ネギからむかれた一枚もまた、ネギである。
最終更新:2024-08-09 07:00:00
357文字
会話率:0%
長ネギがいなくなったら、玉ネギの天下!
最終更新:2023-06-25 07:00:00
433文字
会話率:0%
「ルリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う煌びやかな夜会の最中。
私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるガラム殿下が、唐突にそう宣言した。
そ、そんな――!
――私はおもむろに玉
ネギをくし切りにし、それを油を引いた寸胴鍋に投入してさっと炒める。
「どういうことですか殿下! 理由をご説明ください!」
「フン、しらばっくれても無駄だぞ! 君がタメリに裏で陰湿な嫌がらせをしているのはバレているのだからな!」
「嗚呼、ガラム様……」
男爵令嬢のタメリさんが、悲愴感漂う表情を浮かべながら殿下にしなだれかかる。
そ、そんな――!
――玉ネギが飴色になってきたら、一口大にカットしたニンジン、ジャガイモ、豚こま肉を入れ、それらに火が通ったらたっぷりの水を追加し、中火でコトコト煮る。
「誤解です殿下! 私はタメリさんに嫌がらせなどしておりません!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:04:55
2591文字
会話率:50%
1895年、カリフォルニアの州都サクラメントの南を流れるサンオーキン川の泥炭地を開墾して、玉ネギの栽培で成功を収めた日本人がいた。農園主の牛島は更なる開墾のために、出身地の福岡から若い労働者を連れてくる。四人の若者は、氾濫原と言う水位以下の
土地の過酷な開墾に従事しながら、アメリカで成功者として成長して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 16:14:17
26699文字
会話率:22%
豪華で広大で壮麗ではあるが、恐ろしく過酷な気候環境にある職場。そんな岡野マヒルの職場の最寄駅は、H蔵門線N田町駅。そこには、東京一長かったかもしれないエスカレーターがある。ある朝、マヒルはそのエスカレーターで、あるものを履いた男性を目撃した
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-01 00:05:03
75240文字
会話率:34%