全てが上手くいかない『俺』は全てを捨てる事にした。瞼を閉じた暗い世界で掛けられた声に適当に応えていたら遂に意識を手放した……筈だった。
無意識に開けた視界の先には見覚えのない外の世界。
まだ生きている実感を理解できないまま自身の変化に
疑問を持ちつつも、もう一度『俺』を終わらせるために眠りにつく事にするが……。
生きるという事に希望を見出せない少女が自身の命の重みという自覚を持たないまま終わりを求めて世界を放浪する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:58:15
6097文字
会話率:12%
「初日(はつひ)さす瞼(まぶた)の重い平(たい)らかさ、」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2025-01-01 19:00:00
289文字
会話率:58%
盲腸で入院してからはや1か月。
退屈な病院生活に飽き飽きしていた頃、とある病室でベッドに腰かけながら窓辺を儚げに眺める天使のような少女を目にした。
純白の髪色。眠たげに垂れる瞼から覗く透き通った瞳。
そしてうなじから不自然に生えた
黄色い結晶。
彼女は人体結晶化という難病を抱えた患者で――――
そんな現実離れした容姿の彼女に思わず目を奪われた僕は、ひょんなことから彼女と知り合うことになった。
そして、僕の好意に気づいた彼女は、とある課題クリアを条件に、自身が病気で死ぬまでの期限付きで恋人になってもよいと大仰に言い放つ。
少女から言い渡されたその課題とは――――。
そして、後に明かされていく彼女の正体は――――。
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難病を抱えた謎多き少女と紡がれるハートフルなファンタジーラブコメ小説になります。
面白いと思った方、評価・ブックマーク等いただけると泣いて喜びます(´∀`*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 17:20:01
58354文字
会話率:23%
ある日、少女は思い出した。
自分が生まれる前のこと。
今なお瞼の裏に鮮明な、死闘の記憶。
そして、少女は目を覚ます。
「えっ……めっちゃ可愛い。天使じゃん。遺伝子大勝利」
これは「王子様に守られるか弱いお姫様」に憧れた、少女の奮闘期
。
※女性向けの恋愛ものを目指してます。そこに申し訳程度のファンタジーとバトルをふりかけていきます。
追記
※書き始めたら恋愛要素がなかなか出てこなかったです。暫くお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 01:14:33
450457文字
会話率:35%
眠りから目を覚ましたら、戦国時代の武田晴信の次男、武田信親の幼少期の体の中にいた。
何でこんな事になったのか?目を開く事も出来ないのに、どうやって生きて行けと言うのか?
そもそも、このまま時間が経過したら確実に織田信長の甲斐侵攻時に殺
される。
不幸中の幸いと言うべきか、自分には多少の知識はある。これを利用して、何とか生き延びよう。
これは後に『今荀彧』と呼ばれる事になる、男の物語。
注意
①主人公は盲目の為、たまに現代日本では差別用語となる言葉(盲:めくら)等が出る事があります。また主人公は全盲ではありません。いわゆる奇形の一種で、瞼が少ししか開かない、という設定です(視野が凄く狭い)。
②武田家が中心になる為、割を食う御家が多々出ます。
③戦争描写は少なめ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:00:00
1946155文字
会話率:41%
転生した主人公は、猫があけた障子の穴をもとに戻せる力を持った。
最終更新:2024-12-12 23:25:34
2468文字
会話率:40%
中條綾。三十一歳。OL。
彼女が人生で初めて好きになった漫画『最強で何が悪い!』にて登場する主人公の幼馴染、シオノが先日主人公のオイキャスの犠牲になり死んでしまった。初めて好きになった、推しキャラであるシオノがなくなった悲しみに暮れ三日ほど
寝れなくなってしまう。とうとう寝られると思い瞼を閉じ意識を失うように眠った綾は目が覚めるとそこは自分の家ではなく推しがいる世界だった。訳の分からぬ状況にさらに追い打ちをかける連載の打ち切り?という概念が世界の運命を大きく握る!?
はたしてアヤは‘‘シオノの死‘‘という運命を回避することはできるのか!?
そして『異世界』にはとある秘密があり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 23:10:00
91356文字
会話率:49%
絶望の果てに亡くなった少年。
目を覚ました彼の前には光を通さない真っ暗な空間。
何も聞こえないし、何も写さない空間でただ一人。そんな暗い闇に少年は沈んで行く。
「‥‥見つけた」と囁く声がした。突然の光に包まれる少年。次に重い瞼を開ける
と見知らぬ女性に膝枕をされていた。
触れた言葉は短い物であったが、彼の心に再び小さな光を宿し深い眠りへと誘われる。そして、再び目を覚ますと、背が縮み、姿が別人になっていた。
状況が分からない少年は何かに導かれるまま、洞窟の奥へと歩き始める。
邪龍、 魔王、 そして人。
様々な思惑が交差する醜い世界。そんな世界でも温かな出会いの数々。 取り戻していく記憶。
そして、過去の傷。
森の中で傷心の少年がほのぼのと暮らしながら転生した世界で強かに生きていく。
女神に保護され、『守護者』としての責務を負う少年が優しくも過酷な環境の中を縦横無尽に駆ける。
その先に待つは、
後世からは、『幻叡郷』と綴られる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 05:00:00
814350文字
会話率:34%
どうしようもない彼氏に、身も心も捧げますか
不器用で地味な性格 の私は、大人の女に夢みて東京都言う都会に来たものの 実質変わり映えしない毎日 、そんな時、私にも彼氏ができた。 二重瞼で自信に充ちていて、 私をリードしてくれる理想の彼氏‥‥だ
ったはず。 そう、たった1つをのぞけば。 彼は働かないヒモだった⁈
カクヨムにて掲載された作品のリメイク作になります。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-07 06:00:00
5630文字
会話率:24%
昨日と明日を繋ぐ今日。
代わり映えのない毎日。
日付が替わって訪れた今日が昨日の続きであることを、僕たちはどうして盲信しているのだろう。
平凡な日常が今日も訪れてくれる保証は、何処にもないのに、僕らはそれを疑うことなく、瞼を閉じて夢の
中にに沈む。
誰かの日常が崩壊するのは一瞬だ。それは大抵、望んでいない時にこそやって来る。
青天の霹靂とは、まさにこの事だ。
学校一の美少女から告白された瞬間、僕は"地獄"に飛ばされていた。
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※別タイトルで投稿していた作品のキャラを一部流用し、世界観や設定をがらりと変えて、加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 09:30:00
32922文字
会話率:47%
――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 12:12:07
218544文字
会話率:31%
人間に嫌悪感を抱きながらも、真面目に働いて、坦々と生活していた天塚蒼子は、出勤の途中で突然迫りくる死に直面した。逃げられない死の影に、そっと呟く。
『 次に生まれ変わるなら、人間以外がいいな 』
その後の、天塚蒼子の記憶は無い。次に瞼を
開けて、目に入ってきたのは美しく大きな翼を持った天使であった。己も天使として生まれ変わっており、天使業務が次の彼女の仕事となった。
天使の仕事は主に2つ。1つめは、担当する人間を天使の囁きで善き心に育てること。2つめは、その人間を守護することだ。天使は戦闘職種なのである。敵はもちろん悪魔の囁きを繰り出す悪魔。
担当をすることになった人間も大変な問題児であり、奮闘する彼女の人生と天使生のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 23:17:00
28874文字
会話率:47%
2020年夏 うまくいかない人生に嫌気がさした少年は
学校での自習中
「人生は一度きり」だと勇気を振り絞り、2階にあった教室の窓から飛び降り、そのまま学校を去るという奇行に走った
彼の目的は異世界転生することだった
山の上で仰向けになり、
空を眺めていた彼は目を瞑って眠ろうとする
その瞬間 彼の瞼の裏から突如として光が消えた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 15:20:14
20813文字
会話率:48%
四月も半ばを過ぎたにもかかわらず、寒波が街を覆っていた。
「寒い、寒い」と呟きながらアパートの部屋に帰ってきた男は、すぐにストーブを点け、コートやマフラーを脱ぎ捨て、ストーブの前にしゃがんだ。
体が温まると、彼は欠伸を一つした。瞼を重そ
うにして、ストーブのオレンジ色の光をぼんやりと見つめる。
うつらうつらとし始めたとき、ノックの音がした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-24 11:00:00
1924文字
会話率:43%
「おじいちゃん、聴こえる? ねえねえ」
「ふふふっ、聴こえてるよ。きっとね……」
「疲れてるみたいだ。もう休ませてやろう」
「あたしたち、明日また来るからね!」
「そうね、また明日来ようね……」
「そうだな……じゃあね、父さん……」
ああ、また明日……。そう声に出せないおれは、届いてくれと願いながら心の中でそう念じた。孫の元気いっぱいな声と息子夫婦の優しい話し声が遠ざかっていく。
やがて、「ご臨終です」「お疲れさまでした」と、そう聴こえた気がした。
瞼の向こうに感じていた病室の蛍光灯の光が徐々に暗くなり、そして完全な暗闇になると、過去の自分が映像となって浮かび上がった。それは、物心ついた辺りから始まり、青年期、成人期、壮年期、老年期、そして最後、【fin】の文字が浮かび上がると、再び目の前は明るくなり……。
「お疲れさまでした」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-27 11:00:00
2185文字
会話率:54%
遠い昔、銀河系にて……
銀河帝国の圧政に立ち向かうべく、結成された反乱軍であったが、戦況は反乱軍側が劣勢を極めていた。
帝国の軍隊はこの銀河において、屈指の強靭な肉体を持つ種族で構成されており、一人で反乱軍の兵士三人分の戦力に相当す
る。彼ら反乱軍を待っていたのは一方的な蹂躙であった。
だが、反乱軍は多大な犠牲を払い、帝国が研究中の究極兵器の試作品を奪取することに成功した。しかし今、帝国の戦艦が逃走中の反乱軍の宇宙船を捉え、続々と兵士を送り込み、反乱軍の指導者であるルローラ姫を捕縛しようとしていた。
絶望的な状況に見舞われた。しかし、どんなに苦しい時でも瞼を閉じさえしなければ、希望の光を見つけることができるのである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-11 21:10:00
1287文字
会話率:75%
ある日クラスメイトから聞いた、瞼の裏にいるといううらびとの話
最終更新:2024-08-04 17:05:51
3950文字
会話率:30%
瞼が腫れて氷がしみたなぁ
みずってありがてー
みずいろ 。
普通に、ラッセンがすっきー!!な、、わけではありません ゴッホ好きです
キーワード:
最終更新:2024-07-03 01:16:31
466文字
会話率:0%
あなたはわたしの瞳を守る瞼になってくれた
キーワード:
最終更新:2024-04-01 22:59:08
370文字
会話率:0%
その夜、真奈美はベッドに横たわりながら、ただ静かに瞼を閉じていた。窓から差し込む月明かりが、薄いカーテン越しに柔らかく部屋を照らし、静寂の中に彼女の呼吸音だけが響いていた。
突然、何の前触れもなく、彼女の体にじわじわと熱が広がり始めた..
..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 09:15:40
857文字
会話率:0%
大学一年となった友利智はトラブルに巻き込まれず、順風満杯な大学生活を送っていた。初めて出会った人物、千葉彩花と付き合うこととなり、悩み事も、辛いことさえ何もなかった。しかし、そんな日々も、一瞬にして消えてしまう。目の前で彼女がトラックに轢き
殺されてしまったのである。だが、現実から目を背けたい一心で、瞼を閉じた時、彼女は、平然と何事もなく立ち尽くしていたのだった。
そして、なぜ彼女が生きているのかと何度も悩みながら迷走する友利は、究極の二つの選択を迫られることになる。
ちょっぴり考えさせられる青春恋愛小説。
「あなたは大切な人が目の前から姿を消した時、どうしますか?」
大晦日に書き上げたものなので長編ですが、一応原稿は完成しています。
都合上、長編扱いとなってしまっていますが、後々、その理由も分かると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:31:18
25613文字
会話率:45%
放課後の教室で。何気なく拾った一冊のノート。
誰の?
名前も何もないノート。誰のものか確かめたくて、ノートを読んだ俺は、胸が苦しく切なく、泣きたいぐらい、ワケのわからない衝動に駆られる。
「読んだのか? これを」
慌てて戻ってきた
ノートの持ち主。クラスメートの桜町。
「頼むから、このノートのことは忘れてくれ」
そう懇願され、俺も忘れるつもりだったのに。
そこから、少しずつ、少しずつ。
友だち、五木と川成とバカをやるだけの日常が変わっていく。
ついさっきまで見てたはずなのに全く覚えてない夢。自分の体なのに、別の誰かが乗り移ったような動き。不気味な既視感。
歯車が軋んでズレていくように、俺のなかの何かが少しずつ変化してる――気がする。
「頼む! あのノートの小説、もう一回読ませてくれ!」
拝み倒し、どうにかノートを借りることに成功するも、桜町から「これはあくまでフィクションだから」、「読んだら内容は忘れてること」と念を押されて。
(……これって、まさか)
小説の内容と、掴むことのできなかった夢の記憶が、少しずつ重なっていく。遠いとおい昔、戦乱の世にあった、悲しい男女の物語。俺の身の上に起きた、遠いとおい過去の記憶。
(俺の前世って、まさか……姫?)
悲恋の片割れ、千寿姫。瞼を閉じるたびにまざまざと浮かび上がる姫の姿。胸に響く姫の心情。これで俺が姫じゃなければ、誰だったっていうんだ。
(ってことは、どこかにアイツも、どこかで生まれ変わってるのか?)
久慈三郎真保。姫の父親を殺した男。許嫁のいた姫を、領地と一緒に我が物にした、傲慢極まりない男。俺がここに生まれ変わってるってことは、アイツもこの世界のどこかいにるってことか?
千寿姫だった俺と、真保かもしれない桜町と。
前世の俺と、現世の俺と。前世のアイツと、現世のアイツと。
過去と今を巡る、新里千尋と桜町和真の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
87341文字
会話率:35%
テンプレ的異世界に転生したルイス(旧 碧人)。
魔法や錬金術が生活に使われ、階級制度が根付いて獣人だって多く街を行き交っている。空は高く澄み、暖かく包み込む太陽に歓迎するように背中押す風はさながらゲームのオープニングのことだろう。
だがルイ
スは愕然とした。恐怖に慄いた。
みっともなく足が震え自身を抱いた腕に力を込めることもできず白目をむきそうな眼を瞼を見開くことでどうにか体面を保っている。
目の前の税を尽くしたような城に相反するスラム住のような子。既視感がある。知っている。知っているのだ。前世寝る間も惜しんで読んだフィクション小説の数々にゲーム。テンプレなこの世界。虐げられている子供。
このガキ悪役だろ!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:52:39
6996文字
会話率:25%