妖師(あやし)、それは人に見えず人に害をなす妖を祓う人々。かつて高位の妖師であった姉、希明を目指し、人知れず人助けをする晴人だったが、しかし彼には妖師として致命的な欠陥があった。
どうすれば姉のような妖師になれるか、姉に再会できるかを考えて
いた晴人はある日、こっくりさんに取り憑かれたという少女に出会うーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 23:45:02
37191文字
会話率:52%
主婦真紀子(42)ある日気がつくと毒殺未遂で半年間昏睡した大国から嫁いできた王妃に転移していました。その王国は無謀にも大陸一の大帝国に戦争をふっかけてあえなく敗戦。婚約者のいる第三王子を父の皇帝に助命嘆願し王妃の座についたものの、初夜の翌日
、何者かの毒によって昏睡してしまう。王と元婚約者が共謀して殺害を謀ったのではないかと見られていたが・・・
*魔法がでてきます。
ご都合主義です。愛し愛されるのは誰でしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 12:00:00
9981文字
会話率:22%
主人公の「社会不適合者」清盛廉久は会社を辞め、堕落した生活を送っていた。
別世界では世界樹マクマリスが聳え立つ大陸「ヴァージングラード」のルイン王国国王マティウスは反逆者である弟ブリューダル討伐のため、王族三人と三つの騎士団、魔導化歩兵
に魂呼びの儀式の後、出征することを命じる。
事前に情報を得ていた魔導正教本部は、これに対し手練れであるヴォルフ、ヴェルゲル、アードリの三人を招集、横槍を入れるため王都エレメンタルへ派遣し、王都プラネス区魔導正教司祭グリフに協力を要請した。この時、王都魔導正教内で妙な噂が流れており、グリフは噂の調査とともに一計を投じる。
そして主人公・廉久は精神的な問題を抱えたまま、別世界へ招かれることになる。王都では小さな戦火が大きく連鎖し始めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 18:09:12
41185文字
会話率:36%
──父さんって呼んでもいいですか?
外伝シリーズ第二段。
第一作「天使は瞳を閉じて」から十年後……。
ヴィヴィアンの魂を救う為、ハデスに課された十三の苦役をローレンスはこなしていた。
最後の苦役は「見習いの教育」。
母を苦役に取られ十
年もの間、教育者不在の為に放置されたタナトス神アメリアの教育を最後の苦役として果たす事になる。
文化が遅れた田舎の島で、人の間でのんびりと育ったアメリアは何処かずれていた。彼女の突飛な行動に悩まされ笑わされ、ローレンスは最後の苦役を楽しみつつ務める。
しかし懐いているもののアメリアは何処かよそよそしく心の奥までは開かない。それもその筈、彼女はローレンスの実の娘であった。
ハデスに「実の娘であるとローレンスに言ってはならない」と厳命された彼女は一年以内に父が自分を実子であると気付かなければ存在を滅される。
「子供が居ない」と言いつつ、落ち込んだ時に優しく慰める父ローレンスにアメリアは複雑な感情を抱いていた。
果たしてアメリアにはローレンスを「父さん」と心から呼べる日が来るのだろうか。
三章構成 全二十三節。
五月七日(火)18時より一節ずつ公開。
*外伝なのでランゲルハンス島奇譚シリーズをご覧になっていなくとも楽しめます。
しかし
(改訂版)ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」https://ncode.syosetu.com/n9047dt/
の読後にご覧になるとより楽しめます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 18:00:00
131880文字
会話率:36%
時は平安。貴族の子女、和子はあることが原因でとんでもない呼び名をつけられてしまう。悪評が流れれば本人の婚期も逃げ、挙句の果てには姉兄の婚期まで遠のくことに。そこで彼女は決断する。「わたしは結婚することを諦めます。その代わり、我が姉君、兄君の
結婚に全力を注ぐことにします」
家族の暮らしを守るために奮闘する和子。しかし、ある男と関わったために厄介なことに巻き込まれていく。
※サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-15 18:00:00
60713文字
会話率:36%
父が死に、父の魂は僕のそばを、離れない。
最終更新:2012-07-28 20:54:26
831文字
会話率:88%