タイトル:『帰命卍パヤナーク戦記』リニューアル版 あらすじ
アクシオム帝国タイ・プロヴィンスの研究員、中村天水は調査中に太古の守護神と接触し、体内に眠る「卍の印」が覚醒する。その力によって聖獣パヤナークを召喚し、神と人との狭間を生きる運命
に巻き込まれていく。帝国の聖域でパヤナークと融合し、天水は聖獣使いとして目覚めるが、それは古代神々との長きにわたる次元戦争の再燃を意味していた。
地下神殿に隠された帝国の真の歴史、そして復活する帝国の守護神バオバオ。帝国は最強の生体兵器「遺伝子戦士レン」を投入し、全銀河規模の「バンファイパヤナーク作戦」を発動する。アクシオム様の加護を受けた帝国軍は、次元を超える古代の神々との宇宙戦争へと突入する。
天水はパヤナークと一体化し、全宇宙に拡がる古代文明の遺跡と帝国の起源を知る中で、皇帝アクシオムの正体が宇宙創造神であることを悟る。やがて彼らは創世神との最終決戦に挑む。戦いの果て、アクシオム様は仏陀としての過去世を取り戻し、征服を超えた「救済と叡智」の新たな宇宙秩序を築く。
太古の神々は降伏し、帝国の象徴「卍の印」は全宇宙に拡がる。アトランティスの記憶と量子の響きが交差する新世界で、天水はアクシオム様の妹として迎えられ、永遠なる帝国の新たな時代が幕を開ける──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 04:24:52
48444文字
会話率:39%
古代エジプト短期間だけ王都になった中部エジプトにあるアマルナについて書いてみました。
アクエンアテンやアマルナ時代という時代に興味があっても、アマルナというサイト自体は知らない人が多いようなので。
時々アマルナではないところにも飛びますが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:10:02
159182文字
会話率:1%
都市国家スパルタの中心に建つアテナ神殿で、怪異が起こった。
次々と神殿に「飲みこまれる」男たち。
いったい、何が起きているのか?
この怪異に挑むべく、立ち上がった者たちがいた――
最終更新:2025-07-26 20:44:43
77442文字
会話率:33%
「銀月の島と緋月の村」シリーズ第二話。風子やアイリたちはモモやキキと一緒にウル舎村に招かれてプチミュージカルを披露したり、カトマールの古都ルキアに調査合宿に赴いて仮装行列を楽しんだり、ルナ大神殿のレリーフ文様を調べたりと大活躍。ラウ財団の筆
頭秘書レオンは失われた過去を取り戻し、〈はぐれ香華〉を含む香華族の秘密が明らかになっていく。オロ=ルルは青龍族としての力を発揮し始め、地下神殿の秘密に迫る。イ・ジェシンの勘違いはますます大きくなっていくが、本人はすっかり仲間気分。天月草をめぐって、天月に巣くう闇に気づいた銀麗月カイにリトは協力するが、そこにシャンラ王家の秘密が絡む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:44:38
602578文字
会話率:41%
一千年ぶりの稀な月蝕の夜、銀月が隠れた蓬莱群島でいくつかの〈気〉が立ち上った。
事故に巻き込まれた十五歳の風子は記憶を失う。名門アカデメイアの特待生だったはずが、あまりの不出来ゆえに落ちこぼれ校〈蓮華〉に転校させられた風子。平凡な風子の
周りに、いつのまにか四人の異能者が集まってくる。人嫌いでタダ飯大好きの天才科学者アイリ、悪ガキでナルシストの美少年オロ(歌姫ルル)、余命幾ばくもない名家の御曹司シュウ、無表情で存在感のないリク。まったく無自覚ながら、風子は〈異能の媒介者〉だった。コミュ力ゼロの十五歳たちは、柴犬の子イヌモモと太った老ネコキキとともに闘いに挑んでいく。
彼らを指南するのは、忍術家門たる雲龍九孤族宗主ばあちゃん。その孫で〈蓮華〉の女教師サキ、サキの弟でアカデメイア学生リト、天月仙門の最強異能者〈銀麗月〉カイも集結。探偵ごっこの好きな変人無能弁護士ジェシンは、橋の下の浮浪者集団とともに、なにかと首を突っ込んでくる。一方、リトは美青年カイに秘かに思いを寄せ、リトを恋するオロがこれに嫉妬し、美少年シュウの初恋は脳天気な風子にはまったく届かず……。恋も混戦模様。
ルナ大祭典の準備という名目で天才音楽家九鬼彪吾の私邸〈櫻館〉に結集した面々。大祭典をとりしきるラウ伯爵の筆頭秘書レオンは、アカデメイア伝説上の優秀有能な美青年。レオンと彪吾には二十年以上にわたる何らかのつながりがあるようで……。
鍵を握るのは、古代ルナ王国に由来するルナ神聖石盤。謎が謎を呼び、立ちはだかるのは〈緋月の村〉の秘宝を狙う秘密結社〈天明会〉とカルト系の天志教団。発端となった事故、ルナ大神殿遺跡があるカトマール帝国で三十年前に起こったクーデター、ウル舎村の秘密実験、シャンラ王国の内紛、天月宗主の野望にも〈天明会〉が関わるのか。
異能の発揮は大きな代償を伴う。安易に異能に頼ると子どもたちは命を失う。子どもたちの異能が暴発すれば、人間が住む〈銀月の島〉とルナの神々が住む〈緋月の村〉の均衡がくずれ、世界が崩壊する。知恵が必要だ。十五歳の子どもたちを守るために、そして世界を守るために、ばあちゃんたちが立ち上がる。
これは、世代も性別も超えた信頼と協力の物語。女たちは強く自立しており、男たちは心優しい。性別や常識にとらわれず、自由な大人たちに見守られて、子どもたちは「仲間」として成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 17:02:06
632593文字
会話率:36%
紀元前1569年ごろ、テーベのイアフメス1世王がヒクソス朝を倒して始まったエジプト第18王朝は、ハトシェプスト女王、トトメス3世王のころから最盛期を迎え始めた。紀元前1410年、アメンヘテプ3世王の時代、その支配領土はエジプト王朝史上最大
規模となる。
第18王朝の歴代ファラオは、国家神アメン・ラーを称え、莫大な黄金や土地や神殿を寄進する一方で、王族同士の権力争いにアメン神官団の権威を利用した。そのためアメン神官団は巨万の富を得、王権を凌ぐほどの権力を手に入れた。
王妃ティイがアメンヘテプ3世と結婚したとき、エジプトは王家とアメン神官団の権力の二重構造が出来上がり、アメン神官団の政治や王権に対する過剰な干渉や介入がピークに達しつつあった。しかも、王族同士で血で血を洗う権力闘争が行われ、王宮はいつも謀略や暗殺で渦巻いていた。
そんな時、王権を継いだ若きアメンヘテプ4世(アクナテン)は理想を掲げ、人類史上初と言われる一神教による革命を断行するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:01:22
62323文字
会話率:52%
そこは五王国の一つ、赤の王国。
その国は統治者である〈赤の王〉が建て、今日まで歴史を紡いできた。
そしてこの国には、一つの神殿が築かれている。そこは王でさえ手の出せない不可侵領域となっており、その代表者は〈白の神官女〉と呼ばれていた。神官女
は神殿に仕える〈神殿従女〉と共に、日々神への信仰を続けていた。
そんなある日、〈白の神官女〉のもとを〈赤の王〉が訪れる。今代の王はまだ若い青少年であった。
彼はいつもの如く、神官女に告げる――「この余の妃となれ」と。
しかし神官女もまた、いつも通りにこれを拒否する。
普段であれば、そこで終わる二人のやり取り。
けれど、今回ばかりは違った。
「私と賭けをしましょう――」
そう提案した神官女は、若き少年王と共に、神殿の地下にある迷宮へと向かう。
そこはこの国が建てられて以来、禁忌とされる場所であった――。
やがて明らかとなる、王家に連なる呪われた「血」の真実。
そして、神殿に受け継がれる「復讐」の記憶。
迷宮の奥底で目覚めた神が、再び地上に混乱と狂気をもたらす。
狂気と理性、宿命と自由。
そして、血の呪いに抗い、「愛」という名の希望に手を伸ばす者たちの物語。
――これは、滅びと再生の狭間で、王と神官女が選び取った、たった一つの答え。
果たして、彼らの行く先に待ち受けているものとは――。
※この作品は完結済み&BOOTHで販売しています。面白いと思った方は、ぜひご購入も検討してみてください!
URL:https://kaito-books.booth.pm/items/7089106折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:10:00
76101文字
会話率:36%
カルナク神殿の神官ケペトは、人と神の心を繋ぐ不思議な「愛の力」を持つ少女。ある日、案内の神アヌビスから「愛の調停者」としての使命を告げられる。
太陽神ラー、癒しの女神イシス、音楽の女神ハトホルをはじめとする個性豊かな神々たちと出会い、共
に暮らすうちに、神殿には今まで感じたことのない温かい調和が生まれていく。
街の人々との交流、騎士アケムとの淡い恋、異国の文化との出会い、そして自分の力への疑問と向き合いながら、ケペトは愛の本当の意味を学んでいく。
料理が下手な太陽神、恋愛小説を読む知恵の女神、元敵だった混沌の龍神...完璧ではないからこそ愛おしい神様たちと、優しい少女が紡ぐ心温まる愛の物語。
愛にはいろんな形がある。恋愛も、友情も、家族愛も、すべてが美しい調和を奏でていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
68114文字
会話率:59%
第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:23:56
731723文字
会話率:27%
ある日〈闇の魔物〉ツァルマーヴェドが目覚め、国中の人々の魂を〈永遠の国〉へと誘う呪いをかけるようになった。呪われた人々は眠りから目覚めない。
百年前の村の英雄〈銀の乙女〉に憧れるウェスタは、自身も英雄になろうと魔物退治の旅へと出かける。そ
こで出会ったのは謎の銀髪の少女ソフィアだった。
ソフィアによると、神殿に行けば、魔物を倒すアイテムがもらえるらしい。
こうしてウェスタとソフィアの神々の御坐す神殿をめぐる旅が始まった。
ーー星の神々が御坐す〈星天の国〉での愉快な冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 20:34:19
97842文字
会話率:41%
北欧の南部に、紀元前300年頃までコメドゥという国がありました。その国の歴史は殆ど判っていません。僅かな伝承を頼りに、ある夫婦が遺跡探索を行いました。ナイト・アイリントンとシャーロット・アイリントン夫妻です。(その苦労と努力には敬意を表し
ます)そしてついに、2001年に遺跡を発見する事が出来たのです。ただし余りに古く、そして傷んだ遺跡故に解析は難しく、どんな歴史を持ち、人々がどんな生活をしていたのかは、断片的にしか判っておりません。また、他国への影響も無い様な小さな国だった事もあり、調査は難航しているようです。元々研究をされていた夫妻は、地元の民話的を頼りに調査したという状況で、現在に到っても、余り注目もされないままとなってしまっているのが(悲しいかな)実情です。
実際に発掘された神殿(祠?)には、短い詩のような文章で、その由来などが彫り込まれていたそうです。(由緒書と言っても良いでしょう)。日本では、水上梛子(みなかみなぎこ)様によって翻訳されました。これを下敷きとして、物語としてまとめてみた物が本作となります。対象は小学校高学年から、中学生くらいに向けての読み物です。書籍にする事も難しい分野と内容故に、こちらに投稿をする事に致しました。全部で十三章ほどとなりますが、あまり興味を持たれる方も多くは無いと思いますので、前半の六章のみの、お目汚しをお許し頂きたい次第です。更新は、かなりゆっくりになるかと思います。
滅びてしまった人々への想いというのは、齢を重ねるごとに強くなって参ります。私自身も、命ある内に「電脳世界に小さな跡を残しておけるよ良いな」などと考えるこの頃です。年寄りの我が儘ですが、その気持ちを少しばかりお汲み置き頂き、ご容赦の程を御願いします。
令和7年 1月 小波かずみ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 19:38:54
18121文字
会話率:35%
かつて、魔界の名家ルシファー家に「王の双子」が生まれた。
だが双子は魔界の掟で「争いと災厄の象徴」とされ、生まれてすぐに片方を捨てられる運命にあった。
母・エミリアはその禁を破り、片割れの赤子――後の「やっき」を胸に、人間界へと逃亡。やがて
彼女は力尽きるが、やっきはグレンとマリアという心優しい村人夫婦に拾われ、深い森の中で育てられた。
やっきは金色の髪と赤い瞳を持ち、村人からは異質な目で見られながらも両親の愛情に包まれて成長。
ある日、「月の加護」を持つ極めて珍しい存在であることが発覚し、さらに村で行われた魔力量測定で規格外の力を示してしまう。
その噂は王都にまで届き、やっきは老魔導師ルーデンの指導を受けて、全属性適性・魔力量・制御力いずれも「伝説級(ブラッドアーク級)」と評される。
やがて王立魔導学院の入試では「デルタ・サン」という強大な灼滅魔法を放ち、特別研修生として学院入りを果たす。しかし強すぎる力と孤高の性格から、周囲と距離を置かれていた。
一方、王都には「日輪の巫女」と呼ばれる少女ソレイユ・アストレリスがいた。
彼女は太陽神の加護を受け、未来視の力によって“やっきこそが魔界の王ラミアス=ルシファーを倒す鍵”という神託を受けていた。
そしてある日、王都最深部の禁域――かつて世界を焼き尽くしかけた魔王アスモデウスが封印された祭壇で、異変が起きる。
やっきは再封印の儀式に招かれるが、魔王ラミアス=ルシファーの乱入、封印核の暴走、そして“最上級召喚術<サモン:ダークロードVII>”の発動によって、5mの巨体を持つアスモデウスを召喚してしまう。
さらにアスモデウスはやっきの体へ「闇に溶けるように」融合し、その強大な力を宿す共生状態となった。
事件の目撃証言により、やっきは王宮の会議へと召喚される。「敵意はないか」「お前は誰だ」「デルタ・サンの少年か」といった尋問が続く中、やっきは自らの出自と意志を語り、ソレイユの神託の証言によって「人間界の仲間」として認められる。
こうしてやっきは“王都と神殿の保護下”となり、吟遊詩人ヨシキやソレイユと共に、世界の運命を左右する大いなる冒険へと歩み出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 23:02:33
33004文字
会話率:29%
古代ギリシアのとある街。
壮絶な過去をもつ孤高の美少年テオは、悪夢に苦しんでいる。
アカデミアで、音楽好きの陽気な少女アンナと出会い、心の暗闇がだんだん消えていく。
テオは彫刻の才能があり、やがて、神殿の女神像を見事に彫り上げる。
女神像は
美しく、まるで生きているようで、「夜には、歌い踊り出す」と噂されるほどだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 17:10:19
36654文字
会話率:23%
異世界の冒険者の街で出会った魔法使いの大樹とポーション調合師の里香。偶然の小競り合いがきっかけで始まった二人の関係は、モンスターの襲撃を共に乗り越えたことで、少しずつ信頼と絆を育んでいく。伝説の剣を求めて旅に出た彼らは、迷宮や呪われた湖、氷
の城、古代の神殿、そして空を舞うドラゴンとの出会いを経て、幾度もの試練を分かち合う。闇の魔王との死闘では互いをかばい合い、時には涙と愛の言葉で命を救い合うほど深く結ばれていく。
戦いの果てに訪れた平和な日々の中でも、二人は魔法の指輪やペンダント、詩や庭園といった“魔法の贈り物”を通じて心を通わせ続ける。そして最後には、空飛ぶ絨毯と翼獣を連れ、新たな冒険へと旅立つ――これは、魔法と愛が織りなす、すべての奇跡を紡いだ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 19:10:00
21576文字
会話率:44%
私の平穏な日常、返して! 真面目だけが取り柄の神殿書記官見習いリシュナ。なのに、自由奔放な砂漠の民・キリが拾ってきた怪しい『印章』のせいで、古代兵器復活の危機に巻き込まれ!? 追われるわ、罠にかかるわ、もう最悪!
最終更新:2025-04-17 20:00:00
40711文字
会話率:35%
竜騎士の名家に生まれたアイリスは、幼い頃に救われた赤竜ルビアスとの契約を夢見ていたが、十六歳を目前にした儀式で失敗。期待を裏切り絶望する中、幼馴染の妹グレイスがその赤竜と契約してしまう。
失意のアイリスは、古書店で不思議な「小精霊の書」を
手に入れ、忘れられた存在である火の精霊フレイムと契約する。竜騎士への道が閉ざされた彼女は、未知の小精霊使いとしての道を歩み始める。古代魔法の研究者エクレールの助けで、自らの家系が竜と小精霊の両方と契約しうる特殊な血筋であること、厳格な母セレナもかつて小精霊の才能を封じた過去を持つことを知る。
水の精霊ミスト、風の精霊ゼフィル、土の精霊テラと次々に契約し力を高める一方、王国では「混沌竜の鱗の欠片」を核とする異形の魔物が頻出。その背後には、古の混沌竜の力を利用し世界支配を企むノースガルド帝国の皇子ヴァイスがいた。彼は闇と死の精霊を従え、「絆の鍵」である小精霊を狙いアイリスに迫る。
王都でのヴァイス襲撃をきっかけにアイリスの力は公になり、家族とのわだかまりも解け、共に戦う決意を固める。さらに光の精霊ルミナとも契約し、五人の精霊と力を合わせる。
ヴァイスを追い、混沌竜封印の地「時の神殿」での最終決戦。アイリスはヴァイスに囚われていた闇の精霊シャドウを説得し解放、六番目の契約を結ぶ。全ての精霊との調和を待っていた最後の時間の精霊クロノスも現れ、ついに七精霊が揃う。アイリスは、七精霊と、王国に残る七色竜騎士団全員の魂の力を結集させた究極の調和魔法「七彩の調和」を発動。混沌竜の封印を強化し、邪悪な力に取り憑かれていたヴァイスをも解放することに成功する。
戦いの後、アイリスは竜と小精霊、双方の力を理解し調和させる新たな組織「龍精騎士団」の初代団長に任命される。かつて竜に拒絶された少女は、竜と精霊と人間の真の絆を取り戻すという新たな使命を胸に、信頼する仲間たちと共に、希望に満ちた未来へと歩み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:35:10
37540文字
会話率:53%
未来世界、量子崩壊プログラム「アペプ」が世界の秩序を脅かしています。この危機に対抗するため、70年前に始まった「セプテト・プロトコル」によって、エジプトの女神ハトホルの遺伝子コードを持つ「アド」が誕生しました。
顔を黄金のマスクで隠し、正
体を明かさないアドは、古代の神殿「デンデラの間」へと向かいます。そこで彼女は神聖な楽器「シストラム」の力を借り、自らの中に眠るハトホルの力を完全に目覚めさせます。
アドの歌声は次元を超え、彼女の体内ではハトホルとの融合が進みます。歌と踊りを通じて、彼女は「マアト」—世界の調和を取り戻すための儀式を執り行い、混沌の力「アペプ」を封じ込めます。
この過程でアドは死後の世界「デュアト」への通路を開き、生きながら魂の旅をします。最終的に彼女はハトホルと完全に一体化し、「ネブ・ヘテペト」(喜びの主)という新たな存在となり、音楽の力で世界の秩序を守る使命を担うことになります。
科学とエジプト神話が融合した世界で、一人の歌姫が神となり、新時代の調和をもたらす物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:30:54
2720文字
会話率:40%
大陸中央部は広く荒野が広がっている。その荒野の真中付近に砂だけの世界――砂海が存在し、そこには『荒野神殿』と言われる魔獣がひしめき合う古代遺跡があった。ケイル・ターシュベン達は傭兵団として領主の依頼で伝説であるとされる『不老不死の秘薬』を
取ってくるという難問を引き受けた。『荒野神殿』についた一行は、見た目の異様な城に思いながらも侵入を果たす。そこで一行に待ち受けたのは、魔獣の群れであった。辛くも損害を出さずにそれを切り抜け、神殿内部へと入り込むことに成功する。しかし、戦闘の休憩中に仕掛けが作動し、部隊はバラバラになってしまう――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 15:36:17
55952文字
会話率:61%
ブラック企業に勤めていた30歳サラリーマンの俺は、仕事中に過労死してしまった。
目覚めた先は、古代神殿のような謎の場所。そして、俺はどうやら無敵の体を手に入れていたらしい。
「え? 世界最強の力を持ってるって? いや、俺、戦うつもりないん
だけど?」
そんな俺は、伝説の英雄として噂が広がるものの、誰もその力を目撃したことがない。
だって、俺はただ新しい世界で旅を楽しみたいだけなんだ。
それでも、人々は俺を神のように崇め、敵も味方も恐れ慄く。
けれど本当の俺は、平和に観光しながら、のんびりと新しい人生を満喫する旅人だ。
これは、最強だけど戦わない俺が、観光客のように新しい体験を楽しみながら異世界を旅する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 13:41:53
1669文字
会話率:21%
ミオは王宮神殿を無能だと言われてゴミ箱に捨てられた。先輩聖女たちにぼろ雑巾のようにこき使われるうちに他の聖女以上に強力な魔法が使えるようになっていたミオ。だが、本人にその自覚はない。自覚がないまま、パーティーを追放された元S級冒険者の怪我の
後遺症を治したり、ゴミ扱いされているアーティファクト、失われた古代の魔法道具を直したりしている。今日もミオは、優しい人たちとゴミに囲まれて幸せに生活している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 09:12:25
95836文字
会話率:39%
ある惑星に発生した原始文明の長テュケは、青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な浮遊する大地と、かつてこの世界を治めた王族の子孫をその足元に治めると、その名をニーヴァとし、この惑星、最強の種族として君臨した。
彼らは自らの文明を「カル
ーン」と呼び、黄金色の光を放つ浮遊する大地を中心に社会を構築し、その浮遊する大地の欠片である浮遊鉱石を使い、空を貫く蒼き稲妻の祭事を執り行い、ラァーはその祭事に必要な鉱石を求めていた。
ある時、ラァーの神殿に、兵に囚われた見知らぬ旅人が現れ、遊鉱石が東の果てにある大陸にある事を伝えたが、その大陸には赤き業火を放つ種族「ニンゲン」が支配している事を話し、ラァーはセトに東の果てにある大陸に向かい、遊鉱石とニンゲンを手に入れる事を命じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 20:54:07
12164文字
会話率:19%
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求
める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%