ある日、彼が奇病に罹った。
腕からは草が生え、額からは第三の目が開き……。しかし、彼は焦ることも落ち込むこともなく、変わらず私への愛情を注ぎ、日々を過ごしている。
そんな中、「私」は奥底に秘めた暗く、薄汚れた感情と葛藤する。私はこうならなく
てはいけないのに、そうはあれない、側にいたいけれども自分にはそんな資格はない……。
相手を深く思うからこそ生まれる苦しみの先に彼らの見つける愛の形とは、いったいどんなものなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:00:00
86709文字
会話率:25%
★ざまあシリーズ第二弾。
「大聖女ダイアナ、君はわが婚約者を冒涜した、よって王宮追放とする!」と大聖女のダイアナは突如、アレックス王子から大聖女の地位を剥奪、さらに追放となってしまう。
元々、ダイアナとジェダイト王国の、アレックス王子は婚約
していたのだが、ダイアナの義妹カミラが二人の仲を裂いて王子を略奪してしまったのだ。
更にアレックスはダイアナの後釜として、婚約者のカミラを大聖女にしてしまう。
大聖女の役目は神殿を守護する事。
また神殿にある守護神の翡翠の女神の石碑と連動して結界を張る役目であった。それは大聖女でないと出来ない唯一無二の仕事である。結界が破られると、たちまちに神殿奥底に封印している冥界に続く、闇の扉が開いて魔獣たちが目覚めてしまうからだ。
ダイアは王子に反論する。「殿下、妹は既に処女ではないため、聖女の資格はない。聖女は女になると神殿の中では魔力を失うのです。さらに神殿の結界は大いなる魔力を持たない者には張れません」と反対するが、ダイアナの忠告もむなしく、アレックス王太子はいう事など聞きやしない。
★聖女とは何か?聖女の資質とは何か?★大聖女を慕うヤンチャな剣士もでてきます。★バトルもありますがサラッとした程度です。★ざまあをテーマにした作品ですが、思いのほか長くなってしまったな、という感じです。
★魔獣退治で残酷な描写があります。★短期21話連載ですが既に完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 05:50:00
50474文字
会話率:29%
聖王国の誇り高き聖女リリエルは、突如として婚約者であるルヴェール王国のルシアン王子から「偽聖女」の烙印を押され追放されてしまう。傷つきながらも母国へ帰ろうとするが、運命のいたずらで隣国エストレア新王国の策士と名高いエリオット王子と出会う。
「僕が君を守る代わりに、その力で僕を助けてほしい」
甘く微笑む彼に導かれ、戸惑いながらも新しい人生を歩み始めたリリエル。けれど、彼女を追い詰めた隣国の陰謀が再び迫り――!?
この作品はカクヨムやアルファポリス等でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 12:11:28
10470文字
会話率:38%
観覧車に乗ってプロポーズした男の物語です。
諸般の事情で体を鍛えることになります。
最終更新:2024-12-11 17:02:34
999文字
会話率:55%
「お前には、陰陽師の資格はない――」
妖魔が蔓延する現代、名門・高天原家の長男として生まれながら、「巫力」を扱えない落ちこぼれの高天原朔夜。追放の烙印を押され、家も名誉も失い、民間の組織での生活を余儀なくされる。
そこでも同僚に裏切られ、
孤立無援の中で強敵の妖魔に立ち向かう運命に。絶体絶命の瞬間、唯一の式神が覚醒する。
初歩の技術であるはずの式神召喚がやがて歴史を覆す「真なる力」として世界に衝撃を与える。
一族への復讐、そして宿敵との最終決戦――朔夜は自らの運命に抗い、すべてを超越した「最強の陰陽師」となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 22:18:05
1250文字
会話率:41%
貴族令嬢リネットは、次期大公候補のエルドレッドと婚約するはずだった。12歳の時の大怪我で車椅子生活になるまでは。それでもエルドレッドの思いは変わらず、大人になった今も忙しい合間を縫って毎日にように会いに来ていた。
私如きが恐れ多いわ……彼
の愛を受ける資格はないのに
全てを諦め切っていたリネットが覚醒したのには、ある出来事がきっかけだった。それで彼女は無敵の人になった。
「匿名狂愛短編企画」参加作品です。ヤンデレ度は低めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 00:44:24
5314文字
会話率:58%
曉太は結婚してから三年間、妻の文月が浮気をしていることに気づいた。相手は彼よりも遥かに優れた人物であり、妻の幸せのために身を引くべきだと感じた。
しかし、なぜ妻は後を追ってくるのか?そしてなぜ彼女は謝罪するのか?
浮気をした
妻を本当に許すことができるだろうか?
男主角:曉太(あきた)
女主角:文月(ふづき)
この作品は全19話で完結しています。毎日2話ずつ更新されます。前回と同様、すべてchatgpt翻訳です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 10:14:47
47872文字
会話率:38%
パン屋の娘が殺害された日、魔女のマリンベリーは、「私が乙女ゲームの悪役令嬢で、パン屋の娘は聖女ヒロインだ」と気づいた。
悪役の生存ルートは、大団円ハーレムルートのみ。聖女不在だと世界滅亡END一直線。魔女に聖女の資格はない。
マリンベリー
は考えた。
幼馴染で第二王子のパーニスは通称「ダメ王子」だが、実は有能。秘密組織を率いて王国の平和のために暗躍している善人だ。彼には、聖女の素質がある。
「パーニス王子殿下、美男子を攻略してください!」
マリンベリーは決意した。必ず王子をハーレムルートヒロインにしてみせる!
他サイトでも同時連載です(https://kakuyomu.jp/works/16818093075975466233)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 01:08:07
227238文字
会話率:35%
私に、ものを書く資格はないのかもしれない。
キーワード:
最終更新:2024-06-07 21:32:12
3851文字
会話率:21%
小さな時からサージェ王子にはエレノアという公爵令嬢の婚約者がいた。
美しく賢く誰もが認める婚約者だが、その実冷たくて思いやりにかける。
贅沢することをなんとも思っていないと思ってはいたが、フェリシアを馬鹿にし俺から遠ざけようとした。
もとは
平民だが今は男爵令嬢で、こんなに可憐でか弱いフェリシア。
そんな彼女を陰でいじめるなんて、未来の王妃の資格はない。
愚かな王子としたたかなヒロインがざまぁを回避できるポイントはあったのか?
カクヨムで長編版連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700429625555196
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:30:20
3564文字
会話率:48%
「うへぇあ~おめぇーにはぁ生きてる資格はねぇ! って言われちっあたよぉ~!」
ある夜の町。とある酔っ払いがそう言った。誰も聞いていない、ただの泣き言。
「僕には生きる資格はないんだ……」
これはある中学生の少年の嘆き。
それもまた
自分の部屋の空気に溶けて誰の耳にも届かない。
「お前みたいなクズに生きる資格はねーんだよ」
これはある男が吐き捨てた言葉。それを聴くのは見下ろされ、うずくまる者。
生きる資格とは。
いつの時代も、ふと誰かが考えることだ。
自分にはあるのか、あんなやつにはあるのか。
だが、そもそもそんなもの存在するのだろうか。
人間は誰もが産まれ、生き、そして死ぬ。
無能だろうが有能だろうが悪人だろうが善人だろうが、皆、生きる資格はある……
か! どうかは今の時代、試験によって決められる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 16:00:00
2968文字
会話率:16%
亡き親友の5歳になる息子を引き取り共に暮らしている秋山 琴子には、不安があった。
彼の父親が明らかになっていなかったからだ。
いつか父親が現れて彼を連れていきたいと告げられたら、自分にはそれを拒否する資格はない……そう考えては、そんな日が訪
れないことを祈るしかなかった。
父親が現れるまでの ”期間限定” だったとしても、彼と生きていくという琴子の覚悟は相当なもので、自身は結婚も恋愛もしないと心に決めたほどだったのだ。
しかし、二人で訪れたテーマパークでダンサーの北浦 蓮と出会い、どんどん彼が琴子の心に入り込んできて。
そして彼もまた、ある ”リミット” を抱えていた……
この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 00:00:00
516357文字
会話率:34%
死とは突然であって、死んでしまう前には後悔なんぞできない。
最終更新:2023-07-10 04:01:53
2819文字
会話率:41%
僕は、大切な人を傷つけた。
僕のことを、大事に思ってくれていた人を傷付けた。
僕は、誰かを幸せにすることはできない。
そして僕には、幸せになる資格はない。
最終更新:2023-07-09 15:00:00
13790文字
会話率:45%
召喚士の才能は召喚陣の大きさで決まると言われる世界で、主人公ランマの召喚陣は直径3センチメートルしかなかった。
“3センチの召喚陣じゃ何も召喚できない”、“お前に召喚士を名乗る資格はない”とランマは周囲より馬鹿にされる。だが、ランマは諦めな
かった。どれだけ蔑まれても諦めず、試行錯誤した果てにとある裏技を見つけ、ついに3センチの召喚陣からある悪魔を召喚することに成功する。
これは最小の召喚陣で召喚士の頂点を目指す少年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 09:15:20
172963文字
会話率:49%
アドロラートは侯爵令嬢らしく、多少は傲慢な部分があったが、ファストーソ王国のパヴェント皇太子の婚約者となった事で、徹底的に教育されて傲慢さも消えて周りからの評判もよかった。
だがデビュタントで、アドロラートが離籍している時に男爵令嬢のブル
レスカがパヴェント皇太子と接触。典型的な出会いに最初は無視しているが、何故か次第にブルレスカに惹かれるパヴェント皇太子。
そして「侯爵令嬢アドロラート! あなたは私の婚約者である資格はない。よってあなたとの婚約を破棄する!」という皇太子の声が、舞踏会会場に響いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 02:58:53
17956文字
会話率:69%
王妃、レイニーマインは従順な妻だった。公爵令嬢として当時の王太子に嫁ぎ、まだ世継ぎには恵まれていないものの幸せな日々を送っていると思っていた。
しかし。
ある日夫である王クレインが腹違いの妹のリリスと浮気しているのを目撃してしまう。
詰
め寄るレイニー。開き直るクレイン。
そして聞かされる、リリスの懐妊。
全てはレイニーに子ができないのが悪いのだと、そう言い放つクレインに。
それでも、王妃としての政務は今後も続けさせてやる、と。
お飾りであっても、王妃の座はお前にくれてやる、と。
そんな虫のいい話にとうとうキレたレイニー。
「いいです。お飾り王妃の座なんかいりません! 離縁、してください!」
「ふん、お前のようなグズを王妃にしてやった恩も忘れてそれか。ああわかった。離縁してやる」
「最後に、わたくしたちの後見人となってくださった帝国皇帝陛下にご挨拶をしたいと思いますが」
「ああ、そうだな、皇帝陛下にもお前と離婚してリリスと婚姻を結ぶ旨を報告しなくてはな。しかしいいな、余計なことは言うなよ。説明は全て私がする。そもそもお前など、私の妻でなければ皇帝陛下の御前にもあがる資格はないのだからな!」
学生時代。
王太子だったクレインの後輩として生徒会に参加したレイニー。
当時、慣れない会計の仕事を一生懸命にこなしていたものの、思わぬミスや間違いをしてしまい落ち込む彼女に。
厳しくも、温かい目を向けてくれたクレイン。
だからか。
こうして婚姻し王妃となったその後も、二人の関係は当時の先輩と後輩のように。
王妃として頑張って国家経営に励むレイニーに。
苦言を言うだけの王、クレイン、という構図がいつの間にかできていた。
それでもいい。
それでもわたくしが頑張れば、国のためにも愛するクレインのためにもなると。
そう思って頑張ってきたのに。
裏切られた王妃レイニーマインの復讐ものがたり!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:56:42
54266文字
会話率:24%
ライラは娼婦の母が亡くなると同時にオブライエン侯爵家に引き取られた、元平民の貴族令嬢だ。引き取られた先の侯爵家では、実父や義理の母にはほとんどいないものとして扱われ、使用人たちには冷遇され、孤独な日々を過ごしている。妾の子である自分には幸せ
になる資格はない。誰も自分を愛さない。そんな卑屈な思いを抱いて人生を諦めていたライラが、異母妹のルチアや急造婚約者のウィリアムに手を引かれつつ、幸せに向けて一歩踏み出す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 14:00:00
16853文字
会話率:40%
恋愛に対して超恥ずかしがり屋な粋は、想いを口にする事が出来ず。
そのせいで初恋の人を傷付けてしまい、唯一出来た彼氏にも浮気されてしまう。
そのため、同じダイニングバーで働く翔くんに恋しながらも。
自分にはもう誰かと恋愛する資格はないと、大好
きな仕事に没頭していた。
そんな時、その店が情報誌に半年契約で載る事になり。
担当編集者である白濱さんとの打ち合わせを任される事になった。
ところが白濱さんは、冷たくて手厳しくて……
落ち込みながらも、頑張っていたある日。
会いたくなかった元彼が偶然来店し、それ以来通い始める。
すると白濱さんは、気まずい場面を助けてくれるようになり……
個性豊かなスタッフや常連さんも交えて、色々な企画で盛り上がりながら、2人は親密になっていく。
ところが……
この作品は、エブリスタ・魔法のiらんど・ベリーズカフェにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 02:47:30
135626文字
会話率:32%
死にたがりの命綱をいつの間にか握っていた。
自分がこれを手放せばおそらくあの人は死ぬのだろう。
死んで欲しくなかったからその縄を離さなかった。
だけど、あの人がもう生きていたくないというのであれば自分にこれを握り続ける資格はない。
生が苦しいのは知っている、死がある意味救済となり得ることも知っていた。
だから、心の底からそれを望んでいるのであれば、自分だけは笑って見送らなければならない。
だけどどうしてもその縄を手放せなかった。
どうすれば、そう思った私の視界の端に先が尖った石がうつった。
それを左手でしっかりと握り締めて、振り下ろす。
痛みに笑う、こんなに痛いのに縄を手放せない自分に笑う。
きっと抉って抉って千切れてしまったとしても、自分は石を放り捨てて左手でこの縄を掴み続けるのだろう。
そうしたら次はきっと左手を噛みちぎって、それでもきっと縄は離せない。
だからきっとこれは持久戦で、緩やかな自殺になるのだろう。
不甲斐ないことに自分は死んでしまうその時まで、あの人のことを手放せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 21:17:26
4299文字
会話率:24%