「一口ちょうだい」ーーーその言葉に全てが隠されている。
瓦礫の中から見つけた一輪の青いバラ。
誰かの一口を食べたいと願うような
切実で、優しくて、どこか狂気じみた感情たちが
音をなくした世界を静かに揺らし始める。
どこか壊れていて
それ
でも誰かを想い続けた人たちの
矛盾こそが生み出す美しさの正体とは???
これは”感情”で世界を再定義する物語。
ドロドロとした現代社会にそっと光を灯す
一人のホストが始める新しい言葉の探し方。
言葉の暴力、矛盾、支配、性、様々な角度から抉り出される
醜くも美しい壊れた人間たちは
正しさの中に苦しむのか、それとも壊れたまま愛し合うのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 03:44:36
8011文字
会話率:21%
ここ数日、とある夢に悩まされている芽衣。
月明かりの下、声も出せないまま誰かに咬まれ、吸血される夢。
起きたあとも息遣いと痛み、恐怖が鮮明に思い出される、そんな夢。
あれは本当に夢なのか。
でも、吸血鬼なんて、フィクションの存在が実在する
わけない。
そう考えようとしたのに──
「お前、それただの夢じゃないだろ」
「吸血鬼は存在する」と断言する転校生の翔、親友の紗季と共に吸血鬼の正体を探り始めることに。
果たして、吸血鬼の正体とその目的に迫ることは出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 02:11:44
217634文字
会話率:32%
寿司好きの36歳おっさん、テルユキ。
誕生日に出前寿司を頼もうか悩んでいたところ、何の前触れもなく砂漠に転移。
開き直って砂漠で寝るテルユキだったが、レールガンで射出された戦車に轢かれそうになる。
ギリギリのところで何者かによって助けられた
が、その正体は異世界のメスガキ天使だった。
天使の目的はユニークスキルの回収。
勝手に【全ステータス∞】の力を授けられたテルユキは、お寿司のある日常を取り戻すため、天使への協力を決意した。
中世ヨーロッパ風の異世界で、おっさんとメスガキの旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:11:34
16933文字
会話率:37%
最弱のモンスターに生まれた“俺”には名前がない。
ただ化けて、隠れて、生き延びるだけの影のような存在。
ある日、魔王が笑いながら言った。
「スパイでもやってこい。バレたら死ね」──と。
冗談のつもりだったのだろう。
だが俺は、その言葉通りに人間の死体に化けた。
騎士として姫を守って死んだ男──リオ。
その名と顔を借り、“俺”は初めて人の社会に紛れ込む。
誰かのふりをして、誰かの正義を演じ、
誰かの人生を歩きながら、誰にも知られず、俺は英雄になっていく。
この顔が、誰のものか。
君は、知らない。
最弱のモンスターが人間に“なりかわる”
嘘と記憶と後悔が絡み合う、ダークファンタジー譚。
擬態 × 正体隠匿 × 非力系主人公
誰の人生でもない、借り物の“顔”で世界を歩く。
処女作でうまく表現が至らない点も多いかと思いますが、温かく見守って頂けたら幸いです。
感想・ブックマーク、とても励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:00:00
56613文字
会話率:31%
美しい自然に囲まれた山村で生まれ育った俺、アキラ。生まれつきの鋭い嗅覚で、人の嘘や感情まで匂いで分かってしまう。
平和な日常を送っていたある日、村に異変が起き始める。村人たちの不自然な行動、夜中に響く謎の音、そして恋人ユウカに現れた奇妙な症
状。
俺の鼻が捉える異常な匂いを辿っていくと、想像を絶する恐ろしい真実が明らかになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:50:00
18020文字
会話率:16%
この世界には人々の負の感情が具現化した〝負の怪物〟を退治する魔法少女、魔法少年が存在する。私、桃瀬華は有名な家系〝煙硝〟の魔法少女・燈華として活躍していた。私は国民的魔法少女として挙げられるが、国民的魔法少年として挙げられるのは相棒・〝聖剣
〟の蒼太。長年彼と活躍してきたが、私たちはお互いの個人情報を何も知らない。名前すらも。しかしそんなある日、私は一方的に彼の正体を知ってしまう。〝聖剣〟の蒼太は桃瀬華としての私が想いを寄せる大花葵翔だった。しかし一方で、彼は魔法少女としての私・燈華が好きなようでーー。食い違う魔法少女と魔法少年の恋物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:43:01
36879文字
会話率:36%
週十年前。世界中に突如として魔物やダンジョンが現れ、人々にレベルやステータス、職業が付与された。
人々はランク付けをされ、可視化されたステータスがモノを言う世界となった。
そんな世界の中、主人公の高校生男子、桃花千咲(ももはな ちさき)はレ
ベルが5から上がらず、職業も空白のままだった。ステータス至上主義である世界にとって、レベルの上がらない千咲は嘲笑と侮蔑に晒されながら生きていく。
天涯孤独である千咲は自身のレベルに見合ったダンジョンで日銭を稼いでいたけれど、突如として千咲の潜っていたダンジョンのランクが上がり、絶体絶命の危機に陥る。
傷を受け、必死に逃げ、迷い込んだ先、そこで千咲は運命に出逢う。
これは、誰も持たない職業を得て、正体を必死に隠したり、なんやかんや活躍したり、酷い目にあったりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:42:25
63675文字
会話率:41%
世界を侵食する領域。突然現れ、突然広がるその領域の中には、想像を絶する世界が広がる。
歪になった世界。人も、建物も、動物も、草木も、全てが変質する。
その領域を世界は『異譚』と呼んだ。
世界を蝕む力を持つ異譚に人々はなすすべもないと思われた
が、異譚を鎮める力を持つ少女が現れた。それが、『魔法少女』ある。
日本を壊滅の危機にまで追いやった異譚。その異譚を解決した魔法少女『アリス』。
日本の英雄であり、最強の魔法少女であるアリスだけれど、世間には言えない秘密がある。
彼女の名前は有栖川春花。十五歳の男子高校生だ。
そう、アリスの正体は男だったのだ。
これは、一人の異端な魔法少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:38:59
1310411文字
会話率:44%
現代社会で普通に生活をしていた少年、中辻冬夜(なかつじ とうや)は、ある日突然現れた謎の存在に家族と平和な日常を奪われる。
家族を失い失意の底に居た冬夜に、自らを魔女と呼ぶ少女アリスが冬夜の日常を奪った者の正体を明かす。
異世界。そこには六
の王が居て、その六王が王の器なるものの中身を満たすためにこの世界を襲ったのだと。
古龍ノ王。屍骸ノ王。巨人ノ王。精霊ノ王。魔獣ノ王。蟲毒ノ王。
冬夜はそれら六王を殺す事を決意し、アリスと共に異世界へ。しかし、異世界に到着した直後、冬夜の胸を剣が貫いて……。
これは、日常を壊された少年が、六王を殺す復讐の物語。
死んで戦って死んで戦って死んで死んで戦って戦って戦って戦って戦って――――――――――いつか殺す。
こちらは、カクヨム様にも投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/1177354054893595900折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 21:02:42
134361文字
会話率:37%
ごく普通の高校生・春野コハル(女の子)は、ベタすぎる“トラック事故”で命を落とす。
死後に出会った自称・神のジジイから「転生先は、職業は何がいい?」と問われ、大好きなラノベの影響で“創造魔法使い”を選択!
だがこの創造魔法、実は“全魔法を
扱えるが威力は半分”という最弱職だった!?
そんなコハルを不憫に思った神ジジイから、世界に一人だけのチート――神話級魔力量を授けられ、異世界に転生!
でも、転生後の世界は意外とシビアだった!?
冒険者になるには学園に通う必要があり、入学試験で魔法陣が試験場を半壊。スキルもレベルもゼロで「創造魔法?最弱じゃん(笑)」と嘲笑されながらも、コハルは夢の中でジジイにスキル創造を教わり、全魔法を自己生成で取得!バレて即伝説級扱いに!
破壊級魔法「世界終末行進曲(アトミックエンドソング)」炸裂!?
卒業試験では中二病全開で創った魔法を発動寸前まで使用し、山を5つ消滅させ、学園を跡形もなく吹き飛ばすという前代未聞の大惨事を引き起こす。
損害賠償はすべて神ジジイ持ち(ジジイ涙目)。
謎の幼女「破壊者(デリーター)リリィ」との出会う。
食堂でのチーズケーキ事件(高級)で突如現れた“デリーター”を一撃で撃破するも、正体は別世界から追放されてきた元・最強幼女!
その可愛さに惹かれて思わず“お持ち帰り”した結果、ジジイの特例で保護&一緒に暮らすことに。リリィはコハルを「お姉ちゃん」と慕い始める!?
そして今、コハルの力が本格的に世界を動かし始める──!
S級任務で圧倒的実力を発揮した矢先、突如として現れた女性の姿をした魔王。
彼女もまた“元デリーター”。破壊の力を持つ彼女と、創造の力を持つコハル。世界の命運を賭けた最大の戦いが、今始まろうとしている!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:35:36
21921文字
会話率:56%
小さな女の子、ミアは、お部屋の振り子時計から、ハサミの音が聞こえる気がして、眠れません。
音の正体を確かめるため、ランタンを手に、振り子窓をくぐります。
時計の中には、広い通路があって、どこかへ続いていました。
※Xにて「提示された効果音
」をお題に文芸作品を募集されている企画「第18回空色杯 500文字以上の部」への応募作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:26:02
4189文字
会話率:0%
ある日、一人の少女が、空に光るものを見つけた。
少女は、その光に願った。
――世界中のみんなが、幸せになれますように。
光の正体は、遠い昔、惑星(ほし)から打ち上げられた、大きな機械だった。
その日から、機械の落下は始まった。
機械が惑星へぶつかれば、世界は終わる。
これは、終わる惑星(せかい)の、最後の一時。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 09:03:15
3183文字
会話率:0%
シルバーフェニックス族は美しい銀髪とグリーンの瞳を持ち、緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していた。彼らのことは、物語に出てくる架空の種族として人間の間で語り継がれるに過ぎなかった。ある事件が起こるまでは……。事の発端は、とある山奥で見付
かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。彼らの本来の姿を見た人間は美しい容姿をコレクションし始めるが、幽閉された彼らが餓死し始め、そして、彼らがいなくなった土地が砂漠化していく。非人道的な行いと環境の変化を止めるため、彼らの保護団体PFSが発足された。ある日、救出メンバーのキラがとある幽閉先に潜り込むと、シルバーフェニックスの女の子の隣に正体不明の男が閉じ込められていて「お前、何者だ?」と聞いて聞くる。「あんたこそ何者よ」そのあと同じ状況で再び対面する二人。男の正体は。二人の関係はこれからどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:24:13
668266文字
会話率:76%
薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。
「シチュー作れる?」
えっと。どういうこと?
彼女の正体は知る人ぞ知る『森の魔女』。どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。
「弟子くーん。朝ご飯まだー?」
「今日はダラダラするって決めてたから!」
「なんか甘いもの食べたいなー」
師匠、もっとしっかりしてくださいよ。
子供っぽい師匠。そんな彼女に、今日も僕は振り回されっぱなし。
でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。
師匠と僕。二人が織りなす不思議な日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:11:51
45406文字
会話率:59%
死ぬ前に指す将棋。相手は死神!?
「ねえ、君、死ぬ前に私と将棋しようよ」
突然僕の背後から聞こえた言葉。振り返ると、そこには一人の女性。その正体は、まさかの死神。彼女は、僕と将棋をしたがっているのです。
「いや、僕、今から自殺する予定
なんですけど」
「いや、知ってるよ? だから、死ぬ前に将棋指そうと思ったんだけど……」
「……あなた、頭大丈夫ですか?」
「……特に問題はないはずだけど。え、何? 何が分からないの?」
「…………?」
「…………?」
これから自殺する予定の僕と死神である彼女との将棋。その結末とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 11:23:10
92340文字
会話率:57%
対呪鬼陰陽師組織『祓』へようこそ!
言霊の力で闇を祓うバトルファンタジー!
◇◆◇
千葉県の小さな街に転校してきた中学2年生のミカサ。彼女はある日の帰り道で「呪鬼」と呼ばれる怪異に襲われてしまう――助けに駆けつけたのは、ミカサのクラスメ
イトである晴(ハル)と明(アキ)だった。彼らの正体は、古より連綿と続く日常の裏で闇より出でし呪いを祓う「陰陽師」だったのだ。
さらにハルとアキは、ミカサの声に魔除けの力があると言い出して…?
「ミカサ、俺たちと一緒に『陰陽師』やってみないか?」
陰陽師仲間との出会い、確執、別れ――そして明かされる過去の記憶。
笑いあり涙ありシリアスありの陰陽譚開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:00:00
377482文字
会話率:46%
「俺」が「転移」してきたと思われた謎の世界。理不尽なルールに縛られた異世界の正体とは――。
***
「えー、住民の諸君。集まってくれてありがとう。私は〈幽冥の聖騎士〉だ。席が全部埋まっているところを見ると、遅刻者は居ないようだね。う
っかりの時間ミスで命を失う人が出なかったことを、私は嬉しく思うよ!」
俺――神尾来翔(かみお らいと)が転移してきた(と思われていた)のは、謎の早押しクイズと、〈幽冥の聖騎士〉と名乗る謎の人物に支配された理不尽な世界だった。
「それでは、今回もお知らせした通りやっていくよ。出題数は一題。解答ミス、そして解答を送信するのが一番最後になってしまった者には死を、それを免れた者には次回のクイズの参加権を与える――これでいいかな。それじゃあ、いくよ、問題!」
正解すれば生、ミスをしたら死。ただひたすらに命がけのクイズをこなすという、つまらない日々を送る俺だったが――ある日俺は、たった一回の「ミスタッチ」をしてしまう。
これで死ぬのか――と思ったら、まさかの復活スキル発動!? 運良すぎないかっ?
〈幽冥の聖騎士〉の正体。
この世界の矛盾と謎――。
「だったら俺達で全部、解いてみせる!!」
俺は相棒の斑鳩久遠(いかるが くおん)とともに、このおかしい異世界を“ぶっ壊す”ことを誓うが――事態は予想外の方向へ!
全然異世界転移系にならなかった友情ミステリー開幕です!
***
いわゆる異世界系を書いてみたかったのですが、友情謎解き不思議ミステリー(?)になりました笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 17:10:00
35498文字
会話率:40%
とある小説賞で銀賞を受賞して、小説家デビューを果たした深瀬秋斗はスランプに陥っていた。
執筆の気分転換に配信アプリを眺めていると、画面から聞き覚えのある声が。
配信に耳を傾けていると、秋斗も心当たりがあるエピソードが少女の口から語られていく
。
「この声は藤崎さんだよな?」
配信者の正体は隣の席の隠れ美少女、藤崎祭だった。
彼女の配信枠である『人生相談』をきっかけに秋斗と藤崎は急接近することに。
アーティストを目指すギャルで幼馴染の後輩・望月里緒奈、イラストレーターを目指す新川颯。
それぞれ悩みを抱えながらも一歩ずつ前に進んでいく。
なぜ、藤崎祭は配信を始めたのか。
その理由を知った時、秋斗は初めてスランプを脱することが——。
クリエイターを目指す少年少女に焦点を当てた青春ラブコメが開幕する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:49:14
86672文字
会話率:36%
人口24人の過疎化した『月柳村』に住んでいる中学1年生の万丈目凛花。
ある日、村に50人ものスーツ姿の集団が訪れた。こんな出来事、長い歴史を見ても初めてだと驚く村民たち。彼らの正体は、政府から派遣された選別ゲーム課の人間だった。
村で突如
始まるデスゲーム。村民全員強制参加で途中棄権は認められない。
24人の村民が命を懸けて理不尽なゲームに挑んでいく。
その先に待つものとは……。
「あなたは人を殺してでも生き残りたいと思いますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 23:17:22
129326文字
会話率:32%
趣味もなく世の中の出来事に無関心な高校生、川畑界斗(かわばた かいと)はその日地球人類の文明を滅亡に追いやる災厄、謎の大怪獣の出現を目撃する。
怪獣出現から2日後、身を寄せていた避難所にも怪物が現れ、誰もがパニックとなり逃げ惑う中、川
畑界斗の前にアタッシュケースを持った神を自称する老人が現れる。
老人は告げる。あの怪獣の名はジムクベルトであり、その正体は神ですら殺せない高次元の存在たる超上位種であると。
ジムクベルトを倒すことはできないが追い出すことはできると……
そして神を自称する老人は川畑界斗にアビリティーユニットGX-A03と呼ばれるマルチウエポン。地球から異世界へと旅立っていった転生者、転移者、召喚者から能力を奪うツールを手渡す。
ジムクベルトが地球に出現したのは地球から数多の異世界へと多くの者が転生者、転移者、召喚者として渡ったために次元に亀裂が生じたのが原因らしい。
だから、次元の亀裂を生み出している元凶である転生者・転移者・召喚者から能力を奪い、殺す事で次元の亀裂が修復しジムクベルトを地球から追い出すことができるのだと言う。
地球を救うために彼らを殺さないといけないやり方に川畑界斗は嫌悪感を示すがアビリティーユニットを手に取り、転生者・転移者・召喚者らから能力を奪い殺してまわる旅をすることを承諾する。
そんな川畑界斗を神を自称する老人は異世界転生とも転移とも召喚とも違う「地球救済」という目的、使命を持って数多の異世界を巡る「異世界渡航者」と呼んだ。
しかし川畑界斗は聞き逃さなかった。
なぜ使命感や正義感に満ちあふれた者でなく、そんな物は持ち合わせていない無趣味で世間に無関心な自分なのか?と問うた時の返答。その後に小さく言った言葉。
「そのほうが駒として扱いやすい」という言葉を……
だから誓った。神を自称するこの老人は信用しきれない、信用しきってはいけない。都合のいい駒になどなってたまるか!と
こうして神を自称する存在に不審を抱きながらも川畑界斗は異世界へと旅立つ。
これはそんな数多の異世界を巡る異世界渡航者、川畑界斗の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:41:07
2418491文字
会話率:31%
虚無と呼ばれる正体不明の魔物に人類が脅かされる世界
そんな人類の敵である虚無と少年は悪魔の契約を結び、この戦争を生き延びる力を得る
果たしてその悪魔の契約は希望か絶望か?
悪夢の戦場を駆ける少年の地獄がはじまる
最終更新:2022-08-05 23:23:33
4639文字
会話率:32%
人々が捨てたゴミが魔法道具として排出される〝廃棄ダンジョン“。
そこにたった一人で潜る【独剣】リレオンは、魔法道具を回収しては売り払う〝回収屋“として日々小銭を稼いでいた。
全ては〝魔剣“を手に入れて、上位のダンジョンに挑むため。
だがリレ
オンは、頑固で排他的な性格が災いして同業者からは腫れ物扱いされ、魔剣を買うための金もなかなか貯まらず、以前のパーティメンバーにもバカにされるような日々を過ごしていた。
そんなある日、リレオンは廃棄ダンジョン内で倒れた少女を発見する。
明らかに貴族令嬢に見える少女に金の匂いを感じたリレオンは、彼女をダンジョンから保護したものの、目を覚ました少女は自分のことを『●●だ』などと言い放つ、ちょっと変わった女の子だった。
思惑が外れたリレオンは、彼女を〝アカリ“と名付け、仕方なく面倒を見ることにする。
ところがアカリは、リレオンが望んでやまない〝とんでもないお宝“を所持していた。
交渉の結果、リレオンはアカリの要望を受け入れることを条件にその〝とんでもないお宝“を手に入れ、紆余曲折を経て二人はチームを組み上位ダンジョンへと挑むことになる。
上位ダンジョンで躍進する中、様々なトラブルを経て絆を強くしていく二人。
だが、アカリとよく似た女性を探索する依頼が役所に掲示されたことを契機に、二人を取り巻く運命は大きく動き出す──。
アカリの正体。貴族家の秘密。リレオンの過去。そしてダンジョンに秘められた謎。
リレオンとアカリ。二人の出会いが織りなす、異世界にまつわる不思議なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:24:58
62496文字
会話率:49%
【無事完結しました( ^ω^ )】
【第五回ネット小説大賞、一次突破しました(≧∀≦)】
【HJネット小説大賞2018、一次選考通過しました!】
心は男、体は……女子高生⁉︎
記憶を失ったうえで突然女の子の体になってしまった"
;俺"は、【G】という謎の人物の指示によって、女子高生【日野宮あかる】として学校生活を送ることを余儀なくされてしまう。
それでも"俺"は、Gから与えられた謎のミッションに四苦八苦しながらも、持ち前のバイタリティと勘違いで苦境を切り開いていく。
やがて、本人が望む望まぬに関わらず少しずつ居場所を作り上げてゆき、気がつくとアカルは、いつしか男女問わず学校の話題を独占していくことに……?
はたして"俺"はなぜ記憶を失い、女子高生となったのか? 色々と関与してくる【G】の正体は? そして"俺"はGのミッションをクリアし、記憶を取り戻すことは出来るのか? 新感覚謎解きTSバラエティが今ここに幕を開けるっ!
※旧作の『私、魔法屋でアルバイト始めましたっ!』が、マイナビ出版さんの楽ノベ文庫から電子書籍として出版されることになりました(≧∇≦)
そちらのほうもよろしくお願いします( ^ω^ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-10 07:47:18
520804文字
会話率:39%
「生徒会の庶務を務めている」「視力が良い」等、人に自慢出来るモノはいくつか持っているものの、世界を救う特別な力とかを持っているわけでは無い普通の中学二年生男子、|塔岡《とうおか》|一典《かずのり》。
中二男子らしく「スリルに溢れた日常を
過ごしたい」と考えていた彼の平和な日常は、クラスに転校生がやって来た日に終わりを迎えた。転校生の正体は、平行世界の侵略を行う「インソムニア」と戦う魔法少女だったのだ!
魔法少女と「インソムニア」との戦闘中に展開される特殊な空間では、普通の人は無気力状態になって動けなくなってしまうのだが、何故だか塔岡少年は動けてしまうのだった。
魔法少女として覚醒するクラスの女子に、塔岡少年と同じく何故だか動けてしまう上に魔法少女よりも強い親友の男子。特殊な空間内で動けるメンバーが次々現われ、魔法少女の戦いはカオスな状態に…。
塔岡少年も特別な力を貰って魔法少女と無双…、などという展開は起こらず、エッチな変身シーンを見て興奮したり、影ながら魔法少女を応援したり、時には魔法少女のピンチを救ったり…。そんな「魔法少女の戦いを見守る系男子の学園ドラマ」、始まります。
始めまして、作者の|余具中《よぐなか》です。今までに二次創作の小説を執筆した経験はあるのですが、オリジナルの作品を執筆するのは今回が初めてです。
初めて故、ルール違反等あるかもしれませんが、その場合は修正しますので、教えてくださるとありがたいです。
チビッコ達には見せられない、ダーティな要素を加えつつ、皆さんに楽しめる作品にしたいと考えております。
是非、「まほかんた」の略称で覚えてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:01:05
103468文字
会話率:60%
普通の人には見えないモノ、妖怪や幽霊の類が見える少女、仁南《にな》はその能力ゆえ、妖怪に狙われて困っていた。見かねた祖母は、その分野の専門家である僧侶、重賢《じゅうけん》の元へ、高校の三年間、預けることにした。
しかし、京都に到着したと
たん、迎えに来た遥とともに、妖怪に誘拐されてしまう。その先にいたのは、鬼と吸血鬼、さっそくトラブルに遭遇して前途多難の予感。
平安時代から妖怪退治を生業としている綾小路家の人たちや、縁のある妖怪たち、鬼の珠蓮《じゅれん》と出会う。強い霊力を持つが故に、妖怪がらみの事件に巻き込まれていくが、その過程で、自分の出生の秘密や、右目に宿る悪魔の正体を知っていくことになる。
この物語は、前作『金色の絨毯敷き詰められる頃』で書き切れなかった鬼の珠蓮のエピソードを完結するための物語です。
前作を読んでなくても楽しんでいただけますが、興味を持っていただいたなら、是非、読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
217971文字
会話率:50%
アシュリーは実母亡きあと、一人で家業の薬草作りを担っていた。ヘイワード伯爵家は薬草作りに長けた特殊な家柄で、その血脈を護り続けてきたが、婿養子の実父は、正当な後継ぎのアシュリーではなく、後妻の娘に家を継がせようとした。薬草作りは自分にしか
できない、このまま家にいたら利用されるだけの人生だと思ったアシュリーは家出を決意する。
隣国の大叔母を頼ろうと向かう途中で置き引きに遭い、全財産を失ったうえ、怪我までしたアシュリーは、その時知り合った若き侯爵ヒューイの邸で、怪我が治るまでお世話になることになった。しかし、その邸は呪われているという噂の邸だった。
三か月前に兄夫妻が亡くなったために、急遽呼び戻されて爵位を継ぐことになったヒューイは、まだ慣れずに四苦八苦していた。ヘイワード伯爵家で執務もこなしていたアシュリーは彼を手伝うことにする。お互いの身の上を話すようになって、二人の距離は次第に縮まっていく。そんな時、呪いにまつわるような事件が起きた。
家令の死は自殺が殺人か、それとも呪いか……。邸内では黒マントの魔女らしき女も目撃されて、邸の地下には秘密の通路も発見される。
アシュリーは黒マントの魔女の正体が気になって、地下通路に侵入する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:00:00
96855文字
会話率:53%
新人女優の本山菫は、はじめて掴んだ大役に全力で挑んでいた。しかし、その撮影現場に異変が……。スタッフが次々と体調不良を訴えて撮影が滞る。原因は枕小僧という妖怪に夢を盗まれていたせいだった。
それを知った菫はやめさせようとしたが、枕小僧に
他人の夢の中へ引き吊りこまれてしまう。ちょうど居合わせた猫妖怪の白哉とともに夢の中を彷徨ったあげく、やっと脱出してきたのは、柏倉芹という小説家の家だった。枕小僧は盗んだ夢を芹に届けていたのだった。しかし、その芹の正体はこの世の者ではなかった。彼女もまた邪悪な妖怪に利用されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 22:00:00
27560文字
会話率:47%
――きっかけは、ただの、誰もが持つ感情だった。
不死の命を持つ女妖怪の神楽と、最強最悪と言い伝えられる鬼の焔獄鬼。
百年の時を経て巡り逢い、二人は人の世を彷徨い歩く。
成り行きで商人の用心棒を引き受けることになった二人。
彼等の目的地の
近くの町村で、辻斬りが横行しているという。
恙なく旅は進み、目的地まであと少しというところで、遂に神楽と焔獄鬼は辻斬りと相まみえ、その正体を見る。
人の世で起こる凶行が、必ずしも人間のみが起こすものとは限らない。
その辻斬りは、妖刀が人の体を乗っ取り操って起こしていたものだった。
戦いの最中、妖刀は次の自身の器を不死の体を持つ神楽に定める。
神楽と焔獄鬼は、妖刀を破壊すべく捜索を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
47548文字
会話率:29%
高校二年生の二宮吾郎はひっそりと配信活動をしている。だが、動画が全く伸びない底辺配信者である。
彼が憧れるのは自分と同じようなスタイルで登録者数を10万人まで伸ばしている大人気配信者『さてぃふぉ』。
さてぃふぉは顔出し無しで素性が一切
不明の謎の女性配信者であった。
数字が伸びず動画配信する気が無くなってしまい、適当に学園生活を送る中、
彼の隣に席に座る陰キャ女子・一ノ瀬御世のことがどうしても気になっていた。
聞いたことある声、耳なじみのある言葉遣い、そして”ある人”と同じジュ ースを愛飲している。
もしかして……。
俺は一ノ瀬御世に思い切って聞いてみた。
「もしかして一ノ瀬さんって『さてぃふぉ』?」
「……誰にも言っちゃだめだよ。私は身バレは絶対したくない。これは二宮君と私だけの秘密」
これを機に、御世は自分のことを言いふらさないか監視のため、毎日のように吾郎と一緒にいるようになる。
挙句の果てには、御世の家にも誘われることになり……
「最近、登録者数伸び悩んでいて……。ねえ、あなたも動画作ったことあるのなら、編集の手伝いとか企画を考えてくれない⁉」
「俺が『さてぃふぉ』の裏方をやるってこと⁉」
「口止め料と裏方の報酬として、私の家に好き勝手来ていいから! 料理も作るよ!」
こうして底辺配信者の俺が、人気配信者の裏方となり推しと半同棲生活を送ることになってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
67743文字
会話率:50%
吾輩は捨て子猫である。名前は、まだなかった——
いや、正確には、死にかけていたところを“ご主人様”に拾われ、動物病院で一命を取りとめ、
その日の夜、彼女のボロアパートのちゃぶ台の上で「もち」と名づけられた。
理由は、白くてやわらかくて、目が
まんまるだったかららしい。単純である。
ご主人様は、ひとことで言えば「社畜OL」。
都内の中小企業でこき使われ、上司に怒られ、低賃金で家賃ギリギリ、毎日コンビニ飯。
趣味もなければ恋人もいない、喜びすら失いかけていた日々の中——
「猫拾ったら人生詰んだかもしれない」と絶望しかけたくせに、
病院代を払ってくれて、ミルクも買ってくれて、夜中に吾輩のくしゃみで起きて、うちわで仰いでくれた。
そんな彼女を、吾輩は見てしまったのだ。
夜、机に突っ伏して泣いていた姿を。
「もう疲れた……何のために生きてるんだろ」
そう呟いた声が、あまりにも弱くて、あまりにも寂しかった。
だから、決めた。
この命は、ご主人様のものだ。
恩返しして、笑顔を取り戻してもらうのが吾輩の使命にゃ!
……とはいえ、猫ができることには限界がある。
しかし!
人間には「動画投稿」なる魔法の文化があるらしい!
ペットが変顔するだけでバズるらしい!
……って、つまり、吾輩が主役の動画でご主人をスターにすればよいのでは!?
こうして始まった、
【もちのもちもち日記】なる動画チャンネル。
カメラに突進、変顔、くしゃみ、鳴き声実況、箱への華麗なIN、そして謎の“深夜の哲学タイム”……
なぜかご主人の黒歴史までも暴かれ始め、登録者数はうなぎのぼり!?
でも、バズればバズるほど、日常はちょっとずつ騒がしくなる。
過去のトラウマ、職場での嫌がらせ、謎の猫嫌い上司、突如現れた“ご主人様の元カレ”などなど、
平穏なスローライフにはちょっとした波風も——。
それでも、もちの願いはひとつ。
「ご主人様、笑ってにゃ」
やがて動画を通じてつながる“もちファン”たちの絆、
ご主人様の夢、そして吾輩の正体にまつわるちょっと不思議な秘密まで巻き込んで、
この物語は、やさしく、じんわりと、笑えて泣けるスローライフ成長劇へと進んでいく。
捨てられたはずの命が、誰かを救い、世界を変えていく。
これは、小さな白猫が奏でる、奇跡の恩返しにゃん物語——にゃ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:54:51
56347文字
会話率:32%