遠い昔の親友との約束を果たすために何百年も装置を作り続けるレンブラント。身に覚えのないままに大病の息子を授かって育てるシングルマザーのケイティ。
人ならざる力を持つ魔物にして大魔法使いのレンブラントは逃げ出した装置のパーツを追って三百年ぶり
に街へ出る。だけどパーツは見つからず、一文無しのレンブラントは食事が出来ず餓えていた。そこへ魔物の大好物の魂を持つケイティが通りかかり…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 16:30:00
60841文字
会話率:54%
主人公鹿路六平太(ロクロ・ロクヘータ)は、いかにも〝ナーロッパ〟な異世界に〝無双〟状態で転生を果たしてしまう。普通なら周囲にチヤホヤされる〝無双ライフ〟を謳歌するところである。
が、彼は転生後、異世界の森の中、襲い掛かってくる怪物(魔物
)と戦いながらソロでずうっと活動を続けていた。主人公は無双故に連戦連勝、その上樹々生い茂る森の中では〝食べる物に困らない〟という特殊能力持ちであった。
『特別困らなければ現状維持でいいや』、という感覚を持つ主人公は〝無双でチヤホヤされよう〟という発想の、まるで湧かない人物であった。
こうして無双転生者であるにも関わらずソロ活動を続けてきた主人公に、或る日転機が訪れる。少女を悪漢たちから救い出したことをきっかけにソロ活動に終止符を打ち、少女とともに街へ出ることにしたのだ。ここでその少女は主人公に提案する。『必要なのは仲間です』と。
ところが提案されたその具体的仲間集めの方法は『できる限り女奴隷を買うこと』であった。『そのうち半分でも恩を感じてくれればそれが仲間になる』と、そうした思惑である。それに乗った主人公、持ち金の大半をはたき女奴隷を買いも買ったり都合二十四人。
これが主人公つまづきの元だった。女奴隷たちは主人公に依存しおおよそ仲間とは程遠い。その上誰一人去る者がいなかった。さらに悪いことは続くもので主人公はギルドから『魔物を《《密漁》》してきた』として多額の金銭的要求をされてしまう。だがここでホワイト・ナイトが登場する。だがそれは一見『悪役令嬢風』にしか見えない少女である。しかし女奴隷もろとも主人公を雇ってくれるという。
かくして〝トラブル状態が通常〟な主人公の異世界日常生活が始まっていく。
とは言え日常生活の中ではその類いまれな無双能力も宝の持ち腐れ。発揮する場が訪れそうにない。果たしてその持てる能力を全解放するXデーが主人公に来るのか来ないのか——
この作品は「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/16817139557367269705)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:24:12
168186文字
会話率:38%
時計好きなソニアの日課は、「機械式時計のネジを回すこと」。この機械式時計は、ソニアにとって初めての自分だけの時計だ。
ある日、ソニアがおつかいに街へ出ると、一人の少女が転んでケガを負っているところに遭遇する。
ソニアは迷わずに少女に手を貸し
、手当しようとする。
しかし少女は、「先を急いでいる」と言って、なぜか迷惑そうだ。
その時、港町の高台にある「魔法のお屋敷」から、3頭の馬がすさまじい勢いでかけ下りてくる。
「マルチナ様、どこですか!」とどなりながら。
その馬たちがソニアと少女の後ろを走り去ると、突然少女が「あなたのおかけで、あの馬たちからうまく逃げられたんだわ!」と言って、興奮し始める。
なんとソニアが助けた少女は、魔法のお屋敷の一人娘であるマルチナだったのだ!
◆
「あなたといれば、わたしは見つからずにすむのよ!」
魔法のお屋敷から抜け出したい魔法使いの少女・マルチナと、時計が好きなごくふつうの少女・ソニアが出会った時、マルチナの不思議な事実が明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 21:18:10
112366文字
会話率:53%
※一章完結済。一章だけでも綺麗に終わります。
【あらすじ】
「ここはどこだ? 私は、誰だ……?」
記憶喪失の男シキは、見知らぬ宿屋で目が覚めた。
助けてくれたという少女ネオンから話を聞こうとするが、何を問いかけても彼女は何一つ喋らない
。
医者に診てもらったところ『エーテル』というものが流れていない事以外は正常らしかった。
諦めて状況を知るべく街へ出ると、ここはその『エーテル』と呼ばれる魔法が盛んな異世界であった。
混乱するシキの前に賞金稼ぎを名乗る少女アイヴィが現れ、そこで『記憶を奪う通り魔』がこの街に現れるとの噂を耳にする。
シキはネオンやアイヴィと共に『通り魔』を追い、自らの記憶を取り戻す事にした。
アイヴィに戦い方を教わりながら、シキは少しずつこの世界の常識を知っていく。
それと同時に、シキはエーテルが流れていないという意味を知り、自らの存在を少しずつ知っていく事になる。
そしてまた同じく『通り魔』を追う存在が現れ、シキ達はそれぞれ様々な視点から通り魔へ迫っていくのであった。
これはある男の、過去を知り、世界を手に入れるまでの物語。
【紹介】
読み手によってジャンルが変わる特異な作品となっております。
楽しいコメディや日常にダークなシリアスやミステリー、さらに熱いアクションやバトルもありの欲張り作品。
この物語の結末を、あなたは予想出来るだろうか。
※随時更新して行きますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
少しでも面白い、期待出来ると感じたら、評価やブックマーク、感想などを頂けると励みになります。
タイトル『この世界には私が眠っている。』以外の部分は時折り変えています。
表紙や挿絵のイラストは自作です。他サイト様でも連載開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 20:00:00
393827文字
会話率:45%
彼は「満たされた」を得るために街へ出る。
最終更新:2022-10-21 05:32:13
333文字
会話率:10%
森の中にある研究所。そこにイフラ=モシツ=メモリと、カサツシ=ミケンシは暮らしていた。一年前に軍を抜け出した二人は、研究をしながら日々を送っている。イフラは記憶喪失だが、生活するのに不都合はなかった。
月に一度、物資の補充のために街へ
出る。そこで騒動に巻き込まれ、二人の知り合い、ヒオビ=バトと遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 00:00:00
120891文字
会話率:54%
私はメインツのマイヤー商会の娘。親友の冒険者ヴィーと行商の旅に出ようと試みたんだけど、不安しかないという私以外全員一致で反対されたので、今は街でいろんな仕事を経験しています。将来、ヴィーと私が行商の旅に出る為に。
*このお話は「幼馴染の
勇者に婚約破棄され、村を追い出された私は自分探しの旅に出る~ 『灰色乙女の流離譚』」に登場するブリジッタ=メイヤー嬢こと『ビータ』が商人ギルドや冒険者ギルドの紹介を受け相棒の孤児プルちゃんと様々な職業を経験しながら成長する……冒険譚です。彼女は真面目で良い子ですが、いささか……いえ、かなり世間知らずです。
旧題:不埒な婚約者に失踪され、実家を出される予定の私は仕事探しに街へ出る~ 『就活乙女の冒険譚』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 18:00:00
54055文字
会話率:45%
【一話1000字程度でスマホの方にもおススメです!】
大多数のナパ人と少数のシュニ人によって構成されたロニ公国に生まれた少年、ニル。
シュニ人がナパ人に虐げられるこの国で、ロニの父はシュニ人の解放運動を行い、結果としてナパ人たちに虐殺さ
れる。
母が病死し天涯孤独の身となったニルは、かつて剣聖と呼ばれた男、ネーモに出会う。
力を得るため彼に師事したニルは、一日一万回の素振りをただひたすら繰り返した。
そして、数十年後。
修行の末に音を超える光速の抜刀術を身に着けたニルは、悪魔を自称する少女メフィと出会う。
悪魔の力で人智を超えた強靭な肉体と永遠の若さを手に入れたニルは、修行していた山を下り街へ出るのだった―――――。
これは、最強クラスの力を身に着けた男が世界を敵に回し復讐を成し遂げ、『幸せな』世界を創り上げる物語。
※ブックマークお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 21:00:00
43268文字
会話率:52%
有る魔王は討伐された。
その魔王は世界のすべてを喰んだ。人、モノ、知識、世界すらも。
その世界に住む全ての住人はその魔王を、癒えない傷を強いられながらも討滅した。
世界に残るのは魔王討伐による喜びと、帰ってこない命への哀悼、そして魔王の残す
遺物たち。
命は巡る。魔王の命すら世界の循環に組み込まれ再び生を得る。
前世の記憶などなく、只の村人Aと化した普通にして魔道不適格者ジードは、12歳の春を境に通例通りに街へ出る。様々な出会いと、経験をしながら、元魔王は再びこの世界を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 17:53:14
21207文字
会話率:49%
⑴『ボディバッグ狂い』・・・両手の自由が利く、ボディバッグの利便性
ボディバッグにおける、使い勝手の良さと、他のバッグではなくボディバッグを選んだ理由。両手の自由が利くことの有効性を含む、評論と物語の間を取った小説的エッセイ。
⑵『ボデ
ィバッグ狂い』・・・見た目の重要さと合わせる服や装飾品
ボディバッグの、見た目に関する考察。服との相性、装飾品との相性、機能の問題を含む、ボディバッグとの出会いの必然性についての、評論と物語の間を取った小説的エッセイ。
⑶『ボディバッグ狂い』・・・或るショッピングモールにおけるボディバッグの調べ方
或るショッピングモールにおける、自身の時間の使い方と空間の快適さを含む、ボディバッグ購入に関する在り方についての、評論と物語の間を取った小説的エッセイ。
⑷『ボディバッグ狂い』・・・ボディバッグに入る物だけ入れて、街へ出る事
上限一杯までボディバッグに入る物を入れて街に出ることについて。また、街を歩く時に、ボディバッグが体に最適なことや、それを含んで、ボディバッグに狂っているという、評論と物語の間を取った小説的エッセイ。
⑸『ボディバッグ狂い』・・・終わりに
簡単に終わる気配のないボディバッグにおいて、未来を見てもその狂いが続くだろうという思いを書いた、評論と物語の間を取った小説的エッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 03:21:16
4804文字
会話率:16%
光の勇者(竜人)と魔王の子どもとしてひっそりと生を受けた少年が、自らの規格外っぷりを知らぬまま街へ出る。そんな少年が不良学園の総長になる話、いやいや、最年少騎士団長に、竜王に、はたまた魔王になっちゃうお話。
ドラゴン、黒髪黒目への形態
変化あり。
ストレスフリーで読めるチート話を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 20:00:00
184862文字
会話率:49%
アパートで素朴に暮らす、貧乏画家のレオ。
ある日、彼のもとへ、美しい青年(全裸)が転がり込んできた!
自意識過剰で、少し世間知らずの彼の名は、神話に出てくる美青年と同じ、ナルシス。
その正体は、動く石膏像(せっこうぞう)だった。
雪の積もるオルコットの街で、生まれ育った女流作家 クローディア・ブラナー。
彼女の作品は、奇妙なことに、命をもっているのだという。
ナルシスはやがて、兄弟との出会いと、母との繋がりを求め、街へ出る。
探してみれば、彼の兄弟――クローディアの作品たちは、あちらこちらで厄介ごとを起こしていた。
取扱書ナシの作品たちに翻弄されながらも、レオとナルシスは、彼らなりに謎に立ち向かっていく!
やがて、レオとナルシスを待ち受ける真実とは?
雪降る町で、画家と石膏像が走り回る、怪奇青春ミステリー!
(現在1章1話目のみ、挿絵があります。苦手な方は挿絵機能をOFFにしてご覧ください)
(旧題『ロマンチック☆全裸』 旧ジャンル・コメディ から変更しました。6/25)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-30 19:11:17
108181文字
会話率:41%
悩むおばちゃま先生。
人間観察へと街のカフェへ。
殻に閉じこもってばかりではダメ。
外に出て、空気に触れる。
得る物はあったのか、疑問は残るが、先生は
何か得たのだろう…。
最終更新:2014-04-21 08:49:45
929文字
会話率:26%
隠遁生活をエンジョイしていた樹海の魔女が、倒錯的ヨロメキや未知なる新人類と直面しつつ、事なかれ主義を返上するようなしないような。
現代日本と見せかけてところどころおかしい架空の世界を舞台に、非常識な人たちが非常識なことをする話です。
最終更新:2011-09-11 23:36:53
18503文字
会話率:53%