結婚式で婚約を破棄された挙句、同級生に婚約者を奪われた令嬢ルナ。
しかしそこへ、家族もろとも絶望に追い込まれていたルナの元に、ある一通の手紙が届く。
[あの二人の幸せを望みますか?]
とだけ記載されていたのを不審に思ったルナが手
紙に書かれた住所へ向かうと、そこは以前訪れたことのある宝石店ラ・コルネだった。
ところが、そこの従業員達は裏で『別れさせ屋』という一風変わった仕事をしており、店長のサイファーがその代表を務めていた。
ルナは、サイファーから元婚約者が不貞を犯していたことを知らされて、復讐心が芽生える。そして、元婚約者に然るべき罰を与えて欲しいとサイファーに依頼した。
だが、サイファーがルナを手紙で呼び寄せたのには、“別な目的”があった――。
一方でルナの幼馴染である侯爵令息のレオナルドは、極秘で麻薬密輸組織を追っていた。ところが、一番怪しいと思われるところへ向かった先は、サイファーのいる宝石店ラ・コルネだった――。
※約13万文字の完結済み作品です。
※以前投稿していた『婚約破棄してくれてありがとう』のリメイク版となります。続編を描く予定でしたが、本作で完全完結させることにしました。
※基本はルナ視点ですが、話数横の名前が別人物視点となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 03:58:35
144545文字
会話率:48%
(第1部)
二十年前ロシア上空で発生した巨大火球の爆発は、実は二台のUFО同士の衝突事故の成れの果てであった。この事故で火球になったUFОを破壊し、命をかけてロシアの住民を救ったのがESО(地球治安維持隊)隊員の主人公アリサの父だった。
二
十年後アリサはエイリアンチャンネルQというTV番組のMCをやっていた。でも実はESОの調査官でもあった。エイリアンチャンネルQは過去に発生した宇宙人絡みの事故を取り上げて、それが起きないように啓蒙活動をする番組である。今回は二十年前のロシアの事故が取り上げられた。偶然その時事故を起こした片方のUFОが検問で宇宙麻薬密輸の疑いをかけられたが、決定打がないので、アリサが地球でその犯人のマジックショーに潜入捜査をして確証をつかむことになった。宇宙麻薬を積んだ小型UFОの気配を察知したアリサはUFОに乗り込んで、バトルとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 08:53:16
52348文字
会話率:68%
ある夏の日に関谷弘純は〝主〟と電話をしていた。
その内容は秋に行われる、野球国際大会で駐日アメリカ大使、ジョセフ・ダグモンドを爆弾で暗殺するというものだった。
関谷はイスラム国、通称、ISに忠誠を誓っていたのだった。
一方、それから
数か月後、石川県の金沢港では海外のマフィアの麻薬密輸を感知した警視庁公安部外事四課が警備部の特殊部隊であるSATを引き連れて、マフィアの制圧作戦を行おうとしていた。
そこにはSATを指揮する警備一課長から非難の目線を浴びる、小早川彩音警部がいた。
最速ペースで昇進を続ける、型破りの常識外れな悪漢女性警部が日本を揺るがす、テロ事件に挑む、警察小説の短編一話が開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 23:00:00
13596文字
会話率:42%
表向きはケインと結婚した筈なのに婚家の面々を味方につけ、近衛騎士団に在籍したまま独身寮で遅い青春を謳歌していたアルティナ。しかし友人からの借金の申し込みがきっかけで、予想外の騒動に巻き込まれる事に。
友人の趣味が高じて購入した絵がきっか
けで、第二王子が絡んできた上、アルティン時代の前任者のアトラスが麻薬密輸の情報を掴んで王都に来訪。そして有名画家の経歴詐称疑惑まで発展し、王太子の命の下、近衛騎士団で密かに調査を始める事になるが……。
【ダブル・シャッフル】続編。相変わらずアルティンの魂が内在と一部の人間に偽ったままのアルティナが、巻き込まれた陰謀を暴いて黒幕を粉砕しつつ、友人の恋模様を見守りながら奔走します。
アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 00:38:03
189632文字
会話率:66%
21世紀、海外マフィアの麻薬密輸によって日本が覚せい剤やシンナーに汚染された時代。
そんな中、ある少年少女たちだけは薬物の魔の手にとらわれる事なく自分自身の正義を貫く事となった。
不良少年の中に混じって女の子を覚せい剤の魔の手から守り
ぬく事を趣味としている少年。
薬物乱用者を悪と決めつけ暴力を振るうことが生きがいの少年。
本当の優しさを求める2人の少年と少女。
世界から薬物乱用をなくす趣味って意外と楽しいかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-11 15:54:00
4986文字
会話率:59%
ニーベルング王国の都市ジェイン市に、マフィア同士の抗争と麻薬密輸が蔓延しており、市民達は常に恐怖と隣り合わせの生活に甘んじている。しかし、それらをたちどころに解決する少女がいた。その名は紫苑。マフィアの連中からは、恐怖と不安と不気味さをこめ
「魔女」と呼ばれていた少女である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-31 16:00:00
17420文字
会話率:60%