前世は男運の悪い人生だった。死因はブラック企業の過労死。目が覚めたら王女に転生していた・・・・三番目の。
転生したのは、魔法使いや騎士や吸血鬼が実在する異世界。
しかし、転生してきて出会った初恋相手に仕掛けられた戦争によって国が滅ぼされ、親
は死に、兄弟は逃亡。転生しても前途多難。
その上、敵国の王から、殺されるか愛されるかという選択を迫られる。
戦後間もない国内は、戦勝国と敗戦国の国民や魔法使い同士の牽制が鬩ぎ合い、欲望、憎しみ、欺瞞、策が絡み合い、一触即発の状態に陥っていた。
状況を打破するため、主人公リリアは自国の復権する顕彰の印として、大魔法使いとなるための儀式を行うことを決める。
その最中、この世界を創ったという神が現れ、じぶんが国の安寧を約束する契約を結ぶ代わりの生贄、神の花嫁として捧げられた身だと知らされる。
神は、じぶんと再契約すれば、復讐を果たせるだけの強大な力と、大魔法使いの称号を与えると提案してくる。
契約内容は、各国に散らばった「七種の神器」を守護する七人の魔守り人から秘匿魔法を手に入れると同時に、神器に憑りついた呪いを解き放てという神託だが、リリアは受け入れる。
しかし、敵国の王もおなじ神託を授けられていて・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 10:00:00
40715文字
会話率:27%
さなぎからちょうちょうに変わるのを羽化という。或いは仙人になることを指す言葉でもある。
朝みる夢が肌に残るとき、経験もないくせにその感覚が羽化にぴたりときます。書き留めることでその肌合いが今の己れであるようにと、連作のタイトルとしました
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 05:30:36
138441文字
会話率:5%
人が突如、蝉や蝶など別の生き物に姿を変える現象、『羽化』が起きるようになった日本でのお話。
卒業とともに、『羽化』をして、すべてのしがらみから逃れようとする少年。
少年は、人としての最期を自分の大切な人と過ごすことに決め、夕暮れの中で言葉を
交わす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 20:38:18
1921文字
会話率:17%
魔法のような豊穣術が現代にある世界。
世界樹の恩恵により、植物の進化で世界は魔豊植物によって文化を築いていた。『豊穣術』。その名の通り豊穣を表す超常現象は、フィクションなどにある魔法と呼ぶにはあくまでも違う。そして、世界樹に選ばれし者には異
能力『自然能力者』(セレス)と呼ばれる。
魔豊植物を栽培、管理する教育機関『魔豊高等学校』。
そこに星雪香輔(ほしゆきこうすけ)が飛び級で入学する。幼く残る彼は『自然能力者』であり、世界樹を守護する『梅社』の五家系にして、星雪家『守人』(まもりびと)の次期後継者。
『守人』は世界樹の枝で結界樹を創り、農作物から病害虫を退けていた。しかし、結界樹そのものに影響を与える厄災がいる。蟲魔(コクーン)。病原菌を具現化したような巨大な繭である。その存在は早急に駆除しなくては魔豊植物にさらなる被害が出るのだ。だが、一般には明かされていない更なる脅威がある。繭から羽化し、成虫へと生まれる植物型の蟲魔は自然エネルギーを糧とする。
そう、蟲魔は世界樹と自然能力者の敵だ。だけど星雪香輔は知らない。梅咲初名(うめさきはつな)の出会いこそ、彼の運命が大きく変わることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 12:14:27
34826文字
会話率:40%
蟲どもが、羽化して蝶になりたいと望んでいるのかは知らない。
最終更新:2024-11-21 07:00:00
351文字
会話率:0%
黒い虫が、はいずりまわっている。
最終更新:2022-11-17 07:00:00
518文字
会話率:0%
※ダークなファンタジーです。キャラがいっぱい死にますので、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
アイドル粛清法案が可決した。
これまでみんなに希望と夢を与えていたアイドルは、一転して人間としてみなされなくなり、見つけ次第誰でも殺してよい
存在となった。
女性首相神田政子がゴリ押しで可決させた法案であったが、アイドルを殺せばその格に応じた褒賞金が支払われるということもあり、人々は次第にノリノリでアイドルを追い詰めはじめる。
アイドルはたまごから産まれ、幼虫のうちはただの地味な人間となんら変わりがないが、羽化して成虫となれぱとてつもない輝きを発し、みんなに夢と希望を与えてしまい、人心を攪乱する存在となるゆえ排除すべき存在である。
アイドルの判別方法はいくらかあるが、何よりその語尾についた顔文字だ。
見つけ次第、殺せ!
「あたしたちが何をしたっていうの……?(/_;)」
「あたしたち立派なアイドルとして羽化したいだけなのに。゜(゜´Д`゜)゜。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 08:00:00
42033文字
会話率:56%
アイドル粛清法が可決され、あたしたちアイドルは全国民から殺しの対象になった
最終更新:2024-04-10 16:39:13
4530文字
会話率:38%
『実は――』
父が死んだ。いつかは来ると思っていた別れの瞬間が予想以上に早く訪れたことに、おれは正直驚いていた。
病院で父の最期に立ち合い、その後、雪崩のような勢いで諸々の手続きを済ませた。
遺体をこの家に安置したら、どっと疲れが押
し寄せてきた。ただ、今度は何もしない時間がどこか嫌に感じられたので、近所をぶらぶら歩くことにした。
実家があるここは、ドがつくほどの田舎で、その景色は今も昔も変わらない。父も子供時代にこの辺りで遊んでいたそうだ。
だからといって、感傷に浸るつもりはない……と思っていたのに、自然と思い出が甦ってきた。あの林ではカマキリがよく捕れた。もっと向こうでは夏にカブトムシが。それからあの辺でセミの羽化を見たんだ。あと、あっちの茂みで虫を探していたとき、持っていた虫捕り網の先にアシナガバチが止まったことがあったな。怯えていたら、一緒に来ていた父がやっつけてくれたっけ。ここには思い出がちょっと大きな石ころのように点々と落ちている。
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最終更新:2024-09-15 11:00:00
1721文字
会話率:50%
ある夏の日、小学生五年生の主人公は、近くの公園の雑木林を探索していた。そんな中主人公は、羽化不全のカブトムシ、チビ角と出会うのだった。
最終更新:2024-08-10 11:00:00
2070文字
会話率:0%
人の命のはかなさは、まるでカゲロウのようだ。
カゲロウは風に舞うかのように空中を浮遊する。
カゲロウという名前は空気がゆらめいて見える陽炎が語源らしい。
はかなく弱いカゲロウは、成虫になって数時間で死んでしまうらしい。
しかし、数
時間というのは成虫となってからの命だ。
意外にも、幼虫の期間は昆虫の中では長い方らしい。
幼虫の時は何度も脱皮する。私たちも脱皮して成長してきたような気がする。
成虫の姿は生ある時の一瞬の姿だ。
カゲロウの幼虫から羽化したものは、亜成虫と呼ばれているらしい。
|翅《はね》があって空を飛び、成虫と似ているのだが、まだ成虫となってはいない。
亜成虫は、まるで私たちみたいだ。
ゆらゆら揺れる心。大人になりかけているのに、大人ではない。
無色透明な翅。私たちは見えない翅を持っている。羽ばたく準備をしている。
「死ぬ前に、俺と友達にならない?」
優し気な声が背中越しに聞こえる。
声の主は同じクラスの同級生。
飛び降りようとしている同級生の私に向かって平然と笑顔で手を差し伸べてくれた。
彼は不思議な光に包まれて私るように見えた。天使のように救いをあたえてくれる存在に思えた。
温かなぬくもりを全身に纏ったような人。
こんな状況なのに驚くこともなく、笑顔で対応する同級生の名前は羽多野空。
華奢で透き通るような肌色で中性的な雰囲気の少年だった。
「今、死ぬ必要ある?」
彼はそう言った。
「なんか疲れちゃって」
「俺は生きたくても長生きできないから、人生の長さを選択できる人が羨ましいよ。生まれつき病弱で成人まで生きられないと言われている。いつ、人生が終わるかわからない毎日を過ごしていっる」
「人生の長さをある程度選べる私は幸せなのかもしれないね」
彼と話していて価値観が変わった。
「親の干渉が辛いんだ。価値観を押し付けられてさ。コミュ力がないから、友達もできないし。スマホは親が持ってはいけない悪いものだと洗脳されている。勉強も一日中しろと監視されている。自由がないの」
でも、その人は成人の年齢、十八歳になってすぐに亡くなってしまった。
まるでカゲロウのようだ。
亜成虫の時期を共に過ごしていたのかもしれないと思う。
まるでカゲロウのように、成虫になってすぐに死んでしまうかのように――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 23:21:29
12154文字
会話率:13%
繭の中に眠る幼虫、リトルは、変化と成長を待ちながら過ごしていました。
ある日、リトルは体が成長し、羽化の瞬間が訪れました。
これは私たち人のお話しではないです。
だけど、変化と成長の重要性は同じです
これは
一匹の虫の冒険と発見の物語で
す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-16 12:10:00
1799文字
会話率:0%
初めての一人暮らし。募る不安は大きくて。
最終更新:2024-07-15 17:26:49
2327文字
会話率:23%
残暑が厳しい9月の初旬、関東の或る避暑地でサオリという名の少女が忠実な執事と共に大木の幹を見つめていた。
あどけない眼差しの先、季節外れで土から出たセミの幼虫が羽化しようとしている。
執事の孫で親友のトオルに、サオリはセミを見せたいと思うが
、その時、空に異変が生じた。
映像のノイズに似た奇妙な煌きが無数に生じ、周囲の光景も歪んでいく。
サオリを促して避難しようと試みる執事だが、それは更なる悲劇の始まりに過ぎなかった……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+、にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 07:29:38
5097文字
会話率:33%
なつやすみは──、おとなになった蝉より。
幼虫ばかりを集めていました。
最終更新:2024-06-18 23:47:19
200文字
会話率:0%
ある晴れた日の教室で、私は彼女から飼っていた虫の話を聞く。蝶を亡くしたと悲しそうに語るものの、小さな違和感を覚える。
友達として悲しみに寄り添おうとする私は、彼女が抱く感情に気付きながらも避けていく。
思春期でセンチメンタルな百合です。
とても短いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 23:02:51
2028文字
会話率:35%
「赤錆はいつか羽化(うか)する蝉のよう。」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-04-21 21:00:00
252文字
会話率:0%
少年から大人に変わるための発育段階に差し掛かった男子高校生「鹿島要」は、蛹という特殊な発育段階を経て羽化する芋虫に憧れを抱くほど将来に焦っていた。
2年生に進級した直後、ひょんな事から破天荒な体育教師が顧問を務める女子バスケ部に入部する
ことになり、バスケ部のマネージャーとして部員達との確執や体育教師からの突飛な要求に振り回されながらも、一人前の大人になる事を夢見て奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:57:26
52402文字
会話率:41%
《R3/2/28~ 第十一章「西南の海」開始です(*'ω'*)》
【R2/2/27~R3/2/18 執筆開始から一年。320万pv、評価16,000ポイントを頂きました\( 'ω')/】
皆様のご愛読、温かいご支援に心から感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。
もし、何も持たずに戦国時代の佐渡ヶ島へ転生したら……
そんなifの世界を激しく描いています。
戦国の世の厳しさ、戦場の激しい戦闘に至る道筋。そして、「金」の持つ力……
越後国直江津港での越後屋蔵田五郎佐、天室光育和尚、柿崎景家、虎千代様との出会い。
乱取りにより奴隷となった者達、鬼小島弥太郎との主従の誓い。
「空海屋」を立ち上げ、忍びと共に佐渡に策謀をもたらすも、「死罪」を言い渡された齢六つの主人公「本間照詮」。「天か魔か」と長尾為景との対面では恐れられ、柏崎水軍との駆け引き、そして佐渡平定の戦へ・・・
佐渡国統一。さらに出羽国、陸奥国、そして蝦夷の地を制圧。さらに仇敵との「佐越の戦い」を制し越後国を奪取。そして越中国、能登国、対馬国、薩摩国まで併合。武田晴信、織田信長などを「蟻」と見据え「蛹」の期間に力を蓄え「羽化」を目指す|従四位上《じゅしいのじょう》羽茂本間|左大弁《さだいべん》照詮。
五人の美姫との約束を胸に大船団「南方巡視艦隊」を編成、東南アジアへ南蛮交易の拠点を築くことを目指すが、果たして……?
チート能力なし。技術知識なし。あるのは絶望から這い上がる渇望と「金塊」、そしてゲームで鍛えた知識のみ!
語られない島「佐渡」を舞台にした、戦国乱世の扉をこじ開けていく物語です。ぜひご覧ください。
(参考資料)
wikipedia、歴史関連情報、「家紋と名字」(西東社)、「戦国大名勢力変遷地図」(日本実業出版社)、「イラストでみる戦国時代のくらし図鑑」(宝島社新書)、「図説火砲」(新紀元社)、「佐渡の島」(新潟交通株式会社)、「かくれた佐渡の史跡」(新潟日報事業者)、「佐渡風物誌」(未来社)、「佐渡市歴史文化基本構想」(佐渡市教育委員会)、「余湖くんのホームページ」様、各種ゲーム、漫画、他。
R2.2/27連載開始。R2.3/7 歴史(文芸)ジャンル、日間・週間1位 R2.3/18 月間7位をいただきました。ご愛読、評価、ブックマーク、ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 03:02:01
806799文字
会話率:48%
冒険好きなかまきり君は、まだ子供のうちからふるさとの林をでて崖をのぼり、そこに住んでいた。すさまじい集中豪雨のあと、トンボのおじさんにふるさとの林が全滅したときかされ、驚いたかまきり君は崖をおり、なかまの女の子に出会う。
故郷をうしなっ
た彼女を、崖のうえにこない?と誘うが、彼女は応じないうえに、かまをふりまわして怒りだす。なぜ彼女が怒るかわからずとまどうかまきり君。そんな彼にも最後の脱皮(羽化)がはじまった。
◇◆注意◆◇
☆リアルな昆虫の話です。虫が苦手な方は回避してくださいませ。
☆集中豪雨により、彼らのふるさとの林が流されます。申し訳ございませんが、精神に負担を感じられる方はどうぞ回避してくださいませ。
☆本作品は武 頼庵(藤谷 K介)様の「【能登沖地震復興支援!!】繋がる絆企画」に参加しております。文末に、志茂塚 ゆり様の企画イメージイラスト『能登の朝日』を挿絵として載せました。もしよかったらぜひご覧いただきたいのですが。どうしても挿絵が苦手なかたは、画像を非表示にする機能をご利用ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:00:00
6015文字
会話率:25%
この時期に羽化して大丈夫なんやろうかね?
最終更新:2023-10-26 09:48:40
1187文字
会話率:0%
過去に別れを告げる時が来た
最終更新:2023-09-04 03:24:13
579文字
会話率:23%