**概要**
フロストガルド王国は、氷に覆われた大地に築かれた強大な王国。魔法と戦術の力で繁栄を誇るが、隣国ゼルグラード帝国との対立が激化しつつある。王国を守るのは、王国軍総司令官であり「闇の剣士」として恐れられるジーク=フロストガルド、そ
して彼の妹である四姉妹――エアリス(風)、フレア(火)、ライ(雷)、ウェンディ(氷)。
彼女たちはそれぞれの属性を駆使し、王国の未来を賭けて戦う。運命の戦場で、彼女たちは自身の力を研ぎ澄ませ、帝国との激しい衝突を迎えることになる。
**あらすじ**
王国の女王レイヴェナは、帝国が進める「禁断の計画」を阻止するため、四姉妹に極秘任務を命じる。しかし、帝国軍の猛攻と、その背後に潜む未知の脅威が彼女たちの前に立ちはだかる。
冷静な戦術家エアリス、情熱的な剣士フレア、疾風のように駆けるライ、そして堅実な守護者ウェンディ。彼女たちは連携技を駆使しながら戦場を駆け抜ける。
しかし、戦いの中で明かされる帝国の真実と、王国に隠された封じられた歴史。王国の存亡を賭けた最後の戦いの中で、四姉妹は真実と対峙し、究極の決断を迫られる。果たして彼女たちは王国を救うことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 15:25:51
66766文字
会話率:34%
人類が異能力を使えることが当たり前になった世界で、国内学生No.2の異能力を誇る『火炎放射』こと二宮二乃は、異能探偵局、そして、無能力者にして異能力者よりも強い行方に出会う。
異能力を正しく使うこと、そして、その力を人の為に役立てたいと
願う二宮は、異能探偵局で犯罪を追いながら自身を成長させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 14:55:21
34512文字
会話率:59%
伯爵令嬢ヴィエナ・エムリット(15歳)は、
ある夜、舞踏会の練習の合間に庭を散歩していた際、賊に襲われ、左眉の上に残る傷を負ってしまう。
その傷は「令嬢として致命的」とされ、世間は彼女を“傷モノ”と蔑む。
婚約者のアイクも冷酷に彼女を見放
し、婚約破棄を言い渡す。
彼女は孤立し、陰口を叩かれ続ける。
しかし、悲嘆に暮れるだけではなく、「ならば自らの力で領地を発展させて陰口を叩く貴族を見返してやる」と決意。
医療と商才を学び、誇れるエムリット領を築こうと奮起する。。。
※毎日19時に投稿頑張ります。
※評価励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 14:27:22
116706文字
会話率:38%
絵にかいたような優等生である唯の放課後の楽しみは、一人で図書室で読書をすること。そんな彼女の平穏を打ち破る存在がいた。
小中学生に爆発的な人気を誇るトレーディングカードゲーム「デュエル・ザ・バース」、通称デュエバ。明らかな不要物を携えて現れ
たのは、同じクラスの少女友美だった。
暇つぶしで勝負を挑むも、あっけなく敗北してしまう。だが、それが唯の闘志に火をつけた。友美に勝ちたい。そんな思いで始めたデュエバだが、やがて彼女はその道に邁進していくことになる。
そして、唯をデュエバに誘った友美の真意とは。
美少女たちがカードゲームに熱き青春を捧げる健全百合小説、ここに開幕!
カクヨムとも同時連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 14:26:14
183071文字
会話率:52%
西暦2035年。子供たちの間で「ファイトモンスターズ」というオンラインゲームが流行していた。全国のプレイヤー同士で、自分の育てたモンスターを戦わせるという育成RPGである。
伊集院徹人もまたそのゲームに熱中していたが、使用するのがネオスラ
イムというマイナーモンスターであるためか、いつも負けてばかりいた。
そんなある日、突然ネオスライムが美少女へと変貌してしまう。おまけに、とんでもないチート能力を発揮し、まさに無敗の強さを誇るまでになった。
だが、ライムと名付けた少女にはとある秘密があった。それゆえに、幾多の強敵から付け狙われることになる。
果たして徹人は、ライムを狙う魔の手を退け、彼女の真の秘密を解き明かすことができるのであろうか。
第1章 ライム誕生編、第2章 地区大会編、第3章 レイドボス編、
第3.5章 ライムに妹ができた日、第4章 洗脳編、第5章 真実編
第6章(最終章) 反逆編
おかげさまで完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 18:22:41
784684文字
会話率:50%
※注意
この小説は「運と賢さしか上がらない俺は勇者の物資補給係に任命されました」人間側の国王との魔族側の魔王と停戦した後を書いたスピンオフの小説となります。先に上記の小説をよんでから、こちらを読むと、より世界観と内容がわかります。
人間
と魔族の間に和平が成立し、世界は束の間の静けさを取り戻した——はずだった。しかし、その陰で「闇の司祭カザール」が復活し、古の魔竜《ディアヴォルト》の再生を企てる。彼は新たなる軍勢「ネオ魔王軍」を結成し、世界の秩序を揺るがす動きを始めていた。
事態を察知したのは、中立と抑止の象徴《ゼロ部隊》。
その隊長であるイケメンな冷静沈着な天才、アイゼンハワード(通称アル様)は、魔導飛行船《アストラ=バルムガンド》を率いて空へと旅立つ。
彼を支えるのは、
空飛ぶ船を操る超有能な使い魔さっちゃん、
元海賊の戦士エリック、
ドワーフ王国の誇り高き第三王女カンナ、
そして不気味にして優秀な医療長フラちゃんという、ひと癖もふた癖もある仲間たち。
空中戦、密貿易の摘発、魔界門の突破、そして魔竜の復活——
幾多の試練の果てに、アル様たちは「力か、平和か」という答えのない問いに向き合う。
失われた記憶、託された日記、そして新たな空。
これは、世界の均衡を守るため戦った者たちの、少しヘンで、ちょっと泣けて、かなりカッコいい“陸と空の戦記”である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 13:32:16
9197文字
会話率:42%
戦国時代の秦。かつて宰相として絶大な権勢を誇った呂不韋が没したその日から、時を遡る―。歴史の影に隠れた混乱の中、ある青年が転生を果たす。前世では現代日本の中間管理職として活躍していた彼は、呂不韋の息子、呂明として新たな人生を歩み始める。
幼少期から、父・呂不韋の教えと前世の記憶が交錯し、商才と知略を発揮して周囲を驚かせる。だが、呂不韋の死をきっかけに秦の政局は大混乱に陥り、彼は一人で生き抜く覚悟を決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:00:00
112933文字
会話率:40%
同期でライバル、そして――特別な存在へ。
憧れだったVtuber業界に足を踏み入れた新人Vtuber・橘梨乃。しかし、華やかな世界の裏には、熾烈な競争と事務所の戦略、視聴者の反応による明暗があった。そんな中、同期の白崎澪は圧倒的な才能と
人気を誇り、梨乃は彼女に強い焦燥感を抱く。
「橘ちゃん、一緒に頑張ろうね!」
天真爛漫な笑顔に惹かれながらも、配信者としての葛藤と嫉妬が交錯する日々。同期として、ライバルとして、そして——特別な存在として。
業界のリアルと感情の機微を描く、Vtuberたちの物語が今、始まる。
※カクヨムにて先行投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:00:00
23370文字
会話率:61%
婚約破棄されて人体改造までされてしまった美女ジーナは、やけくそで街のクエストを全部受ける冒険者となった。
孤児として育った少女ジーナの人生は、15歳の誕生日に一変する。
幼なじみにして婚約者だった青年・カールから突然婚約を破棄され、さらに
は魔術の実験体として扱われた末、彼女の身体には魔族の血が刻まれてしまう――“魔人”として。
すべてを失ったジーナは、数年後、少しワイルドな美女となって、
淡々と、しかし執拗にギルドのクエストをこなしていく。
無計画で皮肉屋。ギルドマスターからは煙たがられても、それでも彼女は誰よりも街を守ることにこだわっていた。
そんなある日、王都からひとりの男が追放されてくる。
名はハル。誇り高く、まっすぐすぎる騎士だった彼は、理想を貫いた末に居場所を失い、この街へと辿り着いた。
交わるはずのなかった正反対の二人は、やがてバディとして手を取り合い、街のあらゆる依頼を共に引き受けていく。
これは、婚約破棄と裏切りの果てに生まれ変わった“魔人鍵師”と、理想を追い都を追われた真面目で誇り高き“追放騎士”の再出発の物語。
小さな街で重ねられる幾多のクエストの先に、ふたりはそれぞれの解答を見つけていく。
※主人公の恋愛要素はほとんどありません
※男女バディの恋愛要素いらない教ですのでご注意ください
※戦闘能力も全体的にパワーインフレ抑え気味です
※架空の流行り病が出てきますが現実の病気を揶揄する意図はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:00:00
35045文字
会話率:37%
シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。
ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室に
もらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。
アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。
しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。
頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。
「わたしが帝国に参ります」
誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。
(これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)
なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。
そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:00:00
448430文字
会話率:33%
王国に囚われた弟を救い出すため、ダニアの金の女王ブリジットの娘であるプリシラがついに王国に乗り込む。
一方、姉である銀の女王クローディアに恨みを募らせる王国軍のチェルシーは、かつて自分を捨てた姉に復讐するため修羅の道を突き進む。
金と銀の
女王の血を引く2人の少女が、戦乱の大陸を舞台に激突!
戦いの果てに果たされるのは弟の奪還か、あるいは復讐の成就か。
2人の少女の意地と誇りがぶつかり合うファンタジー大河ドラマ。
今……最終章の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 11:50:00
126463文字
会話率:21%
ゲーム世界『バルバーラ』の住民であるNPC《ノン・プレイヤー・キャラクター》・下級兵士アルフレッド。
彼はいつものように5人の少女たちと騒がしいながらも平和な生活を送っていた。
闇の魔女ミランダ。
光の聖女ジェネット。
氷の魔道
拳士アリアナ。
長身女戦士ヴィクトリア。
竜神の少女ノア。
そんな彼らの平和な日常は、突如として空から飛来した巨大な隕石によって打ち破られた。
コンティニュー不可およびゲームオーバー後の足切り審査などの無慈悲なルールが課される殺伐としたデス・ゲームが始まる。
かつてない強大さを誇る破壊獣が街を破壊し続ける中、街中では王と王女の誘拐に暗躍する謎のサムライ少女の姿があった。
波乱の風が吹き荒れる空の下、アルフレッドと仲間たちによる4度目の戦いの幕が開けようとしていた。
「もう二度と君に会えないかもしれない。そんな運命……受け入れられるわけがない!」
待つのは非情の死か、永劫の別れか、それとも……。
ゲーム世界を舞台に繰り広げられるNPC冒険活劇・第4弾が幕を開ける!
世界が一変したその日……NPCたちの命は儚くも散りゆく宿命なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 00:00:00
349124文字
会話率:25%
「どうか、わたしをゆきくんのお嫁さんにしてください」
「こちらこそ、お願いします。俺と……結婚してください」
――桃娘(とうじょう)。
奴隷や精霊としての逸話を残すが、鬼社会においては、より濃い鬼の子孫を残すために人工的に生み出された
、黄金の瞳を持つ娘をそう呼ぶ。そして、桃娘は次代の器を産むこともまた使命であり、役割を終えるとその命を散らしていく。
冬城みことは、当代の桃娘。高校を卒業した今、鬼の元へと嫁ぎその身に課せられた役目を果たさねばならない。
ならば、互いに愛し合える相手がいい。互いに幸せにしたいと想い合える相手がいい。
桃の花が咲き誇る木の下、初恋の相手であり鬼の青年・鬼柳幸斗とみことは互いに求婚し合う。
好きな人との結婚、幸せが約束された結婚。
――そうなる、はずだったのだ。
修羅と呼ばれた男の血を引く娘×修羅と呼ばれた男に育てられた青年の婚姻譚、いざ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 11:30:00
267104文字
会話率:35%
かつて、世界全土で戦争が勃発していた暗き時代。
そのような最中、数百という戦場を駆け、その全てを鎮めたその男は、ヴェラリオ王国の騎士長、グフストル・アンバー。
だが、人々から伝説の英雄とまで呼ばれるようになったグフストルもまた人であ
る。年を取り、とうとう天寿を全うする時が来た。
幼い頃から国のため、争い無き世界のためと尽力してきたグフストル。無論それは己の誇りであったが、ふと自分の人生を振り返れば、あろうことか戦場での記憶ばかり。
「この世界、戦場以外には何があるのだろうか?」
生涯全てを城の中と戦場のみで過ごしてきた彼はそんなことを考えながら、永遠にその目を閉じる………はずだった。
だが、その目は再び開いた。しかしそれは長年共にしてきた肉体ではなく、産まれて間もないであろう赤ん坊。しかもなぜだか女の子。
そんな神の悪戯を受け入れたグフストル改めシルカは、再びこの世界で生き、その全てを見るためにかつて自身がこの世に確立させた職業、冒険者となる。
人、魔物、竜。数々の出会い、そして戦いの果てに、シルカは何を思うのだろうか―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 11:00:00
1043450文字
会話率:46%
昭和から続く古武道道場の師範・風間宗一郎(62歳)。
合気道の達人として日々道場を守っていたが、弟子の減少や経営難に悩んでいた。
そんなある日、孫が見せてくれた最新VRMMORPG「ZODIA ONLINE(ゾディア・オンライン)」に興味
を持ち、
「道場の宣伝になるかも」とログインしてみることに。
だが、ゲームの中で彼が選んだ職業は「ヒーラー(回復職)」。
しかし、彼の放つ**“気”による治癒と制圧の技**は、
ゲームバランスを破壊するほどの強さを誇っていた――!
これはチャットgptと一緒に書いています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 10:20:57
24924文字
会話率:38%
⸻
極東に存在する国、《ユビヤ》。
文武両道の領主《タカオ・カイドウ》のもと、四人の息子たちが国を支えていた。
長男は政略に長け、彼の政治は領民に安寧をもたらしている。
三男は金略に長け、特産品を他国に売りさばき、ユビヤの財政を飛躍
的に潤わせた。今では金庫番を任されている。
四男は戦略に優れ、彼の指揮のもとユビヤは無敗を誇る。ただし、重度の引きこもりという欠点があった。
では、次男は?
次男は――人脈に長けているらしい。
「おいっ!!」
本来なら跡目争いが起きても不思議ではないが、この四兄弟は不思議と仲が良い。全員一致で「長男を次期領主に」と決めており、各自がその支えとなるべく精進している。
……次男を除いて。
次男は、偉くなろうとも、権力を持とうとも思わなかった。
ただ穏やかに、静かに暮らしたいだけだった。
そんな彼が選んだ行動は――
「よし、家出をしよう」
しかし、外の世界は彼に安寧など許してくれない。
旅先で降りかかる様々なトラブル。
そして、巻き起こる数々の事件。
それらを乗り越え、次男は気付けば《英雄》と呼ばれる存在になっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 10:00:00
42729文字
会話率:46%
あらすじを書くのは幼少期の頃から苦手です。すみません。
高校2年生の恋愛のお話です、純愛に比べれば相当ラブコメ寄りかも知れませんね。
お時間あれば是非読んでみてください。
最終更新:2025-05-29 09:54:16
4708文字
会話率:35%
アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 09:30:00
2499356文字
会話率:38%
七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 09:30:00
1294067文字
会話率:51%
失われた家族の記憶を胸に、彼は異世界で目を覚ました。
そこは、力が支配し、商いが盛んで、権力が渦巻く世界だった。
新たに与えられた名は、ガイウス・リキニウス・リィアトル。
戦火と陰謀に揺れる地で、彼は静かに生き方を選び取る。
力を誇る者
でもなく、旗を掲げる者でもなく。
彼は、制度を築き、商を興し、影より未来を紡ぐ道を歩み始める。
かつて失ったものを取り戻すために。
かつて愛したものを胸に抱きながら。
これは、表に立たぬ者が、静かに世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 09:21:32
43918文字
会話率:14%
夢を見た。
それは、ひとりの少女の過去が、世界の歯車を動かした瞬間だった。
少女・亜月(あつき)は、ある夜を境に、異種族たちの戦いへと巻き込まれていく。
彼女の悪夢に潜ったのは、夢を食う獏の男・凌(しのぐ)。
魂の重さを量る死神。
誇り
に生きる天使。
規律を信じる悪魔。
忘れられた妖怪たち。
それぞれが胸に抱える、痛みと願い、信仰。
世界の根に遺された「誇り」「死」「選択」「名誉」の真理。
──これは、
忘れられた願いと、選び取る未来を探す、哲学ファンタジー。
すべての命が、生きて、迷い、問い続ける。
生命と誇りを問う群像劇。
生きて、考えろ。
死さえも越えて、何かを遺せ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 08:12:19
56941文字
会話率:24%
その世界には魔法があった。
第一次世界大戦後、イギリス海軍拠点スカパフローにて拘留中のドイツ艦隊70隻あまりが消えた……。
それから20年あまりが経過した1940年。異世界から侵攻してきたムンドゥス帝国によって世界は大戦に巻き込まれ
ていく。南半球へ攻め入り、着実にその領域を広げた異世界帝国は、ついに北半球にも侵略の魔の手を伸ばしてきた。
アメリカ太平洋艦隊がハワイ沖にて撃滅され、大日本帝国海軍が誇る連合艦隊も、トラック諸島に襲来したムンドゥス帝国艦隊と交戦するも大敗を喫してしまう。
追い詰められる連合艦隊だったが、その救援に現れたのは、ワシントン海軍軍縮条約の結果、標的艦として沈められたはずの戦艦『土佐』らと、スカパフローで自沈したドイツ艦を再生した秘匿艦隊だった。
魔法技術研究部=魔技研の手によって蘇り、新たな姿となった艦と兵器を携え、日本は、異世界からの侵略者に立ち向かう。
※カクヨム、ノベルアップ+にも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 08:11:10
2591129文字
会話率:42%