:52
1942文字
会話率:31%
あらすじ。
ある日、彼女の頭に文字が浮かんだ。
”経験人数127人。”
・・・それは俺の心をぐちゃぐちゃにした。
※こんなタイトルですが一途ヒロイン純愛物です。
※ヒロインに悲惨な過去があります。ご了承ください。
最終更新:2020-09-13 23:01:40
5864文字
会話率:35%
死にかけのアマリーシュアはボロ雑巾みたいな男の子を拾った。
育て親になったアマリーシュは立派に成長していくゼインを見て、私は将来この子の汚点になるかも知れないと思い始める。
そこで死に場所を求め旅に出ることにした。
悲惨な過去を持った故にマ
イナス思考一直線のアマリーシュアが逃げ出し、無口だが幼い頃からアマリーシュアしか見えていないゼインが追いかけるすれ違い物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 17:35:09
11528文字
会話率:27%
国から『獅子』という称号を得た若き天才画家 暁 一花 。
彼は悲惨な過去を経験した事で破滅的な思考を持っていたが、あるきっかけを境に生きる意味を見出す。
そんな彼の将来的な目標は家族を作って幸せに暮らすこと。
まぁそれはいずれ叶え
るとして、今はとにかく友達が欲しい!!
自由もあるし、女にモテるし、金にも困っていないけど…何で友達は出来ないの?!
俺は背中を預けられるような友が欲しいんだ…なのに、増えるのはハーレム要員ばっかりだなんて!!
※注意
主人公は割と性には奔放なタイプですので苦手な方はご注意下さい。
あと、最初の方で交通事故の描写がありますのでこちらも苦手な方はご注意下さい。
そんで、ゆっくり更新なのであしからず。
目標は週一更新です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 15:50:25
34045文字
会話率:32%
LINEノベル様(https://novel.line.me/reader/novel/12627)にて投稿した作品になります。
冬の風が吹く。木を枯らす風。
雪原町に住む晏御霧彦はうなだれていた。うるさい幼馴染が日常を壊していく音に。
平凡と静寂を求める少年は、悲しく笑う少女に。
悲惨な過去を持つ少女は、ヒーローのような少年に。
二人をよく知る者たちは、温かく。
日常とは何か、当たり前というものは何か。
それを探し、求め歩く物語。
桜色の髪が春の温かみを彷彿とさせる。
冬の中に咲く桜のような神殿みやはは、少しの後悔を抱えながら霧彦と歩いていこうと決めた。
霧彦もまた秘密を持ちながら。
持っているのは悪でもあり、善でもある。
それは人が選択すること。
自分が決めたこと。
理の中で霧彦とみやはは進んでいった。
平和な日常、その中を。
生徒失踪事件。
それが日常を壊していった。
香雪虫。
その虫を中心として。
大切なことは人生を楽しむこと。
楽しむことを日常とすること。
それを忘れてしまっては人生を過ごせない。
だから霧彦は彼女と歩んでいった。
ただうるさく舞う木枯らしは、ピアノの旋律を忘れさせただ寒さだけを持って木を枯らしていく。
そんな木枯らしは、人々を震えさせ攫って行った。
攫われた人々は天を仰いだ。
人々に、神のご加護があれと。
それでも人の怨念は広がっていく。
憎まれ口をたたいたり、ただの嫉妬だったり。
ほんの小さな怨念は徐々に集結し、人を食らっていった。
そうしてできた世界のお話。
勇気と希望が必要、優しさを真似るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 20:22:10
100117文字
会話率:52%
朝起きたら、大好きな嫁キャラが一緒のベッドで寝ていた。
なんの変哲もない現代社会で、夢見がちな少年、「緋ヶ波弥生」の元に突如現れたキャラクター「アスモ」。
お互いはなんと叶わぬ恋をしていた相思相愛! でも、お互いに思いを伝えることはで
きず…。
そんな二人は街案内という名のデートをしたり、アクシデントではあったものの一緒にお風呂に入ったり、弥生が今まで夢見た事を順調に体験していった!
が、そんな彼には悩みがあった。それは、悲惨な過去が影響で学校に通えてなかった事。
このままで良いのかと思っていた彼に、また一つ夢が舞い込んでくる。
その夢とは…そう甘いものでは無かった。
※前作の書き直しの作品になります。
※そのうち残虐的な描写が追加されます。暗い展開もあります。
※でも自分はこのスタンスを崩したくないのでこれで行きます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 23:08:26
112316文字
会話率:39%