若き法医学者、月見里流星の元に、一人の弁護士がやって来た。
自殺とされた少年の死の真実を、再解剖にて調べて欲しいと言う。
しかし、解剖には鑑定処分許可状であるが、警察は再捜査しないという。
しかも、葬儀は翌日。
遺体が火葬されてしまっては、
真実は闇の中だ。
たまたま同席していた月見里の親友、警視庁・特殊事件対策室の刑事、高瀬と共に、3人は事件を調べていく中で、いくつもの事実が判明する。
果たして3人は鑑定処分許可状を手に入れ、少年の死の真実を暴くことが出来るのか。
単体でお楽しみ頂ける「不動の焔」スピンオフ!
お気に召して頂けましたら、是非、本編も宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:02:43
23953文字
会話率:46%
まずい……このままでは……。死ぬ……いや、それはいい。よくないが、いい。まずいのは……。
「……これでいい、か。よし。あばよ、名探偵」
「そ、そいつ探偵だったんで?」
「いや、知らん。ちょっと言ってみたかっただけだ。フッ、だがそういう
ことだ」
「はい? どういうことですかい、アニキ」
「こうして細工しておけば警察、それに世間の連中も勝手にストーリーを作ってくれるだろうよ……」
「真実は闇の中、ですね」
そう、それだ。おれとこの見ず知らずの女を殺し、逃げて行ったあの連中が何者かは知らない。ヤクザか、他国のスパイか、それとも闇の秘密組織……ああ、ほら。おれでさえこうして勝手に想像してしまうものだ。
そう、勝手に……このまま死ねば、ここで起きた事も好き放題、憶測を立てられてしまう。おれはただ巻き込まれただけの一般市民なのに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 18:00:00
2916文字
会話率:37%
浮気をした男とその婚約者の、すべてが終わってしまった話。
最終更新:2022-09-11 08:58:37
16017文字
会話率:6%
聖女ロミアは偽聖女として断罪され、婚約者であった第二王子のギルバードに婚約を破棄されてしまう。
けれど、ロミアにとってそれは聖女というシステムから逃れる、希望の光だった。
前世の記憶を持ち、聖女という存在に懐疑的な目を向けていた少女の独白
。
※この物語は最後の2行を除いて全てが彼女の独白であり、真実は闇の中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 05:36:22
7223文字
会話率:20%
勇者召喚を行った王国が一夜にして滅んだという。人を人でなくする恐ろしい呪いの品が使われたとも、国民全てが天国へ誘われたとも言われている。語る者もおらず、真実は闇の中である。
最終更新:2021-05-27 06:00:00
593文字
会話率:34%
子爵家令嬢のエレノアは、その出生が望まれたものではなかったため、家族から虐げられていた。
しかし、ある事故をきっかけに、彼女は子爵家の存続のために婿養子をとることになる。
もともと婚約者でもあり、エレノアも慕っていたコナーとの結婚。やっ
と幸せになれる。彼女はそう思っていた。
しかし、結婚後に、コナーが自分を妻として扱うつもりがないことを知った。それがわかっても、エレノアは彼の手を離すことができない。
実はコナーの周辺では不穏な事故が立て続けに起きており、世間ではその養父であるリフリー伯爵が裏で糸を引いていると専らの噂だった。
たしかに、コナーの両親が暴漢に襲われ、エレノアの家族も事故で亡くなっている。
たとえそれが仕組まれたものだとしても、その災難はエレノアにとっては都合がよく、コナーを繋ぎ止めるための手段として、彼女はかわいそうな娘を演じ続けことにした。
四話完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 08:14:58
14575文字
会話率:23%
真実は闇の中…。
暗闇を照らす蝋燭の明かりは誰を映すのか…!
大して長くもない話にそんなでもない落ち!
これを投稿するという恐怖に震える者は私か、それとも…!
停電した時のために蝋燭とライターは準備しておこう!
最終更新:2019-08-09 00:57:31
2234文字
会話率:3%
デスゲームが始まった。目を閉じ耳を塞ぐだけじゃ何一つ終わらないぜ。
何もしなければ何も始まらない。凄惨な殺し合いも、ヒロインとのいちゃらぶ展開も、熱い友情も、君はそれでいいのかい。別に構わない、そうですか。確かに困るのは作者だけ。
何かを壊
しても虚しいだけだというのに。山を焼き、野を拓き、人は豊かになった。そうですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 22:43:30
5083文字
会話率:36%
はたしてそれは凶悪事件なのか。真実は闇の中。
最終更新:2017-01-15 00:40:07
381文字
会話率:70%
どうしてしたのか、被疑者に聞く事は出来ない。
最終更新:2013-06-01 00:00:00
379文字
会話率:32%