白狼王の生贄としてささげられた人間族の第二王女ライラは、白狼王から「生贄はいらない、第三王子のものになれ」と言われる。
第三王子レリウスは、手はボロボロでやせ細ったライラを見て王女ではなく偽物だと疑うが、ライラは正真正銘第二王女で、側妃の娘
ということで正妃とその子供たちから酷い扱いを受けていたのだった。真相を知ったレリウスはライラを自分の屋敷に住まわせる。
いつも笑顔を絶やさず周囲の人間と馴染もうと努力するライラをレリウスもいつの間にか大切に思うようになるが、ライラが番かもしれないと分かるとなぜか黙り込んでしまう。
自分が人間だからレリウスは嫌なのだろうと思ったライラは、身を引く決心をして……。
両片思いからのハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 19:38:35
15578文字
会話率:54%
公爵家へ嫁いだキャロラインは、とある日屋敷の階段から落ちて頭を打つ。目覚めると、転生前に読んでいた小説のキャラクターになっていることに気が付く。キャロラインは小説の中では我儘で傲慢な悪役令嬢であり、ラスボスであるクロークの妻だった。
小説の
中ではクロークに惨殺される運命のキャロライン。死にたくない、生き延びて見せると意気込み、悪役令嬢から一転、穏やかで心優しい公爵夫人へ変化する。戸惑う周囲の人々を尻目に、クロークだけは頑なにキャロラインを信じようとしない。
だが、次第にキャロラインから向けられる純粋な心と眼差しに心を溶かされ、徐々にデレはじめる。
愛を知らないラスボスを、元悪役令嬢は完全攻略できるのか。生き残りをかけたハッピーエンドラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 18:47:02
32520文字
会話率:42%
伯爵令嬢のアリシアは、ある日屋敷の前に倒れ込む男を見つける。目を覚ました男フレデリックはアリシアを見て涙ぐみ突然両手を掴んできた。
しかもフレデリックは驚くべきことを口にする。自分は未来の夫だと言うのだ。誰かに殺されそうになり、アリシアに会
いたいと願ったらここに来た、と説明する。フレデリックはアリシアやアリシアの家族しか知らないことを知っていて、信じられない気持ちと信じざるを得ない状況に混乱するアリシア。
婚約者として現れた現在のフレデリックと未来から来たフレデリックは、次第にアリシアを巡ってライバル関係になっていく。
さらに、妹のメリッサと未来の夫フレデリックには何か関係があるようで……?
「俺の方が好きだろ」
「俺の方が好きですよね」
二人の夫に挟まれてどうしていいかわからないアリシア。未来の夫は誰に殺されそうになったのか、ちゃんと未来に帰れるのか。
不思議な三角関係のラブファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 17:46:48
78979文字
会話率:50%
娯楽すべてが無くなった異世界にある国、「チルテ王国」。チルテはもう地図にすら載せてもらえなくなった弱小国だ。
王は前の活気ある国に戻したいと考え、この世に "彩" を添える存在として "四重奏騎士(カルテットナ
イト)" に「国を描く」ことを命じる。
しかし、この悲劇はチルテだけに留まらず、世界中を覆い尽くしてしまった。彼らは国だけではなく、世界を救おうと立ち上がった。
"色" "音" などを駆使する "四重奏騎士"。
主人公森野なずな(もりのなずな)とその幼馴染、能海みつる(のうみみつる)の2人は小さい頃地球から異世界に転移してきた異世界人であり、異世界の住人青嵐風璃(せいらんかざり)と幸神涼空(さちがみりく)と共に旅に出る。そしてこの4人は旅の最中でこの世界のことや自身の過去、人や魔物との絆について知っていき、"タイセツ"を見つける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 19:18:17
43293文字
会話率:42%
本編「彩りは花の訪れと共に輝く」では描かれないような、カルテットナイトや契約魔者たちのゆるすぎる日常をお届け!
本編の進行具合により、日常も大きく変わったり…?
最終更新:2024-10-13 10:09:58
1243文字
会話率:73%
千年前、ある偉大な皇帝が廃されたあと、大秦国の皇宮から五つの神器が盗まれた。
神器はすべて穢され、怨念渦巻く呪物と成った。
数百年の間隔をあけて呪物を受け取った人々は、己の内に抱く憎悪をはらすべく、凶行に出る。
しかし、それらの行動
は全て一人の人物によって仕組まれた陰謀の始まりに過ぎなかった。
現代に再び穢れた神器が現れれば、また惨劇が起こる。
それを阻止すべく、海を渡った先にある国、蓬莱国からやってきた一人の少女が立ち上がった。
特殊な力を持った長命種の人間が住まう領域に足を踏み入れ、協力を仰ぐために。
果たして悲劇は止められるのだろうか。
「守りたい人を守れるように強くあれ」
この誓いを胸に、若者たちが強大な悪意に立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 16:10:00
122743文字
会話率:45%
四月になると、またあの頃の淡い思い出が蘇る。初恋と言ってもいい。あの人の姿が今も鮮やかに。
キーワード:
最終更新:2024-04-03 22:55:49
347文字
会話率:0%
「──大きくなったら、このお花みたいなアクセサリーを作ってみたいなぁ。そしたら、らんちゃんにあげるね! だからぜーったい、大人になっても一緒に遊ぼうね!」
幼いころにした約束。
──あの子は、覚えているのかな?
最終更新:2024-03-22 20:01:31
2004文字
会話率:54%
美形だけどケチで細かすぎる日花風人は旅する腹話術師。姉と呼ぶ人の言葉を話すトイプードルの「リョーコ」とともに彼に降りかかる謎を解いていく。
最終更新:2024-01-19 11:08:11
80431文字
会話率:55%
国連麾下の治安維持組織S.M.A.R.Tの捜査官立花風魔が解決する様々な事件・陰謀を描く壮大なサスペンスドラマが今ここに始まる!!
エピソード1
S.M.A.R.Tの日本本部所属の立花風魔は、本部長命令で福岡に出向く。福岡ではG7サミ
ットを来週に控え世界各国の要人が集まっていた。しかし、5日前そこで事件が起こる。アメリカの大手軍事機器メーカー『アイアンテクノロジー』の社長がホテルで何者かに暗殺されたのだった。しかし犠牲者は『アイアンテクノロジー』の社長だけでは終わらなかった。福岡にやってきた立花はその事件を解決するよう命じられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 18:27:40
3611文字
会話率:3%
この手をすり抜けたのは。
最終更新:2023-03-25 23:07:18
1257文字
会話率:32%
中学生の花風うめちゃんはずっと好きだった先生に人生初の告白をします。
果たして先生はどのような恋の解答をするのでしょうか。
最終更新:2022-10-23 12:23:01
718文字
会話率:11%
立花風雅は風の女神のうっかりによって死亡する。
自分のミスを隠すために女神が取った方法は風雅が好きそうな剣と魔法の異世界へと彼女を送ること。
風の女神の加護を受けた風雅は風の魔法使い・グリーンマジシャンになり冒険者を目指す。
そして、出会っ
た3人の仲間。
軽装の剣士、法衣を纏った神官、重鎧の騎士。
えっ?みんな実はマジシャン?
これはうっかりによって異世界で生活する事になり、うっかりによってマジシャンのみのパーティーを作ってしまった立花風雅が、冒険したり、強くなったり、お金稼いだり、恋をしたりして普通に過ごす冒険譚である。
火、木に更新します。
午後10時に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 23:45:19
455291文字
会話率:64%
金の生る木。お菓子の生る木。
そんなものが現実に在れば苦労はしない。
--でももし、それが実る木があったとしたら?
小日向は社会人六年目にして、彼氏も好きな人もいない。
もちろん結婚はしたいし恋愛もしたいけれど、相手が居ないのだからし
ょうがないじゃないか。そう言い訳をして、仕事帰りにちょくちょく飲み会に行く。
彼女がそんな風に代わり映えの無い日常を送っていた、ある夜の事だった。
小日向は飲み会からの帰り道、ある無人売店で奇妙な植木鉢を購入する。
その植木鉢には植物は何も植わっておらず、ただタグだけが突き刺さっていた。
『愛の成る木』。そう書かれたタグの意味するところは何なのか。
恋人なぞいようはずもない彼女に、果たして彼氏は出来るのか。
そして、『愛の成る木』の正体とは?
恋に昇進に、ちょっとほろ苦い大人な恋愛。
小日向と鉢植え植物の送る、今までと少しだけ違う日常をどうかのほほんとお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 21:13:49
39411文字
会話率:32%
「きりりしゃん」とは……
引き締まったさま。きちんとしたさま。きちっと整ったさまの女(ひと)を言う。
花風は、この頃、吉原の「呼び出し」として有名な遊女。
呼び出しは、江戸初期の高尾太夫や吉野太夫などと同じく 、江戸後期の吉原では
、最高の位である花魁である。
彼女には、年季明けを前に、ある密かな、小さな願いがあった。
だが、江戸時代の世の中では、その願いは有名な花魁だからこそ、大変な困難がともなっている。
ところが、ある男との出会いから、彼女の目の前に大きな道筋が光ったのだ。
そして、それは意外な方向に、大きく展開していく。
そんな中、果たして彼女の小さな野望と結末は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 14:00:00
43931文字
会話率:43%
帰郷する貴族令嬢とそれを護衛する女冒険者のほのぼのしたお話。
小説家になろうにありがちな、ゲームライクな中世の異世界を舞台にした何もないお話です。
注 この作品は、視点切り替えの濫用がどうなるかを実験する意図がメインの作品です。視点切り
替えの濫用が激しいので、小説として成立はしていますが変な感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 14:00:00
10155文字
会話率:25%
ムーンライトに投稿しています、Summer Vacationと言う恋愛小説の外伝ですが、全く別物の独立した1ファンタジーストーリーとしてお楽しみ頂ける内容となっています。
エロは書く予定ですが、かなり後半まで無いです(苦笑)
最終更新:2020-08-04 20:00:41
109480文字
会話率:52%
花の精が見える人たちの話です。
オムニバス形式で掲載していきます。
最終更新:2019-02-11 13:00:00
3029文字
会話率:42%
桜の花の精とそれが見える青年の話。
最終更新:2019-01-14 13:00:00
2837文字
会話率:39%
恋は唐突に。
思い描いたような理想の恋は、なかなか実現するものではありません!
それでも、恋は恋なのです。
最終更新:2018-07-25 06:21:14
6976文字
会話率:30%
金木犀の香り。名前のつけられない気持ち。
最終更新:2017-10-26 00:42:27
3887文字
会話率:25%
ある日の祖母の着付け。孫の幸せを祈って…
最終更新:2017-10-05 01:17:07
1431文字
会話率:19%
高校生になった二人のその後は……
最終更新:2017-09-20 00:52:48
3356文字
会話率:45%
妖の国は迎春祭の時期。俺は迎春祭を回りながら、酔っ払いに絡まれ同級生に捕まって。
そんな世界で、俺は生きている。
※オチなし纏まりなしな単なるグダグダ話。
※結月 澪さん、赤田 ヤオさん主催の花風企画参加作品。
最終更新:2017-04-17 22:43:35
5261文字
会話率:60%
ここは、せわしい。散る桜は美しいのに。馳せる思いも、煤で汚れてしまいそうだ。
最終更新:2017-04-15 19:49:00
207文字
会話率:0%
僕は人気のないてい神社の木で首吊り自殺を試みた――
しかし運悪く、S高校の女子高生がたまたま居合わせてしまった。
僕は人前で自殺ができる様な神経構造はしていない。それに、人にできるだけ迷惑が掛からないように自殺するつもりだった。
自殺を一時
中断し、彼女ととりとめのない会話を始める――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 14:03:05
5159文字
会話率:23%