俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ。
泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。
とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中
が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。
銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。
金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広の帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。
だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。
それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ?
「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」
いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 16:00:00
148296文字
会話率:59%
初めて超能力が確認されてから約二十年。かつてヒーローに憧れた少年は、巨大なロボットに襲われた所を黒いローブの少女に助けられる。その少女との出会いが少年の運命を変えた!
少女の所属するSSC(宇宙に存在する警備会社)の仲間達との日常や、
立ち塞がる異星人(悪魔、天使、獣人などなど)、学生との戦い。
時に様々な惑星で起きる事件に首を突っ込み、陰謀を打ち砕いて行く。
そんな能力バトルファンタジーです。
※本作は「少女の消滅エンドに抗う物語 〜かつてヒーローに憧れた超能力少年は運命と出会い、異星人達と戦うようです〜」の改訂版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 07:29:44
966613文字
会話率:41%
ごく普通のキャンパスライフを謳歌していたある日、自宅の鏡が光ったかと思うと――次の瞬間目の前にいたのは、黒いローブを着た怪しげなおじさんたち。足元には禍々しい魔法陣。「救世主さま、この世界の悪王を滅ぼすためにお力をお貸しください」どうやら私
らは、怪しげなおじさんたち異世界に召喚されてしまったらしい。この世界のわるーい王様を倒さなければ彼らは私を元の世界に返してくれないようで――って、私を召喚した人たち、見るからに“悪の組織”だ! 「救世主さま」なんて呼ばれてチヤホヤされてるけど、この世界の王様を倒すなんて絶対無理! でもやらなきゃ彼らは元の世界に返してくれない! 悪の道に進むのか、元の世界を諦めるのか――「救世主さま」は第三の道を探そうと日々奮闘中です。 ※過去作を加筆編集して再投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 19:44:01
220854文字
会話率:32%
大学生の「僕」は、ある日駅の階段を踏み外した瞬間、異世界に召喚されてしまう。目を覚ました場所は、天井の高い荘厳な大広間。黒いローブをまとった謎の集団に囲まれ、告げられたのは信じがたい言葉だった。
「あなたは魔王として、この世界を救う存在
です。」
魔王として召喚された僕の使命は、この世界に存在する「歪み」を修正すること。しかしその方法は、勇者たちと戦い、物語を進めることだという。「魔王」と「救世主」という矛盾した役割に戸惑いながらも、僕は世界を旅し、歪みを正していく。
だが旅を続けるうちに、僕はこの世界そのものの正体に気づいてしまう。この世界は一体何なのか? 召喚の理由とは? そして、僕が選ばれた「本当の意味」とは?
嘘と真実が交錯する中、僕は自らの運命に立ち向かう――魔王として、そして一人の人間として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 06:32:34
1228文字
会話率:24%
生命の死の前には必ず死神が訪れるものです。
運命的に死が確定した存在に金髪で黒いローブを着た少女の形をした死の概念がその死を見届けます。
「僕が見えるということは君は死ぬということさ。僕が君の死を見届けて、面白かったら手記に残してあげる。
だから退屈な死を見せないでくれたまえ」
これは手記の記録であり、彼女の記憶です
名前はなんでしたっけ…?えー
まぁ自由気ままで勝手な死神が残した手記を覗き見てみましょう
きっと彼女の印象に残った生命の最後の輝きが記録されているでしょうから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 21:30:26
112650文字
会話率:34%
九歳の誕生日を迎える日、森で暮らすユウヒとその母親は、黒いローブの者たちに襲われ、あっけなく母親は殺された。悲しみと怒りの中、ユウヒは自分の中にある力を発動することに成功するが、力を制御できないユウヒは、その炎の力によって黒いローブの者たち
だけでなく、母親の亡骸、帰るべき家、それらを森ごと火の海へと沈めてしまう。そして、その力は、ユウヒをも侵略しようとした。そんな悲しい事件から10年後、ユウヒは、母と自分を襲った黒いローブの者たちの属する組織に関する手がかりを手にする。あの日以前の記憶をうまく思い出せないユウヒは、母が殺された理由を知るため、そして復讐のために組織を追うことを決意する。たとえ灰になったとしても、その炎は消えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 00:20:00
181340文字
会話率:36%
平成36年、4月。 どこにでもいる普通の女子高生、月峰カザネは突如謎のカードデッキを手に入れてしまう。 とりあえず落とし物として届けようと歩き始めた彼女の前に、黒いローブの人物が現れ、カードバトル【フダディエイト】を挑んできて—— 現代伝奇
カード活劇、始動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 00:30:02
155111文字
会話率:35%
「たのも〜! 『待たせたな。小次郎』」
「『遅かったな。|臆《おく》したか。ムサシ』っていつも思ってるけど、この合言葉はなんなの? そもそも誰だよ、ムサシとコジロウって」
コゼットはフライパンを改良する為に、古びた家に訪れた。黒いローブと
顔半分まで覆っている仮面をつけた、青年の名前はフェル。コゼットの協力者だ。
コゼットは彼が攻略対象者じゃないからと安心をしていたのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:51:05
4412文字
会話率:56%
連載を検討している短編です。
読者様の反応をみて決める予定です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
狡猾に準備を進めていた大悪魔クリムゾンは、魔王と互角の戦いを繰り広げており、側近の四天王を撃破し、ついに魔王城に攻め入る所であった。
「よ
うやくオレが新たな魔王になる時がきた!」
魔王とオレの力は互角だろう。
しかし、四天王を倒した今のオレの魔力は上がっている。今ならオレの方が有利だ。
「よし、攻め込む───」
配下の者にそう言いかけようとした時、悪魔召喚の魔法陣が足下に現れた。
「ば、バカな!?悪魔召喚!?この大悪魔であるオレを召喚だとーーーーー!!!!!」
眩い光が収まると、目の前にはいかにも魔法使いという黒いローブに黒い三角帽子姿の少女がいた。
「グッ、クソッ!?ここはどこだ?」
「………なんて品のない悪魔なの。これはハズレかしら?」
少女は悪魔を見ながら話した。
「私が召喚者よ。私の願いを叶えなさい!」
「チッ、盟約に従い願いを叶えてやる。世界を滅ぼすのか?一国の王になりたいのか?さっさと言うがいい」
ボソッ
「ああっ?なんだって?」
「だから!好きな人と恋人になりたいのよ!協力しなさい!」
………はっ?
こうして大悪魔クリムゾンは、召喚者の少女の恋を実らせる為に奮闘する事になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 18:23:52
10047文字
会話率:42%
ダンジョンが突如現れた地球のお話。
ある日、ギルドの新人職員の少女が、上司の指示で富士山のある物の調査に向かいました。
それはダンジョン出現と同時に現れた、大きな黒い球。
チェック項目に従って調べて、異常なしであることを確認して帰ろうとしま
す。
すると、突然黒い球はまばゆい光を放って、消えてしまいました。
少女は事情聴取を受けましたが、特に何事もなく無事に自宅に帰ります。
そこで待っていたのは、黒いローブの女の子でした。
女の子は言います。
「わたしは、精霊とか、かみさまとか、そういうものです」と。
その子は、遙か昔に封印された魔女でした。
これは、そんな超古代出身の魔女が、封印を解いてくれた少女への恩返しとして、とりあえずダンジョンの中で起きる悲劇を救ってみたり、たまに勢い余ってダンジョンをえいやっとぶっ壊してみたり、そんなことをしてみるお話です。
※最初をのぞき、1話2000文字前後で投稿しています。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:50:00
107667文字
会話率:52%
トラックの玉突き事故で死んだ神宮寺将暉が目覚めると、真っ白い空間だった。そこには土下座している神様がいた。
「大変申し訳ない!あなたが死んだのは手違いでした」
お詫びに異世界にチート付きで転移させてやるとのことだったが、渡された白いフ
ァイルには微妙なチートばかり。
「全属性とか武術の才能とかがセットになってるチートはないの?」
「おお!それなら全てを得られるチートがありますよ」
「いいじゃん!それでよろしく」
そうして強力なチートを得て、異世界テンプレを謳歌する予定だったが、与えられたチートは【百万倍精神と時の部屋】だった。
「キャー!助けて!」
悲鳴を聞きつけた将暉は黒いローブの集団に襲われている姫さまを見つける。
「ちょっと待った!」
敵に囲まれた状況で将暉は言う。
「ちょっと失礼して...。開け!【百万倍精神と時の部屋】」
そう言って将暉が亜空間に飲み込まれ、五秒経って出てくると、そこには十年修行した将暉の姿があった。
「よし、お前らかかってこい」
うっかり助けた亡国の姫さまの重すぎる期待に応える為、将暉は今日も死ぬ気で修行する。
「きっと将暉さんなら全属性持ちで鑑定石なんて破壊しちゃうかもしれませんね」
「お、おう!そうだな」
(やべぇ、修行して全属性獲得しないと...)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 14:46:20
11280文字
会話率:50%
トラックの玉突き事故で死んだ神宮寺将暉が目覚めると、真っ白い空間だった。そこには土下座している神様がいた。
「大変申し訳ない!あなたが死んだのは手違いでした」
お詫びに異世界にチート付きで転移させてやるとのことだったが、渡された白いファ
イルには微妙なチートばかり。
「全属性とか武術の才能とかがセットになってるチートはないの?」
「おお!それなら全てを得られるチートがありますよ」
「いいじゃん!それでよろしく」
そうして強力なチートを得て、異世界テンプレを謳歌する予定だったが、与えられたチートは【百万倍精神と時の部屋】だった。
「キャー!助けて!」
悲鳴を聞きつけた将暉は黒いローブの集団に襲われている姫さまを見つける。
「ちょっと待った!」
敵に囲まれた状況で将暉は言う。
「ちょっと失礼して...。開け!【百万倍精神と時の部屋】」
そう言って将暉が亜空間に飲み込まれ、五秒経って出てくると、そこには十年修行した将暉の姿があった。
「よし、お前らかかってこい」
うっかり助けた亡国の姫さまの重すぎる期待に応える為、将暉は今日も死ぬ気で修行する。
「きっと将暉さんなら全属性持ちで鑑定石なんて破壊しちゃうかもしれませんね」
「お、おう!そうだな」
(やべぇ、修行して全属性獲得しないと...)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 17:12:34
3900文字
会話率:47%
住宅街にひっそりと佇むカフェの店員は黒いローブを着た小さな女の子。
午後3時になると女の子の元へ二匹のフクロウが飛んで来る。
それが営業が始まる合図だ。
何故かこのカフェに行くと睡眠の質が上がるとの噂があり?
最終更新:2024-04-26 00:16:54
4210文字
会話率:32%
むかしむかしある森の奥に、古いお城が離れて2つありました。
1つは美しさしか興味がなく、余計なことを言えば容赦がない魔女エリスの城。
もう1つはエリスとは違い、黒いローブを目元まで隠し人見知りな魔女みリスの城。
今回は、人見知りなミ
リスのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 06:10:00
3206文字
会話率:59%
父の形見である銀の小笛を、首から下げた14歳の少女。
ロゼ・バークガッツは、辺境の町で、新聞配達と賞金稼ぎを兼業しながら、病床の母と共に暮らしていた。
ある晩、彼女は、賞金ギルドで、自分に付き纏う黒いローブの男の存在を知ることとなる。
翌朝
、黒いローブの男の正体に訝しみながら、新聞の配達をしている最中、彼女は賞金稼ぎに襲われる。
なんと、自分が破格の賞金首として賞金リストに上がっていた。
町中の賞金稼ぎから逃げ惑う彼女を助けたのは、彼女に付き纏っていた黒いローブの男だった。
男の名はテュールといい、聞けば両親の古い友人だと言う。
二人は賞金稼ぎから逃げるも、多勢に無勢。
ロゼはテュールから、その首から下げた小笛を吹くように言われる。
幼い頃から母親に絶対に吹くなと言われていたその笛が呼んだのは、美しい白銀の竜だった。
※挿絵ありってあるけど、地図だけです。ハイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 16:00:00
81090文字
会話率:26%
世界屈指の貿易都市であるラフス王国。その城下町には薬草採集からモンスター討伐まで、依頼されれば何でもこなす事で有名な冒険者ギルドが存在していた。そんな冒険者ギルドに所属する奇妙な男がいた。
本名不明。身長は約2m。しかし常時猫背である
為、正確な身長は不明。裾がボロボロな古ぼけた黒いローブを羽織っており、顔は愚か歳さえも分からない。最大の特徴として剣を引きずりながら歩いている。また、剣自体も特殊で刀身に切っ先が無く、突く為の機能が存在しない。
そして、常に剣を引きずりながら歩いている為、街の至る所に傷後が残っている。しかし誰一人として文句を述べたりはしない。
それは過去に、男の行動を邪魔した者達は全員漏れ無く、その首を一太刀で斬り飛ばされてしまったからだ。
切っ先の無い剣に、首を意図も簡単に斬り飛ばす実力から、いつしか街の人々は恐怖と畏敬の念を込めて、エクスキューショナー(死刑執行人)。その名を略して“エクス”と呼ぶ様になり、彼となるべく関わらず巻き込まれない為の決まり“エクスルール”を作られ、地元国民達にとっての暗黙の了解と化した。
そんな彼の下に、ラフス王国第二王女“ガミーヌ・フォン・ロイヤリティー・ラフス”が突然現れ、冒険者になったからパーティーを組んで欲しいと頼み込んで来た。
最初は完全無視をしていたエクスだったが、紆余曲折あり無事にガミーヌとパーティーを組む事となった。
しかし、彼女は知らなかった。エクスの本当の目的がガミーヌを利用して、ラフス王国の王族や貴族を皆殺しにする事だと……。
これは復讐の物語。全てが謎に包まれた死刑執行人と、ちょっとお転婆なお姫様が送る“新感覚ダークファンタジー”の幕開けである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:27:04
173832文字
会話率:63%
蔭蔓《カゲル》は皮肉屋な”シダ植物ヒカゲノカズラ類”の魔法使いである。
10年前に終結した戦争により、魔法文明のラルタロスには魔法使い生き残りの孤児が残った。そのうち一部はアミテロス魔法学校に魔法使いの生き残りとして育てられ、彼もまた
その一人だ。
9年の時を経たある春分の日、蔭蔓《カゲル》は自分に容姿のよく似た黒いローブに身を包んだ魔法使いに学校を襲撃され、魔法学校は多大な被害をだした。その魔法使いは『ラルタロス魔法学校魔物部に来い』と蔭蔓《カゲル》に告げ、姿を消した。この体験をきっかけに、同期で親友の将器《ショウキ》、将器《ショウキ》の彼女のあずさとともに、黒ローブの正体を知るため、ラルタロス魔法学校魔物部に進学する。優秀な魔法使い神那《カンナ》と出会い、物語は加速する。
黒いローブの魔法使いの正体はいったい・・・。
物語の先に蔭蔓《カゲル》が知ることとは・・・。
そして蔭蔓《カゲル》は決意する。僕は逃げる。僕の過去と向き合うために。
シダ植物の森林と蛇の魔獣で送る一風変わった和風魔法ファンタジー
より画質の良いバージョンはpixivに投稿しますので気が向いたら訪問してください。
pixiv: https://www.pixiv.net/member.php?id=33567977
世界観設定をつぶやきます
twitter: https://twitter.com/lycopodium19
お知らせ 1章終節『アンプラリアの草蔭《くさかげ》』入りたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 21:08:06
319522文字
会話率:42%
男女4人の学生たちが南の島を訪問し、現地の村で歓迎会中に意識を失う。
目を覚ますと、美しい村の様子は一変して荒廃していた。
黒いローブの人物によれば、その4人は魔王を倒すために異世界召喚されたという。
4人は勇者、戦士、盗賊、治癒師となっ
て、レベルを上げ、魔王との戦いに挑む。
死闘の末に魔王を倒した勇者一行は村に平和をもたらす。
宴の最中に再び意識を失い目を覚ますと、村の様子は元に戻っていたのだった。
果たして勇者一行の帰還は凱旋か、それとも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 02:48:45
12559文字
会話率:19%
光と闇が入り混じる世界で繰り広げられる、主人公たちの壮大な冒険の物語。主人公の父親は光の国の炎の能力者であり、戦いの中で幼いエクリプスとその兄イグニスに能力を受け継がせ、戦死してしまう。その後、エクリプスとイグニスは光の国を襲った黒いローブ
の男に母親を殺され、トラウマを抱えることになってしまう。母親の仇を討つため、そして平和を取り戻すため、エクリプスたちは壮大な冒険に出る。しかし、彼らの前には多くの困難や敵が待ち受けていた。果たして、彼らは目的を達成し、平和を取り戻すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 23:01:39
3760文字
会話率:29%
水の神バサエルに守護される国イーリア。
その東部に、〈白の一族〉がひっそり暮らす隠れ里があった。
隠れ里で生まれ育った15歳の少女、ユリア・クレフ・シュヴァルヒは、ある朝、両親の信仰を否定し、家を飛び出した。
だが、身を寄せる予定だった師
匠の山小屋へ向かう途中、兄の恋人であるカトリナから、兄宛の大切な手紙を預かることに。
兄は〈銀海の風〉と呼ばれる過激派集団に関わり、その仕事で里を出たという。
手紙を握りしめ、ユリアは生まれて初めて隠れ里を出た。
しかし、近隣の村へ到着する手前で、黒いローブを纏った集団に襲われる。
「一緒に来い。君には大いなる使命が与えられている」と言い放つリーダー格の男。
怪しげな集団に囲まれたユリアのもとに、一人の青年が現れた。
彼は、隣国エンガリアから来た元神官で、名前をライナルトと名乗った。
お節介から、ユリアと行動を共にすると申し出たライナルト。
〈白の一族〉であり、先祖返りの力を持つ少女ユリアと、異国に来た元神官であるライナルトの古代魔法を巡る旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 21:34:46
126837文字
会話率:27%
自分ノ触覚デ見サセテヨ、コノ世界ノ価値。写真ヤ言葉ダケデナク、コノ触覚デ。
黒いローブで身を隠す少女は、老人にそう頼む。
眼球代わりの、触覚を揺らしながら。
変異体。
それは、“突然変異症”によって、人間からかけ離れた姿
となった元人間である。
変異体は、人間から姿を隠さなければならない。
それが出来なければ、待つのは施設への隔離、もしくは駆除だ。
変異体である少女に、人間の老人はこう答える。
お嬢さんはこの世界の価値を見させくれるのか?
ここは、地球とそっくりに創造された星。
地球と似た建物、地形、自然、人々が存在する星。
人間に見つからないように暮らす“変異体”が存在する星。
世界に対して独自の考えを持つ、人間と変異体が存在する星。
バックパックを背負う人間の老人と、変異体の少女が旅をする星。
「化け物バックパッカー」シリーズをまとめた短編集です。時系列はあるものの、「プロローグ」を見た後は、どこから読んでも問題ありません。
「カクヨム」「アルファポリス」「マグネット」「ノベルアップ+」と重複投稿しています。
★←このマークが付いている作品は、残酷・暴力などの人を選ぶ表現が含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 14:44:08
464603文字
会話率:42%
老人と共に旅をする化け物の少女。二人が訪れた人形店で起きたある騒動とは......?
化け物病と呼ばれる奇病によって変化した部分は、人間の肉眼で見ると恐怖の感情を引き起こす作用がある。それが蔓延している世界の中を旅をしている二人がいた
。
一人は老人。顔が怖い。もう一人は黒いローブで姿を隠した化け物の少女。二人とも、黒いバックパックを背負っていた。
そんな二人が、訪れた街の中にある人形店に訪れるが......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 15:10:59
5470文字
会話率:60%