離島の学院を舞台とした、超能力ファンタジー×男女バディ物!!
“天の光現象”――20XX年、地球の至る所で観測された怪現象。
ある日突然、何の前触れもなく、それは起こった。
天から、雨の様に輝く光が地球上に降り注いだのだ。
それはあらゆ
る国の、あらゆる空で観測された。
映像や画像、あらゆる記録媒体のデータに記録される事のない怪現象だ。
そして、その光の雨を浴びた母体から産まれた子供は、なんと超能力を有していた。
科学者や専門家らはその超能力を指して“先天性第六感症候群”と呼んだ。
超能力をオカルト的に信仰する宗教団体は“神通力”と呼んだ。
そして、この呼び名が最も大衆に浸透しただろう。
若者たちからはもっと俗物的に、こう呼ばれた。
――“スキル”と。
超能力を持った子供たちは総じてスキルホルダーと呼ばれ、各国で保護――もとい監視と管理、隔離して国外への流出防止を目的として、ある施設に収容される事になる。
それが、“第六感症候群患者専用特別保護区域”。略して六専特区だ。
六専特区に在る小中高一貫校の“日本六専学院”、そこに通う一般生徒の火室桐裕《かむろ きりゅう》は、ある日天野来海《あまの くるみ》という一つ学年が上の女生徒と出会い、事件に巻き込まれてしまう。
なんと、彼女はスキルホルダーを守る為に暗躍する国家直属秘密組織、“第六感症候群秘匿特務班”――通称S⁶《シックス》のエージェントだったのだ!
そんな縁あって、なし崩し的にS⁶《シックス》のエージェントとなってしまった火室桐裕は、日々の学院生活の中でスキルホルダーたちの悩みを解決したりしていく内に、大きな事件へと迫って行く。
それは、主人公の過去にも関係のある事で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 23:40:00
229413文字
会話率:35%
ダンジョン、それは現実世界から隔絶された世界。同じダンジョンと名がついていたとしてもそれぞれ理が異なる。しかし、決まった法則、共通点は多い
その内の1つは
ダンジョン内で死んだ人間は、輪廻転生の輪から外れる。
というものがある。
ダンジョンで人が死ねば、ダンジョンに魂を閉じ込められる。
それが囁かれるようになったのは近代化したあとのことだった。
近代のダンジョンの多くは攻略され尽くしているものがほとんどだ。攻略されるたびにダンジョンは弱々しくなっていき。近年ではアルミのように柔らかいミスリルの剣が手に入る。
産出量もそれなりにあり、工業用に利用される場合が多い。
しかし、近代化しても未踏破のダンジョンも存在する…。
そして、最も悪辣で最も醜いダンジョンにて、その仮説がたてられた。
その醜いダンジョンの名前は化野ダンジョン。犯罪者達の流刑地に選ばれたことのあるダンジョン。ダンジョンに入った瞬間、あるいは次の階層に進んだ瞬間に記憶を失うダンジョン。
フィールド型のダンジョンで、擬似太陽もあり、農作物も出来る広さもあり生活が出来る。
罪ごと消し去る、そう言う意味合いで流刑地に選ばれたのだ。
永遠に人を閉じ込めるために作られたようなダンジョンなのだ。
そこで暮らしている人間は、数100万人にも及ぶと言われる。
15階層以降は人間の記憶だけではなく、カメラなどの記録媒体も通じないとされていて実際はその人数は定かではない。
死んだ人間の数しかその階層に存在し得ない。赤ん坊を産み上限に達しない限りは、総和がわからない。
赤ん坊が死産し続ける事案が発生した時に知る事になる。
それが、知られるようになったのは互いが閉鎖的な社会を望んだからであろう。
近代化してからの貿易で豊かになってはじめて…ダンジョン内に人口の上限があったのだと気づかされることになった。
ダンジョン内の過酷さも魂の総和を測りきれない原因の一つでもあったのだ。
人口爆発の影響で仮説が生まれたのだ
ただ、それはダンジョンに限ったことではなく。ダンジョンの外…その人間の総和が知られてしまうのはそう時間はかからなかった。
世界人口40億を超えたところで人口増加は伸び悩んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 19:24:49
48604文字
会話率:32%
記録媒体(レコルドナンバー)は背中に翼を持っている。写真の羽根で出来た翼だ。写真にはレコルドナンバーが見聞きした情報が記録されている。
レコルドナンバーの羽根を狙うのは本の虫(レコルドイーター)。彼らは写真の羽根を毟っては食べ、千切っては呑
む。
これは、レコルドナンバーの少女が羽根を死守したい物語。
もしくは、レコルドイーターの少年が記録を貪りたい物語。
――今日も余計な記録を増やしてんじゃねぇよ
***
ノベルアップ+様、カクヨム様にも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 21:00:00
7514文字
会話率:39%
書物など記録媒体の情報を読み取り、記憶するだけのゴミスキル『インストール』。他に取柄もない雑用係の青年レオルスは、所属するギルドのボスに一か月後のクビを宣告されてしまう。
自身とは違い出世する同期のカインツと共に、最後のダンジョン攻略に挑む
レオルスは、世界に名を遺す冒険者になるため、この機会になんとか成果を上げようと奮闘する。しかし、一同を襲った凶悪モンスターを前に、仲間に裏切られ囮にされてしまった。
絶体絶命の窮地、それでも夢を諦めたくないと叫ぶレオルスの前に、美しく可愛い不思議な少女が現れる。
彼女はこう名乗った。
私の名前はライラ。
世界図書館の管理者だ!
今ここに、新たな英雄譚が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 19:13:16
101665文字
会話率:41%
・世界樹をめぐる戦争
・アルダートノートという記録媒体
・人間とエルフの戦争
の原因。古代王国が滅び、その後で人間が台頭したため起きたとされる
「なんというか……とんでもないことが載ってるんだな」
こう言っては失礼だが、本当に歴史本のような
内容だったな。もっと簡単に簡潔に書いてくれても良かったんじゃなかろうか。いや、俺自身、こういった細かい知識も全くないからあり難いっちゃあ有り難いんだけどさぁ……。
ま、それはともかくだ。
これらのことを読む限り、やはりこの世界でも"世界樹を守る戦いをした結果滅亡した"ということは同じようだ。これは、ここに住むエルフなら知ってる人が多い事実なんだと思うけど、どうだろうか? というわけで質問攻めにしてみる。…………
(省略)……. といった具合ですっきりしたぜ。しかし、流石に全員知っているわけではなかったし(主に500年前にあったエルフの国についてだったが)その詳細までとなると話し込んでいるだけで日が暮れそうなため一旦終了することにした。また聞きたいことは聞けばいいのだ!時間はたっぷりある!……そう思っておきたかったよ。マジでないもんね、夜になる前に森を出る時間っていうリミットがあるものねーハハッ……。
そしていよいよ明日はこの国の王に会うということにもなるらしいが、それについては後日話し合おうという話になったのだけれど……
俺は、ちょっと気になっていることが一つあったために聞いてみることにした…….この国は"なぜ滅んでしまったのか""そもそも何と戦った結果こうなったのか、それが知りたいんだよ""ああいうことを聞いた後にこんなことを言うのはあまり気が引けるのだが"―――と付け足すようにして話せば彼女達からも同じような言葉が出るかもしれないと思ったのだけれど―――……そんな必要は無かったみたいだったね?なんか空気が悪くなっちまった感はあるが、もう気にしない事にしよう。大丈夫だから。俺、そこまで弱くないし。とりあえず話を元に戻しておこう。
ここから始まるストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 08:16:32
45821文字
会話率:4%
2022冬コミサークル合同誌掲載予定の作品、そのプロローグです。
ガチなSF目指して書いてみた。
3回に分けて発表するので完結まで1年半?
その序章となります。
傭兵家業を営むフリージア、彼女の乗る船はゴミ溜めから拾ってきたパーツで作った
文字通りの「スクラップ」だった。
そんなポンコツで禁則地と呼ばれるようになった地球に下り立った彼女が見つけたのは古めかしい記録媒体。
その中に入っていたものは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:00:00
5403文字
会話率:21%
この世界には、モノノリュウという、力ある竜が居るという。
その竜が見る夢が宿ったモノには意思が宿り、世界へ影響を及ぼすという話だ。
人の見る夢が、悪夢であったり吉夢であったりと様々であるように、竜の夢も、良いものや悪いものと様々な形を
持って、世界へと食い込んでいく。
その竜の夢を還す、モノガリと言う職業がある。
モノガリの青年ユディは、夢の根源であるモノノリュウを倒すために旅立った。
この世界は、異文化の侵略を受けている、と誰かは言う。
碧玉という果実をリンゴと呼び、トゥルリラという楽器をオカリナと呼ぶ人間が増えてきているらしい。
文明はブーストがかかったように進化をはじめ、今や記録媒体である本は娯楽へと姿を変え、かつてよりも手軽に手に入れられる程の身近な存在になった。
しかし、その言語や文明の出所を、誰も知ることができない。
やがて、真昼の空が翡翠色に輝くこの世界において、『青い空の世界』という、ありえない世界の存在が浮かび上がる。
ユディは、妖精のリルハープ、女騎士のリコリネと共に、その秘密を解き明かすことができるのか。
※出血描写があります。
※途中までは、毎日更新できると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 21:00:00
1120151文字
会話率:40%
これは僕らのラジオ。
そう厳密にはラジオではない。
ただの記録媒体だ。
しかし、僕と君だけが知っている。
僕と君だけの『ラジオ』
最終更新:2022-08-25 22:00:00
7180文字
会話率:40%
映像はふたつの記録媒体にコピーされている
家庭用ビデオテープと小型機器用のミニテープだ
張られているラベルに書いてあった文字はF-7D-8997
最終更新:2022-08-02 03:22:28
4452文字
会話率:0%
蛮族どもが移動図書館の書物を燃やしてしまった。だが、彼らは我らが貴重な資源として採取している「原油」を燃やすことが蛮行だと言ってくる。なに言っているのかよくわからないのだけれど。
原稿用紙1枚でかけ、と、長谷川昌史先生にいわれ、はい書きま
した、と書いてみた、どこの世界だかわからないSF的なモノです。「きっちりオチをつけないと、わかんないのではないか?」といわれ、原稿用紙2枚分にしました。いろんなところからアイディアは拝借していますが、明確にこれをモチーフにした、というモノはありません。広瀬正の『もの』であるとか、日本アニメ(ーター)見本市に出ていた『カセットガール』が近いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 04:55:27
694文字
会話率:50%
妖怪でありながら人して生きる男、「五霊 白」。
彼は人として戦い、平和に生きていこうとする。
しかし、運命は彼を平和には生きさせようとはしなかった。
彼は、そしてその仲間はどうなっていくのだろうか…。
この作品はハーメルンとの二重投稿です
。
ハーメルンはこちらhttps://novel.syosetu.org/128308/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 18:49:05
22078文字
会話率:66%
図書委員会の委員長が「本」について考えた
最終更新:2017-04-07 01:02:28
1246文字
会話率:0%
「事実は小説よりも奇なりと言うが、成る程、奇なるものもあったものだ。こうやって……たかが名大の名教授たる天才の私が! 殺人事件に出会うなどと!」
ある男が殺された。そこに妙な大学教授と助手が現れる。
我々は読む、そして知る生物。そこ
に罪は無い。
ただそうしたかっただけなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 00:04:56
4147文字
会話率:100%
ああ早く早く、早くしなければ早く!
これじゃ全然収まらない。
これじゃ全然納得できない。
ちゃんと仕舞わなければ。
しっかり閉じなければ。
そうすべきなのは
そうすべきだから!
ああ早く早く、早くしろよ早く!
―――
――――――――――――
まぁ色々ありましてですね。一日でガッと書いてしまった小説のようなものになります。
プロットを書き起こしもしないで激情のまま書いていますので、申し訳ないです。
社会は辛い……!辛いが、頑張る必要はありますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 04:11:40
7757文字
会話率:33%
ならばその無色透明に
そんな不要な存在に
僕が成れたとするならば
どんなに幸福な事でしょうか
――――
黒衣を纏う花嫁が、九十九を越えた物達が、死んでしまった者達が
小さく語るとても短い物語。
――――
三度目まして、恐縮です。
突
然終わって突然始まるショートショートの短編集です。
最後に散文が混じっております。
それでは、どうぞ、お手柔らかにお願いいたします。
※この小説は【pixiv】様にて同内容で投稿させていただいております(一部)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 00:40:18
15141文字
会話率:38%
遥か遥か遠い未来、現代文明が古代文明と呼ばれるようになった未来、そこは剣と魔法のファンタジー世界になっていた。科学ではなく魔法を中心とした魔術文明の中で、記憶採掘師と呼ばれる人々は古代文明の遺した膨大な記録媒体を解析し、科学文明を復活させる
ための地道な努力を行っていた。
魔法高校に通うタケルも記憶採掘師の卵。記憶採掘部で親友のサトシ、婚約者のアルメリアらと共にドタバタした日常を送っていたが、ある日、顧問の先生から不思議な記録媒体を受け取る。超重要文化記録媒体と銘打たれたそれには、世界を滅ぼしかねないほど危険な情報が詰まっているという。
にも関わらず相変わらずドタバタして学園生活を送っていた彼等だが、やがて世界を揺るがす大事件に巻き込まれていく……
文庫一冊分程度の分量で完結するファンタジー小説を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-16 11:02:22
11315文字
会話率:50%
――僕は…僕は最強なんだ。
世界の外側。それは地球の人間の云う異世界とそれである。
そこからの侵略、600年前のできごとは記録媒体が残っていなくても証拠が大いに残っていた。
それは、東京の中心にある大きな門である。
奇妙な彫刻が施されている
解析不可能な鉱石の使われている異世界の産物であった。
人間とは一線超えた存在《自律思考的生命体》通称《ヒト》であるそれと、ある出来事がきっかけで同期してしまった少年――鴇朱康
そして、巨大宗教の教祖スメラギ・アリカと開いた門の中で不意にも出会ってしまった。
彼は600年前地球を護った組織《マクスカイア同盟》に恨みを持っているようで復讐をしたい様で大勢の仲間がいた。
康は自分の目的のために力をふるう。
そして、見つけたのが放置された古代の都市で康は成り行きでそこに国を建てることとなった。
思うよりも国の運営は簡単とはいえず、反逆者も現れてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 20:10:16
44026文字
会話率:31%
2020年、東京──
街中に設置された監視カメラや上空を飛ぶUAV からの映像情報と、それをタイムラインに沿って蓄積・分類する大規模記録媒体(ストレージ)とデータベース・システム、そこに次世代の産業基盤技術として開発された未来予知システ
ムを組み込んだ究極の都市防災システム「グランドスラム」によって護られた近未来の東京で、プロの傭兵部隊と思しき謎の重武装集団による襲撃事件が勃発。
「グランドスラム」導入により犯罪発生率自体は抑制されつつも、既存の警察機構では対処不能なほど尖鋭化するであろうと想定される重犯罪に対処すべく設立された警視庁捜査1課重犯罪邀撃捜査班、通称「カウンター・ストライカーズ」に出動命令が下った。
邀撃捜査班の新米班員の潮 由加里は、直属の上司でもある傭兵上がりの刑事・武藤 櫂とともに、謎の武装集団への捜査に乗り出す。
近未来ハード・ポリスアクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-25 06:00:00
224109文字
会話率:47%
今よりはるかに科学技術が発展した未来。
ネットの更なる発展はさることながら、車からタイヤは無くなり、さらには生身の人間と全く区別のつかないほど巧妙な、人体のサイボーグ化技術まで生み出され、
人々に浸透しつつあった。
しかしどれだけ身の周り
が便利になろうと世界から犯罪は失われず、逆に急激な成長は偏った発展を遂げ、中心都市の治安は良いものの、地方の治安は悪く無法地帯と化し、警察でさえ手に終えない状態になっていた。
そんな世界で主人公は世に蔓延る犯罪者たちを狩り生計を立てる、いわゆる賞金稼ぎだった。
未だに全身生身、記録媒体は紙、運転するのはタイヤ付きのガソリン車、携帯さえもまともに扱えない。そんな時代遅れで旧式な主人公が、一人の少女と共に今日も町を駆け抜ける!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-21 18:35:15
18072文字
会話率:47%