戦争が支配する世界で、特殊能力を持たぬ「無能力者」として生まれたハロルドは、命を守る術も知らぬまま、血に染まる戦場へと駆り出される。周囲の戦士たちは魔法や剣技、力を使いこなし、次々と敵を倒していく中で、ハロルドはただ一人、無力感に苛まれなが
ら生き延びることを必死に試みる。
「盾」としての名を持ち、何度も命を繋ぎ止める彼は、戦争の荒廃と悲惨さを目の当たりにし、仲間の死に直面することを余儀なくされる。その中で、徐々に学び取るのは、戦術、剣技、そしていつしか魔法すらも――。器用貧乏ながら、常に周囲の英雄たちに翻弄されながらも少しずつ力をつけていく。
だが、どんなに力をつけても、英雄たちの圧倒的な存在感に対して、ハロルドの中に宿るのは無力感。仲間たちと街で過ごす日常、娼婦たちとのひとときにさえ、戦場の恐怖が色濃く影を落とす。戦闘を通して少しずつ成長し、やがて彼は「ゲルマニアの盾」としての誇りを持つことができるのか? それとも、終わりなき戦争の中で彼自身が消え去るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 20:28:02
36737文字
会話率:30%
武術家の家で育った隼人と柚季。
いつしか師匠を超えて世界一の武術家になる!
そんな志を抱え、日々修行に励んでいたところ、師匠の提案で武術学校に通うことに!?
今更学校なんかで学ぶことは無いと文句を垂れていた二人。だが、その学校は各々の流派に
誇りを持つ強者たちが跋扈する弱肉強食の世界だった。
立ちふさがる強敵達を乗り越え、二人は世界最強の武術家になれるのか――
学園バトル物語、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 18:44:24
24813文字
会話率:35%
太陽系の開発が進む時代。オーストラリアに住む無性型AH(人工人間)ミアリーは、精神科病棟に入院している盲目の青年芸術家ダクを担当することになる。自ら両眼を潰したダクは、『雨』という題名の新しい芸術ーー脳刺激感覚芸術制作に没頭しているが、頻
繁に激怒して自らの耳や鼻を削ごうとするため、介護と監視が必要だ。自身の肉体を損なう行為は、擬体を有するがゆえに情動を有する自分に誇りを持つミアリーには理解し難い。しかし好奇心旺盛なミアリーは彼に深い興味を持ち、『雨』制作を手伝うほどの仲になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 20:33:28
39004文字
会話率:32%
この歳まで生きてきて、若造と窘められる事もそれなりに多いけれども、分かることもそれなりに。
私は結構極度の知識コンプレックス持ちである。
他の全てに興味を失わせてしまう程。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御
座いません。
注意事項2
頭が良くなりたいと、思ってますよ。
まぁ、極度のコンプレックス持ちなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:56:36
870文字
会話率:27%
リーレイ・ティウィルは、シャグリット国に五家しか存在しない公爵家の人間で、身分こそ公爵家の令嬢である。
しかし、ある事情から王都の一般街で暮らしており、その暮らしは平民と変わらない。貴族のマナーも教養もない代わりに、毎日剣術鍛錬をし、馬
で遠乗りに出掛け、市場や仕事で駆けまわる。
父と妹と家人と四人で、平穏に暮らす幸せを送っていた。
なのにある日、王太子殿下がやって来て――
「ちょっと辺境へ嫁に行ってくれないか?」
「はい嫁に…………………はい?」
おつかいに送り出されるように、考えてもいなかったまさかの嫁入りをすることに……!?
しかも相手は、シャグリット国では「特別」とされる二家の辺境伯家の一家、クンツェ辺境伯。
戦で多大な武功を持つその人は、『辺境の闘将』との異名を持つ武人で、まぎれもないれっきとした貴族様。
そんな人の元に私が行くんですか? そもそもどうして私?
混乱しながらも、街の男達からは「行き遅れ」と揶揄われているリーレイは、王太子殿下からの申し出にまっすぐ向き合う事に。
訪れた辺境領で、リーレイはクンツェ辺境伯にまっすぐ告げる。
「私は、貴方の事を知る為に、ここに来ました」
活発な立場だけ令嬢と、己の役目に誇りを持つ辺境伯は、互いの事を知りながら想いを通わせていく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:29:38
1097218文字
会話率:40%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝。
その女性官僚である馬佳仙月は、次期女王である愛新覚羅芳蘭第一王女の教育を担当する太傅の役職に任命された。
この太傅の役職に誇りを持つ馬佳仙月は、王女殿下の質問に適切な回答をしようと意気込むのだ
った。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 08:37:56
1000文字
会話率:34%
【あらすじ】
月の固定。異形のバケモノの出現。
そんな未曽有の危機の中心地となった集落「クライヤマ」。
最初に襲撃されたその場所から生還した少年「ユウキ」は、
自身の想い人である「日の巫女」が、クライヤマそのものが、
世界から「邪神」と認
定され始めている事を知る。
クライヤマの——否。
日の巫女の潔白を世界に示さんと、彼は月を解放する旅に出る——。
【主要人物紹介】
ユウキ:クライヤマ出身の少年。日の巫女である少女リオに想いを寄せる。巫女として崇められる彼女を唯一、一人の少女として見ていた。彼女が邪神と認定されることに激しく抵抗し、潔白を証明せんと旅に出ることを決意。
リオ:クライヤマで「日の巫女」として崇められていた少女。占いなどの力を持つが、それらを総称して「太陽の加護」と呼ぶ。巫女という役割に誇りを持つが、幼少からの友であるユウキには意外な一面を見せることも。
アインズ:ブライトヒル王国騎士団、第一部隊長を務める女性騎士。物腰柔らかく、仲間想いな性格。王の命令により、ユウキの旅に同行することとなった。
ツヴァイ:ブライトヒル王国騎士団、第二部隊長を務める男性騎士。アインズとは逆に、どこか冷たさを感じさせる人物。
【投稿サイト】
小説家になろう の他 「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:10:28
352503文字
会話率:45%
ある日、自分が幼女のストーカーである事に誇りを持つ35歳のサラリーマンが、両親を亡くして路頭に迷う8歳の幼女に出会い、共に日常生活を送る事になる――作者的には、笑ったり泣いたり出来るストーリーを書けるよう頑張るつもりです。
最終更新:2023-03-21 21:00:00
14988文字
会話率:65%
西暦3000年、
AI、ロボット、宇宙工学、生物学、医療、あらゆる科学の発展により人類は遂に火星への移住も成し遂げた。
火星で酸素を作り出すことに成功した人類は大気を造り、水を造り、海を造り、森を造り、
地球の各首都をモチーフとした都市を作
った。それはさながら、地球を再現するようであった。
高度化した文明で人類に残された仕事の一つはAIやロボットたちの管理であった。
AIやロボットは管制システムにより統率されているが、
中には故障したり不具合で管制システムに従わず暴走するものもいる。
そんな暴走システムを修復あるいは強制停止させるのがオペレーターの仕事だ。
彼らは暴走したロボット達に対抗する武力はもちろんのこと、高度な情報処理能力を求められる。
火星の81番目の都市コスモポリスに住む優良オペレーターの一人であるマキノセジュンは
自分の仕事に誇りを持つも日々の仕事に何か物足りなさを感じていた。
ある日、ジュンは夢の中でプラチナ色の髪をした一人の少女と出会う。
彼女は自身の名前をブバルディアと名乗る。
ブバルディアはジュンの望みを叶えることができるという。
そこで目が覚めたジュンはいつもと変わらぬ朝を過ごす。
ただ違うのは、夢の中で彼女に渡された端末を現実にも身につけていたことだ。
彼は身支度を整え、今日もマザーコンピュータにアクセスすると暴走しているロボットがリストアップされる。
その中には詳細データがない正体不明のロボットも表示されていた。
気になったジュンはそのロボットの追跡を開始する。
他の暴走ロボットの妨害や他のオペレーターとも遭遇しながら、
ジュンはその正体不明のロボットを捜索する。
そんな中、管制システムの一つが暴走するというありえない事態が起き、大量のロボットが都市の人々を襲撃する事件が起きる。
ジュンは人々の救助に向かうもいまだかつて無い数に追い詰められていく、
そんな中、突如通信が入る、その通信の主はブバルディアだった。
ブバルディアが曰うには、今起きている出来事は白昼夢だという。
ただしそれは予知夢であり、遠からず未来に起きる出来事であるという。
しかもそれすらも前触れであり、いずれ火星そのものが機械の暴走により滅亡の危機にあるという。
ブバルディアは滅亡を回避するために力を貸して欲しいとジュンに協力を要請する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:00:00
55204文字
会話率:39%
国に誇りを持つ、つまり愛国心を持つのは人として当然です。
最終更新:2022-11-23 13:00:00
2568文字
会話率:0%
国の第一王子の婚約者であり、侯爵令嬢のグレイスは、王都の美化計画に携わっていた。
婚約者である王子ならば力になってくれると期待するも、彼は顔だけが良いアホ王子だった。そんなアホ王子に婚約破棄されてしまったグレイスは、いつものように友人で騎士
隊長のリオに愚痴を聞いてもらっていた。一人で生きていこうと決意したグレイスに、リオは何やら考えていてーー?
これは婚約破棄されても、仕事に誇りを持つ女の子が友人だと思っていたヒーローに愛されるお話。
※設定が緩めです。気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 20:04:05
7975文字
会話率:42%
自分の居場所を悩んでいた。私とは何かが分からなかった。
そんな自分を助けてくれたのは、秘密基地で見上げた“空”だった。
熟練で真面目なファイターパイロットと、新米隊員。
パイロットに誇りを持つ私は、「武器を持たない平和」を信じる世
論に苦しんでいく。まるで世間に否定されているようだと。
私が“空”へ向けた尊敬、憧れ、羨望は、どこへ行ったのか。
時を経て、変化していく「私の秘密基地」そして「私の居場所」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 10:50:39
6037文字
会話率:39%
◆角川スニーカー文庫から書籍化
◆2018.3.18 第123話完結済
◆同時系列の物語(毒舌少女と帰宅部員のその後が一部描写されている)
【隣の席のツンデレツインテールが何故かおれの傍から離れない!】
https://ncode.syo
setu.com/n5231fw/
◆あらすじ
帰宅部プロフェッショナルを自称する高校二年生の『榊木彗』は自由に使える放課後を日々謳歌していた。
入部届も退部届も不要のホワイト部活、帰宅部。その一員であることに最大限の誇りを持つ彼は高2の秋、とある美女教師から任務を与えられた。
「問題児・日羽アリナの毒舌を治療せよ」
幾多の男からの告白と求愛を踏みにじってきた容姿だけは100点満点のアリナ。
ある日、【毒舌薔薇】という異名を持つ彼女を更生してほしいと彼は頼まれた。
地上最強部活動・帰宅部の一員としては禁忌の行為である、放課後に学校に残ることを彼は迫られたが美女教師の依頼を断ることはできず、放課後は学校で時間を費やすことに。
毒舌と暴力の権化のような美少女《日羽アリナ》
冗談しか言わない帰宅部員《榊木彗》
二人の狂ったスクールライフは罵倒とジョークでいつも混沌としている。
しかし彼はまだ、彼女に隠された秘密と幻を知らなかった――。
※第123話「そして毒舌薔薇はかく語りき」で本編完結です。
以降は後日談&サイドストーリーとなっております。
約一年間のご声援、心よりお礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 00:00:00
485260文字
会話率:51%
同盟関係にある完全平和主義カンザ国と軍国主義ダーシィ国にて1つの大陸が統一された。
その同盟をさらに強固するために「平和補完条約」が結ばれようとしている。
平和が保障された条約。
安全で豊かな生活に身を置くことが出来る国民たち。
明るい未
来に国が歓喜で沸いた。
皆、この国の民であることに誇りを持つ幸せを感じ始めていた。
国民の笑顔の中、
国の都合や情勢、戦乱、思惑に、
カンザ国に住むリオ少年が巻き込まれ、流されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 07:40:53
172481文字
会話率:27%
「ほら。ここ、触られてるの、わかる?」
大病院の院長のひとり娘である愛里を自分だけのものにしようと、7人の医師たちが愛里の心を狙う。
恥ずかしがりやな皮膚科医、医療に誇りを持つ救急医、ミステリアスな麻酔科医・・・・・・!
嫌いな父親と同じ
職業である医師とは恋をしない、と決めている愛里だが、果たして医師たちに篭絡されずに運命の相手を己で見つけられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 00:00:39
1229文字
会話率:67%
暗い森に一人隠れ住んでいる少女リアン。高名なネクロマンサーの父から受け継いだ技術に並々ならぬ誇りを持つ彼女は、死霊術が禁忌となった今でも臆することはない。彼女の誇りは、敵だらけの世間に認められるだろうか。不撓不屈の少女、リアンの戦いが始まる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 21:29:53
2020文字
会話率:18%
金の斧と銀の斧の話は、正直は美徳ということを伝える童話だと思われていますが、あの木こりは本当にただの正直者だったのでしょうか。
実は、己の仕事に誇りを持つプロだったのではないでしょうか。
と「本野夢詩の童話考察①」(http://ncode
.syosetu.com/n7391df/)で指摘されていたのを読んで思いついた作品です。二次創作について作者の認可を受けました。
2016/11/2の6:30に大幅改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 01:50:48
1317文字
会話率:40%
人の顔色を窺って生きる、自分のことを何一つ誇れないつまらない女学生の「私」がある日、数学教師からの視線に気付く。友達という名の信用できない級友たちの中で一人きりのまま、「私」はその視線の意味を思う。
どんなに些細でもいいから、自分に誇りを持
つということについて考えた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 23:47:04
7516文字
会話率:30%
「あなたには、いかなる犠牲を払ってでも守りたいものがありますか?」
己の平凡さに誇りを持つ藍園勇司(あいぞのゆうし)は、旧知の仲である女子高生の敵にだけ容赦しない。彼女のためなら、『魔女』と恐れられる容姿端麗なハッカーとも取引する。
今回勇司の前にたちはだかるのは、好感度抜群の美男子だ。彼と女子生徒の人気投票で対決することに。
これは世界の行く末より、ヒロインの未来を心配する凡人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 11:11:21
34198文字
会話率:51%
始めての投稿作なので、誤字脱字、駄文
多めに見てやってください…
そして、不定期投稿です…
近未来、主人公星野圭は、とあるVRMMOゲームを始める…
主人公は喧嘩は強いながらも自分より強い相手にはへりくだり、親友と笑いあい楽しく生きて行く
繊細な心の持ち主の非リア充です。
そんな、彼が繰り広げる仲間とのゲームの物語です。
ダメ元でなろうコン大賞に応募します。
夢は大きく持ちたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 12:00:00
115698文字
会話率:22%