「私は、歯車だから。何も感じないわ。何も考えない。私は何も『知らない』」
貴族令嬢のマルグリットは亡くなった母のため、意に沿わぬ婚約に耐え、他の家族からの冷遇にも耐えてきた。唯一の楽しみは、母方のおじが読ませてくれる、禁書ばかりの「秘密
の図書室」にあるたくさんの本たちだったが……。
婚約者の浮気が発覚し、婚約は破棄。家族が老貴族の後妻に彼女を差し出す話を聞いたマルグリットは、聖堂での偶然の出会いで、自分の人生を見つめ直す。
母方のおじに身を寄せることにしたマルグリットは、以前の宴で出会った親切な青年と「秘密の図書室」でふたたび会うことに。
彼は自称「自由人」のジルベール。マルグリットに優しい彼の正体は。
彼との出会いが、マルグリットの運命を変えていく。
これは、「真珠の魔女」あるいは「魔女殺しの魔女」とよばれた賢女が、自己を取り戻し、愛する人を見つけるための物語。
儚げな本好きヒロイン×さわやか好青年ヒーローのお話です。
毎日20時更新
他サイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 20:20:00
122555文字
会話率:42%
――我ら、女君の手足なり。
雛壇から母娘を見守る三人の才女。
*monogatary.comのお題「三人官女の逆襲」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2023-03-08 18:57:08
2861文字
会話率:61%
中学二年生の鈴(すず)は、誰かを好きになるのはどんな気持ちか、憧れと好きの違いはなんなのか知りたいと思っている十四歳。学校では憧れの北村鷹雄君のことが、家では大好きなお母さんが過去のことを訊かれるのを嫌うのは何故なのかが気になっている。
一学期の終業式の日、鈴が家に帰ると、鷹雄君が鈴を待っていて、鈴と鈴のお母さんを迎えに来たと言う。実は鈴のお母さんは春の国の賢女の娘で、鷹雄君は賢女の弟子だった。
鈴と鷹雄君の、夏休みの冒険物語。
「はるのものがたり」「魔法使いたちへ」「9日間」とも関連してくる物語です。
(also @ エブリスタ) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 07:38:32
72284文字
会話率:52%
独孤(どっこ)伽羅(から)は夫に側妃を持たせなかった古代中国史上ただ一人の皇后と言われている。
美しいだけなら、美女は薄命に終わることも多い。
しかし道士、そして父の一言が彼女の運命を変えていく。
妲己や末喜。楊貴妃に褒姒。微笑みひとつで
皇帝を虜にし、破滅に導いた彼女たちが、もし賢女だったらどのような世になったのか。
皇帝を操って、素晴らしい平和な世を築かせることが出来たのか。
太平の世を望む姫君、伽羅は、美しさと賢さを武器に戦う。
(完結まで毎日更新となります)*表紙絵あり。
*小説情報に出る文字数は、予約投稿込みで表示されるようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 18:08:34
197492文字
会話率:12%
冬童話2018に投稿予定の話。
眠れる森の美女のもしも版です。
ターリア姫が授かった祝福は姫にとって重荷でしかなく。
賢女達は、過ちを正すために奮闘する。
最終更新:2018-01-18 03:43:31
8553文字
会話率:39%
とある国のお嬢様が生まれたとき魔女賢女の祝福が彼女の降り注ぐのですが、彼女の祝いに招かれなかった一人の魔女が彼女に呪いをかけるのです。
その呪いのせいで………悪であることを強いられるのか運命を受け入れるのか?
最終更新:2015-09-09 20:02:03
11389文字
会話率:62%
とある国の殿様の所に美しいお嬢様がおりました。そのお嬢様は掛けられた呪いのせいで悪役令嬢を目指さざる得ないのです。
最終更新:2015-08-31 23:22:16
14111文字
会話率:42%
ノエル帝国皇立図書館では、“賢女”と名高い16歳の少女が司書として働いている。
毎日のように一般市民の相談や質問に答えていた少女ガリツォーだったが、突如として貴族女性が乱入してくる。その人はガリツォーの腹違いの姉で……。
最終更新:2014-06-30 18:08:02
4260文字
会話率:47%
特別な使命とか神の声とかそんなものもなく、異世界にスライドした女児は森の賢女と非常識な美貌の男と共に暮らしていた。
それから3年--
この小説はあほの子主人公と(残念な)イケメンとのぬるいお話です。■10/12 設定修正の為再投稿
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最終更新:2010-10-12 19:52:24
1847文字
会話率:32%