神武東征をテーマにした古代史異聞。古事記、日本書紀、ホツマツタエ、そこに好みの設定をぶっこんでをごちゃまぜにした伝奇物です。基本、上記の書物をベースにしているので、考古学的な発掘による調査結果はあまり考慮していません。また初代天皇である神武
天皇やその他もろもろを取り扱いますが、あくまでもフィクションなので、天皇崇拝の極右の方々、日本神道やその他新興宗教信者の方々はすみやかに回れ右をしてください。登場する「マキムク」とは、奈良県桜井市の古代遺跡「纏向遺跡」に取材し着想を得ていますが、本作品とは無関係です。
本人は大マジメですが、広い心でゆるーく読んでいただけると嬉しい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-06 22:57:03
56052文字
会話率:27%
ヒトはその誕生当初から平和的な種族だった。彼らの一部はいつしか太陽信仰に目覚め、極東の日本へとたどり着いた。
縄文時代は太陽と自然を崇め、祖先を身近に感じながら暮らしていたが、弥生時代に死者を不浄とみなす価値観が持ち込まれる。
これを
もちこんだのはユダヤ人だと考えられ、現在の日本にもその痕跡が残る。そして弥生時代には、戦乱が増えていく。
二世紀、関東にあるアマテラスの国に出雲のスサノオ王が訪れる。表向きは和平の申し込みだが、スサノオの振る舞いは傍若無人であり、アマテラスの孫ニニギを人質としてもらい受けたいという意図が垣間見える。そこでアマテラスはニニギを出雲まで送るように見せかけ、同盟国であった南九州の狗奴(くな)国に逃がした。
狗奴国で生まれたニニギの曾孫イワレビコは、ある日まつろわぬ民の少女ハルノと出会う。彼女の正体は邪馬台国の女王、日(ひ)巫女(みこ)の後継者だった。とある事件がきっかけで、二人は邪馬台国で再会する。イワレビコはハルノに夢を明かす。それは日本古来の自然崇拝、ユダヤ教、道教を統合する新たな宗教「神道」を創設し、大和の地で天下を治める王となることだった。
それから七年が過ぎ、イワレビコの天下取り、いわゆる神武東征が始まった。大分県の宇佐でイワレビコはハルノと再会し、結ばれる。その後、出雲へと向かい、武力をもって主王の大国主と副王の事代主に出雲の国譲りを認めさせる。
そして大和へと向かうが、強大なナガスネヒコ軍の抵抗により、長兄イツセを失う。イワレビコはハルノに使者を送るとともに、紀伊半島を南に回って熊野を目指すが、途中で残り二人の兄も失う。失意のイワレビコのもとに、タカクラジとヤタガラスが現れ、加勢することになった。そして長い旅路の末にナガスネヒコ軍と再戦する。
イワレビコは日巫女に即位したハルノの占い通りの状況を作り出して相手の戦意を奪い、ナガスネヒコ軍に勝利する。ナガスネヒコの主君であるニギハヤヒは、ナガスネヒコを東北へと逃し、みずからはイワレビコに恭順する。
こうしてイワレビコは初代天皇に即位した。やがてイワレビコは畝傍(うねび)に、ハルノは宇佐に埋葬される。その一方で二人の魂は分霊され、別の場所に合葬されたかもしれない。
現在の神道は、縄文系の自然崇拝がユダヤ教を取りこんだように見える。そしてその祭祀王が天皇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:20:00
124972文字
会話率:32%
釣りの帰り道トラックに跳ねられた、ごく普通の高校生(笑)天野仁は、日本の弥生時代に似た異世界に飛ばされた。これは奈良に初めて王朝を作った男の物語。
熊野の地(現伊勢市)と呼ばれる所で、天音とうずめと言う二人の姉妹と運命の出会いをして、
醤油もなければ砂糖もない環境に四苦八苦しながら都会を目指し、奈良 京都を越え西を目指すが、日本最東端の地九州まで行けるのか?
現在主人公は、大和連合の盟主となり各地の出来事に奔走する毎日を送っているが、早く出雲に行って国を譲りうけろと言いたいのは作者と読者の思う所である。
マップはほぼ日本地図と同じですが、出来る限り古代又は戦国時代の地形を利用し、県名の由来なども入れて行きたいと思います。
本作品は天孫降臨の伊勢起源説をモチーフとし、話の都合上京都・奈良を平定しますが天皇陛下と関係は無いと思いたい。初代天皇の神武東征を書くとラスボスになる可能性が有るかもしれませんが、年代が合わないのと侵略者として書くと不敬になるので、架空の人物で対応します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 11:50:00
577682文字
会話率:46%
タイトルの通りですね。
キーワード:
最終更新:2021-02-28 11:16:47
3803文字
会話率:0%
晩ご飯食べてる時に思いついた神武東征の解釈。思いつきなので文章がまとまってないです、ごめんなさい。
最終更新:2019-08-17 21:45:45
1394文字
会話率:0%
神話の時代から幾度となく繰り返される侵略と支配、そして同化。
攻める側にはこの地を畏れる理由があり、攻められる側には立ち向かうだけの理由があった。
安倍貞任、奥州藤原三代、伊達政宗、各時代を駆け抜けた英雄たち。彼らは古代まで遡る、この国の成
り立ちに関わる何かを知り、守り、抗おうとしていた。
この地で畏れ、敬われ、そして祀られるものは一体何なのか。
この国の二千年にわたる歴史に秘された因果が織りなす相克の物語りが始まる。
(いにしえの陸奥国において最大の大社は鹽竈神社である。しかし当事の国家の正式なリストである延喜式にはその名前すら記載されていない。にもかかわらず国家の税収から他を圧倒する五倍もの祭祀料を下されていた。これは何を意味するのか?神武東征との関わりとは?アマテルは二人いる?歴史の裏側に隠された真実とは?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 16:49:15
120226文字
会話率:32%
うちは元々「見える」家系らしいんだけど、あたしもとうとう初めて「見ちゃった」んだよね。
それもさあ、あんまし大きな声で言えないんだけど、ひとりでコソっとアレしてたら……いやん、内緒だよナイショ(恥)
まあ、そういうわけで(?)「あの人」が
見えちゃったのよ。……って言うか「降臨した」というべきなのかな。突然、ベッド脇に。
いやアセったよ。慌ててパンツ引き上げて……(恥)
「あの人」にからかわれながらも、めげずに色々聞き出したの。で、驚愕の事実発覚。
そこで大学の歴史研究会メンバーと共に、「魏志倭人伝の謎解き」を手がけることに。――
本格派「古代史謎解き」小説、見参!!
邪馬台国論争を新たな時代へと導く小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 12:48:31
178967文字
会話率:41%
崇神天皇の10代のご先祖様は確実に実在しました。そのお方が日向から大和入りしなかったと証明した人はいません。
何故日向から出発?神話の行間を埋め、人物にキャラづけするのは小説家の役割。映画化を目指します。
神武天皇が産み出したのは、国の赤ん
坊に過ぎません。しかし2000年を超えて立派に成長しました。描いてみましょう和の国の誕生。映画にしましょう建国の父。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 23:28:37
16783文字
会話率:52%
古事記、日本書紀には「出雲」、「日向」のエピソードが丁寧に描かれている一方で、弥生時代の先進地域「筑紫」が描かれていない。大和王権が封印した2つの金印の真実、それは400年続いた伊都国と奴国のライバル関係。
21世紀の英国がEUからの離脱を
選択したのと同じく、和の国、国創りを志向した伊都国のリーダーは大陸帝国の影響からの離脱を目指し、賛同する勢力を求めた。
本編はエピソード毎に登場人物が入れ替わる、短編集大河ドラマとして描きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 20:04:51
5053文字
会話率:79%
古事記に記された神武東征は現実の出来事だった。その途中に筑前に一年間滞在したことは注目すべき点である。なぜなら、それは女王卑弥呼が治めた邪馬台国の滅亡を意味しているからだ。
最終更新:2016-08-27 07:13:37
11120文字
会話率:0%
遙か昔は、縄文時代と弥生時代の間あたりのお話し。
マキムクの盆地に住む、長脛一族の少年タカヤは、マレ人である唖のウーと一緒に歳月を過ごしていた。
そんな、ある日、長脛の村に、ヤマトの一族から宣戦布告がなされる。
じわじわと近づいてくる戦の
気配に、タカヤとウーは……。
神武東征をモチーフにした、古代伝奇物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 22:13:57
24574文字
会話率:37%