鬼ヶ島にて、犬、猿、雉の犠牲もありながら死闘の末に鬼退治を果たした桃太郎。
島中の鬼を全滅させて村に帰った桃太郎は、娘を授かり桃姫と名付けた。
桃姫10歳の誕生日、村で祭りが行われている夜、鬼の軍勢による襲撃が発生した。
首領の名は「温羅巌
鬼(うらがんき)」、かつて鬼ヶ島の鬼達を率いた首領「温羅」の息子であった。
人に似た鬼「鬼人(きじん)」の暴虐に対して村は為す術なく、桃太郎も巌鬼との戦いにより、その命を落とした。
「俺と同じ地獄を見てこい」巌鬼にそう言われ、破壊された村にただ一人残された桃姫。
「地獄では生きていけない」桃姫は自刃することを決めるが、その時、銀髪の麗人が現れた。
雪女にも似た妖しい美貌を湛えた彼女は、桃姫の喉元に押し当てられた刃を白い手で握りながらこう言う。
「私の名は雉猿狗(ちえこ)、御館様との約束を果たすため、天界より現世に顕現いたしました」
呆然とする桃姫に雉猿狗は弥勒菩薩のような慈悲深い笑みを浮かべて言った。
「桃姫様。あなた様が強い女性に育つその日まで、私があなた様を必ずや護り抜きます」
かくして桃太郎の娘〈桃姫様〉と三獣の化身〈雉猿狗〉の日ノ本を巡る鬼退治の旅路が幕を開けたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 22:05:11
540426文字
会話率:52%
普通のOL・七瀬香澄は、ある日突然「桃太郎伝説」の世界にトリップしてしまう。
目を覚ましたその場所は、ちょうど生贄の娘を鬼ヶ島へ送り出す真っ最中の、とある村の中だった。
状況が飲み込めず戸惑う香澄をよそに、村人たちは「ちょうどいい」と彼女を
生贄の代わりにしてしまう。
そのまま強引に連れ去れられ、たどり着いた先は、恐ろしい鬼たちが住むと語られる鬼ヶ島。
しかしそこで香澄が目にしたのは、痩せた土地に暮らす「人を食べない」鬼たちの姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:44:30
9538文字
会話率:42%
桃太郎に登場する、鬼の視点で描く二次創作作品です。
最終更新:2025-02-11 02:33:54
1390文字
会話率:43%
祖母の家で行われる法事に、親の兄弟が勢揃いした面倒な1日が終わり、皆が帰路に着いたその後に、目を疑うようなことが起こった。そこをきっかけにいろいろなことが始まる。静子、和昭、それと可愛い小鬼が繰り広げる悲しくもあり、楽しくもあるそんなお話
最終更新:2025-01-27 22:02:31
34688文字
会話率:32%
桃太郎の鬼退治。そこに隠された前日譚。鬼ヶ島よりずっと前から、桃太郎は戦い続けていたのだった。
最終更新:2025-01-05 12:20:10
2963文字
会話率:56%
旧鬼ヶ島、現在の名前を港迎島という島があった。
そこに住む者達は皆人間では無く、魔力や呪力、霊力といった見えない力のことを怪力と呼んでおり、彼らはそれを使って暮らしている。
最終更新:2024-12-07 17:02:09
10715文字
会話率:28%
これは前作の股太郎が鬼ヶ島で暴れ、そこの鬼と仲良くなった後のお話である。
最終更新:2024-12-03 20:20:36
8857文字
会話率:51%
むかしむかしー世は鬼の脅威にさらされていた。主人公の桃太朗は、鬼の討伐を果たすべく、犬、猿、雉と共に各地に跋扈する化物を屠りながら、鬼ヶ島を目指す。道中出会うのは、日本各地の昔話の登場人物たち。坂田金時、浦島太郎、一寸法師にかぐや姫!日本昔
話オールスターストーリー!!今、人と鬼との最後の戦いが幕をあける――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 00:42:51
5826文字
会話率:68%
お婆さんのところへと流れてくるはずだった桃が、別の川にいっちゃった!?
桃から生まれた桃次郎はやがて鬼退治を目指すのだが、桃次郎の本当の親である山神と、鬼ヶ島が浮かぶ湖で祀られている水神の思惑とが交錯し、事態は思わぬ方向へ……
最終更新:2024-09-19 20:23:26
50294文字
会話率:38%
ここは、⻤族(きぞく)が住んでる鬼ヶ島。
鬼娘の鬼紅(キク)、水鬼(ミズキ)、鬼糸(キイト)は仲良しトリオ。
今日も、鬼岬で遊んでいると、鬼紅が何かを感じ取った。
その正体は、昔の戦で力尽き放置され⼟に埋没していた存在だった。
⻤
紅たちによって掘り出され再起動した存在は、リッキーの名を授かる。
リッキーは、⼈の⾔葉を理解して⾏動できる賢い存在。今後、彼は鬼紅たちの良い遊び相手になってくれるだろうか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 05:17:31
8786文字
会話率:50%
むか〜し、昔。
あるところに、おじいさんとおばあさんがありました。
毎日、おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
そんな事をする必要がなくなった、今は昔。
川へ行くお母さんと山へ行くお父さんのお話し、おはなし。
最終更新:2024-08-12 22:06:18
3579文字
会話率:0%
ある村にお爺さんとお婆さんが住んでいた。お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきた。お婆さんはそれを拾って、家に持って帰ると、中から赤ん坊が生まれてきた。その赤ん坊は桃太郎と名付けられた。十五歳になった桃太郎はある重大は決
心をした。鬼ヶ島へ行き、鬼共を成敗してやるのだと誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 19:28:43
55577文字
会話率:36%
鬼ヶ島上陸の前夜、猿は雉と話す中で自分たちの記憶に奇妙な欠落があることに気付く
最終更新:2024-05-01 22:12:42
1780文字
会話率:33%
人は鬼ヶ島を目指した。
最終更新:2024-03-01 01:03:14
1057文字
会話率:35%
何処にでもあるような普通のレストランにバイトとして入った〈鬼ヶ島桜牙〉はつかえないバイトとしてクビ寸前だった。
そんな中、ある日、ガラの悪い三人組の男が「飯が来るのが遅い」とクレームを入れてきて…
最終更新:2024-02-22 18:09:46
2777文字
会話率:65%
「私」は同行者三人と鬼ヶ島へ鬼退治に向かう。
最終更新:2023-11-26 14:32:56
6769文字
会話率:48%
新潟県は長岡市に住む青年、鬼ヶ島勇次はとある理由から妖を絶やす為の組織、妖絶講への入隊を志願する。
人の言葉を自由に操る不思議な黒猫に導かれるまま、山の中を進んでいく勇次。そこで黒猫から勇次に告げられたのはあまりにも衝撃的な事実だった
!
勇次は凄腕の女剣士であり妖絶士である上杉山御剣ら個性の塊でしかない仲間たちとともに、妖退治の任務に臨む。
無双かつ爽快で華麗な息もつかせぬ剣戟アクション活劇、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 01:35:22
305809文字
会話率:77%
むかしむかしのはなし。
バズーカ、ライフル、ガトリング砲、戦車。
鬼ヶ島を前に提供された潤沢な武器を手に、ほくそ笑む桃太郎。
金太郎はジープを乗りこなし、熊の大群を引き連れ山を荒らす者を撃退。
老兵、浦島は潜水艦で卑劣な乙姫が住ま
う竜宮城を爆撃し
数万匹の猿を蟹ら数十万の連合部隊が撃ち滅ぼす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 11:00:00
742文字
会話率:0%
昔々、あるところに神の使いの雉に鬼退治を依頼された桃太郎がいました。なんやかんやあって犬猿雉が大きな船で鬼ヶ島の鬼を蹂躙しましたとさ。めでたしめでたし
最終更新:2023-05-18 18:06:02
3401文字
会話率:71%
桃から生まれた桃太郎が、姫を助けるため、黍団子を持って、鬼ヶ島へ鬼退治向かう。
それが桃太郎だから、そこは変わらないです。
ちょっとシリアス。姫の名は菊姫。その辺りは味付けが変わっていますね。
ちょこっと浦島太郎が友情出演しますが、どこぞの
CMの世界観とはかかわり有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 10:00:00
31167文字
会話率:58%