シエンス共和国の科学者ベント・イニオンは、同僚リベールの暗躍によって戦争予定先のウィルド王国に国外追放となった。
このままでは大量破壊兵器でウィルド王国民とともに消されてしまう。
ベントは自分の力でシエンス共和国の凶行を止める決意を
し、さまざまな開発品を生み出して強敵たちと戦う。
凶獣と呼ばれる狂暴な生物や、国中に名を馳せる各ギルド所属の猛者たちを倒し、その先に待ち受けるのはシエンス共和国との戦争と、そしてリベールとの決着。
これは太陽系から遠く離れた惑星でのお話。
剣×近未来武器の戦い、ファンタジー×SFの物語、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:50:00
117871文字
会話率:32%
周りとは違う、"普通ではない"主人公は、昔から周りに馴染めず、いじめられてばかりいた。
家族を亡くし、学校にも居場所のない主人公は、生きていても意味が無いと、自殺を図ろうとするが、ひょんなことから現実と幻想の狭間にある不
気味な谷、エスカロッティに迷い込んでしまう。
そこには、偉大な霊能者、アンナ・グリムジレッタが創設した「アンナ・グリムジレッタ記念学園」がそびえ立っていた。
主人公は学園に通うことになり、自分の道を自分の力で切り開くため、新たな人生をエスカロッティで始める。
「アンナ・グリムジレッタ記念学園」には、7人の天才と呼ばれる生徒達が存在しており、主人公は、その7人との交流を深めながら、やがてエスカロッティで問題になっている猟期殺人事件を追っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:39:30
15754文字
会話率:70%
ササラは辺境の村の魔獣牧場で調教師をしている。牧場で扱うのは王都で好まれる小型の愛玩用魔獣。
ちょっとだけ魔獣に好かれやすい体質ではあるけれどうまくやっている、はずだったのだけれど、ある日やってきた魔獣将軍スコルが出会いの瞬間から友好度マッ
クスなのはなぜ!?
ぐいぐいくるスコルに戸惑いながらも、ササラは彼とともに魔獣の群れを引きつれ、王都へ向かう。
向かった先でも年若い娘であるササラは大歓迎、というわけではないけれど、困難なんてなんのその。
ササラは魔獣の調教師として奮闘し、ときどきスコルをもふもふし、自分の力で足場を固めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:07:29
43138文字
会話率:38%
主人公、佐藤翔太は、専門学校を卒業後、プログラマーとして中小企業のソフトウェア開発会社に入社する。19歳の彼は、初心者の気持ちを抱えたまま、未知の世界へと足を踏み入れた。最初の研修を経て、彼はチームの一員として働き始めるが、コードの中には無
数の問題と課題が待ち構えている。
研修を終え、最初のプロジェクトに携わりながら、翔太はプログラムの難しさと向き合っていく。だがその中で、彼は少しずつ成長していき、周りの仲間との絆も深めていく。しかし、ソフトウェア開発の世界は甘くなく、予期せぬバグや納期のプレッシャー、顧客との調整など、彼を追い詰めていく。
翔太が成長する中で、ついにはリーダーとしての役割を担うことになり、プレッシャーと責任の重さに悩みながらも、チームを引っ張っていく力を身に付けていく。しかし、35歳を迎えた翔太は、フリーランスとして独立する決断を下す。自分の力で生きる道を選んだ彼は、自由と引き換えに新たな孤独と戦いながらも、より多くのクライアントと仕事を重ねていく。
時が経ち、46歳になった翔太は、エージェントに頼り、再び大手企業のプロジェクトに参画することになる。だが、年齢的な不安や体力的な限界、そして新しい技術に対する恐怖に悩みながら、彼は再び自分の立ち位置を模索していく。
そして50歳。翔太は再び選択を迫られる。プログラミングの世界で生き続けるのか、それとも新しい道を歩むのか。悩み、迷いながらも、最終的には自分の「コードの向こう側」を見つけるため、翔太は再び歩みを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 15:00:00
43989文字
会話率:29%
キトルは、貧しい村で7年間を過ごし、明日には奴隷として売られる事が決まっていた。しかし、そんなキトルに、突然前世の記憶が蘇る。彼女はかつて大山さくらであり、この村で生まれたキトルは大山さくらが転生した姿だった。
キトルが混乱する中、頭の中に
響く声に「緑の手」という転生スキルを授かる。
最初はその使い方もわからない力をどう使うべきか迷う中、彼女はこの世界がゆるやかに枯れていっていることを知る。
「自分なら、この世界を変えられるかもしれない」と思い始めたキトルは、決意する。
自分の力でこの世界に希望を与えるために。
「平和に世界を救ってやろうじゃないの」
彼女の冒険が、世界を豊かにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 23:50:00
193825文字
会話率:40%
ものには、想いが宿る。
大切に使われた道具、繕われた布、長く愛された鞄──
それらはただのモノではなく、持ち主の記憶や願いを抱え、まるで命を持つように生き続ける。
そんな“想い”を見つめ、形にする仕事がある。
**創術屋(そうじゅつや
)**── それは、ものづくりと魔法を織り交ぜ、壊れたものに新たな命を吹き込む者たちのこと。
町の片隅の工房「継ぎ屋」で育ったツムギは、ものづくりが大好きな職人の娘。
温かく穏やかな性格ながらも、自分に自信が持てず、いつも父の背中を追いかけるばかりだった。
けれど、ある日、小さな男の子がボロボロのポシェットを抱えて訪れる。
「お母さんが作ってくれたんだ。だから……直したい」
お金はないけれど、大切なものを守りたい。
その願いにツムギは心を動かされ、初めて自分の力で“もの”を救うことを決意する。
試行錯誤の末に生み出したのは、ただの修理ではない、特別な“創術”を込めたポシェット。
ツムギの初めての仕事が、誰かの笑顔につながるとき、彼女は一歩を踏み出す。
「創術屋ツムギ」、はじまりの物語。
これは、壊れたものを修理するだけでなく、人々の想いを紡ぎ直していく、
ほのぼの温かい“ものづくり”の異世界ファンタジー。
魔法と手仕事が交差する世界で、ツムギの小さな工房から紡がれる物語が、今日もまたはじまる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:14:01
384997文字
会話率:44%
「お前のスキルはもういらない」
Sランクパーティ《白銀の牙》の補給担当として尽くしてきたルーク・フレイアスは、突然の言葉で全てを失った。
彼のスキルは《無限インベントリ》。
物を仕舞うだけの地味な能力。戦闘には不向きで、評価されることも
なかった。
――だが、ひとりで受けたFランク依頼で、彼は気づく。
このスキルには、まだ誰も知らない可能性が眠っている――と。
新しい出会い、美味しいごはん、少しずつ回復する心。
そして始まる、ひとりの“荷物持ち”の冒険者としての再出発。
誰にも期待されなかった青年が、自分の力で未来を切り拓いていく。
これは、優しさと強さを手に入れる、静かな成り上がりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:32:41
25051文字
会話率:38%
中世ヨーロッパに似た世界にレオンハルト=イエーガーと言う男が居た。男は辺境貧乏男爵の三男だ。
戦闘能力を現す身体強化レベルが兄姉に比べ、とっても低いので、イエーガー家のミソッカスと言われている。
故郷を襲った災害により入学を取りやめられたレ
オンは、二人の獣人の少女をお供に自分の力で学校に行ってビッグになろうと故郷を飛び出た。
何かと寄ってくる姫達、彼と彼の家族を襲う陰謀や災難を乗り越えて、彼はビッグになれるのか。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:00:00
846813文字
会話率:45%
辺境の小さな村で「最弱の村人」として雑用ばかり任されていた少年・カイ・エルノ。特技も魔力もない“空気のような存在”だったが、ある日、暴走した魔物から子どもを守ろうとして不思議な力を発揮する。手のひらに赤い光を宿し、敵を吹き飛ばすその力に、親
友のリオはただならぬものを感じ取る。
やがて村の周辺に“魔族の斥候”が現れ、カイは再び未知の力で仲間を救う。その力は、かつて封印された「終焉の魔王」の血によるもの――カイは、魔王の力を継ぐ“器”だった。
王国はその覚醒を察知し、魔王の力を危険視して排除を企てる。一方で魔族や“第三の者”もまた動き出し、世界は新たな混乱の兆しを見せる。
力を得たカイは戸惑いながらも、親友リオの支えを得て決意する――「自分の力で、守りたいものを守る」と。
自らの正体と運命に向き合う少年の、覚醒と葛藤、そして世界の均衡を巡る壮大な物語が、今始まる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 19:00:00
4148文字
会話率:33%
現代日本の普通の高校生、真斗はある日突然異世界「アストリア王国」に転生してしまう。この世界は魔法が存在し、政治的結婚や貴族社会が支配する中世風の世界だ。最初は戸惑う真斗だが、「理想の恋愛」を実現するために、この異世界で恋愛スキルを駆使し、成
長していくことを決意する。
しかし、異世界の恋愛文化は彼が知っているものとは全く異なり、恋愛の自由度が極めて低い。政治的な結婚や家族の名誉が最優先され、真斗が憧れるような純粋な恋愛は非常に難しい。恋愛を引き寄せる魔法や、相手の気持ちを読む魔法が存在するが、それらを使わず、自分の力で理想の恋愛を追い求める真斗。しかし、彼が理想とする恋愛は、魔法や文化の壁、さらには政治的な圧力にぶつかり、何度も挫折してしまう。
そんな中、真斗は3人のヒロインと出会う。冷徹に見える貴族のアリシア、明るく少しおっちょこちょいな魔法学校の生徒リリィ、そして優雅で理知的な王族のセリス。彼女たちもまた、真斗の理想的な恋愛観に惹かれていくが、それぞれが抱える事情や使命、そして家族や国の圧力が絡み、物語は複雑さを増していく。
真斗は、現実と理想の間で悩みながら、果たして「理想の恋愛」を実現できるのか?彼の努力と成長、そしてそれに伴う恋愛模様が織りなす物語が今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 16:00:00
63237文字
会話率:45%
声にした瞬間、恋に落ちる。これは、不器用な二人の特別な物語。
子爵令嬢のシャルロッテは、美しく華やかな妹とは対照的に地味で目立たない存在。家族にも顧みられない彼女は自分の力で生きていこうと小説家を目指しているが、なかなかうまく行かない。
そのため、変態侯爵の家で官能小説の朗読をするという怪しい仕事をして生活資金を貯めている。
ある日、妹の付き添いで夜会に出席したシャルロッテは不埒な男に関係を迫られそうになる。けれど、そこから颯爽と助け出してくれた美丈夫がいた。自分の書いた物語のどのヒーローよりもかっこいい彼にときめくシャルロッテだったが、男は名前も告げずに消えてしまう。
「やあ、また会ったね」
偶然本屋で再会を果たすと、男はリチャードと名乗る。裕福な男爵家の生まれで財産に恵まれている彼は、シャルロッテの怪しい朗読の詳細を聞き、代わりに自分の仕事の手伝いをしてくれないかと持ちかけてくる。それは手紙の代筆や新聞の読み上げといった些細なことだった。
けれど、どこからどう見ても完璧なリチャードにもひた隠しにしているある事情があって……。
強がり令嬢×秘密を抱えた貴公子
全30話 1日2回更新(6:20、20:20) 5月16日完結予定
※R15は保険です
他サイトでも別タイトルで掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:20:00
86720文字
会話率:34%
第四戦区──そこは、剣と魔法の世界で最も過酷な戦場だった。
徴兵されたばかりの新兵・リュウは、回復魔法だけを頼りに、戦場の最前線に放り込まれる。仲間と共に命をつなぎとめる毎日。過去に救えなかった“あの人”への後悔を胸に、彼は今度こそ目の前
の命を救おうと足掻き続ける。
だが、戦争はあまりにも残酷で──
仲間の死、繰り返される撤退と再出撃、そして自分の力ではどうにもならない“絶望”の前に、リュウたちはついに限界を迎える。
そんなとき、白い鎧をまとった一人の転生者が現れた。
圧倒的な力で戦局を一瞬で覆す“英雄”の登場に、彼らは──ただ立ち尽くすしかなかった。
「俺たちは……英雄じゃなかった」
救えなかった者たちの命と、救われた自分へのやりきれない思いを描いた、三話完結の戦場掌編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:00:00
3907文字
会話率:27%
♣︎十年前に変わってしまったこの帝国を、俺があるべき姿に戻してみせる。
十五歳の誕生日という節目に『獣の因子』に覚醒する者が現れ始めた十年前、ベスティーナ帝国は変わってしまった。
獣の因子への覚醒者『獣人』達への優遇制度が作られたのだ。
因
子の種類によって決まるランクと、クラスという獣人にのみ現れる階級。それが紋章としてそれぞれ右手、左手の甲に現れるため、明確に身分が決まるようになった。
それだけならまだ良い。
確かに、獣人は普通の人間より高い能力を持っている。覚醒した時点で身体能力、知能などは格段に向上するという。しかし問題は、この帝国の中心である貴族のほとんどが、政治なんて知らない、たまたまランクの高い因子や高いクラスに覚醒した獣人であるということだ。他国との関係も、すでに崩れつつある。
主人公・猫宮クロは、そんな帝国を自分の手で変えたいと思った。天からの授かり物である因子やクラスではなく、自分の力で。
だがクロはその日、猫の因子(ランクB)のクラスⅠに覚醒する。
自分が嫌っていた獣人という存在に、自分自身がなってしまったという葛藤を抱える暇もなく、クロは大きな決断を迫られる。
今年設立した、その地域だけでなく全国各地からも優秀な獣人男子を集めた、帝国最上位の学園…帝王学園への勧誘。
帝王学園では、皆が未来の帝国の指導者『帝王』や高位貴族を目指し、スペード・ハート・ダイヤ・クローバーの四つの派閥(寮)に分かれて競い合う。
帝王学園からの勧誘を受けるか、受けないか。
その先に待つ未来を思い描いて、決断する。
そしてクロは進む。理想の未来へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 07:13:05
10593文字
会話率:40%
カーラ・ウェストフィールドは、王都の卒業パーティで婚約者エドワードに婚約破棄を告げられる。
家のため、地位のため――そう言い訳する彼を背に、カーラは静かに屋敷を後にした。
すべてを失っても、まだ生きる道はある。
そう信じて飛び込んだのは、
辺境の小さな村での暮らしだった。
剣を手に盗賊を退け、診療所で薬草を摘み、誰かの役に立つ毎日。
もう誰かに選ばれるために生きるのではない。自分自身のために、未来を歩くために。
かつての婚約者が再び手を伸ばすとき、カーラは微笑む。
「――もう、遅いのよ」
これは、過去に別れを告げ、自分の力で自由を掴む少女の物語。
カクヨムでも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:10:00
6901文字
会話率:24%
「私の推し、新ヒロインに取られちゃうんじゃ!?」
乙女ゲームの世界に異世界転生を果たした元女子大生のユウナ。
私がヒロインなの? なら勝ち確じゃん! と意気揚々とメインヒーローを攻略しようとしたら見事にざまあどころか同じく転生組の悪役令
に全てを覆されてしまった。
それって……あり?
愛されヒロインから一転、平々凡々な聖なる乙女に格落ちしたけれどいつもの日々が戻ってきた。これからは私の最推し(メインヒーローではない)を愛でながら学園生活を謳歌するぞー! と思っていたら、実はこのゲームには続編があって……
世代交代を突きつけられた元ヒロインのユウナが、前世で沼落ちした推しへの崇拝と恋愛感情とのせめぎ合いに振り回されながら、今度こそ自分の力でハッピーエンドを掴み取るべく頑張るラブコメディ。
※「アルファポリス」さまにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 22:04:10
49270文字
会話率:56%
私、劉柳留。12歳の天才少女――だった、はずです。
「世界で最も挑戦的でトップレベルの数学オリンピック」の首位を獲得した直後、不運にも車に轢かれて命を落としてしまい…気がつけば、「ワルツィナイズ・ミロスラックフ」という異世界はに転生していま
した。
しかも、転生先は貴族家系の没落した家の子供で、なぜか性別も男性に変わっている……!?さらに、前世の記憶を鑑定・保存してくれる謎の「システム」までついてきてるなんて、これは完全に異世界転生もののテンプレじゃないですか!しかも、目に映るこの世界、人口構成から文化まで、まるで中世末期のヨーロッパを見ているような感じです。
でも、最近の流行は「反パターン」小説だと聞きますし、この状況を受け入れ、せっかくのトップクラスの魔法の才能も手に入れたことだし、異世界でハーレム冒険のようなロマンに挑むべきなのでしょうか?……って、待って!魂は女の子なんだから、そんなエッチなことを考えすぎないでくださいよ!
それにしても、このシステム、どうやらバグがあるみたい?もしかすると、この世界の根本的なエラーが影響しているのかもしれません。この大陸にはまだ未解決のエラーがあるとすれば、自分の力でその原因を探し、修正しなければいけないのでは……?
さあ、まずはこの世界の歴史、魔法、言語を把握し、転生者であることを隠しつつ、他の転生者がいないかも調査してみよう。もしも同じような奇妙な転生例があるなら、他にも「普通の」転生者がいるはずです!
しかし、このシステム、どうやらバグが多いみたいだ。もしかすると、この異世界自体の基礎フレームにエラーがあるのかもしれない。もしそうなら、大陸にまだ隠れたエラーが残っているということだろう。それなら、この手でこれを見つけ出して、正してやるべきじゃないか?
経済活動などは他人に任せるつもりだ。やりたいことに集中したいからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 10:12:03
349644文字
会話率:50%
2023年3月、中学を卒業したばかりの15歳の二人の青年、ベンタこと東弁太一(とうべんたかかず)と、分銅海斗(ぶんどうかいと)。見ず知らずの二人。
ベンタは故郷の和歌山県から、分銅海斗は岩手県から、千葉県松戸市にある「徳川ボクシング
ジム」所属のプロボクサーになることを目指しそれぞれ上京した。
ベンタは中学に入って間もなく父の会社が倒産。
さらに不幸が重なり父を病気で亡くす。
現在は千葉県松戸市でボクシングジムを経営している元世界フェザー級チャンピオン徳川万世だった。
一方、分銅海斗は三歳の時、2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波で両親を亡くす。
まだ一歳だった妹と二人、祖父母と共に生き残り、祖父母が両親に代わり二人の兄妹を育てる。
プロ野球選手を目指していたが中学二年の時、震災記念日にボランティアで訪れていた徳川万世と東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンの田上瞬に出会う。
海斗は妹と祖父母の生活の為、そして人生を自分の力で切り開く為に高校進学と野球を諦めプロボクサーになる決意をする。
ベンタと海斗、十五歳。
ベンタは父を、海斗は両親を失い、違う環境で育った二人が、徳川ボクシングジムで出会い、厳しい練習とバイト生活、高校の通信教育を続けながら、故郷に残した家族の為に、ひたむきに世界の頂点を目指す若きプロボクサーの五年に渡る軌跡。
たくさんの応援を宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 05:11:52
101068文字
会話率:36%
両親が居て、帰る家があって、自分の負担はあまりにも少ない。だからこそ、焦る事もある。
拠り所が無くなった後の事を考えないと、準備をしておかないと、息が詰まる。
だから資格の勉強しようと思うんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
料理は動画で。生きていく経済の知恵は資格で。
あっても困らないと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 18:02:00
1025文字
会話率:43%
世界はパンデミックと謎めいた戦争によって荒廃し、文明が崩壊してからすでに二年もの月日が経っている。
かつては人々で溢れていた通りには、今や乗り捨てられた車両の残骸だけが転がり、重苦しい静寂が支配していた。
そんな中、一人の男が荒れ果てた都市
をさまよい歩き、マスクのフィルターや食糧、そして生き延びるためのわずかな希望を求めて、建物を一つひとつ探索している。
「緋色の検疫(Quarantaine écarlate)」は、孤独な胸のざわめきの中でなお人間らしさを失わないよう足掻く、この名もなき男の静かな旅路を描く。
文明の遺産が自然に呑み込まれつつある世界で、彼は他の生存者がいるのか、そして物資が尽きる前に、あるいは自分の力ではどうにもならない脅威と出会う前に、どれだけの時間が残されているのかと思い悩む。
あなたは、この黙示録的な旅路に足を踏み入れる覚悟があるだろうか?
一歩踏み出すたびに、死がすぐそばに潜んでいるかもしれない――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 05:59:52
13331文字
会話率:18%
第1章に新たなエピソードを追加しました。
第1章9話~が追加分、それに伴う訂正を加えた話になっています。(R2.12.31)
これは、少年達が神を討ち滅ぼすまでの物語。
ーー運命の旅の始まりは、いつもの探検だった。
幼馴染みの
三人は真夜中、誰にも秘密の洞窟探検に出掛ける。
そこで彼らを待ち受けていたのは、神に選ばれた者としての運命だった。
御伽話と思っていた神話が現実のものである事を知るとともに、久遠の昔に神によって封印された邪神が今まさに世界に魔の手を伸ばそうとしている事を彼らは知る。
戸惑いながらも、三人は互いの絆を信じ、神に与えられた使命とそれぞれの思いを胸に冒険の旅へ。
明るさだけが取り柄の少年マルスは、生き別れた兄との再会を夢見て。
生真面目な貴族の少年アイクは、自分にしか出来ない事を成し遂げたくて。
大いなる力を秘めた少女パルは、今度こそ自分の力で守りたいものを守るために。
旅路を行く彼らを待ち受けるのは、未だ見ぬ世界と新たな人々との出会い。
そして、恐ろしい魔物と立ちはだかる邪神の脅威。
いくつもの困難を乗り越え、出会いの中で絆を結び、時に笑い、時に泣きながら彼らは進んで行く。
※「☆」は挿し絵付きです。
※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 11:20:41
530872文字
会話率:27%