次の冬は百年続く。
大陸の長い歴史において、何度か訪れたといわれる長い冬。
多くの人間は「魔法の本」に入り百年を過ごすが、村ごとに数人が残り「冬守り」として長い歳月を過ごすこととなる。
越冬官であるニールはいくつもの村を渡り、長い冬に
挑まねばならない「冬守り」の人々と出会う。
百年の冬ごもりで起きるいくつもの物語。
永き冬ごもりが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 12:47:38
225103文字
会話率:43%
「雪が降ると、主人がね、帰ってくるんです」
越冬のため、小さな町コルタに留まることになった行商人のロシュ。
宿を提供してもらう代わりに朝市へ買い出しに行く仕事を引き受けたロシュは、帰り道に寒空の下で雪を待つ若い女クロエと出逢う。
雪が
降る頃に出稼ぎに行った夫が戻ってくるのだ、と語る彼女。
しかし、彼女の夫は一年前に雪山で遭難し、亡くなっているのだった――。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 06:00:00
6402文字
会話率:29%
長野に移り住んで3年目の冬、完全に冬眠状態である
この冬籠りをなんとか有効に解決できないだろうか
最終更新:2024-04-17 09:54:17
2130文字
会話率:0%
各地の国や街を巡りながら、夏を過ごす北の街を目指す魔法使いの少女ベティー。
越冬した町をあとにして、最初に向かった町は険しい山脈の麓の村。
いつものように数日立ち寄って、アルバイトをしたあと出発しようとした頃、無謀にも冬の大山脈を越えてきた
男がいた。怪我をし凍傷で瀕死の男は、村で病が流行り薬を命がけで買いに来たと言う。
ベティーはいつも山脈の麓を遠く迂回するのだが、その大山脈を越える決意をする。
※以前作った「渡り魔女ベティー・コルネ」の続きになります。
よければこちらを参照ください https://ncode.syosetu.com/n9056im/
短編で完結させようと思っていましたが、なんだか、旅をするベティーの物語が浮かんでしまうので作ってみました。話は独立しているので、ここから読まれても結構です。
健気に生きていく渡り魔女の物語の短編なので、軽くお付き合いくださいませ。m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 16:10:00
18786文字
会話率:46%
越冬中の蓑虫を見つけた二人組の小学生。
蓑から引きずり出して着せ替えを試してみようとするが…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー企画2」の参加作品で御座います。)
最終更新:2024-01-25 18:10:04
1024文字
会話率:37%
死んだように生きた男と娼婦が出会い、ほんの少し世界が変わる。
※掲載作品啓蟄のアヴァ関連作品ですが単品で問題なく読めます。
最終更新:2023-04-03 20:48:16
30583文字
会話率:48%
越冬する昆虫たちと雪を見ようとしたてんとう虫の話
この作品は「カクヨム」「note」にも掲載しています。
最終更新:2022-12-29 12:13:42
4415文字
会話率:13%
西暦2096年、高度文明がこれまで残してきた遺産に埋もれ、荒廃という言葉がこれほどまでに似合うだろうかと疑う余地もないほどに崩壊してしまった世界。
72年前までは大国と呼ばれた大陸の外れ、現在ではわずかな人数の人間が細々と暮らす小さな村
に生まれた16歳の少年『リノ』は、自身の住む村の大人達に越冬するめの食糧を単身で街まで調達してきて欲しいと頼まれる。
崩壊した原因の者に対する不安と恐怖を抱えながら出発したリノは、調達先で自身の運命を大きく変える事になる人物と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:00:00
13541文字
会話率:18%
冬木雪匡(ふゆきゆきまさ)は元ホスト。引退して3年が経つ。亜希子のヒモで、さらにナギサとも付き合っている二股クズ。だがある日、瑠美架という美少女と出会い、半生を共にした亜希子とナギサを躊躇なく捨てる
最終更新:2022-09-11 02:00:00
56264文字
会話率:49%
キリギリスという生きものの寿命を、ご存知ですか?
答えは一年未満。
春に生まれ、夏に成虫となり、秋に歌い卵を残して、冬に死ぬ。
働きアリの寿命は、三年。
冬を越すことができないキリギリス。何度か越冬できるアリ。
ある夏、一度冬を越えた
働きアリと変わり者のキリギリスが出会いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 19:10:10
6285文字
会話率:40%
川中一樹はクラスメイトの秋月由良に密かに想いを寄せていた。普段は全然話をする仲では無いのだが、一度だけ席が隣になった時に色々話しかけてくれた事がきっかけである。しかし、川中は秋月がサッカー部のキャプテンで頭も顔もいい完璧人間の呉本達也のこと
が好きだという事も知っている。そんな中、教育実習として母校にやってきた相良まつりに目をつけられ、数年前に廃部となったはずの科学部に半強制的に入部させられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 11:12:16
69232文字
会話率:65%
四季高校の科学部に所属する上月風馬は夏の合宿で訪れた旅館で、幼馴染で想いを寄せていた天滝楪に告白される。喜んで告白を受け入れようとした上月だが、以前別クラスの木山蓮との会話が頭をよぎり、天滝の告白を断ってしまう。2学期が始まり、季節も夏が終
わろうとしている今、上月達は納得のいく正解を見つけ出すために葛藤する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 10:26:59
31395文字
会話率:63%
木山蓮の冬から約半年。オカルト研究部の小さな活躍があったにも関わらず、彼の名前も徐々に生徒たちの記憶の奥底に沈みつつあった。しかし科学部所属の上月風馬(うえつき ふうま)は彼の名前を忘れてなどいない。忘れるどころか、木山の知らぬ場所でまた一
つ物語が動こうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 09:09:43
32955文字
会話率:60%
冬になった。周りの連中は冬を越す準備を終えている。私も急がねばならない。
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最終更新:2022-01-18 05:22:24
868文字
会話率:0%
カッコウ目カッコウ科。全長 28cm。日本産のカッコウ類 4種のなかではいちばん小型である。背面はツツドリと同様のねずみ色で,尾羽は黒く先端と羽軸の上に小白斑が点在する。喉と上胸は灰色,下胸以下は白く,黒ずんだ色の横斑がある。雌には赤色型も
ある。ヒマラヤ地方から中国南部,東アジア,ウスリー地方に繁殖分布し,アフリカ南部や南アジアに渡って越冬する。日本には 5月上旬に夏鳥(→渡り鳥)として渡来し,山麓から亜高山帯の開けた森林に生息する。雄は「てっぺんかけたか」と聞こえる大きな声で昼夜を問わずによく鳴き,このため初夏の風物として多くの和歌,俳句,物語に詠み込まれている。托卵相手はおもにウグイスとミソサザイだが,クロツグミやセンダイムシクイなどに托卵することもある。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-02-01 15:30:35
2707文字
会話率:0%
とある地域の、小さな領国の話。ここでは、毎年冬になると、あらゆるものを凍らせ、あらゆる活動を停止させる寒波が吹く。この寒波をやり過ごすために組織された「越冬隊」は、技術を駆使し、止まることを知らなかった冬の猛威を少しずつ克服していった。
越
冬隊は今年も冬に向けて対策を進めていた。しかし夏の暮れの頃、誰もが残りの陽ざしを楽しもうしていた日の夜明け、突如としてあの寒波が吹き始めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 01:15:24
50422文字
会話率:35%
オスカー・ワイルドの「幸福の王子」を下地にしたお噺です。
ここでは王子ではなく、ビリケンさんと、ちょっととぼけたツバメの愉快な掛け合いで、宿題忘れただとか、パチンコに負けただとか、たいして不幸でもない人々に、ビリケンさんの目のサファイアや、
全身の金箔をはがし届ける顛末が続きます。
サゲは、ツバメがビリケンさんの足裏の金箔をはがそうとした時、ビリケンさんがくすぐったさに身体をよじり、「あっー、やめて、そこはくちゅぐったい。もう、とっとと台湾へでもどこへでも行ってちょうだい!」で、ようやくツバメが解放され、越冬の旅に出られることになります。
「ビリケンさんの足の裏を撫(な)でたら幸せになる」の言い伝えともからめたオチにしてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 20:59:20
7268文字
会話率:14%
やあ、秋ってるかい!?それとも誰かと秋し合っているかい!?
人は誰しも秋という季節に何かしらの意義を見つけては何かを為そうとする!!
俺も前世は秋になるとヒグマの群れに混じってサーモンハンティングに興じたものよ!
ゲハハハッ!ジョーダンだ、
ジョーダン!
やがて巡り来る季節は何をもたらすのか?それは誰にもわからない。
だが、これだけは言える。
例え、キリギリスが越冬することが出来ても次の春には別の動物のエサになることは間違いないのだから。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 12:44:12
1108文字
会話率:0%
田舎町に住むいたって普通の高校生雅人。彼は他人よりも寒さが嫌いである。そんな彼が寒さをいかに克服していくのかどうやって寒さに対する耐性をもつのだろう。果たして彼は異世界の冬を乗り越えることができるのだろか。
最終更新:2019-02-27 22:13:07
3136文字
会話率:57%
『開拓騎士団』
我は王
己が領土を追放されし無冠の王
我は騎士
姫を守り悪竜を狩る騎士
しかし、
我もまた一匹の龍
我を討つ騎士はいずこ?
我は待つ
己の領土を切り開きつつ
王都を逐われ、北の新領地に向かう政
変に敗れた新王の兄。
北の大地に新たな王土を開くのか、
兵馬を募り王都奪回を目論むのか、
第一話 海峡
第一話は、王兄の少年と、海峡に巣食う若き海竜と、海竜の妹と称する少女の物語。
王兄の目、竜の目、少女の目、視点の違う、それぞれの目に映るものは?
第二話 越冬
南の大陸から渡海し、廃城に立て籠っていた敗残兵が、キコナイン村を襲撃する。
村長の娘『モレヤ』は、一族を守ることができるのか?
敗残兵の後から北之島へ渡来した『魔道王』なる人物は敵か味方か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 21:40:23
314276文字
会話率:37%
菜月の仕事は雪深い森の入口に建つ山小屋とシーリーの森の管理人。雪が降り始めたら立入禁止になる為、初冬のこの時期山小屋を訪れる者は誰もいない。今年も内職に勤しみながらゆっくり越冬しようと思っていたのに、ある日の夕方山小屋の玄関扉がノックされて
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 19:00:00
96073文字
会話率:63%
すれ違いや誤解が重なるうち、明莉との友情を断ち切られてしまった私。
そのせいか、私は中学校1年生の冬から不登校になってしまう。
久しぶりに登校してみると、冬は丸裸だった校門前の桜が満開に咲き乱れていた。
それを見、私は今までずっとくよくよ
していたことが恥ずかしくなった。そして、その桜に元気をもらった。
これは、そんな私の物語である...!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 16:45:24
2541文字
会話率:30%