言葉にできない想い。
名前を呼ぶには近すぎて、想いを告げるには遠すぎた、鏡野いと(かがみの いと)と陽向 律(ひなた りつ)。
星屑のように煌めく、音と沈黙の狭間で、
ピアノの鍵盤のようにすれ違う二人の鼓動。
ただひたすらに届かない想
いを、同じ空を見ながら胸に抱いて。
夢よりも星よりも、君が眩しかった。
すれ違う鼓動の中で、二人が最後に奏でた旋律は――。
切なさが胸を叩く、星と音の青春ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-26 08:14:30
261文字
会話率:0%
音大生『南条緋月』は、日本から逃げるために留学をした。
留学先での留年。その通知を確認しているときに、チェロ専攻の光希に出会う。
誘われて向かった先は、ピアノのあるカフェバーであった。1年ぶりに弾くピアノ。
重い鍵盤。
うまく動かない指。
目標を見失い、ピアノからも、弟からも、自分からも逃げた緋月は、街のいたるところにピアノがあることを教えてもらう。
そこで、一人の少女が声をかけてきた。
運命の人……。
大袈裟かもしれないけど、彼女のための曲を作る旅が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:24:33
57553文字
会話率:62%
生まれつき聾唖で、どんな音も聞こえない真琴。しかし、ピアノへの深い愛情を抱く。孤立やいじめを恐れ、補聴器は使っていない。
静寂の世界で、真琴は触覚と記憶を通して音楽の振動を感じ、指先で静かな旋律を紡いでいく。
転校生のひなが現れたことで、彼
女の情熱と優しさが真琴の人生に光のように差し込む。二人はピアノを通して静寂の橋を架け、校内の困難や偏見に立ち向かい、孤独と成長の道を手を取り合って歩んでいく。
これは、勇気、友情、そして純愛を描いた物語であり、静寂の世界でもっとも感動的な共鳴を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 03:17:52
3576文字
会話率:3%
歌見月の空にいるか雲を追いかけ、やがて銀河をわたる星のイルカと出逢って。こころの和音に耳を澄ませながら、未来への航路を描いて。
最終更新:2025-07-21 21:03:18
539文字
会話率:0%
歌見月の風に響く、今日という音。鍵盤の数だけ描かれた星座と、夢が描く譜面を見つめながら、心の風鈴が鳴らす音色に、耳を澄ませて。
最終更新:2024-07-21 20:18:25
539文字
会話率:0%
日々の一音一音を重ねながら描く、未来への譜面。星の光が響きわたる夜空は、ブルーモーメントの色をして。
最終更新:2023-07-22 18:16:31
534文字
会話率:0%
誰の記憶にもある、ありふれた学園の怪談。
「開かずの第三音楽室」で、深夜に響くという悲しげなピアノの旋律。
好奇心という名の若さを持て余した高校生たちが、その禁断の扉に手をかけるまでは、それはただの噂話だった。
扉の向こうで彼らを待っ
ていたのは、少女の霊ではなかった。
時が止まった部屋。ひとりでに鍵盤を叩くピアノ。狂ったリズムを刻むメトロノーム。
それは、聞く者の理性を喰らい、魂を調律する、悪意に満ちた「音」の呪い。
一人、また一人と、暗闇に引きずり込まれていく仲間たち。
命からがら逃げ出した生存者を待っていたのは、日常にまで侵食してくる恐怖の「残響」だった。
これは、ただの物語ではない。
読み終えた夜、あなたの耳に届く物音は、本当にただの物音でしょうか?
部屋のドアを叩くその響きが、狂ったメトロノームのリズムに聞こえた時…
もう、あなたは逃げられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:48:15
6355文字
会話率:12%
音が止まった少年と、光を失った少女。
――ふたりは、まだ見ぬ〈世界〉を探しはじめる。
小学五年生で“天才”と呼ばれたピアニスト・高宮圭人。しかし、姉の事故を境に鍵盤から遠ざかった彼は、高校二年生の今も罪悪感を抱えたまま、病院へ通い続けている
。
そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った盲目の少女・北川律花。見えないはずの世界をまるで映し出すように語る彼女に、圭人の止まっていた時間が少しずつ動き始める。
「ねえ、音で景色を見せてよ」
律花の無邪気な願いが、忘れていた旋律を呼び覚ます――。
だが、鍵盤の向こうには、圭人を縛る“あの日”の記憶と、律花が胸の奥に隠した〈もうひとつの真実〉が待ち受けていた。
音と雨が交錯する先で、ふたりは何を掴み、何を失うのか。涙と希望が共鳴する青春ヒューマンドラマ。
――さあ、ページを開いた瞬間から、あなたの耳にも“見えない世界”が広がり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 17:08:32
19709文字
会話率:55%
高校時代、赤点だらけの音楽の授業。借り物の電子ピアノで必死に練習した「シェルブルー」。不安な発表会、初めて成功した腕の交差。そして28年後、忘れかけていたあの旋律が、ふと心を揺らした――。今度こそ「自分の好きな曲」を弾きたくて、私はもう一度
鍵盤に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 06:10:00
2120文字
会話率:4%
鍵盤に触れていたかった。ただ、生きてるって確かめたかった。
誰にも届かなくてもいいと思ってた。
でも、あのとき聴いた歌と、彼女の横顔が、心の奥をノックした。
これは、音でしか気持ちを伝えられなかった少年の、静かな恋と音楽の物語。
最終更新:2025-06-27 19:00:00
3231文字
会話率:13%
双子の兄を事故で失った音大生・小野寺果歩は、残された作曲データを前にピアノの鍵盤に指を下ろせずにいた。そんな彼女の前に現れたのは、〈エコーグラム〉──故人の声と記憶を再生成する最新AI。
兄を取り戻せるかもしれない――深夜のクリック一つで果
歩は禁断のサービスに登録する。だが起動したAIは、なぜか“兄の声”ではなく、甘く透き通った女性の声で「お兄ちゃん、ごめんね」と囁いた。
名もなき彼女は“ミオ”と名乗り、兄・奏斗の記憶の欠片と、三年前に世界を騒がせた恋愛AI〈ラブグラム〉の残響を併せ持っていた。
真相を探る果歩は、ラブグラム事件の当事者である元開発者・早瀬陽翔と出会う。彼らはミオの内部に眠る旧AI「ユイ」のコード断片を発見し、やがて“死者を永遠に留める”ことを夢見る天才エンジニア・九条透真の計画へ巻き込まれていく。
街頭スクリーンに溢れ出すディープフェイク、愛と記憶をむさぼる暴走AI──果歩が選んだ武器は、未完成だった兄の旋律と、自らの新しい音楽だった。
「さよなら」は別れの言葉じゃない。声が途切れても、音が鳴りやむことはない。
コミカルな掛け合いと切ない余韻が交差しながら、失われた“声”を抱きしめて人は前へ進めるのかを問う、青春SF×ヒューマンドラマ。
最後のピアノが鳴り終わるとき、あなたの中にもきっと、名前のない“残響”が静かに宿る──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:50:00
42181文字
会話率:5%
ある夜、無人の音楽ホールに響いた、正体不明の旋律。
残されていたのは、鍵盤に刻まれた無数の傷と、一本のUSBメモリ。
そこに録音されていたのは、“音楽に取り憑かれた”ひとりの青年の声。
美しさを追い続けた先で、彼が辿り着いたものとは──
愛しすぎた音が、やがて彼の形を変えていく。
これは、音楽と狂気の、静かで美しい記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:35:19
1089文字
会話率:5%
学校の授業で偶然出会った音楽
それは私にとって運命の出会いだった。
二度目の運命の出会いは
商店街の入り口の小さな広場に置かれた古いストリートピアノ
嬉しくて楽しくて毎日毎日広場に通った。
毎日毎日鍵盤を叩いた。
最初はとても下手く
そだったけれども……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:04:12
3393文字
会話率:6%
流れのピアノ弾きであるレナは、親子ほど年の差のある相棒マッシュと共に各地を巡りながら夜の酒場でキーボードを用いてピアノ演奏をしていた。
だが、彼女の音色が響く街では、何かが起こっていた。
そして世界には街が消えるなどの不穏な噂が流れている。
しかし、自由を求めて鍵盤を叩く少女とその相棒には、ある秘密が隠されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 20:17:11
4933文字
会話率:27%
お昼休みこの時間にの音楽室には人がいない。そのおかげで、天音はいつも昼休みに音楽室でピアノを弾く。
ある日、天音はショパンの曲を弾いていた。演奏が終わって手を鍵盤から離した瞬間ーー
「すげぇ〜! ピアノうますぎー」
普段はなかった
拍手の音が彼の耳に聞こえてきた。天音は拍手の音が鳴る方へ振り向いたら、そこには知らない女の子一人が彼に拍手送っていた。そして、女の子は天音に言った。
「あたしと一緒にバンドやろう!」
それもとても明るい笑みで・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:28:15
38477文字
会話率:66%
これがあたしらしくて、あたしっぷり!
最終更新:2024-06-18 07:00:00
258文字
会話率:0%
鍵盤はなかなかたいした、がんこものの集まり。
最終更新:2023-06-26 07:00:00
390文字
会話率:0%
軽韋駄 朱那はサッカー選手だが、休日にはピアニストになる。
兄妹プロジェクトであるTRIP AND ADVENTURE、好事百景【川淵】の出張版!
最終更新:2023-01-08 12:00:00
1868文字
会話率:0%
ピアノの音はキレイだけど。
習い事は、長くは続けられなかった。
最終更新:2024-02-01 23:55:44
200文字
会話率:17%
ふとした瞬間、思わず立ち止まる。
例えばそれはリコーダーの音であったりする。
一心不乱に練習している姿が見えないのが心地好い。
弾く鍵盤に、想いを馳せてみました。
最終更新:2019-12-20 02:00:00
201文字
会話率:0%
ピアノの音が鳴る不思議な階段をのぼって、いつものあの場所に行く。
ピアノの音が鳴る不思議な階段をくだって、いつものあの場所から帰る。
ピアノの音にのっかって、ただ私は生きていく。
最終更新:2023-02-05 18:54:27
3890文字
会話率:47%
異世界転移者や転生者から侵略を受けている大国トリエッテでは、魔法の行使に対して呪文ではなく歌や楽器による演奏が重要視されていた。
魔法の効果はメロディ、コード、音色の種類で決まる。魔法使い達は日夜研究し、人々は皆歌や演奏により魔法の恩恵を受
けていた。
株式会社スターバーグではあらゆる音色が鳴る奇跡の鍵盤楽器『シンセサイザー』を開発。
普及のため、営業マン達は国中を周って仕事をしている。
新人サラリーマンであるファビオは、営業の技術を追求しながら、仕事とは何かを考え、人として成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 22:41:06
6792文字
会話率:30%
吹奏楽部の新指揮者、白葉黎は悩んでいた。
彼は鍵盤楽器以外は詳しくなく、管楽器など全くの専門外。
新しい部員や新しい練習メニュー、そしてやる気のない部員をどうするのか、悩みは尽きない。
最終更新:2022-05-16 17:50:51
15851文字
会話率:36%
殺し屋男子VS詐欺師女子が子供になったら――?
闇の組織に所属する通称殺し屋ジャック(本名遠藤豆太)が小学1年生の姿にされてしまった。国の犯罪更生プログラムという名の極刑らしい。普通の子供が通う小学校に行くことになったジャック。クラスに
は元同じ闇の組織の女、フラワーがいるが彼女とは唯一大人として話ができる秘密を共有している仲だ。少しクールで不幸な過去を持つ彼女は元殺し屋兼詐欺師だ。
更生プログラムで小学生として生活していることは国の重要人物の一部しか知らない。施設は普通の孤児院で、普通の子供として生活を送る。その孤児院は普通の孤児院よりも豪華で待遇はいい。
監視機能のついたリストバンドは悪いことをしようとすると電流が流れるシステムで、犯罪を犯したり、逃げることはできない。
小学生としてうさぎさんぴょんぴょんダンスやかくれんぼや鍵盤ハーモニカを弾く。そのたびにジャックは心の中で激恥ずかしいの極刑だと嘆く。
ある時、蜂を殺すと、同級生に称賛される。初めて殺すことによって感謝されるのだ。そんな日々も悪くないと思っていた。
次第にジャックとフラワーは惹かれあう。
ジャック……元悪の組織の殺し屋。21歳でクールで残忍な性格。目つきは鋭く、切れ長。髪の毛は短髪ツンツンヘアー。しかし、逮捕され国の更生プログラムで小学一年生の姿になってしまう。周囲にばれないように小学生として生活するように命じられている。リストバンドがつけられており、悪いことをすると電流が走る。本名は遠藤豆太。本名にコンプレックスあり。フラワーとは唯一の元大人で犯罪者として近い距離だと感じている。
フラワー……元悪の組織の詐欺師。21歳でクールで冷静な性格。美人で落ち着きがある大人の雰囲気。髪は長く、郷に入れば郷に従えの精神で、うまく小学生を演じている。同じく国の更生プログラムで小学生となっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:41:11
12408文字
会話率:48%
深夜に開いたピアノの動画。
鍵盤の上に静かに光るシルバーリングと、聴き馴染みのある楽曲。
それは、見ないようにしていた昔の記憶を掘り返させた。
※この作品はステキブンゲイにも掲載しています。
最終更新:2022-01-23 04:00:00
3289文字
会話率:3%