おはように、おはようで返せないオウムは、鼻歌のようなハミングであいづちをうつ。
最終更新:2024-09-19 07:00:00
292文字
会話率:0%
卒業パーティで第二王子に、真実の愛の相手にいじめをしたと冤罪で婚約破棄と国外追放を宣言された私。とりあえず場を治めるために、と王宮へと連れて来られたら、今度は王から国外追放まではしないが、第二王子にハニトラを仕掛けた男爵令嬢をきちんとあしら
うことができない無能だったから、婚約破棄はそのままで、今度は平民に下賜すると言われた。『無能はその責任をとれ』が陛下の口癖なのよね。でも、“無能”って誰のことですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 17:00:00
5619文字
会話率:25%
神戸の高台にあるスパーランドの露天の岩風呂で足の指を揉みしだいていた松森氏は、右足の指の股が五つあることに気が付く。目で見ている限り指は5本で間は4つ、だが、両手の感触だけで確かめると、やはり五番目の間がある。驚いた氏は、かねてより友人か
ら聞いていた垂水の町の神経科医のもとを訪ねる。診察した医者は、第五の股の存在を追認するや、正直に困惑し、率直に見放してしまう。迎えに来た細君が松森氏を慰める。
翌朝、依然として症状の治まらない氏は、やつれた自分の顔を確めようと鏡を覗いて恐怖に襲われる。鏡の中の自分の瞳に、見たこともない異星のような風景が映っているではないか。さらに確かめようと身を乗り出した時、何か人間でない顔のような物が一瞬現れて瞳の中からこちらを覗き、どこかへ消えて行った。松森氏は身の破滅を直感し、昨夜、自分に起きた異変を調べるうちに迷い込んだひとつのネット広告に一縷の希望を見出す。そこには「応用位相幾何クリニック」とあり、胡乱な文言が並んでいた。松森氏は覚悟を決めて、細君の寝顔を胸に刻み込むと、ひとり七月の町へ出て行く。
重複投稿サイト:カクヨム,novel days,エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 19:59:02
11786文字
会話率:42%
「剣と聖書と血とインク、それに針と糸。それが私たちの青春でした」
メアリー=デミュエルは元気いっぱいでちょっと頑固な、14歳の女の子。
ちょっと皆に疎まれて、切り刻まれたりもするけれど、めげずに死霊術の勉強を続けています。どれだけ皆が嫌
がっても、これが皆を助ける良い方法だと信じているからです。
ある日、突然の戦争の知らせ。皆を助けられるならと従軍した彼女は、過酷な現実に直面しました。それでも彼女は皆のために、身を粉にして頑張ります。
でもあれあれ、なんだか情勢がどんどんきな臭くなっていって……。
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時は祖国の動乱時代、何もかもが、変わりゆく時!
惑う少女に親友は、酒の勢いでのたまった!
「今なら、俺たちは神にだってなれるかもな!」
疾風怒濤! 波乱万丈! じっとしてなんていられない!
我々の両手は、黙って神に祈るほど大人しくはない!
不謹慎、無鉄砲な二人の若人に、果たして何が出来るだろう!
(なんかそれっぽいこと言ってるけど、実態は若人たちが好き勝手いちゃいちゃしてるだけだよ。)
(朗報。内臓が出る)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 14:27:23
16268文字
会話率:50%
「承認欲求の強さこそ、日本人の民族性」という説が怪しい。
根本的に、日本人はこう、という事例を挙げるだけでなく、他国・他民族はそうではない、ということも挙げないと、日本人固有の民族性とは言えない。事例も怪しい。
「日出《いず》る処《ところ
》の天子、書を、日没する処の天子に致《いた》す。恙《つつが》なきや」で、中国皇帝に承認された属国国王であることは否定したと思うけど?
高校教科書が1192つくろう鎌倉幕府じゃなくなった、つまり朝廷が承認したから幕府ができたんじゃなくて、先に幕府ができて朝廷は追認しただけ、ということになったと思うけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 11:39:02
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会話率:0%