冷たくて湿った落ち葉の下、ワラジムシが騒々しいパーティーを繰り広げるのを子守唄に、呑気にその身を横たえるエドワード。
永遠に目覚めが訪れることのないエドワードに対し、シャロンはひたすら口汚く罵っていた。
この国の第三王子。
悪魔の子。
禍
王子エドワード。
シャロンの家は王太子である第一王子派の下位貴族だ。
全8話 最終話まで予約投稿済(09:00更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 16:33:10
29370文字
会話率:17%
聖女の力を持つアルレットは、呪いを受けやすい病弱なジスラン第三王子を守るため無理やり婚約させられる。
聖女の力には生涯にたった一人、呪いを無効にする力があったためだ。
好みでもなく、自分のせいで婚約したというのに全く歩み寄ろうともしないジス
ランとの関係にうんざりしていたアルレットは、婚約破棄を二つ返事で了承する。
さぁ、これからはあんな軟弱王子じゃなく、私好みの筋肉持ちの素敵な殿方を探してやる!と息巻いていた矢先、父の上司でもある公爵の当主であるオーギュストから求婚される。
騎士団長で、しかも理想の筋肉の持ち主のオーギュストからの求婚に、アルレットは二つ返事で了承し、筋肉を愛でる幸せな日々が始まる。
一方の王子は、同じく聖女の力を持つ侯爵令嬢と婚約し直すが、聖女の力の弱い侯爵令嬢の力では呪いが防げず、段々体調不良に…
緩く楽しくさらっと読める物を目指しています。
筋肉筋肉騒いでいますが、筆者は筋肉スキーですが知識は浅いです。すみません(汗)
深く考えずに楽しんで頂けると嬉しいです。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 17:00:00
39925文字
会話率:35%
弱小の小国、クエイサー王国は、中堅勢力であるカノープス王国に攻められ滅亡の危機に瀕していた。
その第三王子であるハインは臆病で、すぐに戦場を放棄して逃げてしまう困った王子。
ある夜、国王と二人の兄が密談していた。
それは、
これ以上国民を苦しませない為には、王族である自分達が投降し、降伏するしかないかも知れない。
国民は救えるだろうが、自分達は斬首。
それを聴いてしまったハインは翌日、国を捨て逃亡した。
兄達は激高したが、父である国王はただ諦めるだけだった。
彼は確かに逃亡したのかも知れない。
しかし、彼が向かった先は世界一の大国ラティノス。
そこには世界最強の剣士がいる。
彼は最後に、その剣士へと決闘を申し込み、そこを自らの死に場所に選んだのだ。
その理由は、その最強の剣士が―――女の子だったから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 16:54:42
9817文字
会話率:43%
空と地上の覇者、竜を従える国の皇女が突然やってきた。勇猛さと妖艶さを兼ね備えた彼女の目的は自分の伴侶。世界を巡って婿探しをしている中、この国に立ち寄ってきたらしい。どうやら目をつけている人物がいるらしく、城の人々は戦々恐々。その中で一人だけ
、同じく不安を抱えながらもこの状況に危機感を持たない人物がいた。彼は周りの状況などお構い無しに、ひそかに憧れの竜に会いに行き愚痴をこぼしていたりしていたのだが……いつのまにか皇女の恋愛アドバイザーになっていた、責任という言葉から逃げ続けているあまっちょろい王子と、かなり必死に結婚相手を探す皇女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 14:54:53
69563文字
会話率:33%
少年は筋肉に出会った。王子を目指す道の途中。少女は少年に出会った。お金稼ぎの道の途中。道は重なり二人は出会う。しかし道はすぐに外れ、互いに別の道を行く。時を置いて、また道は重なり二人は出会う。王を目指す道の途中と王を殺す道の途中に。
最終更新:2019-07-26 20:19:45
6365文字
会話率:55%
これは生前にプレイしたゲームのヒロインのライバルキャラに生まれ変わってしまった女性のお話
彼女の名はアイリーン、後に漆黒の戦姫と称えられ、陰では武闘派ドリルと恐れられた 英雄である。
これはアイリーンとヒロイン、そして
軟弱な王子とその他複数のお話です。
人生で初の投稿となります、ありがちな内容で稚拙な、お見苦しい文章ですがお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 00:40:23
356文字
会話率:31%