何気ない日常の学校生活での一コマで、そんなつもりはないかもしれないけれど、自分でもいつの間にかスイッチが『オン』になってしまう瞬間。
ここから『恋』が始まるかもしれないし、始まらないかもしれない――。
そんな瞬間を集めたオムニバ
スアオハルストーリー。
※冒頭のお話しは独立短編で掲載した物の再掲載です。
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。
※この作品は連載形式ですが、不定期更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 17:12:45
5446文字
会話率:55%
ぴいぃぃぃぃぃい!
甲高い笛の音と共に男子も女子もトラックの輪の外側から内側へと躍り出た。
その眼はどれも血走り、狩られる者など誰もいないかの様に見えた。
今日は高校の体育祭。
次々と脱落者が出る中、俺は必死で隣の席のあの子を
見つけようとトラックからはみ出さない様走りつつ探していた。
これは異能なんて持たない「平凡な俺」の、戦いの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 09:06:23
1000文字
会話率:19%
中学生になり、急に男子も女子もお互いを意識し始めて戸惑う少女、立野蒼(たてのあおい)。自分はどちらにも属せていないと悩んでいた。
そんな蒼は「好き」という言葉で片付けたくない気持ちを抱くようになる。その蒼の特別な存在だった青木澄広(あおきす
みひろ)は、猫を助けるために死んでしまう。澄広の死を受け入れられず、悲しみにくれる蒼。そんな蒼の前に現れたのは澄広の幽霊だった。
なぜ澄広は蒼の前に現れたのか? 中学生活に馴染めず、部活のハイジャンプばかりに打ち込む蒼は、自分の性と異性を好きになるという感情を受け入れられるのか?
とっつきにくい思春期少女蒼と笑顔が爽やかな素直少年澄広の二つの視点から書いた青春恋愛小説。
どちらかというとライトノベルっぽくないかもしれません。
*別ペンネームにて「空の時間」として公開していた作品を大幅に改稿したものになります。盗作ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:00:00
52323文字
会話率:29%
二年前の「男女教育機会均等法」によって共学化した天童塚女学院。そこは共学とは名ばかりの、お嬢様達に支配されたガラパゴスだった。制服は男子も女子もセーラー服。男子トイレの施工業者は謎の不況で倒産し、学長からのありがたいお言葉は「なら漏らせ」。
そんな学園で生き残れるのはーーこの絶世の瀬涯桃様だけってわけ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 03:00:00
22474文字
会話率:51%
憧れの職場、魔法防衛部。
バイブルにしている魔法少女の小説と同じ道を選んだ私は、無事、採用試験に合格。期待に胸を膨らませながら、魔法師団の寮へとやってきたのですが
、男子も女子もすでに問題勃発中? 楽しく過ごしたいのに前途は多難のようで……
。
しかも最悪なことに、私、実力ではなくて、賢者のお祖父様のごり押しで合格したみたいなんです。
それも含めて、思っていたのと違うことだらけだけど、せっかく入ったので、とりあえずお仕事頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 08:37:39
166992文字
会話率:50%
文化祭のために持ち込まれた不思議なオブジェ。そこから放たれた光は、1年2組の生徒たちを異世界へと連れ去ってしまう。
現実世界の下にあるという『魔界』で彼らを待ち構えていたのは、彼らの担任の先生だった。
「敵を倒して世界を救う、そんなゲ
ームが大好きな君たちであれば、きっと何とかしてくれるだろう。そんな気がしたのですよ」
「でもさー、先生?」
「ハイ、なんでしょう?」
「たしかにウチのクラスは、男子も女子もゲーム好きばっかりの変人クラスだけどさ。なんで委員長まで連れてきたの?委員長だけは、そういうゲームを一度も遊んだことないんですよ?」
「……まぁ、そういうこともありますよね」
「先生、質問です!このステータスの数値はどのような基準で算出されているものなんですか?」
「先生、なんで皆、わざわざ魔法名や技名を叫ぶんでしょうか。そんな風に相手に宣言しちゃったら、対応されちゃいません?」
「先生、魔法で防御力が上げるからって、布面積を狭くする理由が分かりません!!」
「先生っ!!」
「……ヤスラギ君、あとで私の部屋まで来るように」
クラス丸ごと異世界転移。
RPG未経験の委員長でも、クラスをまとめるくらいは出来る……はず?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 12:00:00
29691文字
会話率:28%
高校二年生になった季松正人(すえまつまさと)は石榮雪織(いしえせおり)に今日も睨まれていた。
彼女は俺のクラスの転校生で、男子も女子も息を呑む程の超美人、しかも胸もデカい。
見た目はクールでとっつきにくいのかと思いきや社交性も高い為、最早そ
の人気は言うまでもなし。
だが、俺だけは話し掛けられないどころかほぼ毎日睨まれるのみ、何だこの理不尽!
スクールカースト上位様の考えることは分からない……だが俺は絶対に負けない!この逆境を必ず乗り越えてみせる!
しかし――実は石榮と季松は幼馴染で、彼女は嫌いどころか好き好き大好きなのであるが、彼の前では超口下手な彼女は想いを伝えられず、いつも遠くから彼を見つめているだけなのであった。
すれ違い続ける二人の想いが交わることはあるのか……心理戦?もあるかもしれない?スクールラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 22:05:03
117106文字
会話率:54%