「私シグラスはロマネとの婚約破棄を『しない』と宣言する」
(そ、そんな。どうしてーー)
壇上に上がった青年王シグラスの宣言に、彼の隣に佇んでいた婚約者のロマネは崩れ落ちた。
ロマネは本が好きで、貧しい暮らしをしていた地方の領主の娘
だ。
それを青年王シグラスに見初められ、婚約者として将来を約束、数か月後には正式に結婚をし、王妃になる予定であった。
本当なら喜ぶべきことなのだが、
一週間前、何の前触れもなく呪いによりロマネの体は魔物のものへと変容してしまい……。
魔物化した彼女に降りかかる苦難、困難、災難。
それでも頑なに彼女を手放そうとしない青年王。
ゆえに傾く国、逃げ出す貴族、混乱する市民。
果たしてロマネ達は、どうなっていくのか。
異世界傾国ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:54:13
67903文字
会話率:30%
恋なんて嫌い
ただまっすぐ誠実に生きていたいだけなのに
どうして人を傷つける結果にしかならないかな
ほんとに…バカ
私は高校一年生の佐々木華。只今絶賛修羅場中です。
原因は…入学式の時にの理人くんから告白されたけど、初日でいきなり
付き合えないですってお断りして
一ヶ月後にクラスで隣の席になった南くんに告白されたけど、お断りして
その後も何十人かに告白されたけどお断りして
それでいつのまにかぼっちになっちゃった。
クラスでカリスマ性があって可愛い原田さんが山﨑先輩と付き合ってたけど、山﨑先輩が私のこと好きになったからって理由で振られたみたいで、それが原因で私がいじめられるようになった
いじめられるって言ってもそんなに大したことじゃないけど
調子乗ってうざいとか陰口言ってたり
机に変な液体ばら撒かれたりしたぐらいかな
陰口も気にしてなかったし、
机だって綺麗にすればよかっただけだったから
気にしてなかったんだけど
クラスの男子達がめちゃ怒ってて
大丈夫?って何回も聞かれて
大丈夫だよ。気にしてないよ。って答えてたんだけど
担任の先生とか学校の校長先生とかも出てきて大事になってきてしまって
大丈夫なのでってずっと言ってるんだけど
健気だとか本当に優しいねとか言われて
そんなつもりじゃないんだけどな
だって大好きな人が取られて辛い気持ちになるし、衝動的にやってしまう気持ちもわからなくもないし
原田さんが校長先生や親に呼び出しされて怒られてる姿を見てる方が辛かった
クラスは完全に原田さんの味方である女子チームと私を哀れに思う男子チームの二極化されたまま
遠足に行くことになった
帰りのバスで不運にも事故に巻き込まれて
前方の方に座っていた私含め女子数名が亡くなった。
目が覚めるとなんか陽気でチャラそうな神様がいて
君達は乙女ゲームの世界に転生して貰うよ
華ちゃんはもちろんヒロインね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:16:51
86183文字
会話率:68%
ハルトは迷宮を愛する冒険者だ。迷宮探索における知識と経験は他者の追随を許さず、一方でゴブリンに苦戦するほど弱い。それでもパーティを組んでくれた理解者達と三年間冒険をしてきた。
「俺達のサポートしか出来ないオマエは……クビだ」
しかし遂に、彼
等からも見限られてしまう。そんな時、依頼を請けて探索した枯れ迷宮で運命の出会いを果たす。
「私は魔王クロエ。この魔王の配下となり、私を復活させなさい」
その少女こそ、遥か昔に封印された〈残虐の魔王〉だった。そして、復活するには迷宮を運営する必要があると言う。
「迷宮好きのあなたには、来る者全てを楽しませるエンタメ迷宮の運営を任せたいの」
「はい喜んでーっ!!」
迷宮に向ける欲望。懐事情。それ等をまるっと解決するお誘いに、ハルトは二つ返事で了承した――。
これは、運命に導かれた冒険者が、過去の因縁に立ち向かい、魔王と夢を紡ぐ物語だ。
※この作品はMF文庫j新人賞に〈篝誠太郎〉名義で応募し、二次選考落選したものですが、その際に貰った評価シートを基に改稿し、パワーアップさせたものになります。
元のタイトルは『魔王様リバイブ! ~美少女魔王と始めるエンタメ迷宮~』です。
ひとまず、第1章まで毎日1話投稿としつつ、適宜変更していく形を取らせて頂ければと!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:08:17
79624文字
会話率:54%
もう一度、チャンスが与えられた?
なんの疑問もなく感謝したのは、どれほど昔のことになるだろう。おそらくは、そう、千年くらい。
王女、聖女、メイド、孤児、奴隷、アイドル、革命家。
果てしなく続く、生と死の繰り返し。
五十以上の人生を
歩んできた私の今生は、アリア・ユーイン。
役目を引き受けてしまっているからには、そのこと自体に後悔はしていないけれど、本当に疲れていることは事実。たまには、のんびりと、穏やかな人生を過ごさせてくれてもいいだろう。
そう思っているのに、なぜか、気づけば周りは私を放っておいてはくれないし、いつの間にやら、巻き込まれていることばっかりで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:00:00
875958文字
会話率:37%
【第11回ネット小説大賞受賞作品!】
「頭の悪い女を妻にする気はない」と人を見下す次期宰相様は、ニコニコしてるだけのほんわか令嬢がなぜか気になる
↑こちらの中編作品の長編版になります。
主婦と生活社様(PASH!ブックス)より書籍版が《2
024年10月4日》発売です!
書籍ではさらにあんなエピソードやこんなエピソードをたくさん加筆しております(*´∀`*)
【あらすじ】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団所属の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 23:00:00
41670文字
会話率:25%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:00:00
166194文字
会話率:31%
【あらすじ】
私はだあれ? ここはどこ?
気付いたら見知らぬ岩山にいた私。現代日本で社畜してたのにどういうことか身体も小さくなっていた。中身アラサー外見幼女ってどーいうこと!?
え、しかも……人間ですらない!?
混乱して彷徨った挙句、
気を失った私を拾ってくれた全身黒い不審者なイケメンに連れられて、なんやかんやでギルドに置いてもらうことに。
特級ギルド? 等級があるの? というかギルドってそもそも何?
わからないことだらけだけど、せっかく好意で置いてもらうんだから少しずつ勉強してちゃんと働けるようになろう!
愉快で個性的でアクの強い仲間たちに囲まれて、今日も私はキリキリ働く!
……あわよくば私がこうなった原因なんかも探れたらいいな、なんて。
染み付いた社畜精神に幼い身体がついていけないのはご愛嬌。
エルフ幼女メグ、頑張ります!
※2018年2月2日 1部完結しました!
※2018年11月1日 2部完結しました!
※2020年11月30日 3部完結しました!
【宣伝】
TOブックスさんから1〜5巻、コミック1巻発売中!
書籍1巻重版しました!ありがとうございます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
コミカライズがニコニコ漫画で連載中です!
6巻は1月9日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 21:00:00
1830974文字
会話率:48%
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。
皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。
だが驚くエフィニアが聞いたのは「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」とい
う皇帝の心無い言葉で……。
ならば結構です。別に私も陛下に愛されたいとは思ってませんのでご安心を。
祖国の安全のため後宮には入りますが、皇帝陛下はどうぞご自由に他の寵姫を愛でてくださいませ!
他の側室の嫌がらせにもめげずに、エフィニアは精霊たちと共にのびのびと後宮ライフを満喫する。
やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。
えっ、皇帝陛下が私を呼んでる? いつの間にか皇后候補に!?
私は静かに暮らしたいんですけど!!?
竜族皇帝×妖精王女の、異種族すれ違いファンタジー後宮ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:51:06
198279文字
会話率:32%
のほほんと暮らしていける?どうだろう?でもまあどうにかなるさ、きっとね!
犬、猫、キツネ、タヌキ、ひつじ、くま、うさぎ、狼、ハト、スズメ、リス、ネズミ、普通の動物に見えて全部モンスターだった!?
ってケセランパサランもいたね、ゴメンゴメン。
私はテイマーでもケモナーでもない。単なる食堂の下っぱのアルバイト。ここは異世界。ボロボロだった私を食堂のおばちゃん達が助けてくれた。
ちなみに職のステータスも異世界人、食堂のアルバイター、動物に好かれる者、の三点です。え?サ○エさんが見えた?じゃあジャンケンやっとく?いらない。あっそ。じゃ続けるわよ
第8王子にも何故か気に入られて、祝福まで、あれ?
獣達と過ごすもふもふのんびりライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:47:17
854559文字
会話率:60%
私には幼馴染の少女がいる。
彼女は双子だった。だけど、あるとき片割れになった。
私は彼女のことが好きだった。
だけど、触れたくても触れられない。
だから、大事に見守ってきた。
なのに、彼女は告白された。
女しかいない女子高で。
奴は、人見知
りの激しい彼女とすぐに打ち解けた。
奴は、ふたりだけの世界に割り込んできた。
奴は、私の大事な人を奪おうとしている。
奴が、私は大嫌いだ。
だけど、不思議と憎めない奴で、私たちは三人で日々を過ごし始める。
そんな中、もう一人の昔なじみがやってくる。
そいつは、猫のようなお嬢様。
何人もの女子に告白されても、全く相手にしない。
別名、氷のお姫様。
彼女のことは小さい頃から知っている。
昔はよく喧嘩もした。
私のことを大嫌いだと、彼女は言う。
だけど、そんな目で私を見る。
そんな目で、私を誘惑する。
だから、私はキスをしてしまった。
私は別の彼女のことが好きな筈なのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 21:13:47
48179文字
会話率:39%
私の幼馴染は私を狂わせる。
155cmのミニマムボディ、ゆるふわロング、小顔を彩るパッチリお目々、吸い付きたくなるような白いお肌。そして、その甘ったるい声がーー私の存在を刺激する。
そんな彼女に、探偵団を結成したいと言われれば普通、OKする
よね? しない方が頭おかしいと思う。
しかし、私の女子高にはまともな事件何て起きる気配がない。
それでも、モデル陽キャと腐女子を連れて事件を探します。
だけど正直、事件なんかより私は幼馴染との百合な展開に期待したい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 21:04:26
12514文字
会話率:63%
王家には精霊の血が入っている。
数百年に一度、先祖返りした子供が生まれ、精霊の子と呼ばれる。
人とは思えぬ美しさと、人とは思えぬ膨大な魔力の流れ。
王の一夜の過ちから芽生えた命。祝福されないはずの子供は精霊の子として生まれた。
罪の証
として、悪魔の子と呼ぶ者もいる。
崇め奉られ、恐れられる。
◆ ◆ ◆
母が死んだ。
私は一人になった。
父も、誰も私を愛さない。
私の目は誰も映さないし、映させない。
それなのに、あなたの姿が私の視界から、思考から消えてくれない。
人のことで笑って、人のために泣くあなた。
私のことを好きだと言ったあなた。
私の心を掻き乱すあなたが、私は大嫌いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 10:09:09
270630文字
会話率:44%
「プロメ・ナルテックス!! 貴様との婚約は破棄だ!!」
大会社ナルテックス鉄工のスーパー金持ち令嬢である私(プロメ)は、在籍している学園の卒業パーティーにて、婚約者のルイス公爵から公衆の面前で婚約破棄をされてしまいました。
そんなクソ男
ルイスはパンドラという変な名前の女の肩を抱き、「真実の愛を見つけたんだ!」とほざきやがります。
まるで恋愛物語の序盤の展開みたいだなと思っていた突然。
何の伏線も前触れもなく、突然火災が発生したではありませんか!
混乱する現場で、ルイスは「この火災はお前の仕業だ!」と公爵権限を振りかざし、警察騎士に私の逮捕を命じやがりました。
しかも、不当逮捕され豚箱にぶち込まれた私を、褒美として所望した警察騎士がいるそうです。
果たして、絶体絶命の私に恋愛物語に出てくるような白馬に乗った王子様は現れるのでしょうか。
私は一体、どうなるのでしょうか……!
※ちゃんとハッピーエンドになりますのでご安心ください。
※キャラデザも描いてますので、お楽しみ頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:53:01
1041456文字
会話率:36%
――あなたは私を捨てた。だから、もうあなたのための私はいない。
フォルジュ王国にある名門侯爵家エルヴェシウス家の令嬢ジゼルは、幼少期から「いずれは王太子妃となり、王妃となれ」と親から言い聞かせられてきた。そして、厳しい淑女教育を課せられて
きた。
その結果、王太子バティストの婚約者に選ばれる。
しかし、それから何年たってもバティストはジゼルと婚姻関係を結ぼうとはしなかった。
さすがにおかしい。そう思った25歳のある日――ジゼルはバティストがほかの令嬢と親しげに口づけをしている光景を目にした。
それにショックを受けたジゼルに度重なる不幸が訪れる。
なんと、バティストはかの令嬢キトリーと結婚するために、ジゼルとの婚約を解消したのだ。
挙句、婚約解消された日の夜。ジゼルはバティストが寄越した刺客によって殺されてしまう。
死の間際。今度は後悔のない人生を送りたいと願ったためなのか、ジゼルはバティストとの婚約関係が成立する前に逆行転生する。
だから、ジゼルは決めた。
――今度は自由奔放に、好きなことをやって生きていく、と。
これは自由に生きたい元気娘(二度目の人生)とそんな彼女を見守る王弟殿下の、いずれ溺愛になるお話。
——
◇掲載先→アルファポリス(先行公開しております)、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:12:25
110694文字
会話率:35%
公爵令嬢のローゼリーンは1年前の戦にて、英雄となった騎士バーグフリートの元に嫁ぐこととなる。それは、彼が褒賞としてローゼリーンを望んだからだ。
公爵令嬢である以上に国王の姪っ子という立場を持つローゼリーンは、母譲りの美貌から『宝石姫』と呼ば
れている。
はっきりと言って、全く釣り合わない結婚だ。それでも、王家の血を引く者として、ローゼリーンはバーグフリートの元に嫁ぐことに。
しかし、婚姻初日。晩餐の際に彼が告げたのは、予想もしていない言葉だった。
拗らせストーカータイプの英雄騎士(26)×『宝石姫』と名高い公爵令嬢(21)のすれ違いラブコメ。
▼掲載先→アルファポリス、小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 19:55:28
12980文字
会話率:28%
エストライヒ侯爵家の令嬢ルイトガルトは超がつくほどのわがまま娘。小さなころから蝶よ花よと育てられ、そのわがままっぷりは社交界で知らぬ者はいないほど。
ある日、ルイトガルトは社交の場でアンドロシュ伯爵家の当主ハリオルフに一目惚れしてしまう。父
に頼み込み、彼との結婚を取り付けてもらったルイトガルト。
だが、ハリオルフにとってこの結婚は不本意なものだったらしく、夫婦生活は冷めきっていた。
そんな中、ルイトガルトは魔女だという女性から不思議な薬を貰う。
『夫の本当の気持ちが知れる薬』だと教えてもらい、ルイトガルトは迷った末に使用することにした。
その結果――他人の好感度がメーターになって見えるようになる。
挙句、夫の好感度はなんとカンストしていて……?
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 07:00:00
1779文字
会話率:8%
両親が事故で亡くなり、残された姉妹のエスリィーとリアナには膨大な借金が残された。姉のエスリィーは悪女と呼ばれながらも、裕福な老伯爵に取り入り、妹のリアナを育てていた。
その姉が、恋をした。
今まで苦労した姉を幸せにしたいと考えたリアナは、自
分が姉の身代わりになり、今までの悪評を引き受けることにした。
その悪女に、訳ありの公爵が契約結婚を持ちかけてきた。
姉の幸せのためにそれを受け入れたリアナだったが、一年後には離縁されてしまう。
けれど一年後。
離縁したはずの公爵が、リアナを探していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:00:00
14100文字
会話率:16%
私は自身を美少女にした。だってそうしたら楽ちん人生イージーモードだと思ったからだ。新たな世界がどんな所からはわからない。けど可愛いは正義。それを信じて突き進む!
目覚めたら草原ででっかいドラゴンが私の前に降りてくる。話してみると案外良
い奴で私たちは心の友となった。なんとドラゴンの力が使えるらしい。友達料としては十分だ。力も手に入れたし世界征服もいいかもしれない。
そんなことを思ってると、何か機械兵士みたいなのが私を追う。私は逃げる。追い詰められて壁をぶち破ると私はどこにいたかをその時初めて知った。それは空に浮かぶ島。私の物語はここから始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:45:40
2891773文字
会話率:43%
前世の記憶がうっすら残る私が転生したのは、貧乏伯爵家の長女。両親に泣いて頼まれ、公爵家の圧力と財力に負けた我が家は私を売った。
悲壮感漂う状況のようだが、契約婚は悪くない。実家の借金を返し、可愛い継子を愛でながら、旦那様は元気で留守が最
高! と日常を謳歌する。旦那様に放置された妻ですが、息子や使用人と快適ライフを追求する。
逞しく生きる私に、旦那様が距離を詰めてきて? 本気の恋愛や溺愛はお断りです!!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/14……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:32:47
44473文字
会話率:44%
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人
々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていきます。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/08/14……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 20:00:34
197352文字
会話率:40%
裏路地で破落戸に囲まれ、特にピンチでもない状況で前世の記憶が戻った私。恋愛小説『黒薔薇をあなたに捧ぐ』の悪役令嬢レオンティーヌだった。ヒロインを襲わせるはずの悪漢に絡まれた私は、自力で解決を試みた。だって、悪役令嬢を助けてくれるヒーローは登
場しないもの。シモン侯爵家の一風変わった育られ方をした私は、貴族令嬢とは思えない戦いを繰り広げる。
物語の展開を回避すべく、攻略対象との婚約を解消しようとしたけれど……彼は私にご執心。美しい顔と甘い囁きで私を口説いて来る。
待って! この小説って、ヤンデレ攻略対象ばかりが出てくるお話じゃない?! 逃げられずに結婚まで押し切られたレオンティーヌは、溶けるほど溺愛される。物語はどうなっちゃうの? シナリオと強制力、仕事しなさいよ!!
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/11/19……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:34:48
75166文字
会話率:44%
夜会会場で突然意識を失うように倒れてしまった自分の旦那であるアーヴィング様を急いで邸へ連れて戻った。
そうして、医者の診察が終わり、体に異常は無い、と言われて安心したのも束の間。
最愛の旦那様は、目が覚めると綺麗さっぱりと私の事を忘れて
しまっており、私と結婚した事も、お互い愛を育んだ事を忘れ。
何故か、私を憎しみの籠った瞳で見つめるのです。
優しかったアーヴィング様が、突然見知らぬ男性になってしまったかのようで、冷たくあしらわれ、憎まれ、私の心は日が経つにつれて疲弊して行く一方となってしまったのです。
〈アルファポリスにも掲載しております〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:30:00
110279文字
会話率:37%
まって、私は悪役でこれってハードモードだよね!?
何でアンタの好感度スタート時点で70%もあるわけ!?
彼氏と別れて1ヶ月、親友が死んで1ヶ月。
二次元オタクの天馬巡(てんま めぐり)は、いつも通り推し活をしていると突如まばゆい光に包まれ
乙女ゲームの世界に召喚されてしまう。
自分は、いずれ悪女と呼ばれるようになる偽りの聖女。一年後に召喚されるヒロインが現われる前に攻略キャラの好感度を上げなければ死亡確定…!?
取りあえず、推しである攻略キャラの皇太子に的を絞るが、実は彼の中身は元彼で―――…
元彼なんて攻略対象外!!
死亡エンドを回避するため、元彼から逃げるため奮闘するが、何をしても元彼皇太子の好感度は上がるばかり。終いには、攻略の邪魔をしてくる始末。
アンタは私を殺す気か…!?
よりを戻す気は無い、死にたくない聖女(悪女)とよりを戻したい皇太子(元彼)の一方通行ドタバタラブコメディ
アンタなんて攻略してやんない!他の攻略対象とハッピーエンドを迎えるんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:30:00
3289721文字
会話率:47%
「私はもう、お母様の言葉は信じない。お母様が私を――『悪役令嬢』というのなら、お望み通り悪女になって復讐してあげるわ」
クラテール・アケルナルは、公爵家の養女として引き取られ十数年生きてきた。自分が、本物の公女の代わりの偽物の公女である
ことを自覚しつつもアケルナル公爵家の公女として生きてきた。だが、家の中に味方はおらず、使用人には冷たくされる日々。そんなクラテールの唯一の救いは、自分に優しくしてくれる公爵夫人――母親の存在だった。
しかし、そんなある日、優しかった母親が「あの子が帰ってくる日ね……」と呟いたことをきっかけに本物の公女が帰ってきてしまう。自分がどれだけ努力しても手に入れられなかったものを、本物の公女はすべてを奪っていってしまった。
優しかった母親までもその日から豹変しまう。
そして、母親はクラテールに「お前は私が作り出した物語の『悪役令嬢』だ」と、これまで優しく接していたのは演技だと言い放ち、転生者であると意味深な言葉を言い……?
公女の座も奪われ、隣国との関係を維持するために暴君と恐れられているレグルス・ドラコ―のもとに嫁ぐことになるクラテール。
自分は、母親の操り人形で、誰にも愛されていなかった……そして次は政略結婚。絶望の淵に立ったクラテールだったが、同じく孤独を生きるレグルスをみ、復讐の提案を持ちかけることを選択する。
「――レグルス・ドラコ―は、二週間後の偵察で流行病にかかり死にます」
母親が書いた未来のことが記されている日記を手に、クラテールは、母親への憎しみを抱き、利害の一致関係になったレグルスと、母国への復讐を決めて――?
◇毎日19:10ごろ更新予定
◇20話更新後、次話約20日後に連載再開予定
◇他の更新との兼ね合いを見て、スローペースでいきます。完結は必ずさせるので心配ございません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:10:00
40768文字
会話率:53%
「婚約を破棄しよう」
「あら、まあ……」
侯爵令嬢のアフェット・スーヴニールは、記憶喪失になった婚約者、皇太子のハイル・レクエルドから婚約破棄を言い渡される。
元々彼の束縛溺愛に困っていたアフェットはそれを承諾。これからは自由だと新たな
恋を見つけようとするが、別れたはずのハイルと何度も顔を合わせることになる。
自分は束縛されて自由がなかった身、でも何故か彼が他の令嬢と仲良くしているのを見ると胸が痛んでしまう。
「あんなに私を好きだって言ったくせに!」
彼が他の婚約者といるところを見て、ようやく自分もハイルのことが好きだと自覚したアフェットだったが、記憶が戻らない彼のために自分は消えた方がいいのではと思い始め…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 22:30:04
11612文字
会話率:48%
【Kラノベブックス様より書籍版が発売中】
【コミカライズ決定】
「偽の聖女であるお前はもう必要ない!」
私(エリアーヌ)は突如、婚約者でもありこの国の第一王子でもあるクロードに国外追放&婚約破棄を宣告される。
クロードはレティシアこそ『
真の聖女』であると言っていたが、彼女と浮気していたことも知ってたし、こちらから願い下げですわ。
だが、結界を張りこの国を影から支えてきてきた『真の聖女』である私を追放してしまって本当にいいのかしら?
多分……明日からドラゴンとか上級魔族が攻め入ってくると思うけど……まあ知ったことではない。
私は王国を見捨てて、自由気ままに生きることにした。
一方真の聖女を失ってしまった王国は破滅への道を辿っていった。
※日間総合1位、週間総合1位。ありがとうございます。
※アルファポリス様でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:20:00
695934文字
会話率:39%
私、クラリスは泥棒猫の罠にはめられ、婚約者にも婚約破棄され、いつの間にか『悪役令嬢』と呼ばれるようになっていた。
長い地下牢生活の後、死刑にされて……次に目を開けた時には、十歳の時に死に戻っていたのだ。
しかも今日はどうやらかつての婚約者─
─フェリクスと出会うことになる、あの運命のお茶会前日らしい。
元婚約者に会ったら、また断罪エンドに行き着くかもしれない!
今度の人生は平穏無事に暮らしたいです。愛? そんなものは必要ございません!
今度こそ断罪エンドを回避するため、私は行動を改めることにする。すると周囲の私を見る目も変わってきて……。
あっ、泥棒猫。あなたは許しませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:00:11
168201文字
会話率:37%
あの頃の私はまだいたいけな少女で、はにかみながら……何かを期待しながら、胸を高鳴らせて……そういった。
青年たる、そのときのあなたはまるで春の湖畔のような雰囲気で……ええ、とても穏やかな表情で本を読んでいた。きっと、とても難しい本だと思
う。
ふと、あなたは私を一瞥した。
不思議な色の、深い瞳だった。
私は、私の心はそこに吸い込まれそうになった。
そんなとき、あなたは僅かに首を傾げて、私にこういったのだ。
「失せろ」
※全話改稿中(現在十七話まで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:49:37
1396910文字
会話率:59%
私は物書きとして細々と営む自称・小説家だ。
物書きに、ピンからキリまでがあるとするならば、私はキリといった処だろう…。
だから、食うに困って至る所に職を求めては、細々と副業に精を出して居る。
そんなある日の事、さる工事現場で出会った少
し変わった男に興味を持った私は、仕事をする合間に、彼の事を然り気無く観察し始める。
やがてその現場も終わりを告げ、彼とも別れ別れになって、その存在すらも忘れ掛けた頃に、偶然の再会を果たす事になった。
彼は私を、半ば強制的に誘い出すと、不思議な世界に連れて行く。
彼の名は『如月中』と言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
79877文字
会話率:32%
【ゲームのシナリオにドハマりした王太子×ゲームをやり込んだ転生者悪役令嬢】
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してもう一人の転生者に冤罪をふっかけられたけれど、前世でやり込んでた知識があるのでそう簡単には断罪されてやらないお話。主人公の婚約者の王太
子はちょっと腹黒? ざまぁ要素あり。
こちらは同タイトルの短編の連載版になります。
短編版→https://ncode.syosetu.com/n4033jm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
14026文字
会話率:50%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してもう一人の転生者に冤罪をふっかけられたけれど、前世でやり込んでた知識があるのでそう簡単には断罪されてやらないお話。主人公の婚約者はちょっと腹黒? ざまぁ要素あり。
最終更新:2024-09-06 18:00:00
8292文字
会話率:55%
血の繋がらない私を育ててくれた両親に恩返しをしたくて歌手になった。
有名になって、応援してくれる人も増えた。
なのにこんなことになるなんて、、、。
目が覚めると知らない空間にいて、あなたの歌でこの世界を救ってくださいと言われる。
知らない世
界に一人やっていけるか心配。
だけど、神様との約束を守るため私は今日も精一杯生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 17:47:10
10271文字
会話率:27%