ーー少女は憧れる。熱気に包まれたライブステージに。
友人に連れられて初めて音楽フェス会場に赴いた霧雨三森は、会場を湧きあがらせていたとあるガールズロックバンドが発するロックンロールに、心身を震わせ衝撃という名の一目惚れをする。
やりたい
ことの一つや二つすらなかった少女の心が動き出し、いつか自分もバンドをやりたいと。フェスに出たいという夢を抱き、三年の月日が流れ少女は何も成し遂げられぬまま高校生に。
しかし観客が集まらない路地ライブやギター練習を重ねても知名度が上がらず、夢を諦めかけていた三森は、仕事を継いで欲しい両親の『二学期までにバンドを組み、ライブを成功させろ』という期限に追われる。
そんな窮地の中で彼女は一目惚れしたバンドメンバーの妹であり、内向的でいて力強いギターボーカルの北織六花との出会いを果たす。
だが六花が部長を努めていた軽音部は部員に裏切られる形で廃部。そこで三森は六花に再びロックの楽しさを共有し、一緒に夢を追う約束の元、再び軽音部を設立。
更には無事にベーシストとドラムも見つけ、念願のバンドを結成することとなる。
ーーこれは、バンドに憧れてロックの道に進む彼女の……同じバンドに憧れを持つ彼女たち四人の「ジーリオカンパネラ」が、小さな軽音部から始まり、音楽フェスで輝くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:03:01
14762文字
会話率:45%
桜井一(はじめ)はある日、会社をリストラされた。と同時に不仲だった父が他界してしまう。
実家が高校を経営していた為に、校長だった父の後を継いで欲しいと母から依頼を受ける。さらに、父には多額の借金がある事も聞かされる。
嫌々ながら
も、依頼を受ける事になった一。その仕事先では一台のアンドロイドが導入されていた。名はサクラ。昨今の教員不足対策の一環で導入されたらしいのだが、一が校長になってからしばらくすると、サクラの内面性が変わり、トラブルを引き起こす様になってしまい。。。
*この作品は、完結済みの作品となっております。(最終話まで投稿予定)
人生で初めて完成させ、見事に某新人賞の一次審査で玉砕をかました稚作ではございますが、アドバイスをくだされば幸いでございます。
この作品での失敗を次作に活かす為に参考にさせていただきます。
辛口コメントや一言だけのコメントも歓迎しておりますので、ご教示の程よろしくお願いいたたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 12:05:09
116482文字
会話率:45%
子どもの頃、どうどうと夜にひとりで外に出られる口実があるのがうれしかった。目的は宿題だけど。
そして、自分の子をもって、宿題とは関係なくイベントを作ってくださる先生に感謝するのだ。イマドキは子どもだけの参加は認められないから、保護者の付き添
いが必須だけど。
なんとなく、受け継いで欲しいと思った知識をさりげなく子どもに伝えていくお話。
武 頼庵さま主催の『冬の星座(と)の物語』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 05:49:12
2499文字
会話率:21%
幼少期の子供に生々しいものを見せても、あまり問題にならない。理解する事が出来ず、カメラの様に記憶するだけに留まるから。
でも、その状態のままで何かを殺したくない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
もう書けないね。バチッた戦闘シーン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 20:51:41
1048文字
会話率:30%
祖父の葬儀のため、東京から郷里の函館に戻ってきた由梨花。
彼女は懐かしい顔と再会する。
かつての同級生でもなく、恋人でも友人でもない。
それは、子供の頃に飼っていた猫のさくらだった。
真っ白な毛並みと青い瞳をもつ、十年以上も前に死
んだはずの愛猫である。
「久しぶり。今年ねこまたに昇格したのにゃ」
しかもあやかしになっていた。
驚く由梨花に、さくらは、祖父の家業を継いで欲しいと懇請する。
「おじいちゃんの仕事って銭湯じゃん……」
いまのご時世まったく流行らない。
消えゆく産業である銭湯再建に挑む一人と一匹。
そこに、さまざまなあやかしや幻想種族、はては転生者や仙人まで絡んできて……。
新感覚のドタバタご当地ファンタジー、開演です。
※注
この話は、書籍化された『ねこの湯、営業中です! 函館あやかし銭湯物語』の原型です。
キャラ文芸ではなく、現代ファンタジーのジャンルになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 19:37:25
123627文字
会話率:28%
陰キャでいつも教室の隅にいるような性格の高校1年生、更科裕涼《さらしなゆあ》は花火師である祖父の元で花火の技術を教えこまれていた。
それは、祖父が営む花火工房を裕涼に継いで欲しいという両親の思いが裏にあった。
祖父の打ち上げる花火
が裕涼は大好きだったし何にせよ花火自体が大好きだった裕涼。
最初に花火工房を継いで欲しいと母と祖父に言われた時は誰かに必要とされている喜びで胸がいっぱいになり嬉しかった。
でも今の裕涼には花火師では無い他の夢がある。
それは、小説家になることだ。
いつしか読んだ本に心を引かれ、自分も物語を誰かに届けたい、美しい言葉で人を惹き付けたい、そんな思いを胸に秘めるようになった。
小説家になるためにWeb小説サイトにて作品を投稿する毎日、でもなかなか人気が出ない日々。
多くてもPV数が10、そんな底辺作家だった。
そんな現状に自分の才能を自覚し、"小説家"という夢を半分諦めていた。
でもそんな裕涼にいつもコメントをくれる唯一の読者がいた。
その唯一の読者のおかげで半分諦めかけていた夢をもう一度本気で目指してみることにした裕涼。
でもどうやらその読者は同じ学校の学年一の美少女の七海天音《ななみあまね》だった。
しかもネットの中だけでなくリアルでも距離が近づいてきて……!?
小説家を目指す少年と儚い雰囲気を纏う学年一の美少女との優しい恋の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 16:29:35
32912文字
会話率:42%
「俺は君に楼主を継いで欲しいんだ」
__ 気づけば異界の男遊郭の楼主になっていました。
「お前はいらない子だから『余り』って名付けたんだよ!」
両親が離婚し、そのどちらからも疎まれていた少女、あまり。唯一自分を受け入れてくれた祖母が亡くな
り、その葬式で父に「お前はいらない子だから『余り』と名付けた。」と告げられ突き放される。
絶望の中、一人たたずむあまりの元に、祖母の古い友人だという面布を被った謎の男が現れる。彼に誘われるままあまりは人ではないモノが住まう異界へと足を踏み入れてしまう。
そこは男が男娼として接待を行う男遊郭だった。そして、祖母が花街一の大見世の楼主だったことを知る。あまりは「祖母の後を継いで男遊郭の見世の楼主になって欲しい」と頼まれるのであった。
妖艶だが陰のある見世の看板花魁、兄のように面倒を見てくれる二番手、そしてほの暗いものを抱えているらしい面布の男。
これは、疎まれていた少女が遊郭での交流を通して自分を見つめなおしてゆく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 14:27:43
39625文字
会話率:60%
「闘えもしない外れスキルを授かった貴様など必要ない! 出て行け! グラン!」
剣聖の家系に生まれた少年グランは15歳のスキル継承の儀の際に非戦闘用の外れスキルである【建築】(ビルド)を授かった。
対する義弟は当たりスキルである『剣神』を授
かる。
グランは実父に用無しの無能として実家を追放される事になる。辺境に追いやられ、グランはそこで【建築】スキルを利用し、家作りを始める。家作りに没頭するグランは【建築】スキルが外れスキルなどではなく、とんでもない可能性を秘めている事に気づく。
【建築】スキルでどんどん辺境を開拓するグラン。
気づいたら魔王城よりもすごい世界最強の帝国ができあがる。
そして、グランは家にいたまま、魔王を倒した英雄として、世界中にその名を轟かせる事となる。
※他サイトでも公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 18:00:00
100902文字
会話率:53%
日本で慎ましく平凡な日常を送っていた日雲 煉央(ひくも れお)。天涯孤独、孤児院で育った彼は彼女もおらず恋愛もした事が無い所謂童貞を抱えている三十路間近の社会人。
そんな彼が、誕生日前にいつもの残業をこなし帰宅していると何者かの声が聞こえ声
を探しているとトラックに轢かれて死んでしまう。
次に目を開けると自分の父親を名乗る男が『冥王』だと言い出した。
しかも、自分は死んでしまったから唯一の後継者である煉央にその席を引き継いで欲しいのだと言うのだ。
全く分からない異世界で冥王としての物語が始まろうとしていた―—―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 17:30:24
8240文字
会話率:60%
ブルマン王国第3王子として生まれたマークは薬学に傾倒する15歳の少年だ。
ある日両親から母方の領地を継いで欲しいと頼まれ、仲良しの侍女イザベルを伴って継ぐことに。
自分の気持ちに無自覚の少年公爵と乳兄弟で従者の少女の話。
最終更新:2020-11-17 20:55:29
7520文字
会話率:23%
諒輔はある日、八王子郊外の山間の道で、崖から車ごと転落した老人を助ける。諒輔がアルバイト先の運送店の車で病院に連れて行く途中、謎の二人組による襲撃があり、危機一髪のところを、不思議な現象により難を逃れる。
しばらくして、諒輔は都内の病院に転
院した老人の見舞に行く。老人は安倍忠彬と名乗り、穏の長者である事を打ち明ける。そして安倍晴明を始祖とする、裏土御門家に纏わる話を聞かせ、諒輔に頼み事をする。それは血の繋がる唯一の人である孫娘を探して欲しいというもの。また、忠彬を襲ったのは、阿修羅教団の手の者であること、忠彬が末期がんに罹患している事などを知らされる。
数日後、忠彬の息子の妻が住む京都に行き、彼女から孫娘の東京の連絡先を入手する。
東京に戻った諒輔は、神楽坂の三味線教室に孫娘の理紗を訪ね、忠彬と会うよう説得をするが、理紗は会うことを拒む。
忠彬にその旨伝えると、ひどく落胆し、病状が急変する。忠彬は瀕死状態に陥るが、最期の願いとして、穏の長者を引き継いで欲しいと諒輔に迫る。諒輔は良く分からないまま承知する。諒輔が穏の長者を継承したことを知った阿修羅教団は、諒輔と理紗に襲撃を仕掛ける。これに危機感を抱いた諒輔は、阿修羅教団の内偵を進め、その頭領が凌霄院月瞑という赤い瞳を持つ異能者であることや、コンサルタント企業を経営していることなどが判明する。しかし油断していた隙を突かれ、理紗は彼等に拉致されてしまう。
六本木の高層ビルの三十五階にある敵の本拠に深夜、単身で乗り込んだ諒輔は、激戦の末に理紗を連れ出し、屋上ヘリポートに辿り着く。諒輔と月瞑の壮絶な呪術による闘いが、四十五階の上空で開始され、諒輔たちはその死闘に勝利する。
この作品はPuboo(パブー)https://puboo.jp/book/68216 にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 10:57:28
68006文字
会話率:49%
味噌蔵の跡継ぎで修行中の相葉壱。
息抜きに動物園に行った時、仔カピバラに噛まれ、気付けば見知らぬ場所にいた。
壱を連れて来た仔カピバラに付いて行くと、着いた先は食堂で、そこには10年前に行方不明になった祖父、茂造がいた。
茂造は言う。「ここ
はいわゆる異世界なのじゃ」と。
そして、「この食堂を継いで欲しいんじゃ」と。
明かされる村の成り立ち。そして村人たちの公然の秘め事。
しかし壱は徐々にそれに慣れ親しんで行く。
仔カピバラのサユリのチート魔法に助けられながら、味噌などの和食などを作る壱。
そして一癖も二癖もある食堂の従業員やコンシャリド村の人たちが繰り広げる、騒がしくもスローな日々のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 19:25:20
326476文字
会話率:47%
ごくごく普通の高校1年生、水瀬昂太郎。中学2年生のある日、両親に突然告げられたのは、普通では考えられない職業。父親が閻魔?母親が神様?!しかもゆくゆくはどっちかの仕事を継いで欲しいって?!仮に親が引くレールにしたって、ハードルが高すぎるだろ
う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 22:35:51
17914文字
会話率:34%
日本国家に仕える暗殺者一家の当主であった主人公、春風海斗は肉親であった兄に嵌められ若くして命を落とした。
このまま死んでいくと思われたのだが、彼の元に現れたのは異世界人であり錬金術士の男だった。
彼にホムンクルスとして生き返り自分の後
を継いで欲しいと言われ海斗はそれを承諾。
そして、海斗の異世界の冒険は始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-07 19:00:00
17681文字
会話率:23%
子供の頃から勇者というものに憧れ、いずれは勇者になりたいと思い続けてきたリゼル。
学校に通いながら、同じ志を持つ友人ゼロと共に日々を過ごしていた。
ところが突然、定年退職を迎えた父から「自分は魔王だった。跡を継いで欲しい」と告げられる
。父親の職業を初めて聞かされ混乱するも、自分が継がなければ妹のリンに引継がせると言われ、無碍に断れなくなってしまう。
迷いを見せるリゼルに、父親の部下であるメイドのサーラが、勇者と魔王についての関係性を説く。
勇者とは、リゼルが思い描いていた「悪者をやっつける」という理想像とは違い、資格さえ持っていれば他人の家への不法侵入、器物損害等の行為が許される他、拝借した物をお金に代え生計を立てているのだと知る。
また、魔王は戦いを挑む勇者に負けを認めさせ金品を戴くことで生計を立てている。そもそも、この職業は子供に夢を与えるものであるため、事実を知る者はごく一部で、魔王という存在は悪者でなければならず、時にはわざと倒されることも必要だと言う。
夢を打ち砕かれるが、いままで共に勇者を目指してきたゼロには夢を持ち続けて欲しいと、勇者の存在意義でもある魔王を引き継ぐ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 13:59:40
55123文字
会話率:47%
テロリストやテロ支援国家に兵器を売る『武器商人』を父に持つ少年、九部由樹(ここべ ゆき)は、ある日赤い髪の少女と出会う。
父の護衛をしていたというその少女から由樹が聞かされたのは、突然の父の死とその遺言。
遺言の内容は、『由樹に武器商人の仕
事を継いで欲しい』というものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-27 21:54:51
2155文字
会話率:37%