5編のショートストーリズ。温暖化させたことへの「罰」、動物の生存権、食われるカラス、ウジ虫治療法、乙姫様から人類への請求書
最終更新:2024-12-15 09:38:39
11016文字
会話率:83%
新撰組一番隊隊長沖田総司。病に侵され、京を追われ、仲間のもとに帰れないまま現世で生涯を終えた彼は、気づいたら『異界』に立っていた。
最期の間際に斬ろうとした黒猫と一緒に。
そこで出会った高倉虎丸という武士が言うに、現世の年齢のまま異界に転生
し、第二の生を得る機会を得たという。しかも病が治った身体で。
第二の生。沖田は、その機会に恵まれたことを喜びつつ、近藤さんや土方さんの元に帰れなければ何の意味はないと現世への未練が募った。
龍宮京という都に導かれた沖田は、そこの主、高倉浪平の薦めで、学校の剣の先生をしながら、第二の生についてどうするのか考えてみることにする。
元々は剣の道場の塾頭で、子供好きである沖田にとって、そこは、故郷と同じような日々を送れる安らかな場所だった。
現世の過去からでも、未来からでも誰かがやって来る龍宮京の学校で、沖田は様々な人物と出会うことになる。校長を務める菅原先生、令和の世からの来校生たち、そしてかつての仲間にも――。
※数話で完結予定。不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 22:17:01
37767文字
会話率:39%
三村 大知は現代の浦島太郎を体現したといってもよかった。
彼は『妣島(ははじま)サバイバル研修集団失踪事件』で30年ぶりに生還した1人だった。
政府機関に隔離され、2カ月にも及ぶのあらゆる検査を終え、ようやくこちら側に還ってきたというのに、
心は曇ったままだ。
かつての恋人、波多 真智子をドライブに連れ出し、悩みをぶつけることにする。
真智子もまた、妣島でなにがあったのか母親のように問いかけるのだが、三村は子どもっぽくはぐらかすしかない。
カーラジオから流れてきた音楽番組『大泉 仁志のミュージックG-LOC』でさえ、この集団失踪事件のことについて、あれこれ憶測で発言するほど、世間をにぎわせていた。
ディスクジョッキーたちの無責任なトークに苛立ちを憶えた三村は、ラジオ局に抗議の電話をかける。
応対したディレクターは、むしろ番組人気に火がつくと思い、三村に出演の交渉する。
そして生放送中、三村はスペシャルゲストとしてスタジオに飛び入り参加。ついに政府にも洩らさなかった集団失踪事件での真相を語りはじめる……。
「――まるでトラバサミに挟まれたも同然だった。おれたちは罠にかかったんだ」
三村たちは浦島太郎と同じく、異界へ行き、手厚いもてなしを受けたという。乙姫のような美女との契りまで交わしてしまった。
しかしそれは超えてはいけない一線だった。彼らは罰を受けたのだと告白するのだった……。
奇想天外な現代の龍宮城とは何か? そして謎の腰蓑姿の美女たちの狙いとは?
※本作は夏のホラー2022企画作です。テーマは『ラジオ』。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 06:12:52
52856文字
会話率:32%
――これまでのあらすじ
むかしむかし、助けた亀に連れられて龍宮城を訪れた浦島太郎は乙姫様たちと三年ほど退廃的に過ごし、故郷の浜へ戻ってみると実に七百年の時が過ぎていました。
最終更新:2021-08-29 10:30:05
3929文字
会話率:55%
春ですねー。ああ……今年も………。
最終更新:2020-04-02 06:48:50
200文字
会話率:0%
道に迷ってしまい、自分の星に戻れなくなってしまった宇宙人。
そんな彼を帰してあげようと奮闘する一人の秀才男子高校生。
太り過ぎて潜れなくなり、龍宮城に戻れなくなってしまった人魚。
そんな彼女を帰してあげようと頑張る一人のかわいい女子高生
。
二人の高校生による努力は、やがて思わぬ展開を見せ……
宇宙人と人魚、二人の男女高校生による愛と憎しみと笑いの交響曲(シンフォニー)がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 16:05:20
107708文字
会話率:43%
主人公 杵島鈴は、七夕に私の彦星どこにいるの。と呟いた翌日、いつもと同じ通勤の道を歩いてるはずなのに今まで見たことがない館の前に辿り着く。その名は龍宮館。一歩中に踏み入れると、陽気な小さいおじさんが出てきて龍宮館について話出した。龍宮館は、
昔話で出てくる龍宮城の様な場所。時間の制限がない。この場所は、前世の感情を遡ることが出来る場所。確実に運命の人に会えると言う。だが、相手は前世を思い出せないようになってるという。運命の人に前世の内容は言わないと言う条件のもと、龍宮館の奥の部屋に案内された。
そこにいたのは黒いスーツを着た美男子。彼を目の前にして、前世の感情が溢れ出した鈴は。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 08:05:13
2107文字
会話率:2%
桃から生まれた「桃太郎」
鉞担いだ「金太郎」
龍宮城へ行った「浦島太郎」
竹から生まれた「輝夜姫」
枯れ木に花咲く「花咲爺さん」
藁をも掴む「藁しべ長者」
もしも彼らが…
同じ時代
同じ世界に
生きていたら…
どんな
御伽話が
生まれてい
たのだろうか……?
この物語は
そんな彼ら(主人公)の日常を描いた
新たな御伽話である。
※この小説は作者がTVを見ている時に思いついた物です。
ですので、行き当たりばったりはもちろんのこと、後付け設定は当たり前にあると思いますので、苦手な方はBACKを推奨いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 19:01:29
237文字
会話率:60%
むかしむかしの台湾を舞台にした大人のための童話。
女好きの太郎が、日本の昔話に登場する亀や兎と共に龍宮城に行くことになりました。太郎は果たして、かわいい人魚を射止めることができるのでしょうか?
あ、そんな昔話あったなあ~と子供の頃を思い出し
ながら気軽に読んでください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-03-18 00:33:08
3309文字
会話率:55%
むかしー、むかしー、浦島はー♪ 助けた亀に連れられてー♪ 龍宮城に行ってみればー♪ 絵にもかけない美しさ~♪―――ところがぎっちょん! 浦島太郎を招いての豪華絢爛酒池肉林の宴がフェイクであり、目的はその浦島太郎そのものだったというから驚き桃
の木山椒の木。さて、どうするどうなる、最強の漁師!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-15 23:09:55
6944文字
会話率:42%
浦島太郎伝説は終っていなかった。浦島太郎が行った龍宮城は龍宮星人の海底基地だった。だが太郎と龍宮城の姫は恋に落ち、やがて龍宮星に渡り子孫を残した。その子孫が地球を救う為に再び地球にやってきた。ある壮大な計画をたてていた。
最終更新:2009-04-04 21:36:14
2824文字
会話率:55%