日常をテーマとしたショートストーリー。
海外から届く絵葉書や手紙。
あれはすごく素敵な贈り物で…
最終更新:2024-03-31 05:41:41
815文字
会話率:0%
絹子叔母が華道を教えた元弟子から、久々に絵葉書が届いた。早速、電話をしてみたが、通じない。手紙のやり取りを通じて、遊びに行くことになった。
姪の綾部理加とその元飼い猫である理斗は、高齢の叔母に付き添って、元弟子の住まいである箱根に行く。とこ
ろが、着いた先は人気のない家だった。
調べると、その弟子は、とうに亡くなっていた。理斗は、勤め先の碰上大学理学部心霊学科で、その話をする。
学生たちが、調査したいと言い出した。うち一人は、観光目的としか思えない。
理斗は、仕方なしに、学生たちを連れて箱根へ向かうのであった。
後半で、一部グロテスクな状況描写があり、苦手な方にはご注意願います。該当する回には、*を付します。
「元ねこ桜ヶ池始末」の番外編で、本編終了直後の時期に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:19:55
29239文字
会話率:34%
きみに送りたい絵葉書
きみと歩いている気持ちになる
浜辺から、、
キーワード:
最終更新:2023-11-30 21:14:36
498文字
会話率:0%
文明人に怪我をさせた地元民は打ち首!
文明人ことショートヘアの少女、または長髪の少年に見える殺し屋は罪に対する過剰な罰に何か落ち着かず、その場にいた高官にそこまですることはないのでは?と言うが、高官はむしろ厳罰と打ち首こそ文明の証と力説す
る……
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 20:13:08
1413文字
会話率:14%
「千歳夏帆」はいつものように由比ガ浜の浜辺で海の絵を描いていた。
彼女にとって、絵は自分自身そのものであったはずだった。
4月の鎌倉の春祭りの季節、夏帆は年下の青年「三澄海斗」と出会う。
夏帆は海斗と出会いを重ねるたびに、好意を寄せながら
も、自分の弱さや情けなさが浮き彫りとなり、彼を好きであるはずなのに避けてしまうようになっていった。
季節は夏となり、夏帆は海斗の家族と海へ出かけた。
だが、不幸にも、彼は溺れた子供を助けたが、それと引き換えに溺れてしまい、意識不明の昏睡状態となってしまった。
夏帆はパニックになったが、その時、彼のお母さんが一枚の絵葉書を夏帆に見せた。
それは夏帆が16年前、初めて描いた由比ガ浜の絵であった。
夏帆と海斗は惹かれ合うべくして、惹かれた関係であった。
そんな運命に翻弄される中で、彼は長い昏睡状態から目を覚ますが夏帆との記憶を全て失ってしまっていた―――
対照的な2人の成長とすれ違う恋心が行きかう行方が織りなす物語です。
儚げにも懸命に生きる画家と、生きるために波に乗るサーファーの成長の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 18:03:54
47853文字
会話率:17%
大好きな絵画教室の先生から「アザミのように可愛い君へ」と書かれた絵葉書が届いた。どんな可愛い花なんだろうと思ったら案外地味な花だった。しかも花言葉は「触れないで」と「人間嫌い」。先生、どうして私をアザミのようって思ったの?
エブリスタの妄
想コンテスト「花言葉」参加。
エブリスタ・カクヨムにも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 19:40:43
1750文字
会話率:59%
『安心健全、ノーリスク 旅行代理店●● 絵葉書に真心をこめて』
旅行代理店の日常は、忙しい。呼び鈴はけたたましく、激務である。時折、珍妙な依頼も舞い込むが、我が社のモットーはクライアントに寄り添うことである...
最終更新:2018-11-22 02:25:13
1557文字
会話率:34%
僕はクラスメイトのアーヤから、森に棲むマント姿の少女の噂話を聞く。その少女にお願いすれば、体の一部と引き換えに、どんな扉でも開けて貰えるのだという。僕はそんな話を信じていなかった。
パパがクリスマスの日にいなくなってから、もう1年が経とうと
していた。パパは入院している病院の住所から絵葉書を送ってくるだけで、ママはクリストフという太った銀行員と再婚しようとしていた。
ある日、僕とアーヤとダルコの三人で、森へ少女を探しに行くこととなった。ただの遊びだった。しかし僕は森で見てしまったんだ、少女が本当に存在していることを。勿論僕は逃げた。
家の中でどんどん居場所を失う僕。クリストフとの諍いをきっかけに、僕は森へ再び向かった。少女に扉を開けて貰うためだ。
「開けて欲しい扉があるんだ」と彼女に告げると、こくりと頷いてそのドアまでついてくるんだ。そして彼女は首から下げられた沢山の鍵の中から、そのドアが開く鍵を選び出す。精神病院からパパを連れ出すために、パパの部屋に辿り着くよう、少女にお願いして一つ一つ扉を開けて貰った。引き換えに僕は一本一本指を失い、彼女は奪ったその指を食べてしまった。
やっとパパに出会えたのだが、パパの両目は無くなっていた。あのクリスマスの日、職を失いお金の無いパパは、僕にTVゲームをプレゼントするために少女に頼んで、夜に忍び込んだおもちゃ屋の扉の鍵を開けて貰ったのだ。しかしパパは両目を奪われてしまい、そこから立ち去ることもできず、精神も崩壊したのだった。そしてパパは言う、「お前がこの少女と出会ったから悪いのだ」と。僕の幼い頃の記憶が、ゆっくりと蘇る。
僕は幼い頃、行方不明となり森で2日間この少女と過ごしていたのだ。僕を発見したパパは、その時から少女の言葉が存在が忘れられずに蝕まれていったのだった。
僕はパパからも逃げ、結果として指は二本だけになった。大人になった僕にはある計画がある。この勤務先の金庫の扉を開けて貰えれば、大金を得て町を出られるのではないだろうか。僕にはまだ指は二本ある。あの少女に会いに行くことを決心する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 00:07:02
18530文字
会話率:37%
旧友がピアノバーを甥に譲ったと絵葉書を寄越してきたのはいつの日だったか。
しばらくして正式に演奏依頼が封書で届く。
もう、いいだろう、とレディは諾のサインを記した。
様々な思い出と共に去った故郷へ十年ぶりに戻る。
通い慣れた道は黄や黄
緑の葉に覆われていた。茜色のヒールで遊びながら歩道を歩くと、やがて変わらない古びた看板が見える。
懐かしさを覚えながら緑色の手すりに手をかけた。
脳内に流れ出すメロディ。
初めてジャズを知った日の映像が鮮明に蘇り、レディはほろ苦く微笑んだ。
* 本作は遥彼方さま主催
「紅の秋」企画の参加作品です。
(C)なななん 2018折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 10:12:52
2301文字
会話率:63%
いつ始まりいつ終わるのかもわからない
ほのぼのジェットコースター系
ホームコメディ
最終更新:2018-08-12 12:30:24
4534文字
会話率:82%
無口な男子高校生・真暗牧志のもとに届いたのは、一枚の絵葉書。
それはなんと、謎の怪盗からの犯行予告だった。
※この作品、およびこの作品に登場するキャラクターのビジュアルや設定などは個人サイト「ロジカリズム(http://hina-logi
ca.com/)」に掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 23:00:00
20354文字
会話率:31%
7月15日、終業式をサボった秋津だったが、その日他のクラスメイトが全員行方不明になっていた事を知る。
翌朝、秋津の枕元には1枚の絵葉書。それは親友の柳瀬からで、なんでも彼は「1日1通、異なる世界へ絵葉書を送る能力」を得たと言う。
柳瀬
の絵葉書によると、秋津のクラスメイトはあの日全員異世界へ転移しており、「出席番号の若い順に強力な能力を貰った」と言うではないか!!
毎日送られてくる柳瀬からの楽しそうな絵葉書。秋津は終業式をサボった事を後悔し、夏休みの宿題も手につかない……。
チート能力なのに働かない五十嵐、事あるごとに足を引っ張る間壁、突然現地で結婚する須藤、そして毎朝嬉々としてグロ絵葉書を枕元に送り付けてくる親友、柳瀬。
一人取り残された秋津は、日々送られるクソ絵葉書に対するツッコミを7月15日~9月1日の始業式まで日記にしたため続ける。
「日記調」短編ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 00:00:00
4387文字
会話率:1%
友人に見せられた、一枚の絵葉書。その青さに魅かれて、私は海の見える街を訪れた。
「海の見える街」と関連していますが、そちらを読まなくても大丈夫です。
キーワード:
最終更新:2017-07-15 06:00:00
6287文字
会話率:32%
私に夏を運んできたのは、海辺の街から来た一枚の絵葉書だった。
最終更新:2017-07-05 06:00:00
2816文字
会話率:6%
藤村美弥子は、天神の裏通りにある、アンティークの絵葉書を売る、不思議な骨董屋で働き始める。
昔恋人に出した、長門峡の絵葉書を探し求める青年。手彩色の絵葉書のモデルになった女性の身元を訊ねる初老の婦人。そして、正月に起きた、資産家の一家を惨殺
した犯人の正体を追求する老刑事。過去と現在が交錯する絵葉書の館を訪れる人々とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 13:06:48
15597文字
会話率:49%
【第76回フリーワンライ】
本日のお題:シャープペンシルで綴る愛憎/苦い口づけ、笑うキミ/I like candies./絵葉書/煌めく夜空に零れる涙
ジャンル:オリジナル
推敲ざっくり。
執筆時間は35分。
pixivにも掲載中
。
創作メモは気が向いたときに後書きに追記で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 00:00:00
938文字
会話率:7%
ホテルの一室。彼は部屋にある絵葉書を手にし、詩を書く。だが、それを送る人がいないのに気づく。そうして、ある想いが浮かんだ。
最終更新:2016-12-22 03:41:40
978文字
会話率:13%
「いじめが嫌で、ひきこもっているわけではない。
この世界が理不尽だから、引きこもっていてるのだ」
「わたしたちの世界へようこそ」
「あなたのこころを癒やします」
「おしゃれ雑貨屋で売っている、絵葉書に描いてありそうな、
乙女チックな、外
国の絵本の絵を、
現代の日本の萌え絵にしたような感じである」
「ひきこもりどうしが、
自分たちの力で、互いに助けあうことによって、
自立を目指していきます。」
「そして、必要であれば、社会が暮らしやすくなるように、
革命を目指します。」
この物語は、ここに書かれた作者の経験意外、フィクションです。
iPhone、Android、フォントサイズ16ptを基準にして、
横向き、最大表示数、全角30文字に、最適化。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 01:02:59
6770文字
会話率:22%
出来すぎな恋人に一方的に捨てられた百合。彼女は心に手ひどい傷を抱えていた。そんな彼女と、彼女を支えてきた恋人がようやく結婚する。本来なら幸せ真っ最中のはずの彼女に、古傷をえぐるような出来事が巻き起こる。一通の絵葉書とともに。※Asymmet
ryというサイトからの転載となります(旧題:離した指先が触れるまで)/お代はTVさまというサイトからお借りしましたが、現在リンク先不明となっております
(短編集にて親友千歳の小話が二つあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 15:11:59
27771文字
会話率:32%
絵葉書に書かれたメッセージ。森のカフェでタケルと再会する。
# pixiv と重複投稿です。
最終更新:2015-07-21 00:01:48
2887文字
会話率:33%
第25回 ゆきのまち幻想文学賞 落選作。
季節は夏の始まり。年の離れた兄から一通の絵葉書が届く。ぼくたち「ユキ」の輝く季節が終わろうとしていることなんて、知らされる前から知っている。ぼくのユキは「冬だから死ななくちゃ」ならない。つまり、成長
しゆく身体を持つぼくは、「夏だから生きなくちゃ」いけないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 03:55:05
3396文字
会話率:44%