技術は未来を切り拓くのか、それとも人類を縛るのか?
クリミアの戦場から始まる「軍事SF×転生×AI技術×絆」×「円環構造」の物語。
「失敗世界線」→「再会」→「もう一度未来を信じる」
「この物語は「『助けて』という一言から始まった、星空
の誓いと特異点返還の物語」です。
俺は前世でAI技術者として生きていた。少女を救うため命を投げ出し、管理者に衝撃の事実を告げられた。「君のAI構想が未来を革新した」転生の権利を得た俺は、華族制度が続く改変された日本へ舞い降り、上杉家分家の跡取りとして新たな人生を始めた。曾祖父は転生者として秋葉原を電子とサブカルの聖地に変えた伝説の人物だ。
初等科の図書館で美樹さんと出会い、彼女との絆が俺を動かし始めた。秋葉原を拠点に、転生ハッカー「無名權波」との戦いが勃発。仲間と共に未来を切り開く力を求め、俺は前世の夢を追い続ける。仲間たちは北園は熱血漢に、美樹さんは俺を導く、存在に。妹の玲奈は自分の道を求める存在になる。
星空の下、美樹さんと誓った絆が、新たな歴史を紡ぐ。
――技術と絆が未来を掴む物語が、ここから始まる!
読了後にプロローグを読み返すと、あの一言の意味が変わる設計になっています。
物語が円環構造として完結する瞬間を、ぜひ体験していただけたら幸いです。
***
読者が“構造を体験する”物語を目指しました。プロローグでの失敗世界線と“助けて”という一言が、図書館での再会を経て、
最後に「もう一度未来を信じる力」として収束します。テーマは「技術で人を救えるか」。
絆と技術を軸に、再読して初めて全体像が立ち上がる構造です。
※本作はフィクションです。登場する人物、団体、事件は架空です。
Xアカウント:@kanepi_tt折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:30:00
284712文字
会話率:33%
起きたら二百六十年経ってて、しかも若返っていた?!
文明は二度崩壊し、新たな社会秩序の形成された世界で人生を歩むハードSF。
二百年後のネットインフラはどうなっているのか。
魔法をSFに落とし込むにはどうすればいいのか。
未来へのワクワク
を全部詰め込んだらこうなった。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※他サイト様でも同時連載中です。
作者:まりお
単語、用語解説データベース(外部サイト)
https://roleplay.sumikko-love.com/
イラストはXにあげてます。
https://x.com/su1kano_tane折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
957921文字
会話率:26%
魔導技術と科学技術の融合! それが勝利への要諦だ!
異世界〈ユリス〉に存在する国家ユースティア――
何の因果かそのユースティアには多くの元日本人たちが暮らしていた。
つまり地球に住んでいた日本人が惑星〈ユリス〉へと転生や転移してきたと言
う訳だ。
〈ユリス〉の世界では魔導文明が栄え魔導と魔法による国家が繁栄し超大国による対立構造が激化している状況。
ユースティアはかつての世界大戦により敗戦国となった国だ。
そして戦後日本のような道を歩んできた。
戦後のどさくさの中、日本人たちが転移してユースティアに住みつき、その子供たちが転生日本人として大和の血脈が受け継がれていった。
そんな中でユースティアを案じる転移・転生日本人たちは『科学技術』を持ち込む事により台頭。
《旭日連》と言う組織を設立し『魔導技術』と『科学技術』の融合を図った。
そのを設立意義は超大国が対立する世界で技術的優位を保ち、ユースティアの国力や国威を高めるためと言うもの。
そしてまさに『魔導技術』と『科学技術』の結晶――『魔導科学』と呼ぶべき技術を確立した。
ユースティアの繁栄は約束されたはずであった。
が、ある日突然、国家ごと別の異世界へと転移してしまう。
その異世界の名前は『ゼノ』
そこは惑星ですらない奇妙な平面世界。
大地震と天の明滅と共に『数多の異世界国家が転移してくる』と言うカオスな世界であった。
つまりある異世界に次々と別の異世界国家が出現するのだ。
それはまさに混沌なる異世界(カオス・ワールド)。
ユースティアが確立した『魔導科学』兵器の力は『ゼノ』で通用するのか?
果たして立ち塞がる列強国や敵対国家、数々の試練から国家を守り通すことができるのか?
生き残りを賭けた戦いが今始まる!
これは異世界国家の坩堝(るつぼ)に転移してしまったユースティアの政治と外交、そして戦争の記録……異世界SFである。
(元日本人たちも活躍するよ!)
※あくまでフィクションであり、登場する組織・団体・名称・兵器等と自衛隊などの装備との関連性はありません。
カクヨムでも投降しています。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
208007文字
会話率:37%
―――『俺』は|晴井(はれい)|彗(ケイ)。特に目立った所もない普通のオタクだ。
気の合う仲間と漫画とラノベとアニメの話をして、休み時間はカードゲームをする。取り立て大したことのない、学生生活において背景みたいな奴だ。
ある日、
そんな俺にクラスでカースト上位の巨乳ギャル|猫魂(ねこだまし)ケイトが話しかけてきた。
「オタクくん、カードゲーム分かる?」
学校では目立たない俺だけど、実はカードショップに出入りしてるし、公式大会出場経験もあるガチ勢……分かる! 分かるとも!
手取り足取り腰取り乳取り教えてあげます!
そう、なにしろ猫魂さんはガードの甘さで男子に人気の無防備パンチラブラチラ常習犯。いつもありがとうございます! ゴチになります!!
カードゲームで対戦するなら正面から谷間! 後ろに立って説明するなら上から谷間が覗き放題。
その上さらに爆乳の後輩、|乳母崎(うばさき)さんも紹介してもらえて両手に乳! もとい両手に花! いや、見るだけでノータッチだから両目に花かな……? おっぱい最高!
大会まであと一週間、なんだけど、なんだかだんだん雲行きが怪しくなってきたんですけど……。
なんでカードゲームで死人が出たり世界の命運がかかったりするんですか? 『運命潮力』って何!? 普通なはずの俺の人生、一体どうなっちゃうの!!?
この小説は『何も知らないモブキャラの俺がホビーアニメ的世界観に参戦することになっちゃたんだけど、どうしようラブコメ』です。
架空のカードゲーム『デュアル・ディメンション』はルールもなにもかもが架空、おっぱいのようにふわふわです。カードゲームにかこつけておっぱいの話をするための舞台装置に過ぎません。
登場人物の大半も、ふわふわの知識でふわふわな雰囲気でゲームをプレイしています。
あらかじめご了承くたさい。
※ この小説はフィクションです。実際の人物、団体、カードゲーム、ホビーアニメとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
56709文字
会話率:44%
仕事帰りに、私は通り魔に刺されて死んだ。
と思ったら、猫耳王女に転生していた!
この世界は、なんでもありの世界で、この国は「猫の国」!
前世の記憶を駆使して、愉しんでやる!
仕事帰りのOLが、突然異世界に転生!
女王になっていく
段階で主人公は、行政改革や恋愛やバトルに立ち向かって行きます!
魔法や、科学知識で、ぶっ飛んでみる!?
猫耳だけでなく、エルフや獣人、竜なんかも多数登場します。
しまいにゃ、神々の下請けで、星間国家の助けを借りつつ、悪者退治!?
ファンタジーで、科学文明をそのまま持ち込んだモノは、珍しいのではと、この形式で書いています。
変な料理をつくる、創作料理人・・・
悪趣味な科学者・・・
マッドサイエンティストな神!
石頭の彫刻家!?
うわッ!
何でもあり!
いつの間にやら、「なろうのこち亀」の地位を確立しております!
ありゃりゃ!?
いつの間にか、文明が異常に発展してるッ!?
なめておられるのでしょうか?
しまいにゃ、ホントになめますよ?
「猫」だけに!
注)この作品は、フィクションです。
実際の人物と関わりはございません。
なお、誤字脱字等のご指摘は受け付けておりますが、「部数」ではなく「話数」でお願いします。
また、お好きな感想を、お寄せください。
時として、ネタをご用意していただければ、反映致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:10:17
2002666文字
会話率:38%
巨大企業に実質的に支配されている近未来都市・ネオイーストシティで、どこぞの名探偵の様な見た目でバイオ猫探しばかりしているくたびれた探偵の30代女性・アイーダと、自称ウルトラスーパーアルティメットなウザかわ少女型アシストAIの相棒・ナビの営
む探偵事務所に、公安局特殊部隊・通称“0課”の隊員で全身義肢の身体をもつ女性・カガミが窓から猛烈な勢いで突っこんで来た。
戦闘中であると見られる傷だらけの彼女は、アイーダとナビを連れて攻撃を受ける事務所から脱出し、襲い来る追っ手の“眼”を“盗む”ことで捲き、セーフハウスへと避難することになった。
そしてそこで明かされるナビの正体と、カガミが人生を賭して果たそうとするある目的とは……。
悲劇の物語に介入して結末をねじ曲げる探偵とアルティメットな美少女型AIのサイバーパンク百合SF。
※この小説はフィクションであり、実際の企業・捜査機関とは無関係であり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
172102文字
会話率:67%
【不定期連載】
その力は誰がためにある? 王道系スーパーロボットSFファンタジー
突如としてとある世界に現れた、古代の超兵器『神機』。
文字通り、神の如き破壊力と無限とも思える英知を備えたそれらは、瞬く間にその世界の有りようを、力なき者
は抵抗することさえ許されず、蹂躙されるしかないものに変えてしまった。
これはそんな世界で出会った、『聖女』の少女と生ける伝説の傭兵の物語である。
用語
『神機』
世界各地に残る遺跡から発見された、人型あるいはそれに近い形状の超古代兵器。それに搭載されたコンピューターは、世界の文明の進化をたった1年で数世紀分早めたといわれる。
機体にはいくつか種類があり、主にバランスがとれた性能の1型、機動力に優れるが軽武装で装甲も薄い2型、重武装・重装甲だが機動性の悪い3型の3種類がある。
『レプリカ』
『神機』の部品を製造する技術を一部使用した戦車。ただし、『神機』とは違って人型ですらなく、その上、ほぼ全ての性能がそれと比べて大きく劣る。
【『聖女』】
『神機』出現以前から世界中に存在する、傷の治癒、魔を払う、人々の悩みが言わずとも伝わる、という三つの特殊能力をもつ女性。『世界教』において信仰の対象にされている。
【『世界教』】
作中の全世界において、普遍的に信仰されている多神教の宗教。
【古代文字】
作中の古代文明において使用されていた、象形文字に近い文字。
※この作品はフィクションであり、また犯罪を助長する意図はありません。
※R-15程度のグロテスク・性描写があります。
※無断転載お断り
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054882340963折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 20:00:00
278050文字
会話率:51%
閉鎖的社会のスペースコロニーから飛び出した少女2人ぼっちの遭難SF百合
数百年後の未来、とある星系に存在するスペースコロニーがあった。そこは程度の違いこそあれ住まう人々が血統に固執している階級社会となっていた。
そんなスペースコロニー
で、それぞれ上層の高貴な身分で育った少女と、下層の労働者身分の階級で育った少女が偶然出会い、密かに愛情を育むものの、その関係性が少女達の親の知るところとなり引き離されそうになってしまう。
若さと勢いに任せて、そんなコロニーから宇宙船で逃げ出した2人だったが、運悪くワープ装置が故障し周囲に何も無い白色矮星の軌道上で立ち往生してしまった。
宇宙の片隅で遭難した2人ぼっちの少女達を待ち受ける運命とは――。
※この小説はフィクションであり、実際の個人名や団体名とは異なります。また、作中の描写には差別等を肯定する意図はありません。
※無断転載お断り
カクヨム、pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 20:00:00
4576文字
会話率:60%
とある異世界においての嘘のような本当の話。様々な異世界人にスポットライトを当て、彼らの物語とそれに纏わるあれこれを描きます。そしてこちらはこれまで投稿させていただいた短編の世界観を説明するような、補足的な内容にもなっていくかと思います。です
のでもし過去に短編をお読みいただいた方で、興味を持ってくださった方がいればぜひこちらもおすすめさせていただきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:39:09
91875文字
会話率:28%
とある牢屋にて捉えられていた少女。『近衛千寿流(このえちずる)』
彼女には自分が何をして入れられたのかも分からなかった。
千寿流の前に現れた『人形師タルトレット・アニエス』
タルトの凶刃に千寿流は命を落としかけるも…
この物語はそんな彼
女が様々な人と触れ合い、笑い、葛藤しながら成長していくお話。
↓登場人物についてはブログで紹介してます。
https://まど.com/
面白かったらブクマ、評価頂けると励みになります。
どうぞよろしくお願いします!
本作品はゲームで制作した『connect☆planet』を小説に書き起こしたものになります。ゲームをしていない方も問題なく楽しめる内容となっています。
小説版はキャラクター設定などはゲーム本編の設定をある程度踏襲していますが、ゲーム用にわかりやすくした部分が多く、都市の名称、一部の設定、用語などは変えています。また、西暦などの設定も齟齬を修正するため手直ししている部分もあります。紛らわしい表現で申し訳ありません。
また、新キャラクターや本編では見せなかったアクトなども登場します。なので、ゲームプレイした人でも新鮮さのある展開を楽しめる造りになっていると思います。よろしくお願いいたします。
以下サイトにも投稿しています。
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023213873340639
※
この作品はフィクションです。実在する人物、地名、いかなる団体とも関係ありません。
また、この作品には一部、残酷描写や猟奇的な表現が含まれています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:08:13
715827文字
会話率:37%
考古学と図書室が好きな怜奈は、四年生。幼なじみの詩雛と、夏休みに発掘調査に参加する。古代ロマンにどっぷり浸かるはずが、古墳に入った途端、異世界人に遭遇し、有無を言わせず協力者にされてしまう。二人に課せられたミッションは、『思念波』を集めるこ
と。しかも、この『思念波』を扱えなければ、大災害が起こる!?
いきなり異世界に転生するのではなく、自らの選択で転生を選び、成長していく物語です。なので、しばらくは現実世界での(あくまでもフィクションです)話になります。
また、魔法ではなく、『思念波』を核とした物語です。『思念波』とは、どんなものなのか、怜奈達が経験しながら解き明かしていきます。そして、『思念波』を扱えるようになった怜奈達の選択は?というところまでが転生前のお話になります。
なお、設定上宇宙が絡んできますが、作者としては、SFではなく、あくまでもファンタジーとして書いておりますので、ご了承ください。
なぜ宇宙なのか。それは、『思念波』が関係しています。
なお、作者が非常に遅筆なため、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:10:00
414166文字
会話率:45%
基本的に1話完結、10秒ぐらいで読めます。
ツイッターの初期の文字数制限と同じ140字キッカリの小説を書く、というチャレンジです。オチでちょっとゾクッとする(自画自賛)作品集をお楽しみください。異世界ネタあり。
100数話まで毎日投稿してま
した。現在は不定期連載です。
なお、私はツイッターのアカウントを持ってはいますが、特定のかたの読み専門です。
この作品集のジャンルが「SF(空想科学)」であることに疑問をお持ちのかたは、キーワードに私の認識を込めておりますのでご読解ください。
この作品集は「カクヨム」と重複投稿しています。
※ご注意 「140字」の文字数カウントには、このサイトの文字カウントシステムとそれに準ずるマイルールに基づき、段落1字下げを含む空白、本文前後の行送りを含む改行、傍点を含むルビ、そして200字制限回避のための罫線(━━)の飾り60文字を含みません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:20:00
98200文字
会話率:19%
私が死後、世界で初めて石になった物語
これは単なるSFフィクションであり、皆様に娯楽を提供することのみを目的とした物語ですので、どうか真剣に受け取らないでください。
この物語は、伝説の髪「ランブット・レジェンド」、モノリス(主人公の石)
、そしてAI「アイちゃん」が協力し、世界を救う壮大な冒険を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 03:15:41
125276文字
会話率:63%
あなたの手元に有るもの何だろう?
あなたはそれで何をするのだろう?
あなたはそれに何を求めるのだろう?
『世界』を作る人達へ。
あなたの『世界』が私の五感に、皆の五感に届くのを
心より楽しみに待っています。
※この短編は拙作「救
済の聖女のやり残し」より抜粋した「異界談義 序章」と同様の内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 17:00:37
1794文字
会話率:4%
前略、このページをご覧くださっている全ての皆様へ、まずは心から感謝を――。
……と、外伝作品らしく、書き出しはこんなふうに揃えておく事としよう。
一度”物書き”を辞めてしまった僕が、こうやって再び筆を執る気になったのは、間違い無く
”赤髪の彼女”に影響されてである事は間違い無い。
この荒んだ世界で腐りかけていた僕に、細やかなチャンスをくれた彼女に対して、僕は少しずつ恩返しをしていきたい。そんな思いも相まって、数年のブランクがあるにも拘わらず、意外とすらすら指が動く事に自分自身驚いている。
前置きが長くなってしまいそうなので、手短に済ませよう。
このお話は、そんな僕が彼女と出会ってからの日々を綴った記録のような物だ。ファンタジーやSF好きの君達からすれば、少し面白みに欠ける内容になってしまうかもしれないけれど、最後までお付き合い頂けると大変嬉しく思う。
事の顛末を語る前に、そうだな……。
まずは、”あの夜”の出来事から話すのがいいだろう。
物語はあの場所から始まり、最後には再びあの夜へと逆流する。そんな日々の喧騒の中で、一人の少女が懸命に筆を取り、一つの”物語”を完成させた。
これから君達に贈るのは、赤髪の彼女――綾瀬彩華が、『深界のアウフヘーベン』という壮大な作品を書き上げるまでを綴った、君達にとってはフィクションで、僕等にとってはノンフィクションでもある物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 13:32:21
81625文字
会話率:28%
18世紀半ば、北方の大国ブリタニアス連合王国エイグランドで一人の女性科学者エルデティーナ・フォトンが提唱し実現させた無尽蔵のエネルギー発生装置、フォトン・コア・リアクター、そしてその力を利用して精製される超金属エルディウム合金、それらは世
界に大産業革命を起こした。
当初その力を独占しようとしたエイグランドであったが、その目論見はエルデティーナ・フォトンの裏切りによって瓦解する、彼女は全世界に向けてリアクターの核であるフォトン・コア・クリスタルの精製方法を開示したのである、クリスタルの精製に適した『理力の泉』の場所と、精製失敗による甚大なリスクと共に。
それでも各国は夢のリアクターを求め、精製を強行する、その結果、百数十年の間に幾つかの都市や町が壊滅、若しくは消滅する、その中には大都市も含まれていた、ゲルマニア帝国の首都リヒト・ベルリン、コメリア合衆国の経済都市ネクサス・ヨーク、そして大日輪帝国の帝都皇京である。
結果として1930年までにフォトン・コア・リアクターの所有に成功したのはブリタニアス連合王国、フランジアス共和国、ロシエト連邦(旧ロシエ帝国)、ポーラスカ共和国、コメリア合衆国、大日輪帝国の6ケ国であった。
そして各国はこの夢のエネルギーと超金属を当然の如く軍事利用していた、鋼鉄よりも遥かに強靭で軽いエルディウム合金で作られた兵器はより強くより速くより大きく、と。
数々の紛争や戦争、そして第一次世界大戦を経て、兵器はより巨大に膨れ上がっていた、それによる経済の破綻を恐れた各国はワシントン軍縮条約を締結し兵器の膨張は止まったかに思われた、しかしそれは虎視眈々と牙を研ぐ大戦敗戦国に隙を与える事にも繋がっていた。
そして1939年9月1日、先の大戦の敗戦国、ゲルマニア共和国はフォトン・コア・リアクターを求めて隣国、ポーラスカ共和国へと侵攻する、これが後に、第二次世界大戦と呼ばれる戦いに発展する事になるのである。
そしてそれは、日煌戦争真っただ中にある極東の軍事国家、大日輪帝国に巨大な火の粉となって降り注ぐのであった。
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史実のアジア太平洋戦争をベースにSF要素を加えた作品です、基本的にフィクションです、歴史物としては成立していませんのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:00:00
836386文字
会話率:43%
魔女であるエドナは、強大な魔獣を使役できるほどの高等テイマーでもあった。
荒々しく凶暴な魔獣を下僕にする事が彼女の趣味であったのだが、その姿に恐れた人々が凄腕の勇者や騎士に抹殺を依頼。
エドナはそういった刺客を退ける毎日を送る羽目に
なっていた。
おまけに下僕にしたい魔獣があらかじめ刺客達に葬られてしまうわ、妥協してブサイクな魔獣をテイムする羽目になるわ(すぐに飽きてリリースしたが)と、文字通り散々な目に。
そんなうんざり感からふて寝してしまった彼女だが、すぐに目を覚ますと何と別世界が広がっていた。
それも大量発生した怪獣達によって蹂躙されているという、未曽有の大災害に見舞われた現代世界である。
魔獣とは一味違う凶暴かつ強大な怪獣の数々に、エドナはすぐに一目惚れ。
そうして気に入った怪獣を下僕にしつつ、ある時は自分の加減で気に入らない怪獣を倒し、またある時は自分が気付かない内に人々を救ったり。
破壊と瓦礫が蔓延する『怪獣黙示録』の世界の中、今日もエドナはお気に入りの下僕集めを続けていくのだった。
※『カクヨム』にも連載しております。
※主人公自体はファンタジー系ですが、世界観を重視してジャンルをSFにしました。
※自衛隊や軍隊が登場しますが、作者にそちらへの知識がないので雰囲気重視です。実際の組織運営と異なる事が多々ありますのでご了承下さい。
※この物語はフィクションです。法律・法令に反する行為を容認・推奨・奨励するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:04:41
112763文字
会話率:36%
「『聖騎士王(パラディンおう)』に、俺はなる!」不治の病に侵された幼馴染、高坂結希子を救う為、異世界転生して聖騎士になると豪語する青年、藤堂聖。転生などフィクションでしかないと一蹴する親友、丹羽京平の言葉も聞かず異世界の可能性を熱く語る聖だ
ったが、そんな二人の前に転生の神と名乗る怪しい男が現れる。その自称神は二人に異世界転生『おねがいリンカーネーション』なる企画への参加を打診する。
曰く、最終的に転生者、現世、異世界の面々が満足出来る三方良しな転生を実現すべく、様々な異世界への転生を体験する事を可能としたとする、この企画。俄かには信じ難い話だったが、聖騎士王になれるチャンスとばかりに聖は参加を即決、京平も結希子を救う方法が見つかるかもしれないと渋々ながら参加を決意する。こうして異世界転生企画『おねがいリンカーネーション』に参加した二人は、もう一人の幼馴染、松永穂波をも巻き込み、希望の世界を見つけるまで、天井の無い異世界ガチャを回す事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:27:23
695274文字
会話率:56%
――それは「選ばれてしまった」者たちの物語。
平凡な高校生・風間圭介のもとに、ある日届いた一通の謎のメール。
差出人不明、件名なし。本文にはこう書かれていた。
「あなたには能力が発現します。拒否権はありません。明日、お迎えに上がります」
最初は悪質なイタズラだと思った。だが、その日を境に“現実”は音を立てて崩れ始める。
幼なじみの恭子、裏社会に蠢く「組織」、
そして、“次元”をねじ曲げる少年。
──これは、「特別な才能(GIFT)」を持ってしまった少年少女たちが、
世界の裏に隠された〈真実〉と〈運命〉に抗っていく、
現代異能×ヒューマンドラマ。
与えられた力は祝福か、それとも呪いか。
自分の意思で、生き残れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:50:00
138962文字
会話率:26%
愛梨は、失恋をきっかけに三年半前にタイムリープする。それは、自分を騙して捨てた男、修二と出会う前の時間軸だった。
愛梨は、今回は修二とは関わりを持たず、タイムリープ前から大好きだった推しのバンドを、全力で応援しようと決意する。
タイ
ムリープ前は超有名になっていた彼らも、今ならまだ結成したばかり。小さなライブハウスで演奏する彼らを、近くで応援できるチャンスだ。
推しを追いかけ、前向きに生き始めた愛梨。
そんな中、愛梨のもとを、タイムリープ前の時間軸では疎遠になってしまっていた友人、優樹が訪ねてくる。
推し活と優樹のおかげで、愛梨は徐々に心の傷を癒していく。
また、愛梨の推しバンド、その中でも最推しのヴォーカリストと、優樹には、意外な関係があるようで――?
推し活が繋ぐ、時空を超えた運命の恋の行方は――。
※ この物語はフィクションであり、登場する人物や団体は、すべて架空のものです。現実に存在する人物・団体とは何の関係もございません。また、法令に違反する行為を推奨または容認するものではありません。
※ こちらは旧題「タイムリープしたら、推しと恋をする世界線でした」第三版です。第一版をエブリスタ様に掲載しています。設定が大幅に変更されていますので、ほぼ別物と思ってお読みください。
※ カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:10:00
101115文字
会話率:40%
アンドロイドの恋心を巡る短編。
"僕"は、ある夜10年間連れ添った家政婦型アンドロイド・サナに告白される。
サナは想いを"僕"に告げるが、その真実は──。
カクヨム様で週間ランキング SFカ
テゴリで137位を獲得しました。読んでくださった皆様ありがとうございました!
カクヨム様にも重複投稿しています。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:02:43
2204文字
会話率:28%
※全1446字の超大作です。コーヒーが冷める前に読めます。
主人公と本作のAIとして唯一出てきたユキがいちゃつくだけの作品に見えたならばそれが正解です。
主人公がユキに飼い殺されている様に見えるならばそれも正解です。
もっと深く見えたなら
正解です。
あらゆる解釈が正解であり、肯定されます。
これ以上何か言えば、本作を書くに至った経緯である、『ポリフォニー』を破壊させる行為になりかねないので以上であらすじは終わりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 02:18:15
1446文字
会話率:27%