一年で一番賑わう月祭りの夜。シエスタ国の王女アイリスは、手榴弾片手に男たちに啖呵を切っていた。
「それ以上わたくしとマリーに近づくと痛い目を見るわよっ!脅しじゃないわ。どうなっても知らないからねっ!」
この日だけ手に入る特別なアイテム「
月祭りの媚薬」を求めて侍女のマリーと護衛騎士のサウロと共に勇んで街に来たものの、サウロと別れた途端に秒で怪しい男たちに絡まれて絶対絶命のアイリス。
アイリスは幼いころから護衛騎士のサウロに恋をしていたが、成人と共に政略結婚をすることが決まっていた。国を出る前にせめて初恋の美しい想い出として媚薬を手に入れたいと思ったのだが、うっかり護身具の手榴弾が暴発し、中に仕掛けられていた自白剤を浴びてしまう。
「サウロ……やっぱりいちばんかっこいい……だいしゅきすぎる……」
駆けつけたサウロに思わず本音が駄々洩れるアイリス。気になるサウロの反応は?
初恋の騎士を想い続けるちょっぴり鈍感な姫と、気付かれないように外堀を固めて囲い込んでいたちょっぴり腹黒な護衛騎士の溺愛ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:43:07
9344文字
会話率:50%
人質として、大国グランガルドへ送られたファゴル大公国の第二大公女ミランダ。
グランガルドの王クラウスは、稀代の悪女と評されるミランダを名ばかりの側妃として召し上げ、あろうことか初夜に自白剤を飲ませるが……。
***
こちらは【連載版】
になります!
短編版への加筆が大幅にありますので、短編に目を通してくださった方は、新しいエピソード&加筆がある2話目からご覧くださると嬉しいです。
短編版は日間および総合1位をいただきました。
本当にうれしい……読んでくださった方、ありがとうございます!
また、短編版は、連載版でまだ辿り着いていない部分も一部公開しておりますので、連載版から読んでくださった方は、是非こちらもご覧ください。
URL : https://ncode.syosetu.com/n1023ii/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 12:54:22
196188文字
会話率:32%
侯爵令嬢ローズリンデは冤罪により王太子から婚約破棄を言い渡される。だが黙ってそれに従う彼女では無い。彼女は自身の『真実の口』という自白剤のようなスキルで形勢逆転し、周囲を恐怖に陥れる。
※短編「真実の口」の連載版です。
前・中・後編はほ
ぼ短編と変わりないですが、皆様のお声により救済ルート、Anotherを続編として追加しています。Anotherはシリアスですがハッピーエンド。ザマァに救いなんていらない!って方は後編でストップして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 02:07:02
25166文字
会話率:40%
「フローラ・ゲティンボーブド! お前との婚約を破棄する!」
私の婚約者、ロイド王子殿下が大勢の前で婚約破棄宣言をなさった時、私は『影』のシェイドが勝手に吹き矢を吹いてしまう! と戦慄致しました。
ハピエンのラブコメです。
最終更新:2023-07-03 17:43:36
9021文字
会話率:61%
タイトルのままです!短編となります。
最終更新:2023-05-05 11:59:25
4984文字
会話率:53%
真面目で堅物、仕事一筋のアイリスは、恋愛経験もなく23歳まで淡々と生きてきた。恋愛に免疫のない彼女は、危うく既婚者と恋愛関係になりそうに…。事実に気づいて、落ち込むアイリスに追い討ちをかけたのは、学生時代からなにかと彼女に突っかかってくる
ルークの存在だった。
学生時代からすれ違いつづけた二人の関係は、この日アイリスが友人に盛られた自白剤をきっかけに変化する。
ヒーローはいじめっ子です。嫌いな人はご注意くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 17:23:44
21701文字
会話率:43%
——あれ?もしかして私、嫌われてないんですか⁉︎
強い力を持つ治癒魔術師のエディットの想い人は、国の英雄ロルフ・ダールベック。しかしながら彼は超がつく女嫌いだった!
エディットは大怪我を負った彼を治療した縁で想いを募らせるが、最後の治療の日
に恋心を捨て去る決意をする。
しかしいざロルフを訪ねると、「今日も綺麗だな」などと信じられないようなことを言われてしまった。それなのに何故か言った本人の方が狼狽しているご様子、事情を聞いてみると自白剤を盛られたとのことで?
女嫌いのはずなのにエディットには優しいロルフ。自らの想いに戸惑うヒーローとせめて嫌われたくないヒロインのじれじれラブコメです。
//話が進んだのでサブタイ付け足しました。
//一部暴力、出血表現を含みます。
//ヒーローは女嫌いなので初期は態度が悪いです。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:22:05
145631文字
会話率:42%
侯爵令嬢のセリーヌは突然、ライバルの公爵令嬢アイリーンを毒殺した容疑にかけられる。片思いしている王太子にも疑われショックを受けるが、自白剤により無実は証明される。しかし、それから一睡も出来なくなりーー。
最終更新:2022-07-27 12:23:31
5593文字
会話率:29%
トルテはしがない田舎伯爵令嬢だ。
幼いころ偶然作った自白剤を再現する研究をようやく成功させ、そのまま卒業パーティに臨んだトルテ。
しかし、ひょんなことで自白剤入りの瓶を割ってしまい、しかもすぐ近くで王太子の婚約破棄断罪劇が始まってしまった…
…。
飲んでよし、嗅いでよしな自白剤を吸い込んでしまった彼らをトルテはただ震えて見守ることしかできない。
彼らの明日はどっちだ。
一応R15にしましたが保険的な意味合いが強いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:01:58
9045文字
会話率:35%
婚約を破棄なされるのですね。
名誉毀損と不貞行為で裁判所に訴えてあります。
さあ、裁判所でお会いいたしましょう
短編『さあ、裁判所でお会いいたしましょう』の連載版ですが設定が変わっています。
第一話は短編と同じです。
続編のリクエストを
いただきありがとうございます。思ったのと・・・と思われるかもしれませんが、東西にはこれが精一杯でしたm(__)m
お読みいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 00:00:00
31963文字
会話率:44%
皇女レイラの頼みを受け、デートリットは初恋と就職を天秤にかけ、結局『自白剤』を処方した。レイラの恋はかない、ルイズナー公爵と結婚。デートリットはレイラの推薦で軍の魔術師に。
そのまま仕事に没頭し、軍の研究室の首席魔術師にまでなった。
そん
なある日、公爵妃となったレイラからお茶会に誘われたデートリットは、かつての上司で、公爵の弟にあたるバーナードに会う。
バーナードは、デートリットにレイラに処方した薬を自分も欲しいと言い出して……
長岡更紗さま「第二回ワケアリ不惑の新恋企画」参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 19:06:59
38115文字
会話率:37%
ソフィアは、マルベール伯爵家に嫁いで10年。夫のレオナルド・ロイ・マルベール伯爵は口下手な人だがなんだかんだ上手くやってきた。しかし、突然現れた、夫の隠し子を名乗る少女が厄介な子で、彼女をきっかけに喧嘩に。(ソフィアが一方的に怒っているだけ
だが。)すると、夫の様子がおかしくなって…。
口下手な夫の本音に、翻弄される妻のお話。
前作
婚約者の弟から茶番断罪されたと思ったら、婚約者にまで断罪されました。ほんとやめて。こんな断罪ひどすぎる!〜愛ある断罪〜
のスピンオフ。ベルの叔母のソフィアのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 16:33:44
9308文字
会話率:50%
タイトル:記憶力が良いと、人生はつまらない。 ハイパーサイメシア(超記憶症候群)
【暗黒盗賊団 戦闘員クロ 前編(クロの過去編)】
オレ、クロ。暗黒盗賊団の戦闘員だ。
勝手に自分のことを語るよ。
子供の頃の話だ。
オレが異常
な記憶力を持っていることに気づいた親は、とある日村々を渡り大きく発展された村に連れ出した。
その村の児童相談所へ連れられ、知能検査を行った。
何処の国でも異常なものは白い目で見られる。
家族はオレの才能を周りに言いふらし自慢するような人ではなかった。
家族はオレの良き理解者だった。
異常なIQをたたき出したオレを受け入れてくれた。
オレの住む村に図書館はなく、村の質素な本屋にあるすべての本をぱらぱらめくってすべて暗記してしまった。
知識とは資産だ。
ある一定レベルの知識をつけるなら村の小さな本屋でいいが専門的な分野になると話は変わる。
うちは一般的な家庭で、家庭教師をつけるお金などはなかったが、
家族が、なけなしの金でオレの教育投資をしてくれた。
いくら、脳がよくても学ぶ機会がなければ宝の持ち腐れだ。
別の村に入館するだけでバカ高い図書館があることを知った家族が1度だけ連れていってくれた。
その大図書館に入館するためのカナタンを組み、返済を続けていた。
当時インプットは楽しかった。
知識の海にとびこんで、手当たり次第飲みこんでいたがいまでは逆に新しい情報を極力いれたくないと思ったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 19:55:55
17515文字
会話率:25%
アルカ・バニーナは騎士団の医務部で働く薬師だ。
ある日、アルカは研究の一環で自白剤を作ろうとして、なぜか惚れ薬を作り上げてしまう。どうしてこうなったと辟易し、つい居眠りをしてしまうアルカはまだ知らない。これが、受難の始まりであることを……。
「ああ、栗毛のポニーのように愛らしい……」
「た、隊長! 隊長漏れてます! なんかいろいろと!」
アルカが目を覚ますと、なんと真面目でカタブツで通っている騎士団第三部隊スタッグ・メイル隊長が惚れ薬を飲んでしまっていたのだった!
更にはこの状況を打開する策を練る暇も無いまま、聖女様の巡行の警護という重要な任務があることを告げられて……。
ああ、どうしてこうなったんだろう……!いや、そもそも惚れ薬を作ってしまった自分が悪いのだ。そう思ったアルカは、嘆いた。
ああ、つまりこの受難は、自分のせいだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 21:23:34
101904文字
会話率:34%
編集者を目指して上京した少女、涼風 暮葉。
そんな彼女が気付けば異世界へ。手持ちは傘と自転車だけという、非常に頼りない物だけだった。
さらには通りすがりの騎士団に捕縛されてしまい、精霊と勘違いされて尋問を受けることに。
自白剤紛いの石を突き
付けられた彼女だが、そんな尋問を中止させる事態が発生する。
街中で差別されていた獣人達が暴徒と化し、暴動を起こしたのだ。
彼女はそれの様子を見るべく外へと出る事になるのだが、それが彼女の運命を変える切っ掛けだった。
黒衣の襲撃者達、精霊石の暴走、滅国跡地での闘争ーーー……。
彼女は次第に様々な出来事に巻き込まれていく。
自我を貫き通しまくり、巻き込まれに行く系少女の戦いが、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 12:00:00
2095286文字
会話率:35%
平和なカタリ村には、よく効く魔法薬を作ることで有名な魔法使い・イーグがいます。
イーグ様が大好きなアミは、念願の弟子入りを果たし、お師匠様の片腕となるべく日々奮闘しているのです。
ある日、そんな二人のもとに自白剤作成の依頼が飛び込みます。
自白剤があれば、お師匠様の気持ちが聞けるのではないでしょうか。
そう思ったアミは、自分でも作ってみることにします。
しかし、出来上がった薬はとんでもないもので……。
以前魔法のiらんどさまで公開していたものです。(現在は削除)
(2012/09/13~2013/05/30の期間で更新)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 08:08:01
151807文字
会話率:49%