高校1年生の貴樹の隣には、幼馴染のクラスメートが住んでいた。
学校一の秀才、容姿端麗、愛想もいい幼馴染――美雪は、彼女でもないのに、毎朝起こしに来ては、俺にだけ小言を言ってくる。
それにも慣れてしまったけど、宿題にひとつ間違いがあるだけで
容赦のない指摘が飛んでくる――いや、間違いがなくても粗探しをして、何か余計な一言がついてくる。
そんな毎日を過ごしていた紅葉も終盤となる11月の終わり。
貴樹は周りを気にしながら、こっそりと目的地――メイド喫茶に向かっていた。
もちろん、それは当然、美雪に見られると危険だからだ。
なのに――。
なぜか貴樹がメイド喫茶に行った翌日から、その美雪がメイド服で起こしに来るようになった。
いや、絶対バレてるだろ!
と思うけれど、そわそわしている彼女が今までになく可愛く見えてしまって。
幼い頃からお互いをよく知っていると思っていたのに、実は知らないことだらけだということに気づく。
そして、偶然とはいえ――このタイミングに、美雪の思い出したくない過去が顔を出す。
不器用だけれど一途に彼を想う美雪の恋が実るのか、過去の憂いを断ち切ることができるのか。
そんなふたりの青春の物語――。
◆カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 12:27:04
141217文字
会話率:42%
そう言っていた娘が死んだ。三年前の雪の日に。
(「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-04 19:30:00
4290文字
会話率:2%
高校の教室で、雪についての授業中。
何人かの生徒が、私に好奇の目を向けてくる。
気分の良いものではないが、仕方ないだろう。なぜならば、私は……。
(「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-04 16:30:00
2174文字
会話率:30%
友人が雪の思い出を語り始めた。去年の冬、彼は何度も雪女を見たという。
(「カクヨム」でも掲載しています。「つらら」「トンネル」「アイスクリーム」というお題の三題噺で書いた短編です)
最終更新:2022-01-01 07:52:28
4083文字
会話率:50%
ららららーらーらーらー
最終更新:2024-02-20 08:53:25
3503文字
会話率:44%
自伝的連作短編小説『中学生時代』の第1編
最終更新:2019-10-19 00:26:17
4424文字
会話率:20%
粉雪のふる街で、恋のつづきが始まった。
幼い頃、なくした想いだった。
最終更新:2017-02-05 00:00:00
3948文字
会話率:41%
雪の思い出に関わる短いエッセイです。
最終更新:2017-01-05 16:00:00
762文字
会話率:0%
学校で「点取り虫」と呼ばれいじめられている中学二年生の「僕」は、転校を間近に控えたある日不思議な少女「クロ」と出会う。少し変で明るいけど、出会った時はいつも泣いている彼女。
クロの謎が解ける時、「僕」は何を見つけるのか。
※学校の課題で
提出した(ハズ)の小説「白と雪の思い出」に修正を加えたモノです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-10-20 02:41:30
6027文字
会話率:44%