名無しのゴンべ氏、かく語りき。
「私はいったい、どこの誰なのでしょうか?」
新聞記者は、かく語りき。
「『早耳親父』ことアルバロ・エスカランテ・オルドニスだ。どうかアルバロと呼んでほしい」
悩める少女は、かく語りき。
「世の中のおとなの
人たちは、もっとまじめに仕事に取り組んでいるものだと思っていました……」
死霊術師は、かく語りき。
「ここで私は、とっておきの鬼札を切ることにする。貴公にも付き合ってもらうぞ」
そして、名探偵は……
「なんだか最近、いっつも爺さんを抱えて苦労している気がするよ」
「魔道探偵ナツメ事務所」の前にたたずむ老人。
近隣の村では「死に損ない」による怪事件が起きていた。
どこか影のあるゴシップ記者も巻き込んで、狂走乱舞の果てに行き着く先は……
「死に損ない狂騒曲」いざ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 22:14:27
35256文字
会話率:32%
【2020年10月25日にオーバーラップ様より一巻発売です。こちらとはヒロインが違ってますのでそちらもよろしければ】
五百年の月日は少年から記憶を奪った。
コールドスリープにより記憶を失ったトウジは背負った借金を理由に歩兵となること
を義務付けられた。
強化外骨格を身に纏い、モノズと呼ばれる球体のロボットを友として、荒野へと変わった地球でトウジは敵性宇宙人と戦い続ける。
配られた鬼札は平和な時代では開花することの無かった狙撃手としての才能。
――荒野で少年は猟犬を継ぐ。
(カクヨム様にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 00:39:52
554182文字
会話率:34%
突然の悲報に嘆き狂う同居人。見かねた「私」は彼女に一つの提案をする。
※この作品は、「いつの日か、鬼札を手に」(https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n1060fp/)の続
編です。未読の方は、そちらからお読みください。
※また、このエピソードの前段を、R18サイドにて公開しています。ご覧になれる方はそちらもお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:39:35
5958文字
会話率:36%
今日も一人の夕食、献立は何にしようか。
定期の見回りからの帰途、買いこんだ食材を手にそんなことを考えていた藍は、道端で一匹の獣を拾う。
寝床から出てこない主をよそに、見知らぬ客との夜は更けていく。
そして翌日、二人が向かった先は────
最終更新:2019-07-03 21:10:18
22353文字
会話率:41%
エーテルと言うエネルギーが発見され、生活が一変した未来のトーキョーシティ。
支配者であるCEO達の身辺警護を行う従者<サーヴァント>と呼ばれる異能力者であり、従者企業の一つ「協会」の最高位のメイドの一人であるカツェーニャは、曰く付きの任務を
言い渡された。
従者企業<サーヴァントサービス>の草分け的企業であり、三年前に滅びた同盟の復活を阻止せよと「協会」のCEOより直々に命を下された。
命令に従い、まずは盗み出された極秘資料を奪い返すも、それが彼女の流転の始まりであった。
姉が所属していた同盟と協会の確執。
うっすらと見えてくる黙示録の四企業の陰謀。
そして、鬼札と呼ばれた車椅子に乗る復活した同盟の総帥レイン。
大量消費で人々の欲望を刺激しながら、世を支配する企業群に対抗するのは車椅子の男が率いる従者たち。
多くの真実が明らかになる時、カツェーニャは一つの大きな決断を下す。
それはトーキョーシティの今後を左右する大きなうねりを巻き起こす事になる。
メイドとバトラーと雇用者のサイバーパンク異能力戦記。
毎週火曜日、土曜日の23時の週二回更新予定(20時でしたが土曜日の更新が間に合わないため)
カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 22:09:58
21976文字
会話率:30%
ある日、お寺を訪ねた男があった。
夜闇と炎の中で、男は運命に出会う。
最終更新:2017-12-24 22:54:52
11514文字
会話率:37%
※※連載化決定※※
「いや、俺はひかりが欲しい――」
主人公は鬼神をまつる「鬼神神社」の巫女。そして、巫女は悪運の良さと勝負強さをいにしえより受け継がれている。
そんなある日、主人公の元へある男が訪れてきて……?
まったく新しい花札
ファンタジー小説。
※「ぴよぶっく」にて連載
※「カクヨム」にも掲載
※イラスト募集※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 23:59:16
13087文字
会話率:53%
とあるテロ組織のアジトに1人の酔っぱらい『平田一彦』が現れる。彼はそこで射撃練習をしている若者『若林浩介』と出会う。その出会いが始まりで2人は手を組んでテロ組織を壊滅させる。
それから彼らは『増山真琴』という仲介屋を通して数々の無理難題に
直面する。ベテランの平田が若林をサポートする。だが、平田には普通の人間がもっているモラルが無く、若林はそんな彼の非情さを見て戸惑い苦悩しながらも成長していく。
そんな彼らに襲いかかる裏社会でほくそ笑む謎の狂人『鬼札』この男の目的は何なのか、そして平田を非情にした過去とは、そして新米の殺し屋若林の辿る物語とは?
この話は映画好きな人達へ送るB級アクション小説である。ただし内容は『ハードボイルド』ではなく、ギャグや皮肉たっぷりのジョークを織り交ぜた『ソフトボイルド』である。
どうぞお楽しみあれ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-24 17:01:52
57639文字
会話率:42%