【原稿10万字完結済|弱そうなスキルで無双するハードモード異世界転生系妹ラブコメ】
異世界転生したけどチートもないしで病弱な妹のレベル上げしてたら、日本から転生してきた妹を自称するエルフとダンジョンに行く事に。そんな中、自分のスキルがある
意味チートなのではと気付いた。
異世界転生小説の最初のほうの苦労してどんどん強くなるところが好きなあなたに。
そしてラノベといえばラブコメ要素も外せない、三角関係は定番だしやっぱり妹も捨てがたい、でも最近はよく喋るオタク女子がいい感じというあなたに
ハードモード転生ですがテイスト的にはざまあ無しほのぼの系シチュエーションコメディとなってます。同好の皆様に楽しんでいただければ幸いです。
原稿では10万字で完結してますのでエタりません。ご期待ください!
2022年9月23日より毎日更新予定! 全34話
(カクヨムにも掲載しています)
twitter:@yamamori_yamori折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 14:00:00
387668文字
会話率:56%
トリフィリス王国の地方伯爵家に属する我らドラクロワ義兄妹は転生者だ。妹である私・エクレールの前世は、オタ活に励んでいたしがない日本人女性で、義兄・シュトロムの前世は、トリフィリスの歴史に名を残す史上最悪の邪竜様だ。
私の影響を受けて推しに必
死なオタクと化した義兄様と共に、日々を楽しく過ごしていたのだが――ある日、日本人転生者な辺境伯様に、この世界がとある恋愛ゲームに酷似している事を告げられると共に、忠告を受けてしまう。
「えっ……私、原作前に死ぬサブキャラなんですか? 義兄様、ガチのラスボス枠なんですか? マジで?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 19:29:04
50545文字
会話率:38%
ラスボス系義兄ことシュトルム=ドラクロワ伯爵令息と、彼の推しであるスフォリア=ブランシュ侯爵令嬢が正式な婚約を結んだ翌日のこと。私、エクレール=ドラクロワは義兄様の管理する別邸で彼の悩みを聞いていた。
「嗚呼……僕はどうしたら良いんだろう?
スフォリア嬢を本当に幸せに出来るのかな……?」
「早過ぎるマリッジブルーかな?」
見た目は冷徹貴公子、思考は図太く無意識外道。そんな義兄様が私以外の前で見せる外面は、悪いという一言に尽きる。
「俺の周りを嗅ぎ回っている野犬を躾けてこい。手段は問わん――「好き」にせよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 02:59:06
10664文字
会話率:33%
「今日もスフォリア嬢が可愛くて尊い」
光竜を先祖に持つ、名門貴族ドラクロワ家の時期当主である我が義兄、シュトロム=ドラクロワは、麗しいかんばせを悩ましげに歪めて熱っぽく溜息を吐く。口にする言葉が残念なのは主に私の所為なのだけれど、これには深
い訳が――特になかった。いや、単なる不可抗力としか言いようがない。だってまさか、初対面で異世界からの転生者だと看破されるなんて思わないじゃん? 私の記憶から語彙を拾って学習されるとは思わないじゃん? 不可抗力にも程があるよね。故に私は、私に出来ることをするのである。
「それで、ロム兄様。今日のスフォリア義姉様はどのようなご様子でしたの? エルにお聞かせくださいまし」
「エル、普通に喋っていいから聞いてほしい。僕の推しが、とんでもなく、かわいいんだよ……」
「うん、それも知ってます」
――これは、剣も魔法も異種族も盛り沢山なファンタジー異世界で、ラスボスやっててもおかしくなさそうな我が義兄様が、愛しの推しを嫁に迎えるに至るまでを私的に記録したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 14:58:07
7540文字
会話率:35%