主人公ポーラは、ある偉大な魔術師の弟子であり、魔術の才能がない代わりに、医療技術や錬金術の分野に長けていた。
ある日、聖女としてスカウトされ、ポーラはセルデュク帝国の城で寝る間も惜しんで研究を続ける。
しかし、些細な事から暗愚な王太子コモ
ドスの怒りを買ったポーラは、聖女の資格の剥奪を宣言され、コモドスの愛人であるザラに謝罪させられる。
理不尽な難癖で命まで奪われそうになった時、危ういところを助手であるレオナに救われ、帝国を脱出することになった。
レオナに連れられた先は、敵国であるサクラモン連邦の城であり、賢王であるロゾレイズがポーラを神妙な顔で出迎えた。
そこから、ポーラの無自覚なザマァと世界を救う戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 11:10:30
70516文字
会話率:42%
転生して5年目のある日、侯爵である父から衝撃の事実が告げられた。
「実はお前には、腹違いの妹がいる」
しかも、妹はなんと聖女様!!
前世で100万回くらい見た展開だから私には分かる。表向きはいい子に見えて、その実、内面はドス黒い。猫撫声
で男を操り、なんやかんやで両親を味方につけ、姉である私を窮地へ追い込んでいくのだ。なんでそんなことが分かるかって?それが聖女モノの妹テンプレだから!
でも正直、私は追放からの溺愛は求めてないし、半分とはいえ血の繋がった妹が最終的に破滅していく様も見たくない。
だったら、極力妹と関わらず空気に徹しようと距離を取っていたのに、この妹、全くめげずにグイグイ来る……。えっ、何?そんなに私を破滅させたいの?
というか、健気で可愛い美少女の誘いを無下にするの普通に良心が痛む。だってこの子本当に可愛いんだもん。守ってあげたくなるような可愛い顔立ちで、分け隔てなくみんなに優しくて、喜怒哀楽に合わせて表情がコロコロ変わる様は何時間見てても飽きない。聖女って愛されバフが標準装備なの?ってくらい、こちらの警戒心を解いてくる。
もう騙されても良いかな。
だって、本当にいい子っぽいし……これで裏切られたら、悲しすぎて多分寝込むだろうけど。
まあ、それはそれで仕方ないよね。
そんなわけで、難しいことは一旦置いといて仲良し姉妹をやっていたら妹が突然、神妙な面持ちで「これでもう、思い残すことはありません……」って何それ!?
えっ!?聖女って命がけで世界を守る系のやつ!?そんなのお姉ちゃんが許しません!!
可愛い妹を守るため、仲良し姉妹ハッピーライフのため、お姉ちゃんは今日も妹溺愛ルートを爆進します!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 07:00:00
108706文字
会話率:45%
ある裕福な伯爵令嬢が、侯爵家の次男に熱烈な愛の詩を捧げられて婚約した。
その婚約者は大陸一と言われる金髪碧眼の美貌の貴公子で、しかも詩人としても人気の高い貴公子で、国内外のご令嬢やご婦人から人気があった。
そんな人気者がいくら裕福とは
いえ、高々伯爵家のしかもきつい顔をした可愛げのない令嬢の婿養子になることを、みんなは納得しなかった。
しかし、これは政略的な婚約なのだ。自分に文句を言われても困る。浮気者の婚約者なんて本当はこちらから婚約破棄したい、と伯爵令嬢は思っていた。
しかし、両家の親も浮気男も婚約の続行を望んだために、その後彼女は嫌々その男と結婚し、跡取りである息子を産む。
案外二人は上手くいっているのか、と誰もが思い始めた頃、馬車の事故で妻が侍従と共になくなった。
するとそれまで神妙にしていた婿が領地を好き勝手に運営するようになった。しかも使用人よ女性に次々手を出す始末。
そんなある日、領地内で幽霊騒ぎが起きる。最初はくだらない話と気にしなかった領地管理人の婿だったが、悪霊に祟られて大怪我を負う者達が続出して、やがて彼は窮地に陥るのだった。
✽✽✽✽✽
メインの四人の中の一名がクズの極悪人なのですが、残りの三人が善人かというとそうめもない少々ダークな話です。完璧な人間なんていないがモットーなので。
この作品は中世から近代ヨーロッパ風のイメージですが、あくまでも異世界の話。宗教、思想、倫理観、社会制度は全て作者の想像の産物です。それを承知の方に読んでもらえたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:10:00
61723文字
会話率:15%
《後宮》+《占い》+《心理学》+《ミステリ》+《グルメ》+《恋愛!?》
その女官の占いには、ウラがある!
食いしん坊な後宮女官占い師と廃嫡された第一皇子が後宮に渦まく謎に挑む!
都で占い師を営んでいた易 妙(イー ミャオ)は、ひょんな
ことから後宮に放りこまれ、下級女官として働きながら、妃妾たちに占いを披露していた。報酬は旨いものをひとつ。
占いとは神託である。神妙なる力を借りておこなうものだ。
だが、易 妙(イー ミャオ)の占いにはウラがあった。彼女は《行動心理学》をもちいて人の思考を読み、真実を導きだす。
嘘をついたとき、かならず〇〇をみる。緊張したとき、△△を触る――など、人の行動にはかならず、ウラがある。
神や祖霊を信じるものたちにとって、妙の心理は邪道だ。だから、裏がばれないように努めていたのだが、第一皇子に見破られる。
「私には神も祖霊も憑いてはいませんが、嘘もついていません」
「俺と組まないか。ますますにあんたが欲しくなった」
宮廷の旨い飯につられて、後宮で起こった異常な事件にかかわることになった妙の命運はいかに!
* 後宮ものですが、男性の読者さまにも楽しんでいただけるとおもっております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 17:41:06
198652文字
会話率:43%
怪奇。それは人の心が具現化し人に仇をなす存在。
鴉の怪奇に取り憑かれた少年、神妙寺 朝巳は
霊媒師を名乗り怪奇現象の解決を請け負う怪しげな男 狐火 霧と共に様々な怪奇と出会い立ち向かう。
これはそんな少年の奇譚である。
最終更新:2024-07-11 01:07:07
562文字
会話率:0%
「さぁー! 番組が始まりましたが……えー、まずはこんばんは」
黒い床の番組セット。壁の青い照明と喧嘩しないよう天井の照明は控えめ。椅子に座る出演者の前には下半身を覆い隠す机があり、クイズ番組を彷彿とさせるが、この番組は軽薄なバラエティで
はないと一目で視聴者に感じさせる。引きで番組セット全体を映した後、神妙な面持ちの司会者の顔からスタートし、彼が挨拶と軽く番組を説明し「いや、無理無理! 無理よこんな空気! 忘れてるかもしれないけど、おれ、お笑い芸人よ?」と茶化し、本題に入る。
「はい、こちらにおられるお方が、美人ミステリー作家の識峰先生です!」
丸椅子に座る識峰にカメラがズームし、識峰が軽く頭を下げる。黒い髪の毛が揺れる。表情は崩さず、無のまま。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-19 11:00:00
6807文字
会話率:73%
夜。とある喫茶店の窓際の席で向かい合い座る男と女。店の照明とBGMにそぐわない、その神妙な面持ちに周辺には重苦しい空気が漂っている。
他の席の客もなんとなく気にしているが、おそらくあれは……。
「他に好きな人ができた、か……」
「…
…本当にごめんなさい」
「ははは、まあ、付き合ってから半年も経ってないしね。傷は浅い……かな。どうなんだろうな」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-08 11:00:00
1694文字
会話率:96%
居酒屋で久々の再会を果たした三人の男。
そのうちの一人が神妙な顔をし、声を潜め言った。
「・・・・・・なあ、便利な道具が一つ手に入るとしたらどんな物がいい?」
最終更新:2022-12-28 11:00:00
1112文字
会話率:60%
「俺はお前を裏切ったことなど一度もない!!」
突然意味不明な弁明をかましてくる彼を横目に、金属バットを手に取る暴走族のリーダー、蒼井霞。
彼女は付き合って2年目の彼に、いつも溺愛だった。
彼のためなら真っ当に生きる——
そんな決
意をしたのも束の間、見知らぬ女とやり取りしている彼のライン履歴を見てしまう。
「これ、どういうこと?」
彼に問いただすが、その「弁明」は理解に苦しいものだった。
こうなったら、その女に直接会ってどういうことか説明してもらう。
最悪、海に沈めるなんてことも…
「俺、お前に言わなくちゃいけないことが…」
神妙な面持ちでそう言った彼、——東雲スバルは、とある衝撃事実を暴露する。
しかしその「内容」は、あまりに現実離れしたものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 17:42:39
2338文字
会話率:9%
「……ごめん、君だけじゃ足りない…全然物足りないんだ」
僕が神妙な面持ちなのには理由がある。
大好きすぎる彼女が1人だけでは足りない。
好き過ぎるからもっといっぱい君が欲しいって。
そう伝えた。彼女も愛されてる気持ちが伝わったのか、
嬉し
そうに笑みを浮かべている。
そんな僕らは彼女をコピーするべくコンビニへと向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 09:30:41
1297文字
会話率:33%
目は口ほどに物を言う。
髪型は、手や足は、姿勢は、容姿は、服装は。
あるいは仕草、立ち振る舞いに至るまで、どうやら口ほどに物を言うらしい。
口よりもよく喋る場合もあるらしい。
ーーよく言った物だ。
結局のところそれらも言葉同様、
他人からの解釈しだいである。
耳を持ち、口を持ち、巧妙に、時に神妙に会話する生き物。
それが私たち人間。
人間として生まれ。人間を愛し、愛そうとし、そして人間としてではなく……というより、ニンゲンでいる事をある意味諦めてしまったの私のお話をしよう。
ネコと出会ったあの日の事を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 02:53:42
17693文字
会話率:47%
あならたはたたらまはたはまは
最終更新:2023-04-08 11:40:12
4092文字
会話率:46%
(イントロダクション)
舞台は2058~2059年
もしも、この頃になっても、同じように暮らし、悩み、感じ、それでも前に向かって進んでいく人がいるのなら、今の私たちは、正解の道を歩んでいるということでしょう。
・プラチナウインド
(あらす
じ)
女子高生と創作料理店でのアルバイトをしながらバーチャルシンガーとしてメインで個人活動を続ける永弥音 唯花(えみね ゆいか)は大手芸能事務所から推薦を受け、オーディションを受ける。
同時期、大きな音楽ライブのフェスにも招待され、オーディションにも合格してしまったため、招待されたフェスが“卒業ライブ”へと成り代わってしまう。
夢と現実との境目に揺れる唯花は、“これまでの自分”との別離を決意し、最初で最後のフェスの舞台へと駆け抜けていく。
・もうひとつのプラチナウインド
(あらすじ)
互いにバーチャルシンガーとして活動してきた唯花から華蓮へ深夜、突然連絡が入る。
神妙な面持ちで今のバーチャルシンガーとしての活動を引退し、大手事務所から再デビューすると話す唯花。
今まで通りの付き合いが出来なくなると告げられた華蓮は納得できずに自分の気持ちを訴えかけるのだった。
※本作は長編シリーズ小説「魔法使いと繋がる世界」に登場する永弥音 唯花のショートストーリーになっています。
本編の前日譚となっており、本作のみでも楽しめますが、本編と合わせて読むと、より深く物語を楽しめるように構成してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:00:00
14612文字
会話率:25%
眠ろうとは決してしない夜に
最終更新:2022-10-09 03:36:32
204文字
会話率:0%
「ユイ。結婚前に約束した契約期間を、来月で終了しようと思う。すでに王家には了承を得ている。来月には、あたらしい妻を迎える手続きが必要になる。というわけで、きみもこれからの人生をあたらしいパートナーとすごすもよし、一人を満喫するもよし、とにか
く好きにやってくれ。おたがい、それぞれの人生でしあわせになる。おれたちの結婚は、しょせん親どうしが決めた「幼馴染婚」ってやつだ。おれたちの間には幼い頃からの情みたいなものはあっても、愛はなかった。おれもきみも、来月から自由だ。いいね?おいおい、そんなに笑顔にならないでくれ。なんだって?おれも笑顔だって?おかしいなぁ。一応、神妙な表情にしているつもりなのに」
この日、夫であるアントニー・パウエル公爵から離縁を告げられた。もともと、わたしたちは契約結婚だった。彼には愛する女性がいることも知っている。
何もかもわかっていた。覚悟をしていたはずなのに、その覚悟が足りなかったみたい。
いままで自分の気持ちをごまかしていたけれど、ごまかしようがなくなっている。
しかし、もうどうしようもない。
いずれにせよ、わたしには時間がない。残された命の時間も含めて。
それだったら、命ある限り病を抱えている彼をどうにかしてあげたい。
彼とすごせるわずかな時間だけでも、彼が少しでも元気になるよう努力したい。
そして来月彼の前から去れば、命が尽きるまで彼と彼が愛する女性がしあわせになるよう、祈り続けたい。
彼に離縁を告げられた日、わたしはそう心に誓った。
※全三十五話。ハッピーエンド確約です。とんでもなくゆるゆる設定です。ご容赦いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 21:31:41
62014文字
会話率:26%
婚約者である第二王子は立太子を控えているにもかかわらず、神妙な面持ちで目の前に座っている。
「最悪、私の有責で構わないから婚約を破棄してもらえないか?」
ちゃんと、先触れもだして訪れた第二王子の一言の真意は?
このお話にバカ殿下は居ません
。悪役令嬢も、胸糞ヒロインもいません。
ちゃんと、常識がある人たちが、なるべく常識ある行動をもって婚約を取りやめるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 17:05:26
3053文字
会話率:46%
日本を裏と表からほぼ支配している大富豪の娘、姫路咲輝(自覚しているよりも48倍きれいな美少女)。
別にただ12時間睡眠が日常な女子高生。そんな彼女が高校に入学してからのお話。
トライアングルを鳴らす係は教頭先生と咲輝付きのメイドの冥土・ザッ
シュ・狐燐。
作者がボケとツッコミがボケ化したアホな作品が書きたくて書き始めたやつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 12:00:00
5342文字
会話率:11%
夏休み最後の日。小学四年生のヒカルは山のように残った宿題を終わらせるのは無理だと早々に諦めて、遊びに出かけてしまう。
その道中で、自分のことを“魔女”と自称する不思議な女性と出会い、魔女の気まぐれで夏休みを最初から過ごすことになってしまう。
魔女がいる夏休み。もちろん普通の夏休みではなかった。
■登場人物
・風真光(かざま ヒカル):小学四年生。本編の主人公。
・魔女さん:ヒカルの目の前に出現した“魔女”で綺麗なお姉さん。自称17歳。神妙な女性。本編の主役。
・水原なつき(みずはら ナツキ):小学四年生。ヒカルと幼馴染。
・火野剛士(ひの ツヨシ):ヒカルのクラスメート。運動神経が良くスポーツが得意。テストは選択問題しか解かないタイプ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 12:00:00
84969文字
会話率:46%
「姉ちゃんは、今のままでいいの?」
弟が神妙な顔で聞いて来た。
その手には、小学校の頃の卒業文集。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465
)のうちの一作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 08:00:00
1764文字
会話率:58%
「はあ……」
コルレオ組、組長ヴィトールは、葉巻を燻らせながら神妙な顔をして、本日5度目の嘆息を漏らしました。気になって堪りかねた若頭のアランは声を掛けます。
「親父、一体どうしたんですか? さっきから柄にもなく何回も溜息なんかついて
。先日のタッタリ組との抗争のことですか?」
「ああ、心配かけてすまねえなアラン。実はイザベラのことで、ちょっとな」
「お、お嬢が何か?」
組長の娘であるイザベラの名前を聞いた途端、目の色が変わるアラン。実は数年前から一方的に彼女へ想いを寄せているのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 21:02:38
3370文字
会話率:67%
俺の名前はダビド = ソウトゥーリョ。職業は鍛冶師。
「さて、今日から俺たちはSランク冒険者になったわけだが…」冒険者ギルドに併設された酒場で昇進を祝っている時のことだ。パーティーリーダーでアタッカーのヴィートゥス = ノルドハイムが神妙な
顔でメンバーに話しかける。
スミマセン、ホンノデキゴコロナンデス。ハイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 16:46:38
1429文字
会話率:53%
今日も走り続けるイチローがたまたま出会ったのは緑川由起子先生だった。
神妙な雰囲気が気になりついて行くと墓参りであった。
誰かと思い訊ねてみると、「私が殺した人」だという答えが返ってきた。
驚いたイチローに由起子は昔話を始めた。
ファントム
レディと呼ばれるようになった経緯と「人を殺した」という内容を聞かされたイチローは・・・。
ついに明かされる。ファントムレディという不良少女の歴史が語られる。
少々長めですが、1話当たりは少なめにしております。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 10:00:00
30850文字
会話率:44%