俺のクラスには東宝院さんという、異世界恋愛小説に出てくる悪役令嬢みたいなお嬢様がいる。
東宝院さんには安土という御曹司の許嫁がいるのだが、ある日東宝院さんが、無実の罪で安土に婚約破棄されてしまい……!?
最終更新:2024-09-06 21:02:56
5969文字
会話率:52%
もしも前世が勇者だったらどうする?
最終更新:2024-08-09 21:02:26
7329文字
会話率:47%
「でね、昨日観た『馬シャーク』っていう映画が、超傑作だったの! だって上半身が鮫で、下半身が馬の化け物なんだよ!? そんなの最強に決まってるじゃん!」
「何だその小2男子が考えたみたいな設定は」
とある放課後。
俺は今日も幼馴染の乃愛
(のあ)と二人で、家路を歩いていた。
乃愛はB級映画が大好きで、自分が観た映画をこうやってよく俺に話してくる。
その様がまるで気ままに甘えてくる猫のようで、何とも微笑ましい。
「絶対面白いからさ、今度岳(がく)も一緒に観ようよ!」
「ああ、いいよ。――ところで乃愛、今週の土曜日は、お前の誕生日だよな?」
「――!」
俺は心の中だけで一つ深呼吸してから、切り出した。
「あ、ああ~、そういえばそうだっけ? アハハ、すっかり忘れてたな」
乃愛はポニーテールの髪をプラプラと揺らしながら、頭を掻く。
まったく、こいつは。
――まあいい。
「――乃愛、お前に大事な話があるんだ」
「……!」
俺は真剣な顔で、乃愛に向き合う。
――俺は子どもの頃からずっと、乃愛のことが好きだった。
しかしなかなか勇気が持てず、告白できないままこの歳まで来てしまった。
――だが、今年の乃愛の16歳の誕生日だけは、どうしても彼氏としてお祝いしたい!
そのためには、今この時、告白するしかない――!
さあ、今こそ一生分の勇気を振り絞る時だ、俺ッ!
「――乃愛、実は俺は、前からお前のことが――」
「ちょっ!? ストップ!!」
「……え?」
の、乃愛?
「あっ、そういえば私、用事あるんだった! 悪いけど先帰るね! またね、岳!」
「えっ!? お、おい、乃愛!?」
乃愛は目にも止まらぬ速さで、ピューッと走り去ってしまったのであった。
……えぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:01:37
3082文字
会話率:42%
ここではない世界。剣と魔法の世界で、光と闇の戦いが行われていた。
一万年もの間繰り返された、“勇者”と“魔王”の戦い……。
この戦いにおいては、光の勢力の敗北が運命付けられていた、はずであった。
しかしいかなる偶然のいたずらか、闇の勢力の主
である魔王は敗北してしまう。
魔王は死に、その魂は異界へと向かう。そして、とある夫婦の子に宿った。
それから15年。転生した魔王は決意した。今度こそ自由に生きてやる、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:36:30
49639文字
会話率:32%
私立青龍高校都市伝説研究部。ただダベっているだけの部活になっていたため、ある日生徒会に「実績を出さなければ廃部」と警告されてしまう。後日、真面目に活動しようとしていた彼らに依頼が来た。そこから平和だった彼らの人生は一転する……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 00:00:00
61900文字
会話率:33%
瀬戸あきには、その人の持つ「恐れ」を「亡霊」として視認することができた。例えば、ある者の恐れを猫の亡霊、別の者の恐れをライオンの亡霊として。ほぼ全ての人間が亡霊を連れるなかで、幼馴染の小栗びおんは亡霊を持たない唯一の例外だった――。彼ら彼女
らの、「忘却」についてのお話し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 17:00:00
23219文字
会話率:25%
僕は先輩とともに科学部で活動している。ある日僕は人生の物語性について話すと、先輩からあるものを渡される。「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」について高校生がちょっと考えてみる話。
最終更新:2016-05-12 19:02:44
6748文字
会話率:26%
とある大学のキャンパスには不思議なねこがいた。
縄張りのキャンパスを練り歩き、学生たちとのふれ合いを描く物語。
人間に変身したり、
しません。
ですが、普通のねこではありません。
最終更新:2016-10-26 12:00:00
22612文字
会話率:24%
「俺は第226代目神事部葬送課狛犬、チャコ!おぬしら頭がたかぁ~い!」
茶色い毛を茂らせた中型犬が、椅子の上に仁王立ちになってそう叫んだ。
――――いや、意味が分からないんですけど!!!
中学三年生の古河ちかこは、ある日飼い犬のチャコに
話しかけられ、自分が『葬者』であることを知らされる。
Q葬者ってなに?
A死んだ神様をあの世に送る人間のことだよ
日常に潜む屍神の脅威、学校生活、犬、大好きな親友嫌いな男子、犬、迫りくる高校受験、犬。
ゆるく神様見送ります。
「さよなら神様」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 23:05:13
128866文字
会話率:46%
雨が大嫌いだった青年が、雨を好きになるまでの物語
最終更新:2016-08-05 08:00:00
4007文字
会話率:23%
とある高校生の実話。
最終更新:2016-03-30 19:00:00
211文字
会話率:0%
のぞみが16歳の誕生日を控え、突然紹介された婚約者は……忍者でした。今時忍者って存在するの?しかも見た目が恐すぎる……ヤのつく自由業にしか見えないし……。のぞみと忍者との恋愛と学園生活のお話です。
テンプレ要素満載です。よろしくお願いします
。
*他サイトへも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 12:00:00
57166文字
会話率:41%
人類の約八割が異能力者となった世界。異能力を使った犯罪率の増加により、能力に制限値(リミッター)が設けられた。結果、犯罪の抑止に成功し、発生率の推移は平行線を辿っていくこととなった。そんな世界で、何の異能力も持っていなかった水島玲は、ある
女性を助けようと奮闘し、眠っていた異能力を発現させる。だがそれは過酷な運命の始まりだった。※不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 07:00:00
46607文字
会話率:38%
諸君、この町は今日も紛争中です。
*能力者たちによる紛争が続くエリュオン・シティ。泣き虫な少女は新しい町と出合いに怯える。隠し事の多い少年は今日もアイスを食べる。悦楽主義の少女は転校生に目をかがやかせる。銀髪の少年は帰ってきた幼なじみのた
めに奔走する。冷徹な女は[陰の支配者]からの忠告に眉をひそめる。筋肉質な男は仲間のために体を張る。アイドルの能力者は歌を歌う。[陰の支配者]は唯一脅威の能力者の出現を知る。――そして、男は死んだ。
**群像劇。主人公は貴方が選んでください。
***桜木れもん、佐山まりるの二人で、リレー形式で書いていきます。【毎週月曜日更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 17:42:59
102623文字
会話率:47%
一見平和なようにみえる世界。しかし、遥かな昔より得体の知れぬ悪意が水面下で密かに蠢き、隙あらば人々に襲い掛からんと虎視眈々とその目を光らせていた。
そして、いつ崩れ去るかも分からないそんな世界は、『力』を持ち正義を志す者達の手によって、時に
様々な姿となり現れる悪意から守られていた。
だが、そういった悪意ある者達も一筋縄ではいかず、人を傷つける為の知恵を付けては、何度も人々に襲い掛かった。
更に彼らは『力』ある者の心を攻める事を覚え、それにより人々を守る為に戦ってきた『力』を持つ者達の多くが、次々にその戦列から離れていった。
これを重く見た科学者達は、この状況を打開する為の兵器製造に着手するが、半端な兵器では悪意ある者達には到底太刀打ちできない。最早これまでかと絶望する人々だったが、一人の科学者が開発した心ある人型兵器『装甲機人』の登場により、戦況は打開できるかに見えた。だが、研究所の謎の爆発により科学者は死亡、全ての装甲機人が消失した…
それから約十年後。邪悪が社会の闇にて猛威を振るい、僅かながらに残った正義を志す者達が抵抗を続ける現代。三条市にある私立三条ヶ原高校に二人の男女が転入してきた所から物語が始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 23:20:38
49969文字
会話率:40%
天才科学者である祖父を持つ河野慎。いつものように祖父の発明品を見せられる慎だが、今回の発明品は一味違うもので…。
最終更新:2015-05-13 19:26:03
6490文字
会話率:45%
精神的ぼっちの男子高校生が、学校を辞める前に一回しかない青春時代だからと「強情ポニーテール」というあだ名を持っている女子生徒に告白する。もちろん、思い出作りでしかないから断ってくれると思ってのことだったが、あっさり「イエス」の返事が来る。た
だし「私は、あなたのお兄さんに興味があるのです」と……。
お互い好き合っていないけど名目上は付き合っていることになった、そんな二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-04 00:42:22
102768文字
会話率:45%
ふたつのこころとひとりのものがたり。
別名、「希美が茜に惚れた理由」。
最終更新:2015-02-20 10:22:45
2781文字
会話率:49%
俺にかかれば女の子なんてすぐに落とせる──画面の中から出てこないけど。
「──さくちゃん。昔この場所で約束したこと、覚えてる?」
俺と同じ名前の主人公に、現実の幼なじみは絶対言ってくれないことを恥ずかしげに口にする幼なじみキャラ。
「ん
っ……あぁっ、ん、さくちゃん……あっ、あぁっ、んあっ」
画面の中で乱れる幼なじみ。それから俺は、異能の力に目覚めた。──なんでだよ!? 俺に発現した“未来予知”の能力。一見便利そうな能力だが、読める未来は五秒先まで。自分の意思では発動できないし、能力が発動されると迷惑な副作用が出やがる。そして困ったことに、俺のリアル幼なじみもはた迷惑な異能に目覚めてしまったらしい。
「あれ、お前も異能を使えるってことは……っ」
「やめて! お願いだからそれ以上は詮索しないで!」
俺たちの異能が発動した時、大事件(?)が始まる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-07 18:34:30
60853文字
会話率:39%
魔法、通称マギと呼ばれるものが当たり前に存在しているこの世界ーー
マギを使うことが出来る者を人々は皆ウィザードと呼ぶ。
暗い過去を持ったウィザードの少年、千凪貴人《せんなぎたかと》には一つの大きな目的があった。
ーーそれは自分の大切な人
を殺した一人の男と再会を果たすことーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 17:15:44
127817文字
会話率:43%
女子力が数値で見えるようになりました……男子高校生なのに! 男なのに女子力が見えてどうするんだ! でも、面白いから女子力を伸ばしちゃう。その行き着く先とは――
最終更新:2015-01-23 18:10:55
12550文字
会話率:34%
別れの悲しみと未来への希望がひしめく卒業式。
二年生であり生徒会副会長である広宮一樹は野々真斗と思い出話に花を咲かせていた。
しかし、そんな一樹は胸中にいやな予感を感じており……。
その嫌な予感は的中してしまい生徒会長である広宮忠世が行方を
眩ましてしまった!!
――十八年間秘めていた少年の『過去』と少女の『異常』が今、暴かれる。
※全四話構成となっております。
※既に全話予約投稿完了です。
※感想などを頂けるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-02 21:00:00
19977文字
会話率:32%
これは、一応…おそらく……きっと…。
私こと、尾ノ上桜(おのうえ さくら)の華麗なる素晴らしき高校生活の青春の1ページの話――になるはずである。
うん。たぶん、そうなる……よね?
これは、花の女子高生というのに、全くキャピキャピとした若
さが足りない―――見た目は高校生、中身はおばさん、という残念な女の子と完全無欠のパーフェクト男性教師と二人を取り巻く人々の喜劇である。
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別主人公の【過去編①】「世にも奇妙な猫物語」完結しました。(12/31)お付き合いいただき、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 01:32:05
73846文字
会話率:55%