高校生の佐倉遥斗は、修学旅行中に突如として異世界に召喚される。そこはステータスと職業がすべてを決定する世界だった。召喚された「戦士たち」の中で唯一、遥斗は「最弱」と呼ばれる「アイテム士」の力を与えられる。
アストラリア王国の魔道具科に入学し
た遥斗は、持ち前の科学的思考と観察力を活かし、アイテム生成の秘密に迫っていく。クラスメイトのエレナや、同じく召喚された仲間たちと共に、遥斗は魔法と科学の境界を探求し始める。
しかし、世界は「闇」と呼ばれる脅威に侵食されつつあった。遥斗たちは冒険を繰り返す中で、この世界の真の姿に迫っていく。アイテム生成の本質が「世界の法則の一部を書き換える」ことだと気づいた遥斗は、その能力を極限まで高めていく。
「闇」の正体、異世界の真相、そして自身の能力の本質——全てが繋がっていることを理解した遥斗は、ついに「世界の理」そのものを把握するに至る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 14:38:59
455830文字
会話率:36%
化学研究員として働いていた青山諒は、実験中の事故で命を落とす。目覚めると、魔法と剣術が支配する異世界で、魔法研究所の見習い賢者として転生していた。
しかし、彼が与えられたスキルは「分析」という、戦闘には全く役立たないとされる最弱スキル。その
ため、研究所内でも軽視され、実験助手以下の扱いを受けていた。
だが諒は、前世での科学的知識と「分析」スキルを組み合わせることで、魔法の本質を解明していく。魔法の構造を分子レベルで理解し、化学反応のように魔法を組み合わせることで、誰も見たことのない革新的な魔法を次々と生み出していく。
そんな中、大陸に突如として現れた「魔力枯渇病」という謎の疫病が蔓延。魔法使いたちの魔力が徐々に失われていく中、諒は自身の科学知識と魔法理論を駆使して、この危機に立ち向かう。
研究所の同僚である氷魔法使いのリーシャ、剣術の達人でありながら魔法に興味を持つ騎士のカイン、そして謎めいた古代魔法を研究する図書館司書のエレナと共に、諒は魔力枯渇病の原因究明に挑む。
やがて、この疫病が単なる病ではなく、古代文明の遺産と現代の魔法研究が引き起こした予期せぬ副作用であることが判明する。諒たちは、魔法世界の存続を賭けて、科学と魔法の境界を超えた新たな領域に足を踏み入れていく。
最弱と蔑まれたスキルは、実は魔法の常識を覆す可能性を秘めていた—。科学者としての知識と経験、そして仲間たちとの絆を胸に、諒は異世界で新たな魔法の地平を切り開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 13:44:48
13186文字
会話率:51%
2032年、粒子加速器の事故によって、芦原蒼龍の魂は1901年の日本にタイムスリップしてしまい、高城蒼龍(たかしろそうりゅう)として生まれ変わる。
そして、天使リリエルより、このままではアルマゲドンで悪魔が勝利し、文明は衰退してしまうと告げ
られた。
蒼龍は21世紀の技術によって、日本を導き、第二次世界大戦の惨禍を少なくすることに成功する。そして、人類の科学的進歩を大幅に加速し、アルマゲドンに備えた。
西暦2039年
人類の存亡を懸けた神魔大戦が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 07:00:00
21670文字
会話率:60%
物語は、ヴラッドが目を覚まし、だらだらと目覚まし時計を止めるところから始まります。毎朝が同じように感じることを考えています。朝食を自宅で食べるか、大学で食べるかを選び、時間を節約する方が重要だと決めます。ヴラッドは怠け者ですが、細かいことに
こだわる性格で、頼まれたことにはきちんと取り組みます。母親から処方された薬を質問せずに飲み、大学に向かいます。
大学では、ヴラッドは陽気な友人であるヴァレラと出会います。二人は眠り、勉強、仕事について話します。ヴァレラは、ヴラッドが夜間にプログラマーとして働いていることをからかい、そのためにいつも寝不足だと指摘します。会話の中で、ヴラッドは自分の忙しさから、恋愛に意味はないと考えています。
授業中、ヴラッドは教授たちの行動を分析し、ヴァレラと一緒に医療用の白衣を着た見知らぬ人々がいることについて話します。授業が終わった後、二人は別れ、ヴァレラはバスに乗り、ヴラッドは自宅に帰ります。自宅で、自分のことや勉強に取り組みます。
ヴラッドは図書館でクローン技術の理論に関する本を手に取り、それが彼に科学の可能性への興味を呼び起こします。ヴァレラが図書館で友人を見つけ、昼食に行こうと誘います。二人は昼食の席で、リラックスした雰囲気の中で科学的な話題を冗談交じりに話し続けます。
物語は、ヴラッドが自分の怠惰、勉強、そしてアルバイトの間でバランスを取ろうとする日常の中で、時折、周囲の行動や好みに対して意味を問いかける思考を表現しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 23:41:59
65088文字
会話率:11%
無限の寿命を持つ、アルク族の先祖返りとして生まれた主人公。
彼には前世と思われるものの知識が存在した。
何もない里の生活に最初はとまどいながらも、だんだんと慣れ親しみ、成長した主人公。
成人した彼は、好奇心から里の外の世界へ向けて出発する。
腰を落ち着けた都市で魔道具職人として生活するも、親方の引退を機に、自分も後進へと席を譲る。
十分な貯蓄を得た主人公は、冒険心から傭兵へと志願する。そこで思わぬ武勲を立ててしまい、小さな村の領主となる。
村を少しでも発展させるために、日夜奮闘を重ねる主人公。
壮大な野望を胸に秘め、長い長い旅路の果てに、たどり着く場所とは─────
本作品は、小説家になろうのサイト等で公開している拙作の先祖返りの町作りに加筆修正を加えたバージョンになります。
同じ内容を、ノベルアップ+のサイト( https://novelup.plus/user/223312841/profile ) と、私の自宅サーバー( https://www.kumahachi.xyz/ ) にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 14:10:00
12288文字
会話率:22%
VRMMORPG「アルカナ・リアリティ」では、魔法や霊的存在が科学と数字で再現され、神の存在も証明されていた。主人公はゲーム内で「科学的に証明された神」に遭遇し、現実世界にもその影響が及び始める。仮想と現実の境界が崩れる中、主人公は神の力を
制御する方法を探し、人類の運命を左右する秘密に迫る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-01 22:57:09
671文字
会話率:0%
主人公、高野樹理はRPG系ゲーム好きな中学生。後輩の松橋実莉と魔法を科学的にやってみせる!という馬鹿げたことをしていた。ある日トラックから実莉を助けて自分は引かれてしまう。気づくと樹理は異世界転生!?をしてしまう。その先ではスライムに攻撃さ
れるだけで骨折するほどの痛みが走る生身では生きられないような場所!いったい、どうなってしまうのか。そしてそこで待ち受けるものとは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:00:00
99028文字
会話率:64%
オタクのうえに理系脳。非科学的でも考察しなきゃいられない。
異世界転生した男は、それでも彼らしく、不愛想な相棒 (外見エルフ)とともに新しい世界で生きていく。
「勘弁してくれ!今、俺の頭の中では、『生物の教科書』が『ファンタジー世界』
を冒涜しようとしてるんだ・・・!!」
【以下、無駄に長いです】
理系なオタクがマジでファンタジー世界に飛ばされたらどんなツッコミいれるんだろうな、と妄想しながら書いております (個人的にはめっちゃ楽しい)。
因みに理系要素は3、4話からです。初っ端からガツンとした理系要素を期待される方は4話から読んでください (きっと「うわっ理系っ」てなると思います)。マイルドな理系要素、あるいは普通にファンタジー要素を期待される方は1話からどうぞ。
またこれは余談ですが、この物語には「黒い虎」「白い鳥」「赤い龍」「青い蛇と亀」が登場します。併せて、主人公の相棒にもモチーフがあります。そして彼の色は「(本来“黄”にすべきですが、私の趣味で)緑」です。
何のモチーフの色違いかは・・・すぐわかっちゃいますかね。皆様ふるってお考え下さい。
とはいえ、属性(?)は私の好きに合わせてごちゃまぜです(;'∀')
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 14:55:24
645041文字
会話率:32%
【注意書き】
本作は物語ではなく、「理系が転生したら非科学的存在 (魔物)でしたhttps://ncode.syosetu.com/n7965gm/」という拙作の人物設定集……という名の駄文集です。
とあるアプリで拙作のキャラを作って
みたところ、意外にイメージに近いモノ(完成度70%程度)ができたので、辛抱堪らなくなって投稿してみた次第です。
ただ、恐らく需要はありませんし、紹介文も最新話まで読んでないと意味不明、そして、もし拙作を読んでいただいている方であっても、キャラのイメージが壊される恐れがありますので、閲覧にあたってはそれ相応の覚悟をご用意ください(;'∀')
例えば、どうしてもアプリ内のパーツに制限があるので、キャラの服が現代服だったり、エルフ耳が再現できていなかったり、髪型が違ったり、表情が違ったり、etc...etc...
そう言った点は、皆様の脳内で補完いただく必要性があります。ここら辺が完成度70%の所以ですね。
また、もし見ていただけた場合、「こんな情報が知りたい」「あれってどうなってるの」他、ご質問・ご意見ありましたらば感想欄やメッセージにお願いいたします。
皆様と私の脳内でイメージが共有できていたのかどうか、そこがとても気になっていますので…………。
それでは、もしお付き合いいただける方がいましたらば、どうぞ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 17:00:00
4927文字
会話率:0%
――これは、からっぽの物語。……からっぽな人間の物語。――
遠い未来、人々は魔法でこの世を治めるようになった。
非科学的なその力は、科学では成しえないことを遂げ、たちまち国民は幸福になった。国すべてが満たされた。
――――……
だと良かったのに。
満たされた世界で、からっぽの少女がひとり。
記憶と個性を持たない彼女はその空虚を満たすため、機密部隊「ギアーズ」に入る。
魔法を奪うためにやってくるバケモノ。魔法に対抗する科学研究機関。
“どうかあの子を満たしてくれ”
切なく儚く美しい、命の巡り合わせと共に。
S(少し)F(ファンタジー)な近未来魔法物語。
――――
◆毎週日曜更新(基本)。不定期に他の曜日にあげるかもしれませんが、更新に7日以上の間はあきません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:07:12
289890文字
会話率:37%
ブラック企業で疲れ果てていた27歳の理系研究者・神谷誠は、ある日突然異世界に転移してしまう。そこは、魔法が支配する世界で、科学という概念はまったく存在しない。
目覚めた先で出会ったのは、魔術師見習いの少女リーナ。彼女に助けられた誠は、自分
が「解析者(アナライザー)」という特殊なスキルを持っていることに気づく。このスキルは、異世界の物質や魔法を科学的に解析し、原理を解明する能力だった!
誠は地球で培った知識とスキルを駆使し、魔法と科学の融合を目指して数々の実験や発明を行うことに。
「その魔法、本当に万能ですか?ちょっと検証してみましょう。」
時に村人を驚かせ、時に魔法協会に目をつけられながらも、誠は異世界の謎を次々と暴いていく――!
笑いと検証が織り成す、異世界での科学冒険コメディ!果たして誠は、この世界で科学を広めることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 09:45:06
14492文字
会話率:51%
二〇××年。「霊」の存在が科学的に立証され、人々は人工的に霊を知覚する術を手に入れた。
しかし、それと同時に新たな問題が発生する。それは―――――「悪霊」。
人に仇なす存在として現界する悪霊に対抗するべく、日本国は直属の公的職業としての「陰
陽師」を設立。
陰陽師養成学校に通う|宮本《みやもと》|新太《あらた》は学年における序列最下位。
落ちこぼれの烙印を押され、周囲から軽蔑や嘲笑を受けていた。
努力をしながらも報われない日々の中、突如新太に出される出撃命令。
劣等生の新太に祓えるはずもなく、強力な悪霊の前に手足も出ない。
死にかける彼の前に現れたのは―――――一人の陰陽師。
その出会いが、新太の全てを変えた。
―――――これは落ちこぼれの俺が、英雄になるまでの軌跡。
実験的に書いてみました。全四十話です。
執筆自体は終了しているので手直ししながら投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 19:31:32
377802文字
会話率:28%
ある日、一人の男が死んだ。
男は死後魂となり、運命の女神、リンネに出会う。女神は、貴方はこれから異世界に転生するのだと言った。
しかし男はただただ疑問に思った。此処は何処か。貴方は誰か。神とは何か。転生とは何か。とにかく質問をした。それ
はもう耳にタコができるくらい。
神は全ての質問に答えた。神は次の質問が最後だと言った。
神は最後の質問に答えた。だが、男はさらに質問をしようとしていた。
怒ったのか、飽きたのか、はたまた面倒臭くなったからか。神は男を強引に転生させた。
しかし目覚めた場所は…………ん、異世界…………?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 13:12:36
2796文字
会話率:66%
福音派キリスト教は聖書が救いについてだけではなく、歴史的、科学的にも誤りが無い事を、聖書自身の教えとして確認している。
聖書に啓示された三位一体の神が無から全世界を創造された。神は完全な世界を創造されたが、悪魔に従った人類が罪を犯し、全世
界は堕落した。
神はこの中から民を選び、人類を二種類に分割しておられる。救われた神の民とそれ以外の滅びる人たちの二種類である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 13:33:12
4645文字
会話率:1%
世界中に点在する、生物学的に奇妙な村々。
白い女しか居ない村。
男同士で子供が生まれる村。
生きたゾンビが徘徊する村。
妖怪が人間の娘を孕ます村。
仙人と仙人見習いたちの村。
例えばそんな村々を、1人の男が渡り歩き、理解し、考察し、解き
明かす。
これは、そんな、一話一村の百物語。
以下、説明。
①バイオ系SFです。
②ストーリー物ではなく、オムニバスに近いです。
③科学的に、本当にあり得るかも、という風味を強めにしています。
④以上の説明には、例外があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:19:10
340052文字
会話率:26%
西暦2153年のニホン。地球温暖化の臨界点を超え、度重なる災害により環境や社会のあり方が大きく変化した後の世界。ニホンでは各地に散らばる共同体単位で社会を築いていた。主人公の雨宮有菊(あまみやあきく)は、親との関係がうまくいかず、生まれてか
ら16歳まで過ごしてきた共同体を離れ、祖父母の住む町へ移り住むことになった。しかし、引越しの直前に祖父母は行方不明になったと連絡をうける。それでも親と離れる決意は固く、単身で祖父母の住んでいた町へ向かうが、なぜか次々とイレギュラーなことが起き、有菊を取り巻く環境が変化していく。それらはやがて、一つの大きな出来事へと発展していき……。
※現在の世界がモデルになっていますが、現実の国家、民族、宗教、団体等は一切関係ありません。
※科学的な表現は創作ですので、ご了承ください。
※不定期更新ですが週一回以上の更新を目標にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 12:09:31
411607文字
会話率:43%
ときにコメディ、ときにブラックコメディそして風刺、お笑いバカ話などのごちゃ混ぜの、一話読み切りの短編連載集です。
元となった「カルフ」のシリアスなストーリーと、登場人物や彼らの関係は似ていますが、内容的には関係はありません。
「カルフ
」を読んでいない方のために一言。
時代背景は磁気軸反転のためにほとんどの科学的知識を失った近未来、カルフは超レアもののカメムシ型疑似生命体です。
ドーム都市にはロボットやアンドロイドが存在しますが、この話の登場人物は機械など殆どない村に住み、食いっぱぐれた子どもたちは、関守となって痩せたは土地を耕したり、荒れ地を走り回って獲物を追っかけてます。
第一回は、カルフ泣くとき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 06:21:50
14907文字
会話率:53%
その名は鬼哭アルカロイド——中学校の入学式の帰り道、生まれたときから見ていた"あれ"に襲われたぼくを助けてくれたのは陰陽連合を名乗る謎の組織の一員レッドさんだった。彼は特異な力を持っているらしいぼくを新入隊員だと言って歓
迎するが見るからに怪しいアラサーのおっさんにほいほいついていくほどぼくは世間知らずな子どもではないのさ。とはいえ、とりあえず助けてくれたし不思議現象を目の当たりにさせられたし、それに小さい頃からずっと一人きりで秘密を抱え続けていたのも苦しかったし……というわけでとにかく興味が湧いたのでぼくは陰陽連合とやらに入ることに。さあこれで妖怪的悪霊的なものたちと戦う霊能力者的日々が始まるのかな? と思ったらどうやら各メンバーによって考えていることはバラバラのようで。進学希望の高校に通っている大金持ちの光里さんは鬼哭アルカロイドを自分たちの力の源と言うし、フランスからの帰国子女イリスは倒すべき邪悪な敵だと言うし、子役として芸能界で活動している殊祢は科学的な解析の対象として扱っているらしいし、で、結局鬼哭アルカロイドってなんなんですかレッドさん? 隊員仲間でクラスメイトの相沢さんは相沢さんで思うところがあるようだし、みんなそれぞれの見方でそれぞれの考え方でそれぞれに世界を変えようとしているっぽいけどそんなことよりバナナケーキでコーヒーブレイクだ。これはぼく、葛居時生(ふじいときお)の割と長いお話のプロローグである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 06:21:19
87680文字
会話率:61%
おじさんは臭い、汚い、ウルサイ。 最初に口にした者は、軽いジョークのつもりだっただろう。 しかし、それが事実に変わるのにそれほど時間は掛からなかった。
実の娘はもちろん、妻でさえ夫の身に付けていた物は、鼻を摘んで指先だけで持つようになっ
た。 テレビでは、おじさん達の臭いを消す洗剤のコマーシャルが当たり前に流された。
父親をバカにしていた息子達は、次は自分の順番だと気付くことは無かった、自分が父親と同じ歳になるまで。
おじさんの犯罪者はいた、しかし全ての犯罪者がおじさんだった訳ではない。 人の気分を損ねることは、年齢性別に関係なく誰にでもある。 しかし、おじさんは気分を損ねる全ての原因とされた。
ハラスメントの誕生である。
おじさん達の地位は落ち、肩身が狭い中で暮らし続けることになった。 だが、それでも満足しない者たちがいた。 ブサイクに話しかけられると気分が悪い、デブは視界に入ると気持ちが悪い、そう言い出した。
言葉はやがて条例となり、法律となった。 新迷惑防止法が制定された。
世の中から必要無いとされたオジサン達は、それでもしぶとく生きていた。 そんな時、他の惑星から来訪者が現れた。 彼女達はおじさん達を見ても、臭いとも汚いとも言わなかった。
おじさん達は、自らの意志で彼女達の惑星への移住を決めた。 おじさん達は必要ないと言われ続けた地球から、銀河へと生活の場を移したのだ。 おじさん達は銀河で輝く星となるのか、それとも星屑となって消えるのか。
これは、そんな時代に生きていた一人のおじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 13:48:23
132565文字
会話率:46%
人類が地球を出て、初めて遭遇した異星人。
彼らは人類を食料と認識した。
圧倒的な生産力の違いにより、追い詰められていく人類。
戦艦アインシュタインは、地球を守る最後の戦いに挑もうとしていた。
そんな、戦闘シーンを切り取ったお話しです。
最終更新:2023-09-12 01:00:00
8251文字
会話率:35%
『世界は無色。薄っぺらくて淡白で、とてもつまらないものですよ』――――なんて。
そんな中二病を卒業したばかりの佐取燐香は“人の心が読めたりする”少し死んだ眼をした花の女子高生。黒歴史を撒き散らした中学時代とは一転、高校では普通に過ごすと決
意するが、そんな彼女の想いとは裏腹に非科学的な力が関わる事件が連日世間を騒がせていた。身の回りで頻発する犯罪事件の数々に、ついには彼女の隠していた特異性はバレ始め、非科学的な力が関わる事件の解決に協力することとなっていってしまう。
こんな筈じゃなかったのに……と言う後悔などもう遅い。こと人が起こす犯罪に対しては無類の強さを誇る彼女の力は、瞬く間にあらゆる凶悪犯罪を解明する。
【危険】推理小説を読まれに来た方は絶対に読まないでください。推理要素は遥か彼方に消え去りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 22:05:24
1391381文字
会話率:33%
死ぬ事によって非科学的な力を手に入れる。その名もアブノーマル。人間より遥かに良い人間だけれどもアブノーマル差別は存在する。平和な世界を作ることにしたアブノーマルの尾座田翠は世界と戦うことに────
人の光と闇がごちゃごちゃ混ぜになる異能力
バトルストーリー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 01:33:01
13806文字
会話率:68%