薄暗い三畳間で語られる遠い記憶。
あるいは虚妄。
あるいは真実。
※こちらは不定期更新になります。
最終更新:2025-01-23 11:39:00
2353文字
会話率:10%
ただの平社員だったある男は、偶々会社の上司が不正や横領をしていることを発見しそれを会社の上層部に報告した。
しかし次の日に会社に行くと、それら全て自分がしたことになっており、更には報告したもの以外の犯罪まで自分がしたことになっていた。
その
後身に覚えのない証拠が次々と出てきて裁判で有罪となり、実刑判決を下されてしまった。
妻とは離婚し、その後の人生は犯罪者ということで散々な人生だった。
数十年後、元上司と偶然出会いあの事件の真相を聞かされた。上層部もグルで嵌められたのだと。
馬鹿にしてきた元上司に掴みかかり揉み合いとなった際に車道に突き飛ばされそのまま車に轢かれて死んだ。
死の間際に思ったことは、自分が弱かったからダメだったのだ。もし次があるのなら、誰にも屈することのない絶対的な力・立場を手に入れる!何の力もない者の言葉など無意味。ただの薄っぺらい正義感など何の役にも立たない。力こそ全てだ!という思いだった。
そして次の人生では決して間違えないと誓ったのである。
そんな思いが実ったのか記憶を持ったまま公爵家の三男として転生した男であるが、その公爵家は王家よりも権威があり絶対的な強者であることを強いられるその男にとって理想の家であった。
誰にも屈さぬ力を手に入れるための物語が今始まる。
※この作品はカクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 22:33:10
1045454文字
会話率:22%
新月流当主の息子である龍谷真一は新月流の当主になるため日々の修練に励んでいた。
新月流の当主になれるのは当代最強の者のみ。
新月流は超実戦派の武術集団である。
その中で、齢16歳の真一は同年代の門下生の中では他の追随を許さぬほどの強さを誇っ
ていたが、現在在籍している師範8人のうち1人を除いて誰にも勝つことができず新月流での順位は8位であった。
新月流では18歳で成人の儀があり、そこで初めて実戦経験を経て一人前になり師範となる資格が与えられるのである。
そこで真一は師範に勝てないのは実戦経験が乏しいからだと考え、命を削るような戦いを求めていた。
そんなときに同じ門下生の凛にVRMMORPG『Recreation World』を勧められその世界に入っていくのである。
だがそのゲームはただのゲームではなく3人の天才によるある思惑が絡んでいた。
そして真一は気付かぬままに戻ることができぬ歯車に巻き込まれていくのである・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 23:00:00
154606文字
会話率:44%
さあ。君と俺と僕の虚妄の演目の、開演だ。
『カクヨム』で先に更新し続けています。
2023.11.13.「姉と弟」を公開。
最終更新:2024-02-14 14:23:41
52861文字
会話率:30%
冒険には背中を後押しする風が必要。
原動力は心に疼く虚妄の波
それが実現されるなら、きっと張り上げた帆は何処までも私達を連れ去ってくれる。
最終更新:2023-10-10 16:55:52
2123文字
会話率:63%
三百年間封印されていた、人間に害を成す存在【災禍の魔人】が解き放たれて三ヶ月。
災禍を封印するため旅をしている十五歳の少女レイラと、レイラに手を貸す死神のような出で立ちをした災禍の魔人エルピスは、アイラ教という宗教が有する教会に辿り着いた。
エルピスはアイラ教が【虚妄】という災禍の魔人によって創設されたのではないかと予想し、アイラ教のシスターとしてレイラを潜入させるも、レイラはメアという少女との出会いで虚妄を倒すべきか迷ってしまう。
しかしレイラは、苦渋、憂い、迷いを振り切り、覚悟を背負って虚妄に立ち向かい、正体不明の魔人エルピスと共に虚妄の魔人を封印した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 07:34:37
11999文字
会話率:50%
高き根源から零れ落ちた青い光を放つ月『ダークムーン』
とある地方都市に在る『水面市』の夜空を奪い、裏世界『青月市』を生む。水面に映る存在の様に同一でありながら異常と異能が存在する。
『水面市』に住む歪んだ願望者達が選ばれ、裏世界に誘われ、自
らの意思で移動する。
閉じ込めていた願望を解き放ち、殺し合いを始める。
地図
・『青月市』:円形で存在
①中心:二丁目『月持ち繁華街』(青月繁華街よりも栄えていない(治安は普通))
②北東:四丁目『古びた本屋』(ひっそりと存在している。興味を抱くには条件がある)
③東南:一丁目『青月繁華街』(栄えている。風俗、居酒屋、barが在るエリアがメイン(治安が悪い)
『月栄地区』(企業が入っているビルが複数存在)
『青月駅』(利用者が多い)
③南西:三丁目『月見廃墟地区』(解体が止まっている状態)
『月の刃公園』(ここで、ある条件をクリアすると願いが叶うと言われている)
④南方方面: 『偽りの月の影』
登場人物
①蒼(アオ・女性)『蒼き刀』
②氷解黒花(ひょうかい くろばな・女性)『罪人の写し絵』
③白浜梨露(しらはま りろ・女性)『虚妄の意思』
④櫻三月(さくら みつき・女性)『欲望タル混沌』
⑤月田みのり(つきた みのり・女性)『観測の記録』
⑥下月上弦(しもつき じょうげん・女性)『三日月鎌』
⑦下弦上月(かげん かみつき・女性)『カゲ切り鎌』
⑧櫛鬼(くしおに・女性)『時戻りの呪術書』
⑨仮面付けた男(男性)『処刑人ノ誇り』
⑩御影淳二(みかげ じゅんじ・男性)『ウラミ冷雨』
⑪神倉結弦(かみくら ゆづる・男性)『愚者の願イ』
⑫千寿智(せんじゅ さとし・男性)『冷タク照ラス者』
⑬葉月リュウ(はづき りゅう・男性)『ゴミの様な巻物』
※『蒼』と『千寿智』を主とした群像劇。
一つが短編程度、もしくはそれよりも短い作品形式。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 12:00:00
62077文字
会話率:17%
ある日突然他人の言葉の真偽が見えるようになってしまった少年の話。
最終更新:2022-09-19 00:52:57
4761文字
会話率:30%
夢を夢だと自覚しながら見る夢のことを明晰夢と呼ぶ。
それでも夢は夢、脳の不完全な休眠状態であたかも現実かのように感じる虚妄に過ぎない。
しかし、そんな虚妄の中にこそ……。
最終更新:2020-06-06 10:33:26
6015文字
会話率:2%
赤が白になるまでの時間。
最終更新:2019-08-30 04:00:00
259文字
会話率:0%
20XX年、瑪瑙町。大原海都は海に沈んだ。
「白状すれば、本当に死のうとは思ってなかった。
簡潔な言葉で今の僕を語るなら、現実逃避という四文字に収まるだろう」
自身を無色透明だと謳う彼は海中で化物に食われ、化物達の世界と会遇する
ことになる。
これは「自分を見つける」物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 22:24:01
14801文字
会話率:31%
この作品はわたしの脳裏にある作中人物(今後発表する予定がある長編小説『砂の涙』の主人公)の名刺である。ストーリーは特になく、ただ彼のキャラクターが未来に何ものかを暗示している。その意味では単独でも読める小品である。彼は客観的にながめれば単
なるキ印にすぎないが、彼の持つ狂気はもしかすると現代の虚妄をはぐ真実の刃となるかもしれない。
なお、これはフィクションですので、間違ってもこのような真似はしないでください。(笑)この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 22:00:00
5861文字
会話率:8%
男が囚われる妄想の話。
最終更新:2017-02-06 23:56:36
979文字
会話率:7%
201x年。全世界で未知の巨大クリーチャーが発生し、世界は混乱していた。各国が対処に揺れる中、日本政府はある組織に対応を一任した。
国家危機調査室(Hazardous Events Reserch Office)。通称HERO。
スタッフた
った一名のポンコツタスクフォース。
国家に関わる危機を調査する、というふんわりとした役割を担い、国家危機調査官である霧崎マイミはクリーチャーに立ち向かうこととなる。
---登場人物----
●霧崎マイミ 25歳。
本名、霧崎真由美。本編の主人公。国家危機調査室にただひとり所属する若手キャリア官僚。帰国子女。東大卒。
幼少期、血も涙もないディベートによって学校の教師を論破し、“マイミ・ザ・リッパー(切り裂きマイミ)”の異名をとる。
だがその明晰な頭脳と融通の利かない性格が災いしてか、友達はひとりもいない。
●グレイ 年齢不詳
霧崎マイミの身辺警護のために国家危機調査室が随意契約したPMSC“カンパニー”のメンバーの一人。
自分は決して死なないと信じ込む“虚妄性不死症候群”にかかっている。だが彼を知る人の中には、本当にグレイは不死者なのではないかと疑っている者も多い。作者も疑っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 12:00:00
198754文字
会話率:42%
姉のあや子の日記を読んだことから、あたしはゾッとする体験を追体験した。
あたしに霊感やらそう言う特別な力は全くない。
だから、幽霊やら怪談やらとか、信じたことなかったし、それは誰かの妄想や虚妄だと思ってた。
あやちゃんは、正気だ。
精神
病でもサイコ野郎でもない、普通の女性だ。
この日記は、読むことをおすすめしない。
だって、本当に有った出来事なのだから。
現実が怖くなる。
見えないものが見えて良かったのか、見えないことが幸福なのか、あたしには分からなくなった。
もし、この日記を読み進めて、この人の話を知っていると思った方は連絡して欲しい。
関係者の名前は全部仮名で、一文字でも合ってはいないと思うけど、載せて欲しくない所があったら言って欲しい。
ちなみに、あやちゃんは今も元気にしている。
たまに恐いことをするりと言うけど。
あたしの胸に留めておくには恐くて発散したくて、だから、あやちゃんの日記を幾らか手直しして此処に載せた。
日記なので、スッキリしないことや解決してない事や関係ない事も載っていますが、了承の上読み進めてください。
ちなみに、あやちゃんにはこの日記を載せた事は内緒にしてます。
だって、きっとあたしが日記を読んだことを怒ると思うので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-25 12:00:00
11727文字
会話率:3%
第2部 神婚
「一族の総領以外、この儀式を誰も覗き見てはならぬ。」
好奇心おう盛な幼き弟は、その晩こっそりと神の部屋に忍び込み、美しき兄と神との秘密の儀式を覗き見たーーー。
第1部 虚妄の家
「冷たい水底であなたの名を呼んでいた。会い
たくて、哀しくて・・・」
虚空に揺れし君の袖。
ーーー汝何故に泣く?
夢さがなく我愁うれう。
夢通わせた君憎し。
想いとどめし乙女が心の露。
哀しき愛の唄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 19:14:00
19148文字
会話率:17%
物語作家七夕ハル。
略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。
受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。
初代新世界文章協会会長。
世界を哲学する
。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。
twitter:tanabataharu4
ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」
URL:http://tanabataharu.net/wp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 18:30:18
1363文字
会話率:0%
人知のむなしさ、、。学問の虚妄。
キーワード:
最終更新:2014-03-28 07:51:11
1723文字
会話率:4%