ある公国のお姫様に使える近侍の思い出話。
最終更新:2024-11-01 07:00:00
710文字
会話率:69%
欧州の小国から日本へ来たお姫様が友人と二人旅をする話。
最終更新:2020-11-01 07:00:00
2486文字
会話率:50%
魔界には、龍がいた。その龍には鱗はない。翼もない。二本足で歩く。すなわち、ヒトの姿をした人龍である。
――それは世の命数の尽きたのを感じて、魔界の岩盤を貫いて、蒼天に昇ると言われる。その歩くところの土中、この天地に生滅してきた命が新た
に動力を得て、甦って、近侍のごとく、かの龍に付き従う。ゆえに、その巨魁は、死の龍とよばれた。 その龍は、ちがう次元の世界から選ばれてやってくる者らしい。ちなみに魔界と領域を接する人間(魔界側からはヒューマンと呼ばれる)は、その龍を<魔王>と呼んでいる。
けれど、天はこの世に怪物を生む一方、英雄を生んだ。群星は再び、龍の咆哮を聞いて、かの地に集まる。まず、第一の英雄は魔界の地の辺境に取るに足らない生活を築いていた。その運命をいまだ知らず、夢なく、訥々として命を路傍の陰に燃やしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 20:30:23
357266文字
会話率:34%
ラピス王国の第二王女であるニコル・ラピスラズリは、人脈の厚い第一王子カイル、武人として名高く男装の麗人と言われているセシルに比べてぱっとしないと言われていた。そんな彼女の片思い相手は、自身の近侍でもある麗しの騎士、カミーユ・レナード。ところ
がオネエである彼は、ニコルの兄のカイルのことが好きなようで……。
注意
この作品にはBLではありませんが、それっぽい話題がほんの少し飛び出します。苦手な方は注意してください。
残虐な描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:00:00
22002文字
会話率:65%
高校生の菅井蒼穹は何の理由も判らないまま異世界へと召喚される。しかし落とされた異世界はスライムと呼ばれる軟体生物ばかりが暮らす異様な世界だった。
人は異世界に堕ちた瞬間、何を得、何を失うか。その核心を問う問題の異色作!
登場人物
菅
井蒼穹 主人公。異世界転移で召喚された至って普通の男子高校生
ユーグレナ ヒロイン。オレンジ色の体色を持つ美少女スライム。宰相家の使い走り
ブ・プロテウス 王国の宰相。青い体色を持つ少年スライム。蒼穹を保護する
ブ・キロドネア 御側衆と呼ばれる国王の近侍の筆頭。プロテウスの政敵
王様 ブロムランド王国の国王。ヴィーマの侵略を受け心身共に衰弱している
アニソネマ ユーグレナの実姉。主婦
ブ・メロシラ 王族のお姫様。快活なおしゃまさん
オクロモナスとスプメラ 牧場主の夫婦。蒼穹が世話になる
青いジイバ 牧場で飼われている食用スライム。皆からナベカムリと呼ばれている
ヴィーマ 全高5mの巻貝の様な殻を持つ謎のスライム。集団で他のスライムを捕食する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 07:35:58
135721文字
会話率:49%
卒業記念ダンスパーティーのファーストダンスが始まるはずだった。婚約者の手を取ろうと近付いてくるかに見えた第三王子は、令嬢とその友人たちの前でいきなり婚約破棄宣言。
王子とその近侍予定の学友たち 対 王子妃予定の伯爵令嬢の侍女予定の学友たち。
舌戦が始まる。
自分が話題になっているのに、一言も口を開かないまま俯いている伯爵令嬢は、その時何をしていたのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 17:04:59
7723文字
会話率:56%
警察の手にも負えなくなった難事件。それを解決へ導き、犯人を暴き出すのが伯爵の務め。わたしはそんな伯爵に拾われ、いわゆる助手的な立場にいる。……本音を言うと楽しくない訳ではない。探偵モノや刑事モノの小説やドラマは大好きだった。「――……私の顔
に何か付いているのか」「はい、目と鼻と口が丁度良い按配でございます」「それがない人間はいないだろう」「そうですね、ちょっとした冗談ですよ」頭の回転が早く秀麗だけど少しヘタレな伯爵と腹黒くて勘の鋭い現代の元女子高生な男装少女が、王都で起こる難事件に挑むお話。※ボーイズラブは一応。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 10:25:49
643970文字
会話率:30%
伯爵令嬢エスメラルダは花の16歳。
かっては『宝石姫』と呼ばれた美姫だったが、三年前から謎の奇病で、醜い姿になった。
その頃からの従者が最近侍女でなく男性だったと知り、さらにプロポーズされて大混乱。
そんなとき、新しい婚約者も決まり…。
10話予定。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-28 10:14:58
8368文字
会話率:36%
田舎貴族のお転婆お嬢様は、実家の為、自分の為、よい縁談を結ぶ為に故郷を離れて都会の大貴族の下へ行儀見習の奉公に出ます。
しかし、結婚なんて当人にとってはまだまだ遠い話。
凛々しい貌と姐さん気質で若い娘の心を掴みつつ、好き勝手に生きるのでした
。
そして行儀見習いにもなれてきた頃、突然舞い込んだ配置変更の指示。
新たな職務は…男装の上、近侍としてお嬢様にお仕えする事?
さてさて、お嬢様は幸せを掴む事ができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 01:00:00
783157文字
会話率:32%
戦国時代、稀代の晴れ男がいた。
彼が赴くところ、雲はたちまち消え失せて、青い空がのぞくという。
彼はある領主の近侍として、長年合戦に付き合い続けた。
そして、ついに領地の外へと戦に出る主君。
そこにはやはり、彼の姿もあったが……。
最終更新:2018-03-25 20:11:57
2976文字
会話率:15%
「私には想う相手がいる。許されぬことも、わかっている」
王子カレルの告白を聞いた近侍のマリエは、その恋を叶えようと孤軍奮闘する。
カレルの想い人が誰であるかを知り得ぬままに。
年下王子と鈍感従者の、すれ違い勘違いな恋のお話。本編完結。
※
自サイト(https://tg1130.sakura.ne.jp/)からの転載です。
※本編、及び「近衛隊長の溜息」はCapriccio様(http://noir.sub.jp/cpr/)よりお題をお借りしました。
※2010年にイーストプレス・レガロシリーズから書籍化しました。書籍版は登場人物の設定や物語の結末が違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 00:00:00
492803文字
会話率:40%
「血が苦手なヴァンパイアだっている!」VS「そんなだめヴァンパイアはいません!」
アルバン伯ヨアキム・ディ・ランジュ(領主)とアレンディー・サーチェス(近侍)の二人の攻防。血を飲むのを拒み、危機に瀕する吸血鬼伯爵をなんとか救いたい近侍が出
した思いがけない提案とは?
*どちらも割と身勝手で、どちらも割と病んでいます。微糖。吸血要素は薄いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-04 07:00:00
11835文字
会話率:50%
パパの再婚で男爵令嬢となったエメル、14歳。超絶美形の義兄2人のセクハラに驚愕し、男装して戦うことを決意。真夏の貴族邸で兄弟の秘密とエメルの過去が明らかになるにつれ、家族の絆と恋が深まっていく。秋になり王立ギムナジウムに入学したエメルに、男
装の麗人が「愛人にする」と宣言。不良男子の魔の手も伸びて来て……。冬、国王の結婚命令を撤回させるべく、王子様のヴァレット(近侍)として頑張ります。一途な僕っ娘が繰り広げる近代ドイツ風恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 00:00:00
469996文字
会話率:44%