大昔、それは神話の時代と言われるほど昔の話、人々は人同士で戦い、魔族と戦い、争いの時代を過ごした。しかし、神は篩にかけ、中でも英雄と魔王が戦う中に神は現れ、2人に試練を与えた。2人は争いをやめ、協力し、見事に試練を乗り越えた。
種を乗り
越え手を取り合い試練を乗り越えたことで、争いの時代は終焉を迎えた。そして、試練を乗り越え、協力し合う人類に神が与えたのは『スキル』。それは人類に持たされた神の能力であった。
試練の余波か、世界には魔力が暴発的に溢れ返り、各地で次々と『ダンジョン』ができた。
ダンジョンには魔力を敷き詰められた魔道具が眠っており、また、魔力で満ち溢れた魔物がいる。その魔道具と魔物の素材はとんでも高値で売れるとのこと。一攫千金を目指すもよし、魔道具の使い手になり地位と名誉を取るもよし。今、世の中はダンジョン攻略時代。神に与えられた『スキル』を駆使し、ダンジョンを攻略しようとする冒険者が数多に競合しあう世の中である。
その中で、『スキル』がない少年がいた。この時代に『スキルなし』は才能なしの使えないゴミのレッテルである。
しかし冒険者には夢があった。冒険者の最高ランク”ゴッド”に上り詰め、みんなの英雄になことである。スキル授与式で『スキルなし』となっても少年は夢を諦めなかった。
その思いに万物の理が添う。
この物語は、少年———セイバー———の冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 05:50:11
45551文字
会話率:40%
私は、人が呼ぶには死神というものです。
「死神」とはいっても、私がしているのはまもなく死を迎える命が、その躰から抜け出したときに迷わないように迎えに行くこと。
つまり道案内をしているだけであって、私が命を奪っているわけではありません。
そう
そう、死神は私だけではありません。
私だけでは道案内が足りず迷える魂で溢れ、世界が大混乱してしまいますからね。
死神仲間は結構多いのです。
もしかしたらあなたの近くにも案外、私の仲間がいるかもしれませんね。
道中、今生の最期に私とお話ししていただけますか?
※連載表記ではありますが、それぞれの話は一話完結となっております。
(死神の能力などの説明が入ることがありますので1話目から順番に読んでいただければとは思います)
※残酷な描写につきまして、お迎え対象の死んだときの状態などが出てきます。苦手な方は恐れ入りますがブラウザバックなどでお引きかえしくださいませ。
※気まぐれ更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 12:00:00
4024文字
会話率:4%
交通事故で亡くなったと思ったが。訳あって神の力を一部得てしまった主人公。異世界に転生し、あらたな人生を歩むことに…バトルあり恋愛ありのファンタジー小説です。
最終更新:2024-05-19 12:00:00
374877文字
会話率:35%
幼い頃に両親が離婚し母子家庭で育った少年|黒羽 真央《くろは まお》は中学3年生の頃に母親が何者かに殺された。
母親の殺された現場には覚醒剤(アイス)と思われる物が発見される。
だがそんな物を家で一度も見た事ない真央は警察にその事を
訴えたが信じてもらえず逆に疑いを掛けられ過酷な取調べを受ける。
その後無事に開放されたが住んでいた地域には母親と自分の黒い噂が広まり居られなくなった真央は、親族で唯一繋がりのあった死んだ母親の兄の奥さんである伯母の元に引き取られ転校し中学を卒業。
自分の過去を知らない高校に入り学校でも有名な美少女 |青海万季《おおみまき》と付き合う事になるが、ある日学校で一番人気のあるイケメン |氷川勇樹《ひかわゆうき》と万季が放課後の教室で愛し合っている現場を見てしまう。
その現場を見られた勇樹は真央の根も葉もない悪い噂を流すとその噂を信じたクラスメイト達は真央を毎日壮絶に虐めていく。
虐められる過程で万季と別れた真央はある日学校の帰り道に駅のホームで何者かに突き落とされ真央としての人生を無念のまま終えたはずに見えたが、次に目を覚ました真央は何故か自分のベッドに寝ており外見は別人になっており、その姿は自分が母親に最期に買ってくれたゲームの最強の裏ボスとして登場する容姿端麗な邪神の人間体に瓜二つだった。
またそれと同時に主人公に発現した現実世界ではあり得ない謎の能力『サタナフェクティオ』。
その能力はゲーム内で邪神が扱っていた複数のチートスキルそのものだった。
前の人生で送れなかった真央は名前を変え、|明星 亜依羅《みよせ あいら》として表向きは高校生活を満喫し、裏では邪神の能力を駆使しあらゆる方法で自分を陥れた者達に絶望の復讐していく痛快転生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:10:00
463196文字
会話率:67%
クラスでぼっちを貫く高校生の富士 翔悟は、一人の女性を助けトラックに撥ねられて死んでしまう。
だが、三途の川の河原で出会った死神と使い魔リリィから、
「予定外で勝手に死ぬな!」
と説教されたあと、死神の能力である催眠の能力を与えられ生き返
る。
翔悟は催眠能力でエッチな欲望や自分の欲求を叶えようとするが、制約の多い催眠能力に嫌気がさして能力を使うのをやめてしまう。
逆に何の因果か、人助けのためにばかり催眠能力を使う羽目になる。
だがそのうち、ぼっちだったはずの翔悟は色々な出来事を通して次第に女性たちから好意を寄せられるようになっていく。
「催眠で好きにさせてるワケじゃないのに、なんで……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:00:00
410389文字
会話率:36%
一柱の神の能力によって数多の星が創られた
その中の星の一つである第一創惑星「アフタル」
能力保有者「コード」と呼ばれる者が少数存在している
そんな星でコードとして生まれた「ヨル」
彼は昔突然失踪してしまった妹を探す旅に出ていた
そう旅で終わ
るはずだった…あの者と出会うまでは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 22:19:42
1410文字
会話率:67%
主人公ーーケネスはFランク冒険者だった。ただひとつ特技があるとすれば、固有スキルの≪可視化≫。その能力で女性の下着をのぞいていたのだが、そんなとき、一人の少女の姿を見つけてしまう。その少女こそ、世界最恐と言われた魔神だった。誰にも認識されず
に孤独だった魔神は、みずからの存在を認めてくれる、ケネスになつく。Fランク冒険者だったケネス・カートルドは、魔神の能力を借りて、無双しはじめた。
大昔に投稿していた作品の再掲です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 12:26:16
20552文字
会話率:38%
ある日、自殺をしてしまった高校生の神崎拓真。死後の世界で出会った奇妙な男に選ばれし者として神の能力が与えられ新しい自分を作り直す。 以前生きていた世界の理不尽を無くすため。自分自身を出せなかった主人公がやり返すダークファンタジー物語。
最終更新:2022-06-15 14:48:26
6512文字
会話率:62%
記憶はないが本能的に現世で死亡したと思われる主人公。目が覚めた時、神と呼ばれる化け物に転生していた!
目覚めたと同時にパーティから追放されるが、彼の後を追う姿が。なんと美しい巨乳の引っ込み思案な元パーティメンバーの一匹が追いかけてきたくれた
のだった。
かくして主人公はチート級な神の力を駆使して、パーティを追放した連中に復讐を誓う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 23:43:31
4030文字
会話率:31%
今更ながらですが異世界召喚巻き込まれ物です。
高校の友達の異世界召喚に巻き込まれ、友人とは別の地点に出現してしまった主人公のゼントは、偶然見ていた女神に助けられ、女神に貰ったユグドラシルの木刀を片手に魔物の巣くう森を抜けるサバイバル生
活を始めた。魔物の女の子や謹慎中の女神様と出会い、冒険者として異世界の旅を楽しみたかったゼントだったが、召喚時に偶然手に入れていた神の能力『魔素を操る者』に目覚めると、本人の意思とは関係なく揉め事に巻き込まれていく・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 16:32:02
423238文字
会話率:54%
創造神の能力をもらった俺が、自分だけの世界を作れるって、マジ最高
どんな世界にしようかなと迷っているとそこに厳しい掟があった
そして明かされる新世界の秘密
ど言うことだ俺は竜と魔法とすごいことがある世界が作りたいのにーーー
くっそハーレム作
ってやるぜってだ本当にまじでマジだからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:25:48
675文字
会話率:17%
日本の高校生だった『紺 茉狐(こん まこ)』は、ある日突然異世界の女神のミスにより、女神の姿・女神の能力を持って異世界を生きることになった。
初の活躍として盗賊軍団から商人を救った彼女は、自らを『コン・フォクス』と改め、生活する。
異世界に
て様々な災難や幸福を経験し、コンは成長していくのだが、異世界で彼女は明確な目標や夢を持っている訳ではない。
自分が一番求める物を探す為、異世界で彼女は生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 23:00:00
12246文字
会話率:55%
聖霊、光神セイレーンと契約を行い、世界に七人しか存在しない、神の能力を持つ者(ゴッドホルダー)の一で、神の瞳(ゴッドアイ)を操る主人公、神瞳 蒼雷(しんどうそうらい)は、五年前に世界を恐怖に陥れた破壊帝ジェラが率いる、闇の支配者(ダークルー
ラー)を壊滅させた七色の操雷者(アルレーズ)の一人。
能力の影響で普段はまともな魔法は使えないが、魔力が感じられない特殊な人間として、平凡な人間の扱いを受けてきたが、五年間平和な日々を過ごしてきた。
しかし、ある訪問者によって止まっていた歯車が動き始め、再び戦いに巻き込まれることになる。
この作品は外部サイトのリメイク作品でありながら、オリジナルの作品とはまた別で、アルファポリスで執筆中の重複作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 00:12:48
96129文字
会話率:60%
医師の風川は不老不死の生物ベニクラゲを調査した結果(分化転換等)、人間を不老不死とする事が可能との結論に至った。
典型的な海外流出組-150万人以上の日本人海外移住者。有能である確率が高い-である風川は、金儲けのために独自に研究を続けて不老
不死技術を開発し、超大国中国に売り込んだ。
アメリカにはリスクを恐れる傾向があるのに対して中国にはリスクを恐れない傾向がある、中国は「中国マネー」と言われる程の圧倒的金持ち状態、人種差別によって売却金額が低下する危険がない、という風川の考え三点が、風川がアメリカではなく中国に不老不死技術を売り込んだ主な理由である。
売買契約が成立する確率がアメリカよりも高く、売値もアメリカより高くなると風川は計算したのだ。
無論、風川は全人類が不老不死になれば人口爆発がすぐに発生して食料不足に陥り、食料を奪い合って暴動、内乱、戦争が起こる事を警戒して、中国と言っても中国政府にのみ不老不死技術を売り込んだのだ。
中国政府要人多数が不老不死となり、風川も不老不死となった。
当然、人類のほぼほぼ全てがこの事実を知らない。
風川は自分が不老不死になるつもりはなかったが、例えば500年後に不老不死技術に問題が生じた場合、その問題を解決できる確率が最も高いのは不老不死技術開発者の風川であり、風川も不老不死となる事が不老不死技術買取の条件とされたために自分も不老不死となったのである。
760年程経過した頃、死神が金持ちライフを堪能していた風川の元に現れた。
「お前が不老不死技術を開発したせいで、人間の魂の回収数が減った事が死神界で問題となった。減った分、お前が埋め合わせしろ」との事だった。
断ると風川がかわいがっている鼠を殺すと死神に脅されて、風川はしぶしぶ死神の能力を与えられ、社会のゴミを抹殺する殺し屋となった。
目指せPV700万、ユニーク60万!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 07:26:50
1108文字
会話率:21%
◇◇最新6巻 1月14日発売!◇◇
勇者パーティは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。
パーティーの一人、最強魔導士ラックは、敵を足止めすることを決意する。
「ここは俺に任せて先に行け!」「だが……」「なあに、すぐに
追いつく」
ラックは無我夢中で魔神を倒して、倒して倒しまくった。
特技ラーニングを駆使して、ラックは魔神の魔法を学習していく。
魔神の能力であるドレインタッチなどを学習し、利用することで休まず寝ずに戦い続ける。
魔神はどんどん強力になっていくが、ラックも飛躍的にどんどん強くなっていく。
魔神がわいてこなくなるまで、ラックは10年戦い抜いた。
王都に帰ったラックは驚く。
自分の名前が通貨単位となり、かなり美化された巨大な像が建てられてしまっていた。
そして、生命力吸収を使いまくったせいで、若返ってしまっている。
年齢にそぐわぬ外見。飛躍的に伸びた能力。
「目立ちすぎる」
ラックは正体を隠し、ただの初心者冒険者のふりをすることにした。
Sランク魔導士なのに、Fランク戦士に偽装したラックの、平和になった(?)世界での冒険が、いま始まる!
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 12:00:00
658652文字
会話率:48%
何気ない日常を愛し、享受していた男子学生切屑咲間(きりくずさくま)。ある日、彼は突如として神の身勝手な理由によって、元いた世界とよく似た世界、裏世界へと連れて行かれてしまう。右も左もわからなかった咲間だが、神の能力をくすねることに成功。自分
たちの都合で平和な日常を破壊されたことに怒りを覚えた咲間は、元の世界へと戻る方法を探りつつ、神への復讐を企てる。
※この作品は、同作者作品『カード異能で異世界ライフ〜やってきたのは裏世界?』と同じ世界観になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 00:05:46
7520文字
会話率:41%
鍵を手に入れる…………それは獲得候補者の使命である。
これは、自身の未来と世界の未来を知り、信じる道を進んでいく男の物語。
そして、これはあらゆる時の中で行われた、付喪人と呼ばれる“付喪神の能力を操り戦う者”達の戦いの記録の1つである…
…。
──────────────────────
★女神によって異世界?へ送られた主人公。
着いた先は“『異世界要素と現実世界要素の入り交じり、ついでに付喪神もいる世界』であった!!
しかも、そんな彼が憑依することになった明山平死郎がお金の付喪人のせいで、戦闘する度に金が減る!!!
この物語は個性豊かなバイト仲間や市民と共に送る、異世界?付喪人ライフ。
今、付喪人のシリーズの第1弾が幕を開ける!!!
8月は土日!!
※追2→(narou)なろう版だけには追加された話。もしくは追加された文があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 02:00:00
766342文字
会話率:25%
ここは青森。肌を貫き心臓に直接当ててくるかのような冷気が吹いてくる。そんな、風に抵抗するかのように前に進み夜の間に積もったであろう雪を踏み潰す。
「ここが噂のカラオケか?」
黄色と赤と青。まるで、信号機のような3色で彩られた派手な外装をした
カラオケ店がそこにはあった。雪が積もる11月の初めに出来た新しいカラオケ店らしい。
だが、ここのカラオケ店からはある噂が流れていた。ここのカラオケ店には謎の能力を持つ奴らの本部のようなものだというのだ。
ここ数年海外で、神の能力を持つという人間達が暴れまわり世界で1番でかい会社らしきものを造り上げた。
このカラオケ店は、その会社の日本支社では無いが能力を持った人間達が集まっているらしい。
神の能力があれば、世界とは言わないが日本やアジアの1部を支配下に置くことは出来る。
だが、そうなれば他の組織との対立というのは避けられない。経済や他のものでの争いであれば害は少ないが能力を持った人間達。ましてや、ここ数年で暴れまわり世界で1番の組織に仕上げた人間達に、小さい島国、日本が戦いを挑みマトモな勝負をできるのかすら怪しいラインであった。
「おい、そこの兄ちゃんここに神の能力持った奴らが居るらしいな」
カラオケ店の店内の灯りが一斉に落ち、当たりが暗くなる。
マッシュヘアーで目を隠している流行りとやらに乗った大学生のような見た目をして受付にいる店員に対して睨みを利かせていた。
「お客さん……あんたも、能力とやらを持ってるタイプの人間ですよね?……害を与えるなら私が直々に相手してあげますよ…」
店員は何かを察し、腹の奥をキツく締まるほどに括りあげている。
「お前は俺とやって勝てる訳が無い。お前の能力じゃ無理だろどうせ。お前の能力は敵に能力があるかどうか、それを判断する能力しかないだろ。」
冷静な判断と明晰な頭脳でテキパキと相手の能力を分析し淡々と能力の解説をしている。
「お客さんの能力は……風の能力ですか……確かに私じゃ相手にならないかと思いますが……何かようですか?」
「俺はお前らの組織に入りたいんだよ……嘘かどうかはお前の能力かなんかで分かるんじゃねぇのかよ……」
店員のクエスチョンに対して、しっかりとアンサーをして店員が静かにカウンター内へ入れ、店員の裏にあった鉄製の冷えきったドアノブを回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 17:48:34
6031文字
会話率:70%
――世界の法則を捻じ曲げる力が、この世界には溢れていた。
五十年前、突如として発生した超自然災害『リアルラグナロク』。世界終末の四十五日間は、人類に変異と『神化』を齎し、この世界に干渉して物理法則すら捻じ曲げる異能――『神の力』を与
えた。
突如として力を得てしまった人々はそうでない人たちから恐れられ、差別され、ついには迫害の対象となった。
そんな中世の魔女狩りにまで時計の針を逆回ししたかのような惨状を、一つの都市が救った。
その都市の名は『天界の箱庭』。神話の神々のように世界へと干渉する『神の力』をその身に宿す異能者達最後の楽園だった。
『神の能力者』と呼ばれる〝力〟に目覚めた人々を保護、管理するその実験都市に暮らす平凡な少年、東条勇麻もまた、その身に『神の力』を宿す異能者である。
幼い頃、兄のように慕っていた憧憬の英雄を自らのせいで失った勇麻は、巨大な十字架をその身に背負って生きてきた。
そんな勇麻は夏のある日、夜の公園で純白の少女と出会う。
「……アリ、シア。私の名前は、……アリシアだ」
紛い物の英雄と、空っぽの少女が出会う時、運命の歯車は静かに噛み合い物語は動き始める。
物語の主人公として痛みを伴う険しい道を、紛い物の少年はそれでも歩み続ける。
……少年は、誰もが手を取り合って笑い合える、そんな綺麗事《セカイ》を欲していた。
――これは、紛い物から始まる英雄譚――ではない。
これは、誰かと勇気を求め手を繋ぐ、そんな勇気を求めた紛い物の英雄の少年と、そんな少年に救われた純白の少女の物語。
神を模倣した者達の紡ぐ、希望の物語。
※※※人類は終了しました。観測可能範囲から、人類反応の消失を確認。本書が収集すべき叡智の更新が大幅に停滞・停止しています。叡智収集の為に復旧作業を急いでください。
また、要観察対象の魂《データ》復旧を受け、これまでの物語が再度閲覧可能になりました。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました※※※
※※※叡智の更新停止に伴い、余剰リソースを用いた設定集が解禁されています。こちらの執筆・更新は『天智の書』の気紛れかつランダムに行われておりますのでご了承ください※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 01:05:52
3965834文字
会話率:23%
そこは、女神”イシィリア”が生み出し管理する、少し変わった中世に似た世界。
そんな世界の小さな国”アウラ”で生まれ、少しコンプレックス持ちながらも、元気で聡明に育っていた少女”エミリア・ハーチ・クリオ”。
ある日、二人が出会った時、あ
まりにもの可愛いさに異常なほどの関心を抱いた女神が、「自分自身の為に使いなさい」と、エミリアへ特殊な能力を与える。
そして四年後、エミリアの前へ”タロウ・ヤマダ”が転生者として現れる、彼もまた女神から能力を得ていた。
しかし、タロウにはこの世界が快適な環境では無い為に、前世の知恵と女神の能力で生活環境の改善を試みだす。
また、タロウのもたらす異文化の情報と、タロウの人となりに、どんどん魅かれていくエミリア。
そんな二人を中心に、ちょっと変った世界でのお話……かな?。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 15:19:39
352010文字
会話率:21%