会計院庶民課納税係で働いていたコレット・レイビィは、ある日出向を言い渡される。男社会のなかで煙たがられようとも頑張り続けたコレットだったが、ついに左遷かと覚悟を決めて向かった先は何故か王城の、王子殿下の執務室。どうやら会計院庶民納税局顧問の
親族を助けた縁で、王子殿下の私財管理を任命されることになったのだ。だがコレットはできれば断りたい。何故なら彼女には、誰にも言えない秘密がある。それはコレットがかつてノーランド伯爵令嬢だったこと。母は物心つく前に病死し、実の父親も事故で失い10歳にして義母に家を乗っ取られた。それどころかある事件に関わり王家への謀反を疑われ、伯爵家は爵位返上となり一族離散。幼いコレットは伯爵家で働いていた元家令の病死した娘に成り代わり、平民コレット・レイビィとなって生き延びていた。そんな下町で逞しく育ったコレットの新たな勤務先が、まさかの王宮。しかも上司が、生家没落事件と関わりのある王子様。垂涎ものの高額給金か、無職を選べと迫られれば、コレットはやるしかないと腹をくくるのだが……地位も財産も放棄したとはいえ、王家を欺いてちゃっかり生きていることがバレたら後がない。ならば全力でシラを切り通すまで!
執念のこじらせ王子と逞しい元令嬢の、勘違いが元凶のすれ違いラブ、の予定。カクヨムでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
518391文字
会話率:45%
隣国の侵略に遭い、領民を救うため20歳で処刑されることになったたソリス男爵タクヒール。
処刑の瞬間、彼を思う領民の祈りを受け、目覚める事のなかった領主としての【権限】と【スキル(時空魔法)】に目覚める。命が尽きる直前、【権限】で得た情報と共
に【スキル】で自身を転送する。
気が付くと彼の魂は時空を遡り、ソリス男爵家次男として生まれた直後に戻っていた。
その時初めて、自身は日本人で転生し、この世界に来たこと、処刑されたのは2回目の人生で、今は3回目の人生を生きていることに気付く。
前回(2回目)生きた知識、転生前(日本:1回目)の知識を活用し、これから訪れる男爵家の不幸を回避し、家族の命を救う事を決意する。
とはいえ、何の力も持たない子供の立場、できる事は限られていた。
歴史を知っている、というチートをどう役に立てるか、簡単な一発逆転なんてない。
内政という地道な作戦と根回し、努力で歴史に抗い不幸の回避を試みます。
タクヒールは歴史を変えることができるのか、辺境の男爵家次男坊の奮闘がはじまります。
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ご覧いただきありがとうございます。
初めての投稿で要領を得ず、不慣れな部分はご容赦ください。
誤字や修正などご指摘があればありがたく頂戴いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 10:00:00
1838191文字
会話率:28%
核戦争後、人類は滅亡することなくたくましく生き続けた。
彼らは、被害の少なかった南半球の孤高、オーストラリアに根を張り、母なる大地を『サルフ』と呼んだ。
原住民の子孫が打ち立てたビクトリア王国と、かの国を宗主国と崇める七王国。その繁栄
をよそに、北方の辺境で生まれたザルツ王国は、厳しい環境で鍛えられ強くなった。
ザルツ王国は豊かな南部に侵攻しビクトリア王国を滅ぼし、帝国として七王国を支配する。
暗黒の時代が訪れる中、ある伝説が生まれた。
ビクトリアの治世を望む彼らは、消息不明の王子が生きていることを願い、それが伝説を生んだのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 23:25:01
248282文字
会話率:29%
あるところに、百年周期で現れる魔王がいた。
人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。
度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。
しかし、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。
名をシグルド卿といい
、六十歳を迎えた老人の男だ。
元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。
しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。
当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。
そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。
それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。
これは役目を終えた老英雄が旅をし、様々な人々と出会い別れ、そして救っていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 08:31:01
52064文字
会話率:52%
廃校に置かれた鏡には秘密がある。
それは、意思を持つ付喪神として生きていること。そして同じく意思を持つ魔法の鏡たちが集う「御伽の鏡」や「巣穴の鏡」らと繋がる謎の空間「鏡回線」に参加していることだ。
美意識高めなオネエ「御伽の鏡」の悩み相談や
、天然で騒がしい「巣穴の鏡」のトラブルに巻き込まれ、平穏を望む「廃校の鏡」の日常は今日も波乱の予感……。
魔法の鏡たちが織り成す奇妙で愉快なファンタジーコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 23:00:00
2845文字
会話率:8%
出着点
人生はいつも出発点であり、到着点でもある。
中学三年生の羽澄柚希。
ある日幸せが起こった直後に絶望に落とされる。
その絶望から立ち上がるまでの奮闘とそれを支える周囲の優しさ。
生きていることを、笑えることを、幸せだと思おう。
辛
いことがあってもいつか自分の糧になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 17:30:00
439699文字
会話率:60%
今、この大変な時だからこそ、彼らが紡ぐ一つ一つの言葉が皆様方の確かな励みに、どうか生きる希望を持ち続けることの少しでも助力になれることを願って―
〝多くの皆さまに読んで貰えて、9500PV突破!〟
【皆様方にはあるゲームに参加して頂きます
。ルールは簡単、相手の目を―】
■皆に生きる希望を 何か一つの言葉が貴方を押し留めることを―■
“生き残る手は奴らの目を奪うのみ” そこには一人一人のドラマがあって―
貧しき少年:目崎悠人は若くしてその命を絶たれた。
そんな彼の元に一つの救いの手が差し伸べられる。
人を生き返らせる力を持った異能の眼球を手にすることは、はたして間違っていたのだろうか?
まさかそれが最悪の毎日を送るきっかけになろうとは………
死と隣り合わせの毎日- 人はなぜ生きたいと思うのか?
生の在り方、そして大切さ- その全てを貴方に贈る
【ゲームを通じて彼が感じていく命とは――。人となりに触れていき彼が示す道とは――。一度は亡くした命であっても、生きていることの尊さ、儚さ。それらを通じて鑑みる彼の目指すクリアの先に待つ果てにあるものは希望か………それとも絶望か】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 13:00:00
702331文字
会話率:35%
――僕は死ぬ運命にある。
ゲーム「ワールドリング」に転生してしまった少年ライル。
「ワールドリング」は、影の軍勢と呼ばれる脅威や魔物たちが蔓延る世界で、主人公レオナルドが世界中で紡いだ絆の力で、敵を打ち倒す物語。
天涯孤独だったことで身に着
けた力とやさしさで、レオナルドは多くの人との絆を結び、力をつける。
だがライルは、天涯孤独のはずのレオナルドの兄に転生してしまう。
本来いないなずの存在に自分がなってしまった。もし自分が生きていることで主人公が世界を救えなくなってしまったら?
ライルは自分が死ぬ運命なのだと自覚した。
だから彼は決意する。死なないだけの強さを持って陰に隠れて生きようと。
これは世界に見捨てられた男が世界に歯向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 22:39:07
64307文字
会話率:36%
―――同じ苦しみを味わう人達へ捧ぐ
キーワード:
最終更新:2024-12-28 23:34:57
29680文字
会話率:7%
人生70年色々な事がある。しかし、多くの出会いと哀しみもある、それも生きていればこそ。そうさ、生きていることこそ素晴らしい、そしてそれを支えて呉れた多くの人達に感謝しながら、過ぎ去りし日々に尚一層感謝したい。
親父、お袋、お義父さん、お
義母さん、本当に有難う御座います。残りの人生、確かなものにして生きて参ります。
美登利ちゃん有難う、貴女と結婚出来て本当に幸せです。残りの人生宜しくね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 14:45:08
127736文字
会話率:0%
母子家庭で育った神野美晴は、父親はいないものとして育った。母が亡くなり天涯孤独となったはずだったが、母は死の直前に父が生きていることをほのめかしていた。
最終更新:2024-12-11 02:00:00
163207文字
会話率:50%
私は獣になれる人間が存在する世界に生まれた。だけど、一部の獣達が自我を失い人を襲う事件が多発。そこで政府は亟級に君臨する「獅子・狼・豹・鷹・鷲」この危険な5体の獣達を管理下に置く、または処分するなど獣に対する法律をいくつか決めた。そのため亟
級の者達は獣とゆうことを隠しながら生きていることが多かった。そして現在高二で学校に通っている私も亟級に君臨する狼なのだ。
でも意外にも周りには亟級の獣が多い。私が知っている獣は5人だ。
ねっ?結構多いでしょ。
そしてもう一つ獣には特殊能力がある。それは「力」。獣の他に人間が持っていることも例外としてあるけど。
自分が持っている「力」は物を刃物や剣にして相手に飛ばせることができる。強いのかは知らない。
そんな私が政府に追われ、たくさんのものを失っていく中で見つけた
「獣の秘密」
そして私たちと同じ獣との未来を変えるための「テロ」。
高校生6人がこの世界を変えていく・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:00:00
6450文字
会話率:55%
死んだ人間が生き返るはずがない。一人の男を完璧な計画で殺した坂田は、マンションの下の階に殺したはずの男(博多)が生きていることを知った。彼をもう一で殺そうと会いに行くが、自分が殺したはずの男が自分のことを知っていた。そこで出てくる謎の人物綾
子。殺した博多の体を解体して証拠を消した。だがしかし、朝になると、その男は生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:06:38
814文字
会話率:57%
【富士の樹海より、もっと良い森がありますよ】
おっさんが絶望した時、こんな言葉が聞こえます。
生きていることが辛くなったときに、こんな魅力的な話が聞こえたら、思わず釣られてしまいます。
■主人公のおっさん(1971年生まれ)が、真面目に終
活をするお話です。
古すぎて、若い人には通じないようなネタが入っているかもしれませんが、
【コーヒー吹いた】等の感動の声が寄せられています。
■結局おっさんは、納得できる最期を迎えるために、異世界に行ってしまいます。
■ところが、異世界に何をしに来たのか忘れて、面倒ごとに巻き込まれ、けっこう楽しそうです。
■終活のお話です。終活完了まで投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:37:28
5034035文字
会話率:19%
竜人の貴族エリアザード家の四男として生まれた俺は、何故か竜の姿になれなかった。出来損ないと言われて、腹違いの兄たちに殴られる日々。いつか家を追い出されることは解っていたから。俺は鍛錬と実戦経験を積んで、一人で生きる術を身につけた。そして成人
になった18歳の誕生日。俺は予想通りに家を追い出される。プライドの高い父親は、最初から俺がいなかったものとして。凶悪な魔物が巣食う辺境地帯に捨てた。だけど一人で生きる準備はして来たし。竜の姿になれない代わりに、他の竜人よりも遥かに強い魔力と頑丈な身体を持っている俺は、辺境の魔物を瞬殺する。俺が生きていることがバレると、また命を狙われることになるし。もう故郷には戻れないから。他の国に行って自由に生きて行くつもりだ……性的な意味も含めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 19:11:50
34462文字
会話率:33%
これは、藤田ルミナの日記である。
作品を投稿していない日も、ちゃんと生きていることを報告するためにつくってみた。
これを読むことによって読者の役に立つか?いや、ある筈がない。
最終更新:2024-09-02 16:32:52
23271文字
会話率:0%
無くなった母の死相にスマホゲームの世界に生きていることに気付いたコートニー。自分の生首が転がる未来を回避する為、レベルを上げた。
最終更新:2024-08-01 18:45:14
17408文字
会話率:52%
魔力や魔術、魔法といった超常現象が今や当たり前となったこの世界で私めは<忌み子>として人々から忌み嫌われておりました。
なにせ私めはそんな世界において決して数は多くない魔力を宿さぬ<無魔力>の異端児なのでございますから。
そんな私はと
うとう生きていることすら許されず、次の競売で売れ残ることとなれば公開処刑にて斬首。
……しかし、それで良いのかもしれません。私めはこの世界における癌の様な存在なのですから。
そして競売当日。何もかもを諦め、死をも受け入れた私めの前に『あのお方』が現れたのです。
「――丁度、妾の召使いを探しておった所じゃわい。ここは景気付けに最低価格の十倍……いいや、ドドンと千倍の金貨百万枚で、其方を買うとするかの!」
<大魔女>アメルダ様。
その方のその一言が私めの全てを変えるキッカケとなったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 12:00:00
1600000文字
会話率:58%
読書が趣味という竹久優真をはじめとした青春群像劇
現実世界はつまらないと考え、読書の世界に耽る竹久は自己肯定感の低いままに高校生になり、それなりの生活を送る。
しかし、それは視点を変えてみることで見える世界はまるで変わるような劇的な世界で
生きていることを、本人はまだ知らない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 04:39:54
269562文字
会話率:48%
あなたを感じて
生きている
この時の中
生きていることを心に刻みながら
俺は生きている
貴女と俺
ずっと二人で。。。
最終更新:2024-06-27 03:25:06
220文字
会話率:0%