人のあまり来ない小さな絵本の美術館に毎日通ってくる少女。館長は不思議に思い少女に声をかける。
最終更新:2024-05-07 17:07:08
31539文字
会話率:61%
埼玉の県立高校に通う藤井歩は、高校二年の夏、受験勉強に向けて所属していた美術部を退部しようとする。
しかし、美術部のイベントである絵本作りワークショップでとある少年と出会い、それをきっかけに少年に絵本作りを教えながらクラスの文化祭実行委員も
担当することになってしまった――。
少年や文化祭実行委員メンバーとの交流を通し、歩は学校での人間関係や、二年半前に離婚して別れた母との関係をどうするべきか、考え直します。
※本作品は他小説投稿サイト(「ステキブンゲイ」様)にて並行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:59:19
195626文字
会話率:46%
子どもの頃大好きだった男の子の言葉がきっかけで、私は絵本作家を目指すことになった。
元々絵を描くのには好きだったし、子どもの頃は親や友達に絵が上手だと褒められていたので、苦には全くならなかった。
……でも、大きくなるにつれて、自分には絵の
才能がないことに気付いてしまった。
それでも夢を諦めきれなかった私は、高校に入ってから美術部に入部することにした。
この高校は地元なのだが、有名な画家が美術講師をしているらしく、毎年何人もの生徒がコンクールで入賞しているのだそうだ。
ここでなら、才能のない私でも成長できるかもしれない。
そう思ったからこそ、私は中学では方向性が違うからという理由で入らなかった美術部に入部したのである。
――しかしそこには、私など遥かに及ばないような絵の才能がある子が何人もいた。
そして彼女達は私の絵を低レベルだと嗤い、同じ部員だとすら認めてくれなかった……
流石の私も心が折れかけ、転校することも考え夏休み中に色々と調べてみたのだが、それがとても難しいことを知る。
結局私は何も行動できず、ただ無気力に学校生活を送っていた。
しかし、ある日その日常は一変することになる。
きっかけは、高校では珍しい転校生が転入してきたからだ。
その転校生は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:24:41
29061文字
会話率:33%
小野悠介は父親の仕事の都合でT県三崎町へと引っ越してきた。
新居となる家のエアコンの調子が悪く、不動産会社へ連絡をするも業務を委託している会社が繁忙期の為、こちらに来れるのが一番早くて六日後になるという。
夏休み中の悠介は、涼める場所を探し
て町を散策することにした。だが町唯一の公共施設である図書館は八月下旬まで改修工事で閉館中。
仕方がないので山手を歩いていると、古びた木製の看板を見つける。どうやらこの先に池があるようだ。
好奇心と涼を求め、看板の指し示す道を進んで行くがーー。
現代の田舎を舞台にした、妖しく美しいダークホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 13:00:00
19233文字
会話率:49%
絵本作家を夢見る彩絵は進学を控えた中学三年生。幼馴染の高校生・大樹に心配されながらも、三者面談が間近に迫るある日のこと。彩絵は町を訪れた絵描きのニーナと出会ったのでした。
一方、喫茶店『マダムの庭』を営むミツとの約束を果たすために来日し
ていたニーナですが、もうひとつ明かせずにいる理由があったのです。
彩絵とニーナ、大樹。彩絵と家族。そしてニーナとミツ。それぞれの関係が変化し、それぞれが選び取った選択は?
彩絵の成長を通して描く人間模様。笑いあり涙あり、になっているといいな。
※自身が書いた舞台用の台本を小説に書き起こしたものです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 00:19:22
60180文字
会話率:43%
スペック
1 学生時代の美術の成績は5段階で2が多かった
2 色を使うのが下手で学生時代はとにかく色を混ぜるだけの感覚で使用していた。そのため、色彩の基礎知識ない。
3 以前、同人誌を作っていた。もともと漫画家を目指していたのだが、社
会人になってからの目覚めで技巧的な部分が皆無だった。そのため、スクリーントーンや、ベタ塗りを避けた書き方をしていた。線画を追求した結果、絵本のようなコマ割りを削ぎ落とした漫画にたどり着いた。だが、同人誌は30代の手前で自分の将来を見据えて生きようと考えた結果、卒業。それ以来、漫画も絵も描くことはなかった。
4 不器用。特に手先が不器用。腱鞘炎ではないと思うのだが、子供の頃から、右手の小さな震えがある。原因は不明で、左手の震えはない。緊張時に症状が出るだけでなく、手を広げたり、鉛筆など持って何か書いていると、意図せずビクっとなる。パーキンソニズムではないと思っている。橈骨と尺骨の形成がゆるい感もする。筋トレ時にダンベルを持つと不安定さがよく分かる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 20:29:00
4654文字
会話率:9%
とある美術館の片隅、いろいろな『色』を売る『色屋』があります。今日はどなたが買いに来たのでしょうか?
この作品は以前友人に頼まれ、絵本として応募し落選したものです。
最終更新:2021-04-18 18:13:48
1522文字
会話率:50%
美術部に入ったはずなのに不思議に巻き込まれていく。
最終更新:2016-05-30 22:32:57
4177文字
会話率:61%