「ライラ・アーデ嬢。申し訳ないが、キミとの婚約は破棄させてもらう」
もう何度目かわからないやりとりにライラはショックを受けるも、その場では大人しく受け入れる。
これでもう婚約破棄と婚約解消あわせて十回目。
ライラは自分に非があるのでは
と自分を責めるも、「お義姉様は何も悪くありません。相手の見る目がないのです」と義弟であるディークハルトにいつも慰められ、支えられていた。
いつもライラに親身になって肯定し、そばにいてくれるディークハルト。
けれど、ある日突然ディークハルトの訃報が入ってくる。
大切な義弟を失い、泣き崩れて塞ぎ込むライラ。
そんなライラがやっと立ち直ってきて一年後、とある人物から縁談の話がやってくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 17:54:42
8128文字
会話率:40%
宝石の国 エーデルシュタイン公国 では、貴族たちが「宝石を見極め、磨き、価値を生み出す」技術を誇りとしていた。侯爵家の長女でありながら、「見る目がない」と決めつけられ、家業から遠ざけられてきたアルシア・ディヴァリウス。入学式で渡されたのは、
未加工の鉱石だった。貴族の令嬢にはふさわしくない「ただの石」。周囲の嘲笑を浴びる彼女に、ひとりの少年が声をかける。
「その石、磨けば光るって信じてみろよ」
そう言ったのは、原石の価値を見抜く家系の跡取り、フィオレン・カエレスティス。彼の導きのもと、アルシアは初めて「自分の手で石を磨く」ことを覚え、やがて、自らの価値も見出していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:00:00
19892文字
会話率:36%
「ミルラ、お前との婚約を破棄する」
侯爵令嬢のミルラは婚約者の王子から突然、婚約破棄を突きつけられる。お前の加護は役立たずだから、と。それは王や王妃や侯爵家も納得済みのものだった。誰も味方のいない状況を見守るのは、一羽の瑠璃色の小鳥だけだ
った。
ーーー果たして、本当の役立たずは誰なのか?本当に見る目がないのは誰なのか?
神から1人に1つ加護を与えられる国で起こった不思議なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:02:55
10723文字
会話率:25%
私と仕事、どっちが大事なの?
恋愛のシーンで時折見られる場面である。
其れを見て、彼は私に問い掛ける。
『私と仕事、どっちが大事なの?』
『やかましいから黙って欲しいわ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御
座いません。
注意事項2
これに対する本能的な答えがこれなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 20:39:42
797文字
会話率:45%
僕には変わった友人がいる。
いっつも人の話は聞かないし、ふざけてばかりいる。
すぐに面白そうだとクビを突っ込んでは、厄介なことになっている。
笑えないブラックジョークとかおじさんギャグとかそんなんばっかだし、手癖も悪いのに、女の子達にもモ
テモテ。・・・別に悔しくなんかはないけど。世の中の見る目がないだけ。ふん。
そんな、酷いやつだけど、なんかずっと一緒にいる。
そんなあいつがクビを突っ込んだ事件。
悔しくなんかはないけど、ムカつくから晒してやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 20:56:42
10726文字
会話率:41%
「姉上を愛しています。どうしたら姉上と結婚できますか?」
義弟となったカミルに想いを告げられたヴィクトリアには、義弟の想いに応えられない理由がある。
だから、果たせない条件を出した。
もし、それを果たせたら……きっと想いに応えられるから。
しかし時は残酷で、コーニリアス王国の王子妃となったヴィクトリアは処刑される。
最低な王子とこの先も結婚するぐらいなら死んだ方がマシね、と思いながら王子によって殺された。
はずだったが。
「おかえりなさい、姉上」
目が覚めれば穏やかに微笑む義弟の姿。
「愛しているので人生を巻き戻しました」と言われたけれど……お前、何してるの?
両片想いの義姉弟が、紆余曲折しながらも結ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 04:31:22
61045文字
会話率:33%
「マギー! キャシーは、あっくやくれっじょになる!」
◆◇◆
孤児であった赤毛の街娘マーガレットは十九歳。
パン屋で働く彼女は、恋人の子を身ごもる。
恋人ギルバートにそのことを伝えると、結婚を申し込まれ、感動しながら婚姻届を作成。
そ
の後、恐るべき事実を伝えられることとなった。
「実は、妻と娘(二歳)がいて。妻は二日前に亡くなったから、大丈夫だ。結婚しよう!」
気絶したマーガレットは、ギルバート=ギルベルト侯爵の家に連れて行かれる。
目が覚めると、家令達が青ざめていた。
「旦那様が事故で亡くなりました。あなたとの婚姻届を出した直後に」
「……………………………………はぁ?」
前妻の死後二日で侯爵夫人(未亡人)となった妊婦マーガレットは、この先一体どうするのか?
※夢見の魔女である義娘キャサリン(二歳)と、男を見る目がない天然人たらし美女マーガレットが織りなす、コミカルな異世界恋愛ファンタジーの、二人の出会いの物語です。
※R6.2.14日間総合1位になりました。ご愛読ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 10:44:28
17059文字
会話率:37%
田舎令嬢エレナは知っていた。
なぜか田舎で、なぜか失恋を続けている男がいることを。
彼の名はアラン。
貴族令嬢に求婚しては玉砕を繰り返していた。
みんな見る目がない。
彼と結婚すれば幸せになれるというのに。
そうして、いよいよわたしの番が
回ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 23:52:12
6413文字
会話率:44%
今日こそ婚約者に求婚しようと王宮の庭園の片隅で婚約指輪を片手に練習していたテオドールは、突然現れた美少女に、大切な婚約指輪を奪われてしまう。
だが、指輪を取り返すべく少女を追いかけた先で見たのは、婚約しようとした相手の生々しい浮気現場で。
言葉もなく立ち尽くすテオドールだったが、婚約者と浮気相手の前で、少女は自分こそがテオドールの恋人だと宣言する。
違う!俺には幼女趣味はない!保護者はどこだ!
焦るテオドールをよそに、ゴミ虫を見るような目で立ち去る婚約者と間男。
このままでは幼女趣味の変態騎士として俺の人生は終わったと落胆するが、
「あなたって本当に見る目がないのね」
実は美少女の正体は、社交界にデビュー前の第五王女で。
第五王女の婚約者として次期国王として指名を受けることに。
テオドールの運命は!?
二人の恋の行方は!?
最強でありながら真面目で実直、不器用な竜騎士と、したたかに可愛い天使な王女のハッピーラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 21:05:54
11498文字
会話率:53%
死ぬと28年後の世界へ強制的に飛ばされるという、鬼畜なVRゲームが登場した。
その名も【アカシックワールドオンライン】、通称AWO。
多くのプレイヤーが次第に崩壊していく世界に阿鼻叫喚する中、運営は更なる爆弾を投下した。
「バベルの塔ダンジ
ョンを最初に踏破した者に“10億円”を進呈します」
賞金に釣られた国内のゲーマーたちは続々とAWOの世界に飛び込むが、高度なAIを搭載したモブの予想外な言動と、理不尽なデスペナルティのせいで攻略は全く進まない。
そんな中、一人のフリーター、荒津海人(あらつ かいと)がプレイを開始した。
普段は弱気で争い事が苦手な海人であったが、運よく『掴んだ物を掴んだ秒数だけ支配できる』というユニークスキルを手に入れたことにより、他プレイヤーが誰も見たことのないシナリオが開始された。
そして彼は、聖剣に封印されたという赤髪の元勇者と出逢うことになる。
「ほんっとに、見る目がないわねヘタレ勇者!!」
「だったらお前がやれよ性悪(元)勇者!!」
これは10億円ゲットの為にトリッキーなスキルで敵を倒す気弱な現勇者と、やたら強気な元勇者の少女が、鬼畜ゲーの世界で奮闘する物語である――。
この作品はカクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 23:17:55
51193文字
会話率:38%
オレの親友はめっちゃいいやつなんだが、今まで親友を好きになる人もいなかったし、親友に好きな人ができることもなかった。
周りも見る目がないなと思ってたんだが、何の前触れもなく親友に好きな人ができた。
聞く限りではその相手も負けず劣らずいい人で
あるようで。
当然、オレとしてはその初恋が実ることを祈るばかりである。
オレにできることがあれば協力するぜと意気込んでいたが、様子を見ているとなんだか順調そうだ。
流石いい人同士、波長が合うんだな。
これは別にオレが何かする必要もなさそうだな、せめてアドバイスぐらいできたらいいなと思っていたが、親友の初恋を阻む要因は意外なところから登場するようで。
なるほど、オレの役目はこの存在を止めることか。
心配しなくていいからな!
絶対にコイツに邪魔はさせないし、なんならオレの親友がどんなにいい人かってことを教え込んでやるから。
絶対にその初恋、成就させるんだぞ!
これは、親友の恋愛が成就するまで裏で奮闘する男とその周りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 18:37:55
95039文字
会話率:60%
公爵家の執事であるニコラは悩んでいた。
公爵家の当主のクロード・コルネイユ公爵が選ぶ女が、美しいが欲深く、金遣いが荒い。さらに男にだらしない女ばかりだったのだ。
結婚した女も例に漏れず、酷い女で浮気がばれると子供を置いてサッサと出ていった
。
その後もクロードが連れて来る女は欲の固まりのような者ばかりで、ついニコラが「女を見る目がない」と愚痴ってしまう。
それを聞き、怒ったクロードが、
「お前のいう気立てが良く、金遣いが荒くない、そこそこの美人で天使のように優しい女を連れて来い」と言ってしまった。
そこでニコラが以前から目を付けていたリュシーという女性を連れて来る。
彼女は父と義母、義妹に虐げられて働かされていた。
亡くなった母の形見の品を捨てられても、酷い扱いを受けていても、彼女は健気に明るく逞しい。
そんな彼女が公爵の妻として連れて来られたが、クロードは見た目も性格も気に入らないとリュシーを認めない。
居場所をなくしたリュシーは、屋敷で辛い思いをしていた前妻の子供アシルと一緒に、公爵家の片隅で元気に生活を始める。
やがて人の上辺だけしか見なかったクロードが、優しいリュシーに心惹かれ、心安らぐ愛に気付き、息子との親子関係も取り戻していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 18:55:35
168832文字
会話率:29%
電車などの公共の乗り物に乗った時に時々ある1コマ。
女性の皆さん、男性はバカなんです。見る目がないんです。
だからどうぞ広い心で教えてあげてください。
「あなた彼女に席を譲ってあげて」って。
最終更新:2022-06-01 18:19:05
927文字
会話率:7%
前世の記憶を持つ伯爵令嬢エリーナは、大金と引き換えにとんでもない条件で嫁がされるが、嫁ぎ先はまさかの公爵家!
優遇されてるのか冷遇されてるのか分からない状況ながらも、「これは婚姻という名の雇用契約である」と割り切り暮らしていくことを決意。
だが、歴史と伝統のある由緒正しい家門でありながらお粗末な現状を見て思わず口から出てしまった言葉は
「公爵様は見る目がない!」
※完結させることを優先に考えて執筆していきますので描写不足や更新の遅さ等には大目に見て頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:39:13
94057文字
会話率:37%
ミシャは魔法道具を専門に扱う行商人。しかし彼女は全く道具を見る目がない。そんな彼女に勝手に憑いている悪魔のワイエスは新たな未知なる魔法道具を探して世界中を旅するサクッと読めるファンタジー短編集。
作者の気まぐれで更新。急かされると書いて、
描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 06:00:00
1277文字
会話率:72%
喧嘩に浮気に婚約破棄。ミナには男の中身を見る目がない。貴族をやめて冒険者となり、では顔だけで判断してやろうではないかと開き直って過ごしていたミナは、ある日一匹の竜から求婚された。ミナの好みは顔のいい男だ。竜はお呼びでないときっぱりと断ったが
、諦めの悪い竜は「人になれる」と言い出して……。※竜は美形の男になりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 14:03:33
13825文字
会話率:38%
メリル・アンダートンは前世の記憶がある。魔王討伐に参加したほどの大魔法使いだった記憶が。
そしていまは子爵令嬢で魔法学園の学生をしている。
婚約者の侯爵令息に「お前のような平凡女は俺に相応しくない」と婚約破棄されたが、いまはそんなことどう
でもいい。
「才能がない」とSランククラブを追放された生徒を勧誘しにいくのに忙しいので。
メリルの目的は退部させられた生徒の秘められた能力を『鑑定眼・神』スキルで見つけ出し、前世知識チートで最強にまで育成して、最強のクラブをつくること。
メリルがまず勧誘したのは、追放されたばかりの第三王子アルベルト。無能と切り捨てられた彼は、実は勇者にもなれる才能を秘めていた。
「あなたを切り捨てた人たちに『戻ってこい』と言わせてあげる。だから私を信じなさい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 12:10:24
11423文字
会話率:36%
魔王を倒した伝説の勇者である『アンジェリーナ』
彼女の活躍により、世界は平和になった。畑に、海に、空に、そして――街に、人々の顔に笑顔が戻った。誰もが勇者アンジェリーナに感謝し、そしてアンジェリーナに寄ってもたらされた平和と平穏を享受
していた。誰もが笑顔で、誰もが楽しそうで、誰もが嬉しそうで、そして、誰もが幸せだった。
「――何故だっ!! 何故……何故私は『結婚』出来ないんだっ!!」
――そう、当のアンジェリーナ、彼女以外は。
魔王を倒した勇者、世界の英雄、そして、今でも世界を守る為に設立された『勇者庁』の初代長官で美貌、名声、地位、財産……そればかりか、『物理的にも強い』という超バリキャリウーマンの彼女に男たちは尻込みし、誰も彼女に愛を囁く男は居なかったのだ!
「金も地位も名誉もあるぞ!! 何が不満なんだ、世の男どもはっ!!」
「はいはい。世の男の見る目がないんだな」
「……せめて、お見合いでも出来れば……自信はあるのだが……」
「あんの?」
「馬鹿にするな!!」
「……んじゃ、お見合いのシミュレーションでもしておくか? 特技は?」
「ドラゴンを一刀両断だ!! これでも『ドラゴンスレイヤー』の称号を持っている!」
「…………得意料理は?」
「オークの丸焼き、マンドラゴラソースを添えてだ! 美味いぞ!」
「………………趣味は?」
「迷宮探索とアンデッド狩りだ! 流石の私と言えども、生きている魔物を狩るのは良心の呵責があるが……アンデッドなら死んでるから問題ないしな!」
「…………」
「どうだ! 完璧だろうっ!」
「あー……うん、アンジェがそれでいいなら良いよ」
「そうだろう、そうだろう!!」
「……育て方、間違えたかな~……」
そんなアンジェリーナに寄り添うのは『授ける神』として、彼女を十歳の時に『勇者』にスカウトした神様の一柱、オラトリオ。
「はっははは! これで完璧だな!! あー……早く来ないかな、お見合い!!」
「……ま、頑張ってくれ」
――この物語は、『婚活の勇者アンジェリーナ』と後に神話になることになる勇者アンジェリーナと、その側に共にあった『苦労人の神様オラトリオ』の二人による、汗と涙の婚活ストーリーである。
※画面は開発中のものです。実際の文章と差異がある可能性もありますので、悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 15:24:38
30925文字
会話率:77%
魔法が存在する世界線のお話。
主人公である紅 次郎は、昔から友達がいなかった。そのため、図書室に通って魔法の勉強ばかりしていたら、最強の魔法使いになっていた。しかし、次郎の能力を適切に評価できる人が周りにいなかったせいで、ぼっちを脱却でき
ず、不遇な状態にあった。
そんな次郎だったが、一人の少女との出会いをきっかけに、その才能を発揮するようになり、周りの人間たちの見る目がないことを証明し始めるのだった。
*「カクヨム」でも連載中です。
*更新予定:水曜日と土曜日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 01:26:38
38580文字
会話率:58%
これは年下の少年が年上女性に食われる恋物語。
高校一年の夏。念願叶って東京にある野球の名門高校に入学した今宮晴斗(いまみやはると)。
地元を離れるのは寂しかったが一年生でレギュラー入りを果たし順風満帆な高校生活を送っていた。
そんなある日、中学の頃から付き合っていた彼女に振られてしまう。
ショックのあまり時間を忘れて呆然とベランダに立ち尽くしていると隣に住んでいる美人な女子大学生に声をかけられた。
「何をそんなに落ち込んでいるのかな?嫌なことでもあった?お姉さんに話してみない?」
「君みたいないい子を振るなんて、その子は見る目がないんだよ。私なら絶対に捕まえて離さないね」
お世辞でも美人な女性に褒められたら悪い気はしないし元気になった。
しかしその時、晴斗は気付かなかった。
その女性、飯島早紀の目が獲物を見つけた肉食獣のようになっていたことを。
それからというのも、晴斗は何かと早紀に世話を焼かれる。それだけでなく野球部のマネージャーや高校の先輩のお姉さま方も迫ってくる。
純朴な少年、今宮晴斗を賭けたお姉さま方のハンティングが始まる!
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 00:04:48
317509文字
会話率:50%