マノンの住む街はまるでギャルゲーのように都合が良いことが多い。兄を起点に終結している。兄のご都合主義は妹に適用されないけれど。兄に関わり合いたく無い人に避けられ、兄に好意を抱く人達には血縁だからと関係無く女という一点だけで牽制される始末。兄
は優等生。妹は平均。両親は自慢出来る兄が居るだけで近所に優越感を持てるから。転機は隣に引っ越してきたお隣さん。この出会いが兄妹格差にもたらすものは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 06:10:00
6387文字
会話率:12%
毎日が針の筵だった――
片倉家に嫁して三年以上経つ花恵にはまだ子供が出来なかった。
一年経ったころから姑に圧をかけられ始めたものの、まだ心には余裕があった。
現在は夫・圭司の愛人が妊娠したことにより、毎日の生活が針の筵となる。
姑だけでなく
、義妹の曜子にまで離婚を促され始めた花恵だが、彼女は婚家から蔑ろにされていても、未だ夫のことを愛していた。
※妊娠、不妊、死産等などの表現があります。不快に思われる方はご遠慮ください。
※なんちゃって、おハイソなんでツッコミどころ多々あるかもですがお許しを。
※恐怖日和に掲載していた(現在削除済み)『赤いボール(約5000文字)』を他サイトコンテストに応募するため、無理くり伸ばしに伸ばしたものです(‘Д’)ハアハア コンテストは終了済み、惨敗。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 22:00:00
41022文字
会話率:30%
「私は、この世界の魔女狩りを全て終わらせます」
世界では魔女狩りが猖獗を極めていた。
磔台から、炎や、針の筵の中へと人々が次々に葬り去られ、屍の山を築き上げて早一世紀、本来の目的も見失い、ただの殺戮劇と化したこの地獄を終結せんと立ち上がる者
がいた。
美しき燃える様な緋色の髪とじっとりとした瞳を持つその女の名はマリ。
何を隠そう魔女である。
これは、決して交わる事のない、人と魔女の救いの物語。
この作品はこちらでも掲載しております
こちらの方が少し早めに投稿しております是非どうぞ
https://kakuyomu.jp/works/1177354055454067117折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:42:05
95344文字
会話率:41%
しがないパン屋の長女アネットは、過去に恋愛がらみで嫌な思いをしてからというもの顔の良い男性が苦手だ。
だというのに、なぜか我が国一顔が良いとされる騎士団長様に求愛され続けている。
顔だけでなく、実力も性格も良い騎士団長様にはファンが大勢
いるため、もしお付き合いでもしようものならアネットは散々な目に遭うだろう。
ただでさえ顔の良い男性は苦手なのに、人から恨まれて針の筵になるなんて真っ平ごめんだった。
客商売にも支障が出かねない。
だから何度もハッキリ断っているのに。
「人気者の恋人なんて……絶対に嫌です」
「僕が、他の女性に言い寄られなければいいんだね?」
アネットを溺愛したい騎士団長様はいったい何を企んでいるというのか。
そもそも、なぜ彼ほどの人物が地味なパン屋の娘を愛しているのか。
不安しかないアネットだったが、彼女はパン屋の娘。
今日も今日とて頭を痛めながらパンを焼く。
※楠結衣様の「騎士団長ヒーロー企画」参加作品です。
短髪ヒーロー、溺愛、花束の要素あります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 21:00:00
12500文字
会話率:40%
山名藩家老家次男の三沢新之助が学問所から戻ると、屋敷が異様な雰囲気に包まれていた。
門から入った新之助をいち早く見つけ出した安藤久秀に手を引かれ、納戸の裏を通り台所から屋内へ入った。
久秀に手を引かれ庭の見える納戸に入った新之助の目に飛び込
んだのは、今まさに切腹しようとしている父長政の姿だった。
父が正座している筵の横には変わり果てた長兄の姿がある。
「目に焼き付けてください」
久秀の声に頷いた新之助だったが、介錯の刀が振り下ろされると同時に気を失ってしまった。
新之助が意識を取り戻したのは、城下から二番目の宿場町にある旅籠だった。
「江戸に向かいます」
同行するのは三沢家剣術指南役だった安藤雅也と、新之助付き侍女咲良のみ。
父と兄の死の真相を探り、その無念を晴らす旅が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:06:59
171627文字
会話率:54%
十年前のあの幻灯祭――それがなければ今頃エイミーは、相思相愛の伯爵令息と婚約を結んでいたはずであった。突如王家から申し込まれた断れない婚約。王子アンドレアスの一目惚れだと言われたが、初顔合わせの場でアンドレアスは不快気に眉を顰めていた。
そ
れから十年。令嬢たちの間を飛び回るアンドレアスと、顧みられぬ婚約者として針の筵の学院生活を送るエイミー。そこへ隣国からリリアナ王女が留学して、アンドレアスと親密な関係に――。
ハロウィンの世界観で書きましたが、間に合いませんでした。
リハビリ作品ですので、温い目で読んでもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 20:00:00
44875文字
会話率:39%
どうやら私は前世で散々楽しませてもらった小説でお馴染みの異世界転生をしてしまったようです。
あぁ神よ
悪役でもモブでも良い…せめて人間が良かったです…
前世は病弱でウェブ小説ばかり読んでいた私、しっかりと読了済みの世界なのでご主人様
のバッドエンドを回避して一緒に色々なことを経験したい!
と気持ちを切り替えたはいいものも、この世界にはご主人様の敵が多すぎる。
こんな人達に囲まれて育ったらそりゃあんな性格にもなっちゃうよね?
針の筵のようなご主人様のルートにふかふかの絨毯を。
断罪予定の悪役令嬢に召喚されてしまったシマエナガ風使い魔のご主人様バッドエンド回避奮闘記です
人間主人公ではありませんが恋愛要素も取り入れたいと思っています
よろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 01:18:01
16880文字
会話率:20%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、注目の的になっている“彼”の物語――
――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 18:00:00
511文字
会話率:12%
王太子お気に入りである異世界の少女を迫害した容疑で、婚約破棄された公爵令嬢エリザベス。
公爵家から勘当された上、王太子の命令で学園卒業後は化け物と呼ばれる伯爵に嫁がされる事に。
針の筵の学園生活と、地獄のような結婚生活が待っている――かに思
われたが?
「でもそれは、プラチナブロンドの公爵令嬢エリザベス=デミコロナルの話。今のあたしではないわ」
実は王太子の婚約者エリザベス=デミコロナルは、作られた存在だった?
手ぐすねを引いている王太子と取り巻きをよそに、新たなスクールライフが始まる。
※「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載。
※「第1回新人発掘コンテスト」応募作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 06:00:00
153330文字
会話率:48%
やる気なし、コミュ力なし、ついでにカノジョいた歴なしのなしなし尽くし今時っ子、筵田喜一郎には二人の幼馴染みがいる。
陽キャの王と陰キャの女王。自分らしさを貫く二人に挟まれながら、いつまでも冴えない人生を送るのだろう。そう達観する喜一郎に突
然告白してきたのは、いろいろと悪いうわさの絶えない学年一の美少女――朽木氷織だった。
平穏な恋人生活も束の間。何かの間違いと自己否定を繰り返す喜一郎に衝撃的な裏切りが明かされる。そのうえ、彼女から想像を絶する過去を聞かされて。
しかし、それこそが、彼を「別れさせ屋」の道へと引きずり込む出会いとなった。
「私が別れさせるよ。――必ず、ね」
恋愛×スパイでお送りする、禁断の青春・工作物語。持ってない「無キャ」が行く先は、果たしてどっちだ!
※この作品は、小説家になろうにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 23:00:00
78696文字
会話率:39%
いよいよ、夏休みが終わる。
最終更新:2022-08-31 11:36:10
371文字
会話率:0%
素間を失った庄助は、気力を失ったまま興行に出る。
火事で死んだはずの庄助が、生きていたと間の山は大騒ぎとなる。庄助の無事を喜んだ松右衛門から、大杉の主が、庄助の葬儀を出すと、騒いだ事件を知らされる。前代未聞の大騒ぎを訝った松右衛門は、庄助の
父親は、幸福家の四男ではないかと告げる。
小屋を失った庄助は、太兵の使っていた小屋へと足を向ける。村の巫女、美月の手で浄化された小屋で、素間、太兵を偲び、美月を想う。
御座へ戻るようにと、庄助を迎えに来たおこうは、太兵が使っていた小屋の一帯に残る、鬼子母神、お花の怪談で庄助を怯えさせる。怖がる庄助だが、あれはただの噂話だと、自らに言い聞かせる。
眠れない庄助は、筵を捲って小屋に入ってきた影に悲鳴を上げる。影は庄助の悲鳴に驚いて出て行くが、天井からぶら下がった髪に、庄助は肝を潰す。
美月との関係は許さないと、騒ぎ立てながら、母は庄助に迫る。
男の精を吸い尽くす鬼子母神お花と、庄助の精を求める母は、庄助には、どっちもどっちの化け物にみえる。
呼び出しのかかった母に従って、庄助は、村の集会場に出かける。呼び出しは、村の大事に、主たる村人を集め、主様のご意向を覗う集会だ。
各々に色の混ざり合った衣に身を包み、面を被った集会に、初めて参加する庄助は目を見張る。庄助は、玉家の中に美月の姿を探すが、美月はいない。気落ちする庄助をよそに、母は玉家のおこんと、言い合いを始める。剣呑な雰囲気の中、村長は、美月が神隠しにあった、明日から、間の山は物忌みに入ると告げる。
太兵、素間に続き、美月までをも失っては、生きていけんと、庄助は村を出る。とにかくにもまず、件の仲間を当ろうと、浦口大夫の邸を見張る。ところが、浦口大夫は極悪人で、素性がばれて夜逃げをした後だった。庄助にそれを告げた印地打ち誠二郎は、共に浦口邸に忍び込もうと誘う。
誠二郎は信用ならんと思う庄助だが、忍び込んだ邸で血の跡を前に、おそらくは殺された、浦口邸の手代、駒次郎に手を合わせる誠二郎の姿に、気を許し始める。誠二郎は、駒次郎の女から頼まれて、駒次郎の無実を証明する品を探しに来たのだという。
自分は悪党ではないと、庄助に訴える誠二郎の話に、耳を傾ける庄助は、近寄る気配に気を取られた隙に、誠二郎に刃物を突きつけられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 10:00:00
29473文字
会話率:31%
これは己の環境しか知らなかった男の物語。
魔法も異能力も科学技術もある世界で3人の不良の一人ジン・アーレイは仲間たちとともに自身の持つ「針」の能力を使って喧嘩に明け暮れていた。
しかしある日、いつもの様に喧嘩をしていると近隣住民に通報された
のだろう。世界の警察のような役割をしているENV社の警務課エドワルドに逮捕され仲間とともに釈放を条件にENV社への入社をすることになってしまった。今まで自分のいた環境、身分とは180度違う仕事をやっていけるのか!?不良青年の優良会社で自称ホワイト会社のブラックな生活が今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 03:21:03
13481文字
会話率:52%
今更告げられぬ恋心…………。
卒業シーズンに合わせて。こんな別れもあるかなあ、と。
本作は「春の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://mypage.syosetu.com/mypage
blog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 10:21:41
529文字
会話率:0%
俺の憎しみ、つまりは、《陽キャ》への恨みつらみ、不平不満、憤懣の全てをぶつけるべきなんだ。
「おし! 決めた! 勇者討伐しよう!」
インキャ帝国、二代目皇帝、星筵刀偉は声高らかに宣言する。
まずは手始めに勇者を打倒する!
最終更新:2018-12-31 22:47:02
9795文字
会話率:34%
バスケ部の監督をやってみないか?
高校時代の恩師からの唐突な誘い。大学生になったばかりの渡邊雄大は『バスケが大好き』『バスケにずっとかかわっていたい』という思いから、その申し出を受け入れることにする。
しかし彼が引き受けたのは、新し
く新設されたにもかかわらず、なぜか廃部の危機を迎えている女子バスケ部の監督だった。
部員たちのために、バスケのために、雄大は覚悟を決め、バスケ部存続のために奮闘する。
『好きなものは好き』だと、何の躊躇いもなく、制限もなく、誰だって言っていいんだから。
※可能な限り、毎日更新していきます。
更新予定は毎日20時前後を目途にしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 22:09:40
107357文字
会話率:45%
人形化病とは、発症した人物の意識を失わせ、笑ったまま寝たきりにさせる病気である。
古谷修二の幼馴染である津村愛梨はその感染者だった。
そしてある日、修二は友達の鬼島誠也から、人形化病のウィルスを作成したマッドサイエンティストを殺しに行
くと告げられる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 23:23:49
20202文字
会話率:48%
戦争によって兄は変わった。
その兄を救ったのは弟ではなかった。
そして、国の政治を任せられるほどの優秀な兄が突然、女の子を家に連れてくる!?
戸惑う弟をよそに兄は、恋愛照合理論――ラブマッチング――という訳の分からない理屈を並べ、俺
とその女の子が相性ばっちりだとか。……いや、明らかに嫌われてるんですけど、俺。ってか、こいつと一緒に住むのー!?
――それにこいつ、兄ちゃんのこと……。
それもこれも、全部俺のせいだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 10:00:00
108051文字
会話率:45%
桂城 砦(かつらぎ とりで)は魔法使いであった叔父の遺言にしたがって、反ケ滝(そるがたき)高校に入学することになった。
叔父はもう砦に一人で今後働かずとも生活していけるだけの莫大な遺産とともに、一つの不思議な石を彼に託した。その石は砦を
あらゆる危険や苦難、そして冒険へと引き込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 10:00:40
5497文字
会話率:4%
ぺーぺーのシナリオライター、鈴木一子は限界を迎えようとしていた。
寝ても覚めても付きまとう締切の二文字に頭のネジが飛ぶ寸前だった。
たまたま筆が乗った乙女ゲームのファンディスクと番外編の二作が思いの外評判がよく、同シリーズの十五周年記念作品
のメインシナリオを任されたのだ。
売り上げ次第で針の筵になるメインシナリオライターなんてなりたくない!
本家さんに書いてもらったらいいじゃん!
そうだ、悲劇ものを書いてメインシナリオを本家さんに押し付けよう!
そのとき一子の頭のネジが吹っ飛んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 00:00:00
7060文字
会話率:36%
ベタベタ着色料たっぷり、どこかで見たことあるようなお話でお送りします
ある春のうららかな日、異世界へクラスメイトごと召喚された鹿喰茅子。その身に与えられるはずの加護が見定められず、針の筵ライフを満喫するかと思いきや、巡り巡って魔の樹海で隠遁
生活へ。
勇者なクラスメイト、茅子の加護の謎。増える登場人物諸々をなぎ倒し、この世界で生き残(サバイバ)れ
ちょっぴりゲスい女子高生が悪態つきながらサバイバルっぽいことしたりする新感覚(?)ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 22:00:00
30901文字
会話率:21%
太陽の神・陽針(ひばり)との痴話喧嘩の挙句、力を封印されてしまった筵町の土地神・月縫(つきぬい)。その影響で、筵町は季節が廻らなくなってしまう。
死にたくないと、春が、夏が、秋が、冬が、時に抗う。それは次第に悪化していき、遂には人間に寄生
し、その者に異能を与えて武装させることで生き延びようとする季節まで現れた。
そこで月縫は、自らに仕える一族の中から上手く丸め込むことができそうな者を選び、季節を強制的に廻らせる方法「季節殺し」をさせようと試みる。
そうして選ばれた、不運な中学校の国語教師・縞島 絲(しまじま いと)と、彼の幼馴染で中学校の保険医・窓格子 千鳥(まどごうし ちどり)。
季節に寄生され、異能を操る魔法少女となった教え子を救うため奔走する絲。
絲の意思を尊重しながらも、季節を殺すことを最優先にナイフを振るう千鳥。
魔法少女VS教師の戦いの行く末はいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-22 22:33:57
6096文字
会話率:40%