『拐われたお姫様ですが、勇者ではなく魔王様を好きになりました』──その舞台裏。
正規ルートでも、分岐ルートでも描かれなかった、けれど確かに存在していた光景。
誰かが笑い、誰かが焦り、誰かが燃え尽きる。
そんな王宮の日常は、今日も平常運転
です。
令嬢たちの密談、モブ王族の観察、噂に振り回される侍女たち──
華やかな物語の“横合い”から見た、もうひとつの王宮劇。
恋も陰謀も執着も、時にはざまぁも。
一話ごとに味の違う“闇鍋”を、どうぞお楽しみください。
※本編未読でも読めますが、読了済みの方はより深くお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:00:00
70021文字
会話率:50%
王宮には、今日も“その話題”が飛び交っている。
──なぜ、王太子エドワルド殿下には婚約話がないのか?
完璧な器と讃えられながら、
婚約候補の記録はすべて斜線。
唯一噂された令嬢は、いつの間にか姿を消した。
侍女は沈黙し、文官は察し、貴
族は話題を逸らし、
近衛は──誰よりもそれを恐れている。
本作は、“婚約欄が白紙のままであること”をめぐる、
王宮の内と外、五つの視点から描かれる小さな連作短編集です。
※この作品は『誰かが笑い、誰かが焦り、誰かが燃え尽きる──王宮の裏側は今日も平常運転です。』で公開したものです。
すべての話が既出ですが、まとめとしての再読性を意識して構成しています。
初めての方も、既読の方も、お楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:30:00
6597文字
会話率:37%
ブルールリーナ王宮のリカ王子の執務室は今日も花火大会に向けて大忙しで、新人政務官エーリィは新人の宿命で美貌の王子のパンツをかいにいかされたりリカをはじめみんなクールビズとかで半袖短パンだったり……
全然イメージと違うのである。
しかも花
火大会に男女どちらでも節操のないムーラア帝国皇帝が来てリカが接待するので婚約者の政務官セレストの機嫌も悪いのである。
案の定問題は起こって……
無事に役目を果たして平穏無事を取り戻せるのでしょうか?
華麗なる王宮の裏側シリーズ最新作です。
前作を読んでいただいたほうがよくわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 09:17:43
9365文字
会話率:36%
ブルー・ルリーナ王国のリカ王子付の新人政治官セレスト・ファリアは華やかなはずの王宮で今日も頑張ってた。
綺麗な王子殿下は間違いなく残念王子で無理難題を押し付けてくるし。
王宮のはずなのに全然王宮らしい華麗な業務もない。
それでも、頑張る新
人政治官セレストなのです。
短編小説華やかな王宮の裏側何てこんなものです。の続編ですが、読まなくても楽しめます。
他サイト様でも公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-02 21:14:18
28472文字
会話率:32%
とある王宮に就職した今年の新人さんは
その実態をみて少し後悔していた。
忙しい日常、イメージと違う王子様。
なんといっても華やかなはずの王宮の裏側ってこうなの~。
と思いながらも仕事にいそしむ新人さんでした。
最終更新:2013-04-09 23:20:53
2274文字
会話率:28%